キャッシュレス社会の到来によって、ミニマリストや断捨離といった”ものを持たない暮らし”に改めて注目が集まっています。これから夏本番…今まで持っていて当たり前だったもの、必要だと思っていたものを手放したり減らしたりすると、驚くほど身軽に動けるものです。

「財布はかさばるから持ちたくない」、「ポケットが膨らんで見えるのは嫌だ」と感じる方へ、まずは毎日使うお財布をスマートに変えてみてはいかがでしょうか？
そんな想いを込めて、今回はお財布をスマートに持ち歩きたい方におすすめのマネークリップをご紹介いたします。

マネークリップとは、読んで字の如く、お金を挟むクリップのことです。

二つ折りの中央軸部に、お札を差し込むための金具を備えているのが二つ折りタイプのマネークリップです。
特徴は、普通のお財布に比べて格段に薄く、サイズもコンパクトなので扱いやすいことです。

①サイズが小さく持ち運びに便利！
・最大の特徴は、とにかくコンパクトなことです。
②現金での支払いもスマートに行える！
・お札をサッと取り出せて支払いがスマートに行えます。
③持ち物を必要最低限に抑えるクセがつく！
・最小限の収納力ですが、慣れると不要な持ちものを持たない、必要最低限に抑える習慣が身につきます。
④構造をシンプルにしたことで、価格がリーズナブル！
・他社のクロコダイル革の長財布や二つ折り財布に比べて、構造がシンプルかつ、一貫生産による仲介がないため、価格がリーズナブルなのも嬉しいポイント。

当社のクロコダイル革は、フランスのエルメス社が最上級の原材料を確保するために立ち上げたH.C.P（エルメス・キュイール・プレシュー）社の革を採用しております。

野生生物保護のもとで飼育され、『ワシントン条約＝CITES』により適正に輸入された『クロコダイル』の革となります。

お好みに合わせて【ヒマラヤ/藍染】2つの革からお選びください。

（左：ヒマラヤ　右：藍染）

『ヒマラヤ』は、竹腑から丸腑へのグラデーションバランスが良い、世界のスーパーブランドでも採用されている『ナイルクロコダイル』を使用しております。

雪解けのヒマラヤ山脈を彷彿とさせるグラデーションが特徴です。

ヒマラヤは、染色は一切せずに、選び抜かれた原皮だけが織りなす『天然のグラデーション』となっております。

『藍染』の藍は、持つ人の心身を落ち着かせ、創造性を高めてくれる色です。

藍染めは、『JAPAN BLUE』と呼ばれており、日本独特の染色技法です。当社の藍染は、東京手染め職人による『国産藍染め』にこだわりました。

藍染めは、1枚の革の中でも『濃淡』があり、奥行のある表情が特徴です。使い込むほどに革に深みが出てくる『エイジング』もお楽しみください。

端面処理方法については、【ヘリ返し】と【コバ塗】の2タイプからお選びいただけます。

■ヘリ返し：神は細部に宿ります。そして、職人は細部を美しく仕上げるために心血を注ぎます。その意味で、「菊寄せ」はまさに職人の腕の見せどころです。
菊寄せとはヘリ返しのコーナー部分に放射状にヒダを寄せていく技術です。
■コバ塗：「コバ」とは、革をカットした「裁断面」のことを指します。裁断面は革製品にとって、非常に重要な役割を担っていて、コバをそのままの状態にしておくと、革の線維がほつれてしまって起こり「革と革の貼り合わせ部分の割れ」が起きてしまいます。ですので、コバの仕上げは、『製品の美観と耐久性』を大きく左右する重要なポイントとなるのです。

コバ色を黒にし、納得のいくまで磨き上げることで、製品全体の表情が引き締まって、より美しい製品となります。

オプションにて、外装革（前・背面）のヌバック加工を施工いたします。
※軸部と内装革は未加工となります。
（下写真：当社参考商品　藍染ヌバック）

ヌバック加工は、あたたかな雰囲気が感じられるだけでなく、丈夫で汚れにも強いため、財布やかばん、椅子やソファなどの高級家具に使われることもあります。

ヌバック加工とは、革職人による皮革表面を毛羽立たせた加工のことで、いわゆる『起毛革』に分類されます。

ヌバックの特徴は、ツルツルした肌触りのスムースレザーとは異なり、表面が起毛することで、柔らかくしっとりとした触り心地です。（下写真：藍染ヌバック）

毛足は短く、マットの独特な質感は上品な印象を与えやすいうえ、あたたかいイメージももたらします。（下写真：ヒマラヤヌバック）

特に、クロコダイルのヌバックは、使い込むことで起毛がねて艶が出てきます。

クロコダイルならではのダイナミックなエイジングを楽しむことができるでしょう。

クロコダイル製品にとって腑柄は、他の素材にはない魅力があります。
1枚1枚個体差による腑柄模様の違いもありますし、使用する部位（革の部分）によっても表情は異なります。
数量限定オプションにて、外装面に使用するクロコダイル革の部位をお選びいただけます。
※外装の表面と背面は、同一の部位でおつくりいたします。

『私だけの唯一無二のこだわり』と呼ぶにふさわしい限定オプションを、ぜひ堪能していただきたいと思います。

製品中央に札バサミを配し、左右に各3ヶ所、合計6ヶ所のカードポケットを備えつつ、フリーポケットも左右に計2ヶ所完備しています。内装革にも、クロコダイル革を使用。（下写真：ヒマラヤ-ヘリ返し-）

左右のカードポケットの下には、2つのフリーポケットを設置。マネークリップの雰囲気を損なわず、使用頻度が低いカードや領収書、チケットなどが収納可能。

札バサミ金具の劣化も想定し、将来的にも交換に対応できるように、構造を設計いたしました。もしもの時に金具交換ができることで、末永くお使いいただけます。

札バサミで紙幣をしっかりと押さえつつ、金具をおこさずとも、上部からスムーズに紙幣を取り出すことも可能です。

ジャケットやスーツのポケットに入れてもまったくシルエットが崩れず、スマートです。

カード6枚＋お札10枚を収納しても、わずか『2cm』です。

【収納量】
・カード8枚（カードポケットｘ6、フリーポケットｘ2）
・お札10枚（推奨数）※MAX15枚程度

紙幣とカード、必要最小限のものだけを携帯したいミニマリストにおすすめのマネークリップとなっております。

内装革も外装革と同じナイルクロコダイルで、贅沢な「無双」仕立てのマネークリップです。

一般的には、内装は牛革や合成素材を使用したお財布が多い中、クロコダイルへの拘りを妥協したくない方へ、自信を持ってお勧めいたします。

細心の注意を払う必要がある端面処理は、お好みに応じて【ヘリ返し】と【コバ塗】の2つのタイプからお選びいただけます。

※革の斑には個体差があるため、掲載画像と異なる場合がございます。予め、ご了承くださいませ。

クロコダイル革の耐久性は牛革製品の10倍以上にもなると言われており、丁寧にお手入れをすれば末永くご愛用できます。

基本的には、ご使用後に『柔らかい布』で丁寧に拭いて汚れやホコリを取り除いて日陰に保管して下さい。

全般的な革同様に、クロコダイル革も本質的に水を嫌いますので、なるべく水に触れるのを避けて下さい。革を濡らした時は、なるべく早く乾いた布(やティッシュペーパー)で水分を拭き取ってください。
その後、型を整えて、陰干しを行ってください。

革の選別から、革染色・革抜・縫製・検査・出荷までを一貫管理し、関連企業さまに『想い』をお伝えすることで、共感と賛同をいただきました。
その結果、東京品質で、徹底したコストパフォーマンスも実現する事ができました。

プロジェクト終了後、応援購入を頂いた順から製作・発送準備にかかります。

＊自然災害等の影響でリターンのお届けに遅れが生じる可能性がございます。
＊応援購入の数量が想定を上回った場合、製造工程上の都合により出荷時期が遅れる場合があります。
＊発送及びプロジェクトの内容に関して変更等があった場合は、迅速に活動レポートなどで応援購入者様にご報告させていただきます。

当社は、2018年から爬虫類皮革の特殊加工の卸業や製品の製造販売事業に携わっております。昨今では、エキゾチックレザーの頂点である、『クロコダイル』や『パイソン』などのプロジェクトを実施しております。

また、本プロジェクトも、革製品に対する正しい知識を身につけている『レザーソムリエ』が商品開発に携わっております。

レザーソムリエは、
革の持つ魅力を深く理解し、愛着を持って革製品を製作・使用する従事者が取得する『日本革類卸売事業協同組合』が認定する資格です。
※レザーソムリエは日本革類卸売事業協同組合の登録商標です。
生きてきた素材を大切に…
合成素材は、欠点も少なく様々な用途に活用できるのですが、地球に還らない素材もあります。

革は食肉の副産物であり、天然素材の代表的なものであるとともに、『自然の生命の恩恵を受けた限りあるエコ資源』であります。
生活用品として用いる場合には、その生き物の持つ特徴が欠点となる場合もございます。しかしながら、その欠点を認めながら、長所を活かす使い方を開発・提供することで、愛着が生まれ、『生きてきた素材』を大切に利用する文化を醸成することが大切だと考えております。
今回は、老舗の皮革製造業、抜型業、革抜業、縫製業の職人と試作を繰り返して、プロジェクトに至りました。