プロジェクト概要

この度、私たちやまがBASE株式会社は共同代表の母校でもある熊本県北部にある山鹿市鹿央町の旧千田小学校の跡地を活用し、敷地面積３０,０００㎡超のiReactionハブ「YAMAGA BASE（やまがべーす）」として生まれ変わらせ、２０２４年４月にOPENするプロジェクトを進めています。

YAMAGA BASEではコワーキングスペースに加え、ワーケーションや農泊等、幅広く活用できる宿泊施設・飲食スペース、運動施設、貸会議室、イノベーションスタジオ・キッチンスタジオ等のレンタルスペースを併設予定です。

iReactionハブ『YAMAGA BASE』を紹介

（注意）以降の写真・パース図・その他画像はイメージです。運用も含め、実際とは異なることがあります。

iReactionハブ『YAMAGA BASE』はコワーキングスペースやシェアオフィスといったイノベーション支援施設に留まらず、ワーケーションや農泊、企業の合宿等でも活用可能な宿泊施設もございます。

また、レクレーションや各種イベントでも利用可能なグラウンドや体育館に加え、教室のままの姿を残した大会議室や、イノベーションスタジオ、キッチンスタジオ等各種レンタルスペースを併設しています。

ここでは、様々な利用シーンが想定される『YAMAGA BASE』の施設をご案内します。

施設マップ

＜１階＞

＜２階＞

メインエントランス

コワーキングスペース

コワーキングスペースは自身のオフィススペースを持つのと比較しコスト抑制が可能です。都度時間単位で予約頂くドロップイン利用と月額会員『bYメンバー（後述します）』としての利用の２通りがあります。

当然Wi-Fiや電源も完備している他、ドリンクサーバーも設置予定であり、緑に囲まれた環境でお仕事頂けます。

各種会議室・レンタルスペース

様々な形態の会議室やレンタルスペースが揃っています。30分または60分単位での予約利用が可能であり、bYメンバーは特別価格での利用が可能です。

＜大会議室＞

教室をそのまま活用したレンタルスペースが全２部屋あります。会議はもちろん、セミナーやワークショップの開催や地域のイベント、集会などにもご利用頂けます。

＜小会議室/集中デスク/オンライン会議ブース＞

４～６人程度のミーティングに適した会議室も複数用意しています。また会議室脇の一画には集中して作業に取組めるスペースもあります。他にも１人から利用可能なオンライン会議に適したブース等、様々なニーズに対応します。

＜イノベーション・スタジオ＞

もともと音楽室だった場所を改修したイノベーションスタジオでは動画の収録や配信、小規模なピッチイベントやeスポーツ大会の開催など様々な利用シーンが想定されます。

＜キッチン・スタジオ＞

もともと理科室だった部屋に、家庭科室で使用していた機材を導入するキッチンスタジオでは料理教室や料理イベントの開催といった利用が想定できます。

＜クリエイティブ・スタジオ＞

校長室と保健室の壁を撤去し繋げたこの空間はチャレンジショップとしての利用やイベントの開催など、利用者の想像力と創造力で多様な利用が可能になります。

宿泊施設

宿泊施設はオープン時には２段ベッド式カプセルタイプとシングルドミトリータイプの２タイプがあり、今後は教室での宿泊や戸建ての離れ、キャンプの利用の準備も進めていきます。宿泊施設もbYメンバーはメンバー価格での利用が可能となります。

＜２段ベッド式カプセルタイプ＞

２段ベッド式カプセルタイプの宿泊施設です。各カプセル毎に電源が付いており、また宿泊者は追加料金なしでコワーキングスペース、シャワーブース、ラウンジ利用が可能です。

＜シングルドミトリータイプ＞

２段ベッドに比べ天井が高く、より広い空間を有するシングルドミトリータイプです。山鹿に縁のあるシルクをイメージした空間になっています。２段ベッド式カプセルタイプと同様に、追加料金なしでコワーキングスペース、シャワーブース、ラウンジ利用が可能です。

ラウンジ

山鹿市の新たな名産となっているワインをモチーフとしたラウンジはbYメンバー、宿泊者、ならびにNFTホルダー（後述します）がご利用頂けます。メンバー同士でコミュニケーションをとったり、リラックスした環境で作業に臨んだり、利用シーンは人それぞれです。

飲食スペース/クラウドキッチン

旧千田小学校には、全校生徒が一緒に給食を食べるランチルームがありました。広い厨房スペースもあり、そちらを改装して一日単位でのポップアップ営業も可能な「クラウドキッチン」を運営予定です。出店が無い場合はやまがBASEによる食事の提供も視野に企画を進めています。

中央ホール/ライブラリースペース

＜中央ホール＞

小学校時代から多目的ホールとして全校集会なども行われていた吹き抜けの空間は、グローバルなミーティングも井戸端会議も混在するような、少しカオスで、多様な価値観が交わるiReactionを象徴するような場所になればと思っています。

＜ライブラリースペース＞

交流ホールと隣接するライブラリースペースは山鹿市内の県立装飾古墳館やチブサン古墳等をモチーフとした空間になっています。もともとライブラリーとして活用されていた場所に、知的好奇心をくすぐられ、よりワクワクしながら芝生のうえでページを捲れるような環境を整えました。

リラックススペース

八千代座やさくら湯など山鹿を象徴するスポットをモチーフにしたリラックススペース。畳の香りを感じながらのんびりしたり、卓球に興じたりできる環境があります。

運動場／体育館

貸切も可能ですが、普段は誰でも体を動かしたりできるよう、開放予定です。

＜運動場＞

建物に広い運動場が隣接しているのは田舎の学校ならでは。仕事の合間や仕事終わりにスポーツで汗を流すのもいいですし、キャンプファイヤー、星空観察会など、想像が膨らみます。

＜体育館＞

雨の日にも運動ができる体育館もあります。インドアスポーツだけではなくイベントの開催などでもご利用頂けます。

他にもここでは紹介しきれない施設や現在検討中で将来的に整備を進めていければという施設も沢山ありますが、一歩ずつ前に進んでいければと思います。

スマートロック

ちなみに、YAMAGA BASEではコワーキングスペースや宿泊施設をはじめとする一部の施設は、QRコードでの開錠が可能となっています。これによりbYメンバーは24時間コワーキングスペースの利用が可能となります。

空港から車で４０分！YAMAGA BASEへのアクセス

そんな魅力いっぱいのYAMAGA BASEには以下のような方法でお越し頂けます。

iReactionコミュニティ『bY』とは

iReactionコミュニティ『bY』は、月額メンバー制度のコミュニティです。メンバーは『YAMAGA BASE』内のコワーキングスペースやラウンジを使い放題かつレンタルスペースもメンバー料金での利用が可能となる他、イノベーションの創出/ビジネスの成功に必要な知識・人とのつながり・場が得られるコミュニティになっています。

bYメンバーの特典

bYメンバーになることで、以下のコンテンツにアクセスが可能となるため、遠方のためコワーキングスペースは使えないという方にとっても有意義なコミュニティになっています。

世界水準の経営学のエッセンスが学べるミニMBA

特にミニMBAでは誰でも気軽にビジネスを体系的に学ぶことができるよう「MBAの民主化」をテーマにしています。円安の影響もあり海外では取得に数千万円かかるケースも多いMBA。受験にも相当な時間と労力がかかります。

そんなMBAのエッセンスを、もっと気軽に気楽に学びたいというビジネスマンや経営者の方、何か新しいことに挑戦したいという起業家や学生、MBAを受験したいけど何を学ぶのかいまいちピンとこないというMBA受験者まで、様々な方にとってメリットのあるコンテンツを提供していければと考えています。

法人メンバー・スポンサー制度も

また、個人での加入の他に、社員の福利厚生や人材育成として活用できる法人メンバープランや、施設内へのスポンサーボード掲出も含むお得な特典のついた年間スポンサー制度もございます。

bYメンバーになって施設利用をもっとお得に！

bYメンバーであれば、通常よりもお得に宿泊したり、施設をレンタル頂けます。

iReactionとは

ここまでiReactionという言葉を何度も繰り返してきましたが、そもそも"iReaction（あいりあくしょん）"とは何かお伝えします。

２０２３年の４月に、PRタイムスの企画『April Dream』で夢として発信した際に５つの取組をまとめてiReactionという言葉で表現しました。

５つの取組

５つの取組とはInnovation（イノベーション/ 革新）、Recreation（レクリエーション/ 余暇）、Education（エデュケーション/ 教育）、Association（アソシエーション/ 協働）、Communication（コミュニケーション/ 交流）の５つで、iReactionはそれぞれの頭文字を組み合わせた造語です。

加えて、Reactionには「刺激を受けて変化する」というニュアンスがあります。iReactionベース「YAMAGA BASE」を利用する方がその環境から刺激を受け、「新たな自分に出会う場所」とするという想いも込めています。

廃校問題から見る地方が抱える課題

山鹿市では近年人口減少が大きな懸案事項であり、２０１７年には同市鹿央町地区にあった３つの小学校全てが廃校となってしまいました。

人口が減少すると産業の衰退が進み、産業が衰退すればまた人口が減少、そしてその地域に希望を持てない若者や子育て世代がさらに流出するという悪循環が生じており、ここ２０年で山鹿市の人口も１０，０００人以上減少、それに伴い多くの事業者が廃業しているような状況です。

山鹿市は長い歴史を有し、県内随一の温泉湧出量を誇る大変魅力的な地域ですが、それにもかかわらず人口の減少と産業の衰退の悪循環に歯止めがかからず、加速しています。

そして、これは山鹿市だけではなく、日本の地方の多くが直面している課題なのではないでしょうか。文部科学省によれば全国で毎年４５０校程度の廃校施設が生じている状況です。

この問題は少子高齢化、過疎化、後継者不足、産業衰退、農業衰退、生産性低下など、日本が抱える構造的な課題と密接に繋がっています。

日本が抱える課題への地方からの挑戦

やまがBASEの会社名にも含まれる「BASE」という単語には、基盤、基地、出発点といった意味があります。

「YAMAGA BASE」がコミュニティの基盤となり、日本が抱える課題に向き合いつつも、自然と文化が息づく温泉地山鹿市だからこそ実現できる秘密基地のような環境を提供することで、遊び心をもって楽しみ、たくさんの挑戦とイノベーションが生まれることで、社会が少しでも良い方向に進むきっかけになればと思います。

やまがBASEプロジェクトの経緯

『YAMAGA BASE』や『bY』、『iReaction』について説明してきましたが、そもそもなぜやまがBASEプロジェクトが発足したかについて、これまでの経緯を説明します。

１４３年の歴史を有する母校が廃校に

１８７４年（明治７年）に創立された千田小学校は、２度の建て替えを経て、１９９２年（平成４年）に現在の校舎が完成しました。

＜初代校舎での様子＞

＜二代目校舎/ 創立１００周年航空写真＞

しかし、建て替えから２５年が経った２０１７年、少子高齢化の影響もあり千田小学校は１４３年間の歴史に幕を閉じました。

千田小学校からは７，３００名以上の卒業生が巣立ちましたが、やまがBASE株式会社の共同代表である中原もそのうちの一人でした。

１９９９年に千田小学校を卒業した中原は、２０２１年、高校卒業以来１７年ぶりに熊本に戻ってきました。

コロナの影響もあり、仕事がフルリモートで行えるようになって、どこでも仕事ができる時代になったと実感する中で、自然に囲まれ、時には農業に勤しみ、身近に温泉があるような環境でも、面白いこと、新しいことはできるのではないかと考えたのです。

ハーバード留学時代のイノベーション環境と山鹿ならではのリラックスできる環境の両立

中原がハーバード大学留学中に頻繁に利用していたイノベーション施設『Harvard innovation Lab』は新産業創出・新市場開拓と社会的課題の解決・改善を両立しようとする起業家/社会起業家の育成・支援を目的に２０１１年に設立されました。

『Harvard innovation Lab』では多様な人たちが集まり新たな挑戦のハブとなっていました。

山鹿の豊かな文化と自然と温泉があるからこそ心を落ち着けリラックスできる環境とこのような新たな挑戦をしたい人達が集まる環境を両立できるのではないかと考えた末、「廃校を使わせてもらえないか」と山鹿市に問い合わせたのがこのプロジェクトの始まりでした。

二人の共同代表の出会いとやまがBASE設立

しかし、いくら卒業生だからと言って、一人でやってきて広大な学校跡地を使わせてほしいと言っても、市も当然ながら「はい分かりました」とはいきませんでした。

協議がなかなか進まない中、２０１４年より山鹿市内の廃校跡地を活用し衰退するシルク産業に「蚕業革命」を興すあつまるホールディングスの島田と中原が出会い、意気投合。２０２２年の初旬の出会いから５ヶ月後には二人でやまがBASE株式会社を立ち上げました。

動画で詳しい経緯を説明しています。

ちなみに、あつまるホールディングスの生産する高品質なやまがシルクには幅広い可能性があり、従来の衣料用繊維に留まらずコスメや医療にまで活用の可能性は広がっています。

あつまるホールディングスが２０２２年１１月に山鹿の地で連携にかかる覚書を締結した米バイオテック企業の「Vaxess Technologies」社は上述した『Harvard innovation Lab』から誕生した初めての企業というご縁も。

＜Vaxess Technologiesの創業者らと山鹿市を訪問したときの様子＞

＜Vaxess Technologiesの創業者らと熊本県を訪問したときの様子＞

２０２３年７月廃校取得完了

そして、最初に問い合わせてから１年以上経過した２０２３年の１月に実施されたプロポーザル型の公募に応募し、２０２３年２月にやまがBASE株式会社が売却候補先として選定されました。

同年３月には住民向け説明会を実施し、多くの方にお越し頂きました。

それから同年６月の議会で正式に承認を受け、７月に山鹿市からやまがBASE株式会社への譲渡が完了しました。最初の問合せから１年半以上を要し、ようやく事業が動き出しました。

最後の学校開放日

２０２３年９月には卒業生や地域の方に向けた着工前の最後の学校開放日と安全祈願を実施しました。多くの卒業生や地域の方が訪れて下さいました。

※学校開放日と安全祈願の様子の動画

開放日と安全祈願を無事に終え、１０月に着工。現在は２０２４年４月のオープンに向け、鋭意、準備を進めています。

山鹿市ってどんなところ

ｎYAMAGA BASEのある山鹿市について少しご紹介します。

５つの自治体が合併し誕生

山鹿市は熊本県北部に位置し北は福岡県、南は熊本市に隣接しています。

２００５年に５つの自治体（旧山鹿市、鹿央町、鹿本町、鹿北町、菊鹿町）が合併し今の山鹿市となりました。

豊富な湧出量と素晴らしい泉質を誇る温泉郷

山鹿市内には、山鹿温泉、平山温泉、熊入温泉、菊鹿温泉、鹿本温泉といった５つの温泉郷があります。

中でも山鹿温泉と平山温泉は歴史が古く、泉質も抜群です。

山鹿温泉『さくら湯』は、その起源を江戸時代にまで遡り、剣豪宮本武蔵も訪れたことが記録されています。

平山温泉は「美肌の湯」と呼ばれる、化粧美容液のような、ぬるぬるとろとろの柔らかなお湯が特徴です。その泉質に加え、自然に囲まれた静かな環境で過ごすことができ、じゃらんが発表する全国「おすすめしたい穴場温泉地ランキング」では２０２２年、２０２３年と２年連続全国２位に輝いています。

古代から近代に至る分厚い歴史と文化の街

温泉に加えその歴史と文化も山鹿の魅力の一つです。古くは古墳時代の景行天皇に由来がある『山鹿灯籠』は今でも伝統工芸として有名で、毎年８月に開催される『山鹿灯籠まつり』には大勢の方が訪れます。

装飾古墳も山鹿周辺の菊池川流域に集中して作られており、有名な『チブサン古墳』や国建築家安藤忠雄氏が設計した『熊本県立装飾古墳館』から望める指定史跡の岩原古墳群からも古代のロマンを感じることができます。

江戸時代に参勤交代で主要な交通インフラだった『豊前街道』沿いはレトロな街並みが残っており、その一画には明治時代に山鹿の町衆がお金を出し合って造った芝居小屋『八千代座』が佇み、内部の見学はもちろん、今なお歌舞伎や落語などの催しものが日々開催されています。

豊かな自然環境と肥沃な土壌に裏付けされた美食

美しい渓谷が流れ自然豊かな山鹿市では、菊池川が育む豊かな大地が広がっており、スイカやメロン、キンカンなど様々な農産物が生産されています。西日本一の生産量を誇る栗を用いたスイーツや、まろやかでコクのある岳間茶も人気です。

国内外から高い評価を受け、数々の受賞歴を誇る菊鹿ワインを製造する菊鹿ワイナリーでは葡萄畑を望みながらワインの試飲も可能です。

まだまだ山鹿の魅力は語り尽くせないほどあります。今まで山鹿という地名を聞いたことがなかったという方も、是非足を運んでみて下さい。

山鹿をモチーフにしたロクレンジャー

ロクレンジャーとは？

やまがBASEオリジナルキャラクター『ロクレンジャー』は山鹿市の５つ地区のいずれの名称にも「鹿」という字が含まれており、「鹿」は「ロク」とも読めることから、『５匹だけど“ロク”レンジャー』というダジャレ着想で生まれました。５つの旧自治体が一つになって力を合わせ進んでいくという想いも込められており、５匹のキャラクターはそれぞれ旧自治体がモチーフになっています。

レッドは山鹿地区、グリーンは鹿央地区、ブルーは鹿本地区、ホワイトは鹿北地区、ブラックは菊鹿地区をイメージしたキャラクターになっています。

ロクレンジャーNFTコレクションについて

今回、このキャラクターと山鹿市の名所を組合せ、１００種類、全１００個のNFTを制作しました。２０２４年２月１よりANA GranWhale NFT Marketplaceにてご購入いただけます。

＜プロジェクトページはこちら（２０２４年２月１日から公開されます）＞

NFTは「ノン・ファンジブル・トークン」（Non-Fungible Token）の略で、ブロックチェーン技術を使用して作成されるデジタル資産です。NFTは「代替不可能」という特性を持っていますので、各NFTは独自の識別情報を持ちます。

そのユニーク（一意）性を活かすことで、今回このNFTもYAMAGA BASEラウンジの鍵としてもご活用頂けます。詳細はANA GranWhale NFT Marketplaceにてご確認下さい。

また、当該NFTを保有している方は、bYメンバーに加入される場合、山鹿市住民価格でご利用頂けます！

応援メッセージ（御氏名５０音順）

今回、やまがBASEの取組についてプロジェクト発足当初よりご協力頂いた方、山鹿市に縁のある方々より応援メッセージを頂きましたので以下にご紹介させて頂きます。

＜NTT西日本 熊本支店 支店長　朝倉 順治 様＞

ますます進行する人口減少問題。今、まさに地域社会の在り方を議論し、新たな地域産業の未来を切り拓くときです。

自然豊かで、心地よい空気が流れ、地域の皆さんが向き合える場所で生まれる新たなイノベーションが、人や地域社会に優しく、明るく照らすものであると信じています。

そして私たちもICT・デジタル技術の力で「地域の稼ぐ力」を高めるお手伝いが出来ればと思います。

山鹿にはそのパワーがある！地域再興の先駆者として、ワクワクする活動を共に走り続けましょう。

＜熊本大学 熊本創生推進機構 イノベーション部門 特任教授　入江 英也 様＞

「YAMAGA BASE」から世界へ！

私は山鹿市出身で、熊本大学や熊本高専で「アントレプレナーシップ（起業家精神）教育」をさせて頂いています。

この度、中原さん、島田さんから「YAMAGA BASE」を作ると聞いてワクワクしています。ここから世界に羽ばたく方々が生まれることを願っています。完成したら学生さんたちと勉強会や合宿をやりたいです。

皆様、「YAMAGA BASE」プロジェクト応援の程、どうぞよろしくお願いします。

＜株式会社スペース 大阪本部 第三事業部長　大田 寛章 様＞

YAMAGA BASEは、きれいな空気と水、美しい自然に囲まれる山鹿市で廃校であった千田小学校をコンバージョンし、生まれ変わった社会循環型交流施設です。

働く・学ぶ・遊ぶ・泊まる・交流する等の魅力が詰まった、新たな地域の拠点を目指し施設の設計施工の監修をさせて頂いております。

最新の機能を備えたイノベーション施設でありながら情緒ある街の伝統風景を感じられる唯一無二の空間を目指しています。

是非体験してみてください。

＜全日本空輸株式会社 / ANAあきんど株式会社 熊本支店　支店長　川田 修一 様＞

みなさん、こんにちは、ANAあきんど（株）熊本支店 川田と申します。ANAあきんど社とはANAグループにおいて地域創生事業を担う会社です。

約2年前に、中原さんと島田さんとお会いし、「YAMAGA BASE」プロジェクトのお話しを聞き、その志の高さと情熱に感銘を受けました。

その後、廃校取得など順調に進み、いよいよオープンに向けて『YAMAGA BASE』が始動してゆきます。ANAグループとしても、主旨に賛同し山鹿BASEを起点とした地域活性化に一緒に取り組んでゆきたいと思います。是非、皆様も応援を宜しくお願いいたします。

＜栗川商店 五代目　栗川 恭平 様＞

素敵なプロジェクトに賛同して応援させていただきます。

この宿泊券が手に入ることで、山鹿の魅力を存分に満喫することができ、その体験はきっと心に残るものとなることでしょう。

プロジェクトの成功を心よりお祈りいたします！

＜熊本ワインファーム 代表取締役社長　幸山 賢一様＞

ド田舎からの日本再興戦略！！　最初、掲げられた「夢」に衝撃を受けました。

中原さん、島田さんと意思疎通を重ね問題意識に賛同でき、私も一緒に活動するに至りました。

いよいよスタートですね！　“iReaction”を通じて、夢を実現しましょう！

＜株式会社LibWork 代表取締役社長 兼 CEO　瀬口 力 様＞

やまがBASE様のスタートアップ企業の支援・発展を応援します。山鹿の地から日本や世界を代表するような企業が生まれることを期待いたします。

＜元千田小学校教諭　竹下 智香子 様＞

20数年前、私と子ども達は、田舎の小学校で毎日を生き生きと暮らしていました。自然の豊かさや地域の方々の愛情に支えられ夢や希望を実現させることを学びました。そこには、常に創意工夫し新しいものを創造していく姿がありました。

今、その頃の楽しかった日々が、「やまがBASE」の理念のもと、再び廃校となった千田小学校からの発信から始まると想像するとワクワクがとまりません。これからの発展を心から応援します。

＜西日本電信電話株式会社 イノベーション戦略室 ソーシャルプロデューサー / 山鹿創生アドバイザー　中島 賢一 様＞

通信技術の発達や社会システムの変化により、仕事や生活の場が多様化し、金銭的な豊かさや利便性の高さだけでなく、精神的な豊かさも重要な時代になってきました。そうした中、都会だけでなく地方でも活躍する人が増えています。YAMAGA BASEはその可能性を大きく広げる拠点になるでしょう。自己実現の場として、社会を良くするための夢の発射台としてYAMAGA BASEが多くの方に活用されることを期待しています。

＜千代の園酒造株式会社 代表取締役社長　本田 雅晴 様＞

全国各地で過疎化が進み多くの小学校の廃校が後を絶ちません。

風光明媚な湯の里山鹿でも近年10校近くの小学校が閉校になってしまいました。

山鹿出身の中原功寛君が豊富な経験を活かし、地元の廃校になった千田小学校を用いた新しいプロジェクトに島田裕太さんとともに取り組んでいます。

山鹿の豊かな自然、温泉と文化に囲まれた「YAMAGA BASE」を基地として、有能な人材、革新的な企業力を会し、世界が抱える課題の解決、改善に役立つようなiReactionが実現できるようにこのプロジェクトを応援していきます。

＜一般社団法人平山温泉観光協会 会長　向 大和 様＞

学校はずっと続く思いがありましたから、いつも学校から聞こえていた子どもたちの声がなくなり、建物だけ残り、何も音が聞こえないのは、本当に寂しく思います。

私も自分が通った小学校が廃校になりました。

廃校が静かなのは、良くありません。

今回「YAMAGA　BASE」さんが、山鹿市鹿央町の千田小学校の跡地で、地元や山鹿市を元気にして下さる取組をされることに大変嬉しく思います。

廃校に命を再び吹き込んで下さる事業に賛同します。

元鹿央町町長 杉焼様からのメッセージ

また、合併前の最後の鹿央町町長であり、共同代表の中原が海外に興味をもつきっかけともなった鹿央町での国際交流事業『あすかの翼』の開始に携わられた杉焼様からは以下のようなメッセージを頂戴しました。

＜元鹿央町町長　杉焼 義文様＞

田舎町 鹿央に待ち人来たれり！　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（鹿央町住民　杉焼 義文）

年を追う毎に、周りの様変わりに寂しさを覚える田舎暮らしをする中で、昨年、我が目を疑うようなニュース記事を「熊日」が紹介してくれた。

・・・地元の小学、中学、高校卒業から、米国の大学で学び、「ハーバード大学」の院でさらに学びを高め、国際経営学の権威象徴である「MBAの学位称号」を身につけ、故郷へ凱旋、母校の荒廃した姿を見て発起し、その母校をベースに「田舎再生にチャレンジ」する若者。・・・というフォト入りの記事であった。

一昔の言葉に、「待ち人来たれり！」という伝えがあるが、今まさに”時代と、全国の地方が待望する人材が、我が町に来たれり”と思えてならない。

強い好奇心が働き、その記事の人物、「中原 功寛」君とお会いし、話をお聞きする中で更に驚愕したことがあった。

彼の口から、世界というフィールドを意識した動機を聞かされたときである。

何と、小学6年生で参加した、地元自治体の”人づくり国際交流事業・アスカの翼”へ参加したことで「影響」「感化」されたことが大きい、と話してくれた。

”アスカの翼”国際交流事業とは、当時の鹿央町長が英断され、国の「ふるさと創生１億円」の交付金全額を、将来の地域を担う児童生徒にプレゼントし、基金運用事業として、町内小学6年の全生徒を毎年、「シンガポール」に派遣交流してきた当時、国内では稀な「人材育成事業」であった。

顧み思うに、まさに当時の「人づくり政策」が、20数年の時を経て確実に実を結んだ証人が帰って来た、と言えるのではないだろうか？当時、その交流事業に少しなりとも関わった者として、この上ない幸いを覚えている。

その「千田小学校」、現在リニューアル工事もほぼ最終の仕上げ段階にある。中原君が島田裕太君という心強いパートナーと進める「千田小学校再生プロジェクト」が、「やまがBASE株式会社」と「やまがBASE事業協同組合」を軸に、企業を巻き込んでの現実的な動きが見えてきたように思う。一後期高齢者として頼もしい限りである。

全国的に、地方社会の維持が極めて難しくなりつつある今日、グローバルな武者修行をベースに、”ふるさと創生”に向けて、熱いハート、戦略・戦術を惜しみなく提供してくれる「やまがBASEの中原功寛CEO・島田裕太COO」に、心からのエールを送り、先づは壮大なミッションの第1ステージの成功を祈ります。

今回ご用意したリターンのご紹介

　ここで今回応援くださる皆様へのリターンについてご紹介します。

やまがBASE応援プラン

3,000円～30,000円までのリターンをご用意しています。

金額に応じお礼動画の共有やWEBページへのお名前掲載、YAMAGA BASE施設芳名板へのお名前掲載などがございます。

上記に加え、オリジナルTシャツや、

山鹿市名産のスイカ、

施設ツアー、

などが付帯したものもありますのでこの機会に是非！金額別の詳細は右のリターンをご覧ください。

施設宿泊権・利用権

実際にYAMAGA BASEに宿泊頂いたり、ご利用頂けるプランもご用意しています。

YAMAGA BASEの施設をいち早く、お得にご利用頂けます。コワーキングスペースや運動施設を含むレンタルスペース、宿泊も可能ですので是非！

bYメンバープラン

iReactionコミュニティに通常よりもお得に加入できるプランもご用意しました。法人向けのプランもございますので、是非ご利用ご検討ください！

オープニングイベント・スポンサープラン

また２０２４年３月３０日、３１日にはYAMAGA BASEのオープニングイベントの開催を予定しており、同イベントのスポンサープランもご用意しています。

2024年4月オープンまでのスケジュール

＜２０２２年＞

７月４日　　やまがBASE株式会社設立

＜２０２３年＞

１月～２月　旧千田小学校利活用公募型プロポーザルの実施

２月２１日　旧千田小学校利活用候補者としてやまがBASE株式会社を選定

２月２７日　市有財産売買仮契約の締結　

３月１６日　住民向け説明会の開催

６月２８日　市有財産売買契約にかかる議会承認

７月１９日　旧千田小学校の売買完了

９月３０日　最後の学校開放日および着工前安全祈願実施

１０月２日　改修工事開始

＜２０２４年＞

２月１日　Makuakeにてプロジェクト開始

３月上旬　改修工事完了予定

３月下旬　YAMAGA BASEオープニングイベント開催予定

４月１日　YAMAGA BASEオープン・運営開始予定

４月７日　Makuakeにてプロジェクト終了・順次リターン送付

実行者紹介

やまがBASE株式会社　代表取締役CEO　中原 功寛（写真左）

山鹿市出身、千田小学校の卒業生。地元の高校卒業後アメリカに留学し、四年制大学を首席で卒業。ベンチャー創業参画後、系統金融金庫での海外支店勤務やファンド組成業務を経て、2018年にハーバードビジネススクールでMBA取得。帰国後ベンチャー復帰し経営戦略や30億円超の調達含む資本政策、新規事業からコールセンターに至るまで幅広く管掌。2021年に17年ぶりに帰熊し、現在までに農業近代化をテーマとする(株)コウサク、(株)コウサクファーム、Kosaku US Corp.を創業しそれぞれ代表就任。廃校となった自身の母校を地域創生の拠点として作り変えるやまがBASE(株)では代表取締役CEO、やまがBASE事業協同組合では理事に就任。

やまがBASE株式会社　代表取締役COO　島田 裕太（写真右）

求人メディア事業やゴルフ場事業等を手掛けるあつまるホールディングスで幅広い事業を管掌、2014年以降、NSPプロジェクトを牽引。同年設立した農業生産法人（株）あつまる山鹿シルク専務を経て2020年、代表取締役社長に就任。25haの耕作放棄地を天空桑園、山鹿市内の廃校跡地を完全屋内無菌養蚕工場へ。産学官連携で行われたSILK on VALLEY YAMAGAプロジェクト、自社ブランドCOKON LAB立上げ等、一連の革新的な取組みをリード。地域創生にも意欲的に取組み2022年にやまがBASE株式会社、やまがBASE事業協同組合を共同創業し、それぞれ代表取締役COO、理事長に就任。