ストーリー
■プロジェクトのコンセプト
書籍「ゾウの知恵」を出版し、ゾウについての正しい生理学、生態学を知ることで、絶滅の危機にあるゾウを守るためのきっかけとしたい。
■クラウドファンディングに至った経緯
ゾウは世界に50万頭と言われますが、毎年2~5万頭が象牙を目的とした密漁の標的となっており、減少しています。このままでは100年後に絶滅すると言われています。そんなゾウを守りたいですが、その前に、まずゾウについてもっと知って、適切な保護について自ら考える必要があるのではないでしょうか。そこで、ゾウをもっと知って欲しいと願うゾウ研究の第一人者である3人の研究者が立ち上がりました。研究者が読んでも面白い専門的な情報を含みつつ、市民の方々が読んでも面白い情報満載のゾウの専門書を出版しようと立ち上がりました。国内にはゾウの研究者はほんのわずかしかいません。研究者のためだけに本を出版するとなると、高額な本にならざるを得ません。しかし、高額になってしまうと市民の方々にゾウの情報が伝わらなくなってしまう。このギャップを埋めるべく、市民の方々に応援してもらい、皆が楽しめるゾウの専門書を出版しようとの想いで、こちらに掲載いたしました。
■プロジェクトの魅力
●国内初、世界でも類を見ないゾウの最新研究を含む専門書をゾウ研究の第一人者が執筆
●一般の人も読んで楽しい雑学を満載
例)面白いトピックス!きっと興味のあるテーマがあるはずです。
・日本にいたゾウのなかま
・氷漬けのマンモス
・アフリカゾウとアジアゾウの雑種
・あいさつ
・会話(低周波)
・海をわたるゾウ
・世界のゾウの飼育史
・日本のゾウの見世物史(~江戸時代)
・日本のゾウの飼育史
・ゾウ列車、かわいそうなゾウ
・ゾウの描く絵
・日本で最初のゾウの麻酔
・神さまとしてのゾウ(ガネーシャ、歓喜天)
・神聖なゾウ(タイ王室の白象)
・戦争に使われたゾウ(ハンニバルのアルプス越え)
・戦車の役目をしたゾウ
・物語とゾウ(ダンボ)
・使役ゾウ(木材運搬)
・ゾウ使いという仕事
・ゾウとサーカス
・象牙と密猟
・人との軋轢
・人とゾウが共存するために
●ゾウは世界に50万頭。そのうち毎年2~5万頭が象牙を目的に密猟されている。100年後には絶滅の危機と言われ、彼等を守るためには、彼等のことをもっと知るところからはじめるべき。
●NHK放送文化研究所の2007年調査ではゾウは日本人が好きな動物ランキングで11位。
こんな方々にこのプロジェクトに参加していただきたいです
●動物園でゾウを見るのを楽しみにしている人
●ゾウが毎年乱獲されていることに心を痛めている人(野生保護、環境問題に敏感な方)
●動物好きで、ゾウを含むいろいろな動物の雑学に興味がある人
●「ゾウ使い」を目指す人
●動物園などで大型の動物の飼育者を目指す方
■お金の使い道
出版するための印刷費として活用します。
■実行者/チーム紹介
チームリーダー:田谷一善
<履歴>
1947年 北海道生まれ
1971年 東京農工大学農学部獣医学科卒業
1971年 群馬大学医学部産科婦人科文部技官
1974年 東京農工大学農学部獣医学科助手
1977-1979年 米国Kansas大学医学部Postdoctoral fellow
1981年 医学博士(群馬大学 乙431号)
1981年 東京農工大学農学部獣医学科助教授
1996年 東京農工大学農学部獣医学科教授
2013年 国立大学法人東京農工大学農学部共同獣医学科教授を定年により退職
2013年 東京農工大学名誉教授
<現在の活動>
日本ウマ科学会副会長(2013年~現在まで)
日本ウマ科学会英文機関誌[Journal of Equine Science]編集委員長(2004年~現在まで)
社台コーポレーション学術顧問(2013年~現在まで)
鴨川シーワールド国際海洋生物研究所共同研究員(2013年~現在まで)
東京農工大学シニアープロフェッサー(2013年~現在まで)
明治大学大学院兼任講師(2013年~現在まで)
■共著者のご紹介
成島悦雄
<履歴>
1949年 栃木県生まれ
1972年 東京農工大学農学部獣医学科卒業
1972年 上野動物園飼育係をスタートに動物園勤務をはじめる。上野動物園、多摩動物公園の動物園獣医師を経て、井の頭自然文化園長を最後に2015年3月退職
<現職>
日本獣医生命科学大学獣医学部客員教授、早稲田大学教育学部非常勤講師
乙津 和歌
<履歴>
1976年 京都府生まれ
1998年 宮崎大学農学部動物生産学科卒
1999年 東京都多摩動物公園に配属、担当動物はアフリカゾウ
2001年 上野動物園に配属、担当動物はアジアゾウ、ホッキョクグマ、ニホンザルなど
2013年 日本動物園水族館協会のアジアゾウ種別計画管理者とゾウ会議代表幹事
<現職>
(財)東京動物園協会 上野動物園飼育展示課東園飼育展示係
日本動物園水族館協会アジアゾウ計画管理者
ゾウ会議代表幹事
FAQ
Q1 本の出版日はいつですか?
A1 2016年夏を想定しておりますが、執筆の状況により、遅れることがございます。
Q2 本の定価はいくらですか?
A2 2,500円+税を予定しております。
Q3 本のボリュームはどれくらいですか?
A3 寸法: 21 x 14.8 cm、200ページ以内を想定しております。
Q4 どのような内容の本になりますか?
A4 目次は以下の通りですが、まだ執筆前のため、執筆の段階で変更になることがございます。
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Ⅰ ゾウの自然史
① ゾウの分類と進化
・ 分類
・ 進化史(1)
・ 進化史(2)
・ 日本にいたゾウのなかま
コラム 氷漬けのマンモス
② 現代のゾウ(生息地、生息状況、亜種)
・ アジアゾウ
・ アフリカゾウ
・ マルミミゾウ
Ⅱ ゾウの生物学
① ゾウの体のつくり
・ 概観(全身)
・ 歯(水平置換)
・ 牙(象牙、無根歯、巨大牙の記録)
・ 鼻(いろいろな機能)
・ 皮膚
・ 消化管
・ 足(時速、体重を支える太い骨、脂肪パッド)
・ 耳(体温調節、採血部位)
・ 感覚
コラム 折れた牙のその後
② ゾウの生殖生理
・ 雌ゾウの生殖器官の特徴
・ 雄ゾウの生殖器官の特徴
・ 春機発動と性成熟
・ 雌ゾウに特有な卵胞発育機序と副黄体の形成
・ 雌ゾウに特有な発情周期のホルモン支配
・ ストレスによる雌ゾウの排卵停止-Flat liner-
・ 人工授精
・ 妊娠の生理学
・ ゾウ特有の胎子発育と胎子性腺の肥大化現象
・ 出産と泌乳
・ 泌乳期間と分娩間隔の関係
・ 雄ゾウの生殖生理
・ マストのホルモン支配
・ ゾウの性フェロモン
コラム ゾウを用いたマンモス複活の可能性
コラム アフリカゾウとアジアゾウの雑種
③ ゾウの行動
・ ゾウの群れ(母系社会)
・ あいさつ
・ 攻撃性とムスト
・ 会話(低周波)
・ 睡眠(睡眠姿勢、時間)
コラム ゾウの血統登録 (名前のよもやま話含む)
Ⅲ ゾウの飼育管理
① 飼育史
・ 世界のゾウの飼育史
・ 日本のゾウの見世物史(~江戸時代)
・ 日本のゾウの飼育史
コラム ゾウ会議
② 飼育管理
・ 飼育方法(直接、準間接、間接)
・ 飼育係の安全対策
・ 日常管理(1)
・ 日常管理(2)
・ ムスト時の管理
・ 栄養
・ 採食量
・ 糞(消化率、糞の形、量)
・ 飲水(1回、1日の量)
・ 尿(姿勢、量、回数)
・ 訓練
・ ターゲットによる訓練
・ 体重(計測方法、成長曲線、雌雄差)
・ 飼育道具(手鉤、ほか)
・ 環境エンリッチメント
コラム 飼育係りの一日
③ 健康管理
・ 採血(採血部位、血液性状)
・ 物理的保定(わく場保定)
・ 化学的保定(麻酔)
・ 寄生虫
・ 感染症
・ 蹄疾患
・ 寿命(平均寿命、長寿記録)
コラム 日本で最初のゾウの麻酔
Ⅳ 人との関わり
・ 神さまとしてのゾウ(ガネーシャ、歓喜天)
・ 神聖なゾウ(タイ王室の白象)
・ 戦争に使われたゾウ(ハンニバルのアルプス越え)
・ 戦車の役目をしたゾウ
・ 物語とゾウ(ダンボ)
・ 使役ゾウ(木材運搬)
・ ゾウ使いという仕事
・ ゾウとサーカス
・ 象牙と密猟
・ 人との軋轢
・ 人とゾウが共存するために
コラム ネール首相のことば(1949年 インディラ寄贈時)
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Q5 出版記念講演はいつ、どこで開催されますか?
A5 本の出版後3ヶ月以内に開催する予定です。場所は都内にて、参加者数により会場を選定の上、ご案内を差し上げます。人数が多ければ、2,3日に分けて実施することも検討いたします。万一、日程があわずに参加できない方には、動画で視聴できるように準備いたします。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll or Nothing型です。プロジェクト成立のためにはプロジェクト終了日の2015年12月25日までに目標金額が達成となる必要があります。
出版書籍1冊 16%引き相当
2,000円(税込)
<限定1000名様>
【定価の16%引き】
・完成本1冊
・著者からの御礼メール
出版書籍2冊 16%引き相当
4,000円(税込)
<限定500名様>
【定価の16%引き】
・完成本2冊
・著者からの御礼メール
2名様出版記念講演会ご招待
10,000円(税込)
<限定150名様>
・完成本1冊
・著者からの御礼メール
・謝辞の掲載
・出版記念講演会ご招待(都内) 2名様
<講演会の概要>
・本の中身を補足する情報や、裏話など含め、市民の方にもゾウの知識を深めて楽しんでいただける内容とします。
・なんでも質問できるコーナーを設けます。事前にメールでも質問を受け付けますので、ゾウについて知りたいことを、ゾウについて最も詳しい先生方に質問し、スッキリしましょう。
<講演会詳細>
開催場所:都内
開催日程:2016年8月
応募人数に応じて、複数回実施する場合があります。
※詳細につきましては、プロジェクト達成後、実行者よりご連絡差上げます。
【企業向け:8社様】冊子内広告枠の提供
45,000円(税込)
【企業向け:8社様】
・完成本2冊
・著者からの御礼メール
・謝辞の掲載
・出版記念講演会ご招待(都内) 2名様
・冊子内広告(1/4枠)【最大8社様】
<講演会詳細>
開催場所:都内
開催日程:2016年8月
応募人数に応じて、複数回実施する場合があります。
<広告概要>
冊子最後部に広告枠を設けます。2色刷り。
※詳細につきましては、プロジェクト達成後、実行者よりご連絡差上げます。
【企業向け:2社様】表紙の帯に広告枠をご提供
100,000円(税込)
【企業向け:2社様】
・完成本2冊
・著者からの御礼メール
・謝辞の掲載
・出版記念講演会ご招待(都内) 2名様
・出版前原稿を読める
・帯に推薦文を起稿できる【最大2社:表紙・裏表紙に表示致します。】
※表紙・裏表紙、どちらになるかは実行者にお任せいただきます。
<講演会詳細>
開催場所:都内
開催日程:2016年8月
応募人数に応じて、複数回実施する場合があります。
<広告概要>
冊子表面に15cm×6cmの帯が付き、書籍へのメッセージに
合わせて広告を掲載できます。2色刷り。
表紙・裏表紙、どちらになるかは実行者にお任せいただきます。
※詳細につきましては、プロジェクト達成後、実行者よりご連絡差上げます。
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 出版・ジャーナリズムカテゴリの 「たぶん今までなかった!誰もが楽しめるゾウの専門書「ゾウの知恵」出版プロジェクト」プロジェクト詳細ページです。