皆様へのご挨拶

皆様、初めまして！

私たち安岡蒲鉾は、愛媛県宇和島市にあるじゃこ天かまぼこ屋で今年で創業70年を迎えます。製品の品質に強くこだわっており、地元愛媛で水揚げされる新鮮な魚を材料としていることが大きな魅力です。創業以来日本の伝統食であるかまぼこ作りや宇和島発祥のじゃこ天作りに真面目に向き合い続けてきました。

真面目に向き合ってきたからこそ「味」へのこだわりもとても強く、誰もが知る某お笑い芸人にも長年好まれ数多くのテレビ等でも紹介されてきました。

じゃこ天かまぼこの「美味しさへのこだわり」はもちろんのこと、魚食文化が減少しているといわれる中で、日本伝統の技術を後世に残すためにも地域の子供達と一緒にじゃこ天作り体験や工場見学などを通じてひとりでも多くの方にねり製品の魅力、美味しさを伝えていきたいと思っております。

2022年には文化庁事業による食文化に関する学びや体験の提供に取り組む施設の情報をウェブ上の仮想ミュージアムで発信する「食文化ミュージアム」に認定を受けました！

じゃこ天について

愛媛県宇和島は、じゃこ天発祥の地とも言われております。

じゃこ天は、ねり製品の一種で、宇和海でとれる新鮮な小魚を骨ごと、皮付きのまますり身にして油で揚げたものです。一般的な「天ぷら」のように衣を付けて揚げるのではなく、小魚のスリミを平べったい小判型に成型し、そのまま揚げます。小魚のうま味が凝縮された豊かな風味と、カルシウム・ＤＨＡ・ＥＰＡが豊富なヘルシーさが自慢です。

じゃこ天やかまぼこの原料となる魚は宇和海で水揚げされたものを使用しております。

宇和海は日本有数の恵まれた漁場で、瀬戸内海と太平洋をつないでいます。

温暖な気候、深い入り江と半島が交差するリアス式海岸に恵まれていて、温かい豊後水道の潮と栄養分が多く冷たい潮が定期的に流れ込むため漁場としては最高の場所です。

私たちが暮らす愛媛県

愛媛県は東西南北に広く、北は瀬戸内海、南西部は宇和海に面し、背後には西日本最高峰の石鎚山や四国カルスト高原が広がり、地域ごとに異なる顔を持っています。旧国名の伊予（いよ）にちなんで、東予（とうよ）、中予（ちゅうよ）、南予（なんよ）と大きく３つのエリアに分けられます。

安岡蒲鉾の位置する南予地方は豊かな自然と美味しい食材の宝庫で、その代表がじゃこ天やかまぼこといった魚肉ねり製品です。現役の郷土料理でもある「じゃこ天」は多くの方に愛され続けてきました。

愛媛の老舗企業がコラボした新感覚の
『麦みそじゃこ天』

宇和島は城下町で歴史と文学が息づく街。そもそも宇和島のかまぼこの歴史は古く元和元年(1615)、宇和島藩の初代藩主・伊達秀宗が仙台から職人を連れてきてかまぼこを作らせたのが、始まりだといわれています。

私たちが作るじゃこ天は、愛媛のソウルフードとして親しまれていますが、ねり物の新たな可能性をより多くの方にお届けし楽しんで欲しいという思いから、今までなかった新しいものを作り出せないかなぁと、常日頃から考えています。

そこで出会ったのが「麦味噌」でした。麦味噌は、主に九州全域や山口県、愛媛県で消費されていて、愛媛の味噌汁は麦味噌が主流です。

使用する麦味噌は、宇和島市で三代に渡り麦味噌をつくり続けてきた井伊商店のもの。

昭和33年の創業から2022年で64年目を迎え、製法は祖父の代から変えず、昔ながらの手作り。3代目である井伊友博さんの祖父が創業し、現在はご両親と共に1年を通して麦味噌をつくり続けています。

宇和島で古くから愛されている「じゃこ天」と「麦味噌」。そのふたつを合わせてみると新感覚の風味豊かな麦味噌が香るじゃこ天が完成しました。

宇和島の味や郷土料理「じゃこ天」を、
次の世代にも引き継いでいきたい。

四季が明確な日本には多様で豊かな自然がありそこで生まれた食文化もまたこれに寄り添うように育まれてきました。そのひとつが、じゃこ天やかまぼこ。

時代と共に「食」も多様化が進み、食の好みも変化するものだと思いますが、農林水産省が2020年12月に出した「国民の食生活における和食文化の実態調査」調査によると、和食を「好き」と答えた割合は8割以上。「やっぱり和食が好き」という人が多いことが明らかになりました。

70年以上に渡りじゃこ天を作り続けている作り手としては、宇和島で育まれた「じゃこ天」を次の世代にも引き継いでいきたいと強く願っています。

昨今では、魚離れが囁かれていますが、私達は数百年と続いてきた日本伝統の『ねり物』という技術を後世に残し伝えることも使命だと考えています。

しかし、技術だけ継承しても毎日のように原料を提供してくれる漁師さん達がいなければ『ねり物』を作ることができません。

今回のプロジェクトを機に、より多くの方にじゃこ天やかまぼこと触れ合って頂き、じゃこ天の美味しさや漁師さん、かまぼこ職人の思いもお届けできたらと考えています。

おすすめの食べ方

じゃこ天の美味しい食べ方をご紹介します。

①フライパンやトースターで炙って食べる。
フライパンやトースターを使って軽く焙ってから食べてみてください。焙ると、揚げたての香ばしさが再現されます。口の中に魚のうま味が広がり、潮の香りがほのかに残る感じかな。大根おろしと醤油、生姜醤油、スダチなどをお好みで添えると最高です。小腹がすいた時のおやつにも、酒の肴にもピッタリ！

焼くと香ばしさが出て、美味しくなります。
大根おろしにぽん酢か醤油をかけると最高に美味しいです。
お好みでネギやショウガを添えてもいいですね。

②うどんのトッピング

愛媛でうどん屋さんに行くと、必ずといっていいほどあるのがじゃこ天うどん！


③パスタ

以外にもパスタも美味しいです。じゃこ天はニンニクとの相性が抜群なので、じゃこ天とニンニクを炒めるとより美味しさが増します。


④炊き込みご飯

炊き込みご飯は、素朴な昔ながらの味わい。

⑤その他いろんな料理にも。
和食や洋食、創作料理にも。宇和島では、じゃこ天をいろんな料理に使います。

リターンについて

愛媛の老舗企業がコラボした新感覚の『麦みそじゃこ天』

私たちが作るじゃこ天は、愛媛のソウルフードとして親しまれていますが、練り物の新たな可能性をより多くの方にお届けし楽しんで欲しいという思いから、今までなかった新しいものを作り出せないかなぁと、常日頃から考えています。

そこで出会ったのが「麦味噌」でした。

宇和島で古くから愛されている「じゃこ天」と「麦味噌」。そのふたつを合わせてみると新感覚の風味豊かな麦味噌が香るじゃこ天が完成しました。

●麦みそじゃこ天
＜原材料名＞
魚肉（（国産）（ほたるじゃこ、あじ、白むつ、その他））、麦みそ、卵白（卵を含む）、でん粉、醗酵調味料、食塩、砂糖、植物油／調味料（アミノ酸等）

※原材料は2022年6月27日時点の内容です。

研究開発中のため、予告なく変更となる場合がございます。ご了承くださいませ。

麦みそじゃこ天に野菜を加えてカツにしました！

麦みそじゃこ天のすり身に国産の『ごぼう』『玉ねぎ』『人参』を混ぜてサクサクのパン粉を付けて揚げました。野菜のシャキシャキとした歯ごたえと、コショウのスパイシーさが自慢で、さらにパン粉のサクサク感がより一層美味しさを引き立てます。

●麦みそじゃこカツ
＜原材料名＞
魚肉((国産)(ほたるじゃこ、あじ、白むつ、その他))、野菜(玉ねぎ、ゴボウ、人参)、麦みそ、つなぎ(パン粉(小麦・卵・乳成分・大豆を含む))、卵白(卵を含む)、でん粉、醗酵調味料、山芋、食塩、砂糖、植物油、コショー／トレハロース、調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、増粘多糖類、クチナシ色素、アナトー色素、イーストフード

※原材料は2022年6月27日時点の内容です。

研究開発中のため、予告なく変更となる場合がございます。ご了承くださいませ。

●宇和島じゃこ天
＜原材料＞
魚肉（（国産）（ほたるじゃこ、あじ、白むつ、その他））、卵白（卵を含む）、でん粉、醗酵調味料、食塩、砂糖、植物油／調味料（アミノ酸等）

●あげ巻
＜原材料＞
魚肉(えそ・ぐち)、油揚、卵白、醗酵調味料、食塩、砂糖、調味料(アミノ酸等)、保存料(ソルビン酸)、リン酸塩(Ｎａ)、塩化マグネシウム（にがり)、（一部に卵・大豆を含む）

２０１９年に新設した安岡蒲鉾の工場では無料の見学スペースでじゃこ天が作られる様子を見学出来る他、予約制で体験工房でオリジナルのじゃこ天作りを行えます。
さぁ、じゃこ天職人の技を学んで、じゃこ天を作ってみよう。

木製の型枠に手ですり身を入れる伝統の「手押し」を職人の指導のもとに体験できます。出来上がったじゃこ天は、揚げたてをその場でつまむもよし、お土産として持ち帰るもよし。

さらにタイミングが合えば、隣接している見学通路からガラス越しに職人たちがねり製品を製造する様子も見ることができます。体験を通じて、生の魚を使うこだわりを知ってもらい、じゃこ天のファン拡大につながればと願っております。

●じゃこ天作り体験
開催場所 有限会社安岡蒲鉾店 本社
住所:愛媛県宇和島市三間町中野中293
※1つ購入で5名様まで参加可能
※有効期限：2022年9月1日～2022年11月30日まで
※事前予約（1週間前）が必要です。

リターン品ラインナップ

資金の使い道

四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまたこれに寄り添うように育まれてきました。そのひとつが、じゃこ天やかまぼこ。

70年以上に渡りじゃこ天を作り続けている作り手としては、宇和島で育まれた「じゃこ天」を次の世代にも引き継いでいきたいと強く願っています。

じゃこ天の認知度向上と、宇和島で獲れた新鮮な魚を使った昔ながらの美味しいじゃこ天蒲鉾作りに励み、皆さんの豊かな暮らしを提供できる商品作りに挑戦していくための資金として使わせていただきます。

実行者紹介

ページをご覧頂きありがとうございます。
安岡蒲鉾の安岡弘和と申します。

私たち安岡蒲鉾は、愛媛県宇和島市にあるじゃこ天かまぼこ屋で今年で創業70年を迎えます。

私たちが作るじゃこ天は、愛媛のソウルフードとして親しまれていますが、練り物の新たな可能性をより多くの方にお届けし楽しんで欲しいという思いから、今までなかった新しいものを作り出せないかなぁと、常日頃から考えています。

そこで出会ったのが「麦味噌」でした。

宇和島で古くから愛されている「じゃこ天」と「麦味噌」。そのふたつを合わせてみると新感覚の風味豊かな麦味噌が香るじゃこ天が完成しました。

じゃこ天かまぼこの「美味しさへのこだわり」はもちろんのこと、魚食文化が減少しているといわれる中で、日本伝統の技術を後世に残すためにも地域の子供達と一緒にじゃこ天作り体験や工場見学などを通じてひとりでも多くの方にねり製品の魅力、美味しさを伝えていきたいと思っております。

皆様、応援の程よろしくお願いいたします。

皆様初めまして。
井伊商店 三代目 井伊友博と申します。

昭和33年の創業から2022年で64年目を迎え、昔ながらの手作りで麦味噌を作っています。
麦味噌は米味噌、豆味噌と三つに分類される味噌の中の一つです。全国的に見て一般的な味噌は米味噌ですが、愛媛県で主に消費されているのがこの麦味噌です。塩分が低く、麹を使う量が多いので、香りも甘みも豊かな味噌です。

原材料の麦は愛媛県産または香川県産、塩は香川県製造のものを使用しております。
手間暇をかけてつくられたなつかしい昔の味を一人でも多くの方に知っていただけたら幸いです。