ヨシ電子株式会社は、1977年に栃木県氏家町草川（現さくら市）で創業した金属加工メーカーです。玩具・バス・遊具・電車などの製造に携わる中で必要な「レーザー加工、溶接、塗装」といった高度で熟練したモノづくり技術を結集させたキャンプギア「焚き火台」を数々開発してきました。

今回は、アウトドアギアNO.1決定戦「キャンプ大賞2022」でノミネートされた、オーブン機能が特徴の「グランピングクッキング M+」をブラッシュアップさせた新商品「シングランピングクッキング」をMakuakeで先行販売します。

キャンプの楽しさが倍増する、機能満載の焚き火台です！

「シングランピングクッキング」は、焚き火台としてはもちろんのこと、「オーブン調理」「LED間接照明」を担った今までの焚き火台の常識を覆すような超優秀アイテムです。

「調理」は、炭火料理だけではなく、最大の特徴であるオーブン機能を生かしたオーブン・グリル料理まで多彩に調理可能。真ん中にピザ窯が設計されているので、約2分半で本格ピザが作れます！

天板にお手持ちの小型LEDをセットすれば、「LED間接照明」に早変わり。「赤・青・黄」のオプション天板をご購入いただくと、より幻想的な空間を演出できます。

※小型LEDは付属していません。

キャンプ準備時間も楽しくなる「男ごころ」をくすぐるような、組立ギミックが満載。脚部は、開閉時に常にストッパーがかかる仕組みになっています。（特許出願中）全て、当社の高い溶接技術の賜物です。

【溶接技術の特徴】
✓合体部分のストッパー
✓円形の形状保持
✓複雑なオーブン機能

下部を外し、上部だけを取り出せば、ミニ焚き火台として使用可能。ソロキャンプ時や、荷物を減らしたい時にちょうどいいサイズ感の焚き火台になります。もちろん、アクリル天板も装着可能なので、ミニLED間接照明としても役立ちます。

上部のデザインは、日本古来から伝承された毘沙門天亀甲紋になります。毘沙門天亀甲紋は、強さを示す文様であり、正六角は自然界に置いて最も安定した形といわれいます。

さらに、専用のアクリル天板に小型LEDライトを装着することで、模様が地面に浮かび上がり幻想的な空間を演出できます。

※小型LEDライトは、大きさや仕様によって機能を満たさない場合があります。

下部のデザインは、オーブン機能で重要な「適切な熱量・温度」を保つために何度も検証を重ねた模様になっています。

「空気穴とデザイン」を兼ね備えることが難しい設計になっており、熟練の溶接技術の結晶です。

「シングランピングクッキング」は、円形の形状をしているので、燃焼効果が抜群です。また、耐熱塗装を塗布しており、錆にも強く、耐食性にも優れています。

キャンプといえば、「キャンプ飯」。

公式インスタグラムでも紹介している、キャンプレシピの一部をご紹介します。
ヨシデンシアウトドア（@yoshidenshioutdoor）

①ピザ窯台の下部にある3点の突起物に、脚底部分にある穴を差し込み、時計回りに締めこみます。

②脚を両側に広げ、ひっくり返します。

③ピザ窯上部にある3点の突起物に、焚き火台の下部分にある穴を差し込み、時計回りに締めこみます。

④ステンレストレイを設置します。

⑤下部の薪開口部にトレイを取付けます。

①焚き火台の下部にある3点の突起物に脚底部分にある穴を差し込み、時計回りに締めこみます。

②脚を両側に広げ、ひっくり返します。

③上から五徳を設置します。

①五徳・ステンレストレイ・薪開口部のトレイを外します。

②焚き火台を外し、ひっくり返してピザ窯下部から脚を外します。

③焚き火台上部の中に脚を入れます。

④焚き火台上部の中にピザ窯を入れる。さらに、ピザ窯にある薪挿入口にトレイを入れます。

⑤ピザ窯オーブンの部分にステンレストレイを入れ、空いているスペースに専用ヘラを入れ、上に五徳・天板を置きます。(小型LED取付金具は装着状態）

ピザ窯上部にも、焚き火台にもどちらの状態でも装着可能な、万能アイテムです。

①アクリル天板の中央に小型LEDを入れます。（小型LEDの中でも一部取付けることができない商品がございます。）

②アクリル天板の中央に小型LEDを装着することで、アクリル天板の側面が光り、幻想的な空間を演出してくれます。（小型LEDの中でもアクリル天板が反射しない商品がございます。）

③アクリル天板の中央にお手持ちの小型LEDが取り付けられない場合、付属の「小型LED専用取付金具」をご使用ください。（小型LEDの全長が長い場合、一部取付けることができない商品がございます。）

④取付金具に小型LEDをひっかけることで、より綺麗に美しく焚き火台で施された模様が地面に広範囲で映し出すことが可能です。

商品に対するこだわり

当社の焚き火台「シングランピングクッキング」は、モノづくりの技術が活かされており、すべて自社生産になります。

■3DCADを使った設計開発

■美しい外観を実現できるレーザー加工

■複雑な形状を保持できる曲げ加工

■遊具製造で培われた高品質の塗装加工

■モノづくりの職人が手作業で行う溶接加工

「ハピキャンPresents キャンプ大賞2022焚火台部門」でノミネート優秀賞を獲得した既存商品「グランピングクッキング M+」は機能は優れていましたが、利便性の向上・デザインのブラッシュアップ・ヨシデンシアウトドアが推奨するキャンプスタイル提案が必要不可欠でした。

試行錯誤を繰り返し、弊社の企業文化を改めて整理してみると、玩具の「使ってワクワクするモノづくりの技術」があることに気づきました。いろいろな玩具メーカーの歴史を紐解きながら、長年培われたモノづくりの技術を活かし、「シングランピングクッキング」が生まれました。

【モノづくりへの飽くなき努力】

しかし、新製品プロジェクト達成に向けて目標を挙げても、夢と現実には大きな隔たりがあり、たくさんの壁にぶつかりました。改良への取り組み、構造の見直しやデザインの選定など、地味な努力の繰り返しでした。

その中でも、一歩一歩の積み重ねがあって素晴らしい製品を生み出すことができると信じながら、製品開発にチャレンジし続けています。

1つの製品には、職人の長年培われたモノづくりの技術、キャンプ仲間からたくさんのご意見、ご感想から頂いた製品に対する想い、プロジェクトに参加し、機能・デザイン・設計を最後まで妥協なく進めてくれた設計開発チーム、最後に当社45年以上培われた企業の生い立ちや文化があり、丁寧で実直な日本の職人が長い年月をかけて培ってきた匠の技と、モノづくりへの熱い情熱があるからこそ成せるものだと思います。

モノづくり技術の認知拡大

私たちがアウトドア製品「焚き火台」開発を始めた理由。

2019年12月に現会長から会社を引継ぎ、事業を承継したがキッカケでした。

私たちは栃木県さくら市で事業を行っています。栃木県は複数の大手の輸送機器メーカーが構えており、中小企業は長年培ってきたモノづくり技術、ノウハウを蓄積したモノづくり大国です。

【新しい出会い～挑戦～】

弊社では輸送機器製造の売上が7割を占めていましたが、コロナウイルス感染症による経済不況・社会状況で受注量が大幅に減少し、経営危機に見舞われました。しかし、弊社のモノづくりの技術を使って商品を開発し、販売できないのか？どこまで弊社の技術が世に受け入れてくれるのだろうか？新しいチャレンジを見出すことができました。

栃木県には那須という大自然なフィールドがありました。現地で活躍するアウトドアアクティビティーガイド様にいろいろなお話を聞きながら、2021年4月からスタートしたアウトドア事業は、栃木県の中小企業の技術を世に広め、当社の技術がどこまで通用できるのかを試すきっかけとなりました。

2022年4月からスタートした当社の公式インスタグラムでアウトドアギアに精通したフォロワー様との出会いがありました。アウトドアギアの妥協なき設計開発の話やアウトドア事業に対する想いなどを勉強させてもらいました。アウトドアギアのトレンドを作っている企業には、デザインはスタイリッシュ、誰も欲しいと言わせるような設計になっており、モノづくりの技術も洗練されていて、特殊な工程や高い技量が求められるものばかりでした。

私たちは、キャンプ場で知り合ったお客様やインスタグラムでつながったキャンパー様と協業することで、新しいキャンプギアのトレンドを創り出し、新しいキャンプスタイルを提案してきたいと考えています。

【メイドイン栃木への想い】

栃木県の中小企業の使命。それは、独自の技術で世界に発信できる高付加価値な工業製品を作り、メイドイン栃木をアピールし、現地に工場を建築し雇用を生むことです。そうすることで、モノづくり離れを回避し雇用の拡大や地元で働く現地の方々が元気で働ける環境を創出出来ればと考えています。

「シングランピングクッキング」は、当社のモノづくり技術だけではなく、新しい挑戦に対するたくさんの想いが詰め込まれた製品となっています。

ぜひ応援購入をよろしくお願いいたします。