皆さま、はじめまして。株式会社ザンターです。

山を登る人「山登人」を語源としたザンターは、日本山岳隊や南極地域観測隊（以下、南極観測隊）など、過酷な登山や越冬に耐える機能性の高いダウンウェアを開発・提供してきました。

今回ご紹介する『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』は、日本登山の歴史と共に紡がれてきた弊社の技術力と北極冒険家「荻田泰永」氏の南極単独踏破の経験を元に企画・製作された、究極のダウンウェアです。

※限定200着として製造しますが、Makuake先行販売数は199着となります。

機能性を追求した“極地仕様”であり、寒冷地やアウトドアでご活用いただけます。

レッドとカーキの2色をご用意いたしました。冬のキャンプや北国の生活に、保温性と機能性を兼ね備えたダウンジャケットをご活用ください。

※ベンタイル®︎/VENTILE®︎は大和紡績株式会社の登録商標です。

※シリアルナンバーはランダムになります。ご了承ください。

1951年、株式会社ザンターの前身となるウェア部門が羽毛寝具企業「東洋羽毛工業 株式会社」内に発足され、登山用羽毛服を開発しました。

マナスル遠征隊や南極観測隊へウェアを納入。技術と機能性を基に日本発ダウンウェア専門アパレルメーカーとして成長してまいりました。

以降も北極や南極などへの遠征隊やエベレスト登山隊など、極地に赴く装備としてダウンウェアを提供しております。

※マナスル写真集（毎日新聞社刊）

『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』には、布団などの羽毛を再利用したリサイクル羽毛「RECYCLE DOWN」が使用されています。

リサイクル羽毛を、ザンター社では「RECYCLE DOWN」にブランド化しています。

リサイクル羽毛「RECYCLE DOWN」のフィルパワーは600FP。高い保温性で、寒冷地での活動を強力にサポートします。

FP（フィルパワー）とは？

羽毛の膨張率を表します。膨張率が大きいほど空気を溜め込むため、より暖かいダウンウェアに。550FP以上が、寒冷地での活動に適しています。

リサイクル羽毛「RECYCLE DOWN」は、東洋羽毛工業（株）独自の羽毛精製システム「HARUO工程」で精製されています。

その工程は10段階にも及び、厳選したリサイクル羽毛は「RECYCLE DOWN」としてブランド化。

最後まで責任をもって製品化しつつ、長く羽毛を使い続けることでSDGsにも配慮しています。

北極、南極での単独徒歩無補給に挑戦する極地遠征服として「VENTILE®︎」に注目した理由は、高い透湿性にあります。

2018.01 南極遠征

遠征活動中にもっとも苦労するのが、100kg近い荷物をそりで引っ張る事により発生する「汗の処理」です。

アウトドアウェアで一般的に用いられる防水透湿素材では、極寒冷地において汗が透湿発散する前にジャケット内で凍結してしまいます。

綿素材「VENTILE®︎」は透湿性があり、かつ汗を素材自体が吸収します。南極遠征活動時期は白夜であり、太陽光により素材が吸った汗を乾かすという条件が合致したため、最大の課題である汗処理が解決しました。

※ベンタイル®︎/VENTILE®︎は大和紡績株式会社の登録商標です。

「VENTILE®︎」は綿素材で超高密度に織り上げ、しっかりした風合いを保ち、防水性・防風性・透湿性がある素材です。

※高密度に織り上げているため耐水性に優れていますが、素材の特性上、完全に水の侵入を防ぐものではありません。

両サイドの腕にある面ファスナーには、ワッペンの取り付けが可能です。

階級を示す目的の軍服から発想を得ました。

そして2つのMakuake限定ワッペンが付属しています。

様々なワッペンを付けて、お好みのデザインにカスタマイズしてください。

『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』は、世界限定200着のダウンウェアとなります。

それぞれにシリアルナンバーが振られ、内側に付いているラベルで番号を確認できます。

さらに世界中のプロフェッショナルから根強い人気のある、弊社ブランド「POLEWARDS」の文字が前後に刺繍されています。

※シリアルナンバーはランダムとなります。ご了承ください。

『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』に使用される羽毛の精製や縫製工程など、全ての工程が日本国内で行われています。

自社工場を所有し、国内の優秀な縫製工場と長期的なパートナーシップを結んでいるからこそできる圧倒的なこだわりです。

メイドインジャパンでしかなし得ない“本物”のダウンウェアを実現させています。

2019.05 北極遠征

―自己紹介をお願いします。

荻田氏：私は2000年より単独徒歩でカナダ北極圏やグリーンランド、南極大陸を冒険してきました。氷点下50度の地で装備や食料を搭載したソリを引きながら、長距離移動する冒険です。これまでに1万km以上を踏破してきました。

―今回監修された『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』で、特にこだわった部分はどこですか？

荻田氏：ファスナーの両側に設けたループはファスナー破損に備えたバックアップ。またコットン素材を採用し、テント泊での火器による穴開き防止で安全性を向上しています。

そして脱着可能なフードとファーの形状には特にこだわりました。筒状に伸びるフードは向かい風を効率的に防ぎます。一般的なものとは異なり、このダウンウェアは「実用性」を考え抜いて設計されています。

―完成品を実際に着た時、どう感じましたか？

荻田氏：コットン素材の肌触りが素晴らしい！ナイロンだと表面がガサガサして不快な音を立てますが、コットンだとずっと着ていたくなる心地よさがあります。温かくて快適なダウンジャケットを探しているなら、間違いなく選択肢に入れていただきたい良いジャケットに仕上がりました。

―『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』への思いをお願いします。

荻田氏：今回のダウンジャケットは、私が長年の極地冒険の中で得たノウハウを詰め込んだものです。「RECYCLE DOWN」がここまでの膨らみと保温性が確保できるのだと驚きました。早く極地の現場でも着てみたい、そんな一着です。

※暖かさは個人差があり体感によるものです。

※防寒の場合はインナーウェア等で調整が必要となる場合があります。

2018.01 南極遠征

『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』は、ザンターの技術力と、北極探検家「荻田泰永」氏の経験を元に製作されました。

極地をたった1人で冒険した荻田さんが、極寒の地で不便に感じたことや困ったことを全て詰め込み、試行錯誤を重ねて完成した傑作です。

特にフードの形状や、ワンハンドで調整できるアジャストループ、フロントファスナーの横についたループなどは、荻田さんが実際に欲しいと感じた機能です。

サイズ：M、L、XL

カラー：レッド、カーキ

素材 表地：OS2302（VENTILE®︎）

裏地：3613w（ポリエステル100%）

羽毛：RECYCLE DOWN（リサイクル羽毛）

羽毛フィルパワー：600FP

羽毛量：M（144.5g）、L（153.5g）、XL（162.5g）

株式会社ザンターは、商品の企画、材料のご提案・供給から生産・検品までのダウンウェア製造にかかわるすべての工程を、お客様のご要望に沿う形でワンストップにてご提供できる数少ない国内メーカーです。

「冬の温もりと喜びを送りたい」

日本に登山ブームをもたらしたマナスル遠征隊への羽毛服納入をはじめとして、日本のダウンウェアの歴史と共に成長してきました。

現在では、プロ御用達の「POLEWARDS」以外にも、羽毛を使用したブランドを展開しています。

今回ご紹介する『北極冒険家 荻田泰永 遠征服モデル／ダウンウェア』は、冒険家の荻田泰永氏の実体験を元に、長年培われてきた技術の総力をつぎ込んで完成させた傑作です。

時代が変わり、ダウンウェアが街やアウトドアを問わず活躍するようになった現在でも「人々に冬の温もりと喜びを送りたい」と願う、私たちの思いは変わりません。