プロジェクト実行者
ストーリー
- 大阪府泉佐野市で酒米から造る日本酒プロジェクト。日本の元気を発信したい
- お酒造りを体験し携わることで日本が誇るお酒の文化を深く知ることが出来る参加体験型
- 日本遺産「日根荘」に植えた酒米で持続可能なプロジェクトを目指す
一緒に日本酒造りませんか
この掛け声で始まったこのプロジェクトは、縁あって大阪府泉佐野市で酒米造りから始めることになりました。いにしえの日本の原風景を残した泉佐野市「日根荘」はその歴史的背景から日本遺産にも指定されている土地です。
ただ山田錦という酒米を造るのも初めてであれば、お酒の設計もこれからです。ラベルも決まってないですし、名前も一つとは限りません。
私共の目的はご支援いただいた皆様と一緒にお酒を作り上げていこうという趣旨に基づいたものなのでそこを楽しんでもらいたいと思っております。たっぷりとお米が出来るまで、お酒が出来るまでをいろんな形でかかわっていただき最終的に形にしたいと思っております。そんなプロジェクトです。
プロジェクトに至ったストーリー
こんにちは。私たちは「ほろ酔いカレッジ」というお酒を愛するコミュニティです。
今から1年半前、ほろ酔いカレッジは2019年に始まったインターネットラジオから派生したこのコミュニティで、酒屋を経営する西島 俊裕とラジオの主催者である青山 敏子、そして店舗プロデューサーの上田 哲也の3名でスタートしました。
体験しながらお酒と関わり、楽しみを膨らませることが出来る活動をしていこうと考える中、出てきたプロジェクトが「みんなで造る日本酒」でした。
昨年の5月です。「日本酒をつくろう」と決めました。
そしてその頃たまたま百貨店の催事でお会いした「北庄司酒造店」(泉佐野市)さんに「僕らのお酒造ってくれませんか」とお話をしたところ不思議と快諾してくれたのが始まりとなりました。
北庄司酒造さんはその年、偶然にも近隣である堺市の上神谷というところで造っている山田錦を使いお酒造りを始めていました。最初はその山田錦でお酒を造ってはと、途中まで話は進んだのですが、予想以上にそのお酒が売れており来年は仕込みを増やさざるおえなくなったという事で、そのお米で作る計画は頓挫してしまいました。
でも一度「米つくりから」という野望を抱いてしまった我々はシフトダウンできず、それじゃあだれか作ってくれる人を捜そうという事になりました。
さてそのあとの展開がミラクルです。
縁というのは不思議なものでそこからNPO法人農楽マッチ勉強会の理事長である山本文則理事長をたよりにこの件を話すと、そこから大阪府泉州農と緑の総合事務所の原田行司 所長(当時)を紹介してもらい、またまたそこから泉佐野市の農業法人「泉州アグリ」の加藤秀樹さんを紹介していただきました。
「加藤さん、酒米造ってもらえますか」
「やりましょか。造ったことないけど何とかします」
そして種籾は同じ大阪で酒米からお酒造りをされている「秋鹿」さんから頂くことになりました。
これで準備万端。
ほんとウソのような話です。
でもお話はここで終わりません。
ここから「ロマン」が加わります。
泉佐野市には「日根荘」という日本遺産に指定された鎌倉時代から続く田園風景があります。古く800年前の鎌倉時代、五摂家と呼べれる上級貴族のひとつ九条家が収めた荘園の一つがこの日根荘でした。驚くべきことにその壮麗な風景はそのまま現在に受け継がれております。
「この日根荘で山田錦を造れないか」
無謀とも思えることでも口に出してみないとわかりませんね。泉州アグリさんと応援してくれる地元の農家さん、そして泉佐野市や大阪府農政室のご尽力もあり、なんとその夢が叶えそうなのです。
多くの人たちの力を借りてこのプロジェクトは楽しみ、学びの他に夢とロマンも載せることになりました。
お酒の味わいについて
初めてのチャレンジで酒米を造るため、酒米の等級やお酒の出来上がりはお楽しみとなっております。その為、味、お酒の種類、販売価格など現段階では決める事が出来ません。日本遺産日根荘で造る第1弾です。今回1は年目となりますが、今後2年目、3年目と予定をしておりまして成長を楽しんでいただけるのもこの企画の魅力となっています。
つむぐえにし いちの酒
私たちは日本の農業、そしてそこから出来る日本酒や日本ワインにもっと多くの方が関心を寄せてていただくにはどうしたらよいかと考えていました。
日本酒は世界の人が最も関心ある「日本の文化」なのに多くの日本人は日本酒のことを知りません。そしてあまり飲みません。
近くにありながらもいつの間にそんなに遠い存在になってしまっています。
その距離をもう一度縮めるには「かかわる」ことが一番ではないかと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
お米から始まる日本酒造りは田植えに始まり、稲刈りをし、精米し仕込みに入ります。日本酒の発酵は世界でも類のない並行複発酵という糖化と発酵を同時に行う複雑なもの。そういった日本酒の複雑な技術も学びながら
「純米酒にする?精米は?生酒はできるの?ラベルはどうするの?甘口にする?」
などと出来る日本酒設計もしなければなりません。
もちろん実際の酒造りのメインはプロの杜氏さんに託すのですが、お酒を造る過程で多くの人たちに関わっていただいて、出来たお酒をみんなで楽しむ、それがこのプロジェクトの醍醐味と考えます。
だからお酒の冠は「つなぐえにし いちの酒」とさせていただきたいのです。
実行者紹介
いちのえにし
北庄司酒造店
皆さんご存じかどうか知りませんが大阪府の酒造場は現在17場しか登録されておりません。酒造組合の資料では16場(内一つはサントリー大阪工場)ですので実際に稼働されている数は微妙です。全国1400場とも1500場ともいわれる中でいうと圧倒的に少ないのです。
かつては天野山の僧坊酒、伊丹酒など歴史にも出てくるほど酒造りがさかんでしたが、灘、伏見の台頭に加え、都市開発の中で廃業されていった酒蔵が多くあります。
そんな中、今回お酒造りをお願いする北庄司酒造店さんのご紹介です。
メインブランドは「荘の郷」です。
蔵の所在する泉佐野・日根野あたりは肥沃な土壌と自然の湧き水にめぐまれ、平安時代に荘園(日根荘)が営まれたことに、酒銘はちなんでいます。「佳い酒を少しずつ」をモットーに南部杜氏伝承の「軽ろ味」の技で醸した酒は、キレが良く、かつふくよかな旨口を身上としています。現在は3代目のお父様と4代目継承予定の北庄司知之さんの二人を中心に家族で蔵を運営されております。
にのえにし
株式会社泉州アグリは若者の就労支援を目的とした団体「泉州アグリカレッジ」の中のひとつ。農業を通して若者の就労を支援していくものですが、その活動は実にアグレッシブで行動的です。年間100種類もの品目を栽培、出来るものは何でもしていくというチャレンジ精神にあふれ、就労支援という社会的な側面プラス、経営もしっかりとした農業ベンチャー企業です。代表の加藤秀樹さんの明るさと行動力で今回も山田錦の栽培にチャレンジしていただきました。
さんのえにし
泉州アグリさんをご紹介いただいたのが「大阪農と緑の総合事務所」で、そこから泉佐野市の「文化財保護課」そして大阪府の農政室へとつながっていき「大阪もん」の認定も受けることになりました。
そして「日根荘」について。
そのむかしイワレビコノミコト(神武天皇)がお祈りをした場所、 また800年前、鎌倉時代の上級貴族である九条家が治めていた土地の一つで最も大事にしていた土地ともいわれています。それから現代にいたるまでその風景はほぼ変わらず残されており現在 「日本遺産」に指定されています。
壮麗な歴史と土と水に恵まれた 日本の原風景が「日根荘」です。
関西国際空港に近いという事もありこのお酒を泉佐野「日根荘」の一つのシンボルとして育てていこうという動きもあります。
こうして当初は予想もしなかったことですが多くの人たちの注目を浴びて動き出したプロジェクトとなりました。
あとは皆さんのお力添えでお酒を作り上げていくだけです。
いにしえの日本の風景が繋ぐ人の縁で一緒にお酒を造りましょう。
スケジュール
2020年6月3日に田植えをいたしました。疫病の影響もあり当初予定していた多数の方々のお手伝いによる田植えは自粛となり前々から告知していた有志20名ほどによる田植えをしました。スケジュールの都合上地元プロジェクトメンバーにて実施することをご理解下さい。
この田植えの模様はTBSーBS「日本遺産」にて取材されておりますので、後日ご覧いただける予定となっております。
山田錦は通常のお米より背が高く、晩稲(おくて)と呼ばれる収穫時期の遅い品種となります。そのぶん他の品種とは少しだけ違う植え方が必要でした。
無事に収穫を迎えるのは2020年10月初旬。
この時にはぜひご支援していただきました皆様にもご参加いただければと思います。
その後10月ごろより酒造りは開始されますが、このプロジェクトの造りは年を越えて2021年2月から3月ごろを予定しておりますのでご期待ください。
リターンについて
1、出来上がったお酒 720ml 1本引換券 3300円 【250本】
お酒自体の完成は3月中ですのでまずは引換券をお送りします。本体の発送は4月から順次発送になります。
(写真はイメージです)
2、出来上がったお酒 720ml 2本引換券 6200円 【150セット】
お酒自体の完成は3月中ですのでまずは引換券をお送りします。本体の発送は4月から順次発送になります。
(写真はイメージです)
3、出来上がったお酒 720ml 3本引換券 8800円 【100セット】
お酒自体の完成は3月中ですのでまずは引換券をお送りします。本体の発送は4月から順次発送になります。
(写真はイメージになります)
4、泉州アグリさんの新鮮お野菜セット 3300円 【100セット】
リターン発送はお野菜の充実する2020年11月となります。
(写真はイメージです)
5、泉州アグリさんのスペシャル新鮮お野菜セット + 出来上がったお酒 720ml 1本 7700円 【50セット】
このリターン発送は4月以降のお酒の発送とともに季節のお野菜を選んでの
リターン発送となります。
6、出来上がったお酒 720ml 1本+収穫体験BBQ付 7500円【40セット】
開催予定日:2020年10月3日土曜日
(雨天の場合は順延となり農家さんから酒蔵さんへの引継ぎBBQとなります)
注1)BBQにお連れできるゲストは未成年の方に限らせていただきます。
未成年の方のBBQ参加費は3000円但し小学生以下は無料です。
注2)BBQには当日のお酒代は含まれておりません。
出来上がったお酒720ml1本は2021年4月中にお届けとなります。
資金の使い道
資金はお米とお酒の制作資金に使わせていただきます。
実行者紹介
ほろ酔いカレッジ運営チーム
青山 敏子 ほろ酔いカレッジ代表
株式会社グラウンディング代表 インターネットラジオRadicroの制作件パーソナリティ。自ら3つのお酒番組を担当する発信力の人。
西島 俊裕 株式会社ワインハーツ代表 ワインと日本酒をこよなく愛す酒販店を経営。
上田 哲也 チアフルハーベスト代表 店舗プロデュースを通じて外食産業に携わるかたわら一次産業である農業の未来を考える人
泉州アグリ (株)泉州アグリは、国の地域若者サポートステーション事業などを運営している「NPO法人 おおさか若者就労支援機構」から生まれた株式会社(社会的企業を目指す)です。
アグリビジネスで「人づくり」を目的に、現役の農家さんの協力を得て、農業を志す若者や働きたくても働けない若者などが、泉州ブランド野菜の生産、加工。販売、堆肥作りなどの6次産業を実践しています。
北庄司酒造店 大正10年よりつづく泉佐野の酒蔵。日根荘を背景に「佳い酒を少しづつ」をモットーに地元中心に取り組んできた酒蔵。メインブランドは「荘の郷」。
そしてまだ見ぬ「実行者」は支援していただける皆さまです。一緒に酒とご縁を紡ぎませんか。
リスク&チャレンジ
酒米の王「山田錦」は大粒で心白が大きく日本酒造りに最も適した酒米と呼ばれています。ただ晩生(おくて)と呼ばれる品種で収穫はおそく10月の初旬になります。ふつうの品種は90㎝くらいの高さですが山田錦は130㎝ほどの高さになり、台風などの風害には弱いとされています。 育成には万全を期しますが台風の被害等も考えられることをご理解下さい。もし育成が失敗に終わったとき今回は別のお米にてお酒造りを行う事となります。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年10月09日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
出来上がったお酒720ml 1本
3,300円(税込)
・出来あがったお酒1本。
初めてのチャレンジで酒米を造るため、酒米の等級やお酒の出来上がりはお楽しみとなっております。その為、味、お酒の種類、販売価格など現段階では決める事が出来ません。
日本遺産日根荘で造る第1弾です。1年目、2年目、3年目と成長とその年々のお酒の味わいを楽しみに応援いただければと思います。お酒は3月後半より順次配送となりますので、出来上がりまでは活動報告にてお知らせ致します。
※今後、価格や商品の変動はあります。
(写真はイメージです)
※未成年の方の支援はできませんので予めご了承ください。
泉州アグリさんの新鮮お野菜セット
3,300円(税込)
・泉州アグリさん厳選のお任せ野菜セット
泉州産の新鮮お野菜5種類以上をお届け致します。お酒が飲めない方にもそしてお酒のお供として、食卓に彩りを添えてください。
※お任せ商品となりますので、お野菜の希望はお聞きできません。産地直送新鮮野菜のため、多少のスレやキヅなどはご了承ください。クラウドファンディング終了後11月中を目処に、順次発送させていただきます。(写真はイメージです)
※野菜についてはなるべく早めに新鮮なうちにお召し上がりください。
出来上がったお酒 720ml 2本
6,200円(税込)
・出来あがったお酒2本。
初めてのチャレンジで酒米を造るため、酒米の等級やお酒の出来上がりはお楽しみとなっております。その為、味、お酒の種類、販売価格など現段階では決める事が出来ません。
日本遺産日根荘で造る第1弾です。1年目、2年目、3年目と成長とその年々のお酒の味わいを楽しみに応援いただければと思います。お酒は3月後半より順次配送となりますので、出来上がりまでは活動報告にてお知らせ致します。
※今後、価格や商品の変動はあります。
(写真はイメージです)
※未成年の方の支援はできませんので予めご了承ください。
出来上がったお酒 720ml×1本 収穫体験BBQ付
7,500円(税込)
・出来あがったお酒1本
・収穫体験BBQ付き(40名)
初めてのチャレンジで酒米を造るため、酒米の等級やお酒の出来上がりはお楽しみとなっております。その為、味、お酒の種類、販売価格など現段階では決める事が出来ません。日本遺産日根荘で造る第1弾です。1年目、2年目、3年目と成長とその年々のお酒の味わいを楽しみに応援いただければと思います。お酒は3月後半より順次配送となりますので、出来上がりまでは活動報告にてお知らせ致します。
※今後、価格や商品の変動はあります。
※未成年の方の支援はできませんので予めご了承ください。
収穫体験BBQ付き。
お米の収穫はは10月3日の土曜日に予定しております。天候や稲の成長具合によりますので確約はできませんが、その進捗状況も活動報告の中で随時あげさせていただきます。
注1)お連れできるゲストは未成年の方に限らせていただきます。参加費用は1名3000円で 当日徴収させていただきます。ただし小学生以下のお子様は無料とさせていただきます。
注2)BBQ付リターンには当日の酒代は含まれておりません。
・日時:2020年10月3日土曜日
・場所:大阪府泉佐野市日根野近郊
・人数:40名
・雨天の場合を順延し収穫祝いBBQといたします(収穫は終わっている可能性が高いです)
詳細はメッセージにて実行者よりご連絡をいたします。
泉州アグリさんのスペシャル新鮮お野菜セットと出来上がったお酒 720ml 1本
7,700円(税込)
泉州アグリさんのスペシャルお野菜セットと出来上がったお酒 720ml 1本のセットです。
泉州アグリさん厳選のお任せ野菜セット 泉州産の新鮮お野菜8種類以上をお届け致します。お酒が飲めない方にもそしてお酒のお供として、食卓に彩りを添えてください。
※お野菜はお任せ商品となりますので、お野菜の希望はお聞きできません。産地直送新鮮野菜のため、多少のスレやキヅなどはご了承ください。お酒の完成後4月中を目処に、順次発送させていただきます。(写真はイメージです)
※未成年の方の支援はできませんので予めご了承ください。
出来上がったお酒720ml×3本
8,800円(税込)
・出来あがったお酒3本。
初めてのチャレンジで酒米を造るため、酒米の等級やお酒の出来上がりはお楽しみとなっております。その為、味、お酒の種類、販売価格など現段階では決める事が出来ません。
日本遺産日根荘で造る第1弾です。1年目、2年目、3年目と成長とその年々のお酒の味わいを楽しみに応援いただければと思います。お酒は3月後半より順次配送となりますので、出来上がりまでは活動報告にてお知らせ致します。
※今後、価格や商品の変動はあります。
(写真はイメージです)
※未成年の方の支援はできませんので予めご了承ください。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「日本遺産で酒米から造る日本酒プロジェクト~つむぐえにし~」プロジェクト詳細ページです。