プロジェクト実行者
ストーリー
- 自然の味と香りの新しい和のハーブティー、食後のエチケットティー
- ゆとりを持って味わうことで、ゆっくり生きることを思い出させる新感覚茶
- 半世紀に渡り自然農法を続け、挑戦を続ける山下さんを応援して欲しい
プロジェクト概要
今回の商品はお茶の自然農法山下さんの作り出した自然栽培の緑茶(べにふうき)と近くの山野にあるクロモジ(黒文字)を使った和のハーブティです。農園のある春野町は一帯は隠れたパワースポットとして多くの信奉者を集める土地でもあり、この地ならではの特色のあるハーブティができました。
花粉が舞うこの季節にぴったりの爽やかな味わいだと思います。
このお茶は決して諦めない山下さんの半世紀に及ぶ自然、行政との戦いの集大成でもあります。
私はお世話になった山下さんの応援になればと思いこのプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトを実施する私、福田と山下さんは13年来のお付き合いです。
13年前、私はリストラされた資金も経験もないなかネットショップを始めたばかりでした。
そんな時、山下さんは当時大人気だったべにふうきを情けないような極小ロットでこころよくゆずってくれました。
今回は自然農法を支える春野町と男気のある山下さんの挑戦との話をして、このべにふうきとクロモジを合わせた爽やかな和テイストのハーブティか完成するまでを紹介しています。
山下さんの山智農園のある場所
山下さんが経営する山智農園はは静岡県浜松市から約60km天竜川を遡りさらに気田川へそして熊切川へといくつもの山を越えてやっと山深い花島の部落にあります。
美味しいお茶の栽培に適した高度が高く、そして川霧の立つ場所。
山下さんは山深いこの地で400年続く農家です。
この地にある春埜神社(春埜山大光寺 太白坊大権現 出現霊場)は養老2年に行基が開山したと言われています。ご利益は当病平癒です。
そして近くには秋葉山本宮秋葉神社の本宮もあります。
秋葉神社のご神徳は火の幸を恵み、悪火を鎮め、諸厄諸病を祓い除く火防開運だそうです。
他にも隣町の森町には555年に御神霊が鎮斎したとされる小國神社がありなど。
このエリアは古く飛鳥、奈良の頃からのパワースポットなのです。
この土地は近世になって、時の日本一の権力者の家康のよってあらてめて見いだされました。駿府城や東照宮を造営するための木材の伐採地としてです。
家康はは木を切る場所にも氣を配っていたのでしょう。
山下さんたちは、この地に木材の駿府城や東照宮を造営するための木材の伐採のために入植してきたようです。
家康は神威を借りて駿府城や東照宮を火事や疫病から守りたかったに違いなどと空想が広がります。
お茶摘みに来ていただくとこの土地の息吹を感じられるでしょう。
山下さんの最初の挑戦 自然農法
山下さんがお茶の自然栽培に関心を持ったきっかけは、昭和40年代、お茶が「在来品種」から「やぶきた」へ切り替わって行く頃でした。
その頃はとにかくたっぷりと農薬をまき、たっぷりと肥料をやることが農協からも指導されていました。農家は競うようにより多くの肥料と農薬散布をしていました。
ところが過剰な農薬が肥料がたたったのでしょう、畑の近くの池が青くなるというような環境破壊が多発し大きな社会問題となりました。
そんなころ山下さんは、放置され人手の入っていない在来種の茶畑で新芽が青々と育っているのを見て思いました。
「ひょっとしたら農薬なんていらないんじゃないか?」
それが山下さんの半世紀にわたる挑戦のはじまりです。
小さな気づきから始まった挑戦ですが、これは行政や農協の指導に従わないという道です。
とうてい一筋縄では行きません。
山下さんは回りからへそ曲がり、変人と言われながらも、自分の考えを信じ試行錯誤の中で自然農法を続けました。
しかし思ったよりも難しい!
病気や害虫でお茶が大きな被害を出してしまうことも度々ありました。
やっと出来たお茶もその当時は農薬を使っていないお茶などと言っても大手の問屋には相手にもされません。製茶メーカーに持って行けば、農薬をたっぷり使った他の畑と混ざって製茶されてしまいます。
こんな扱われ方では
せっかく作った自然農法のお茶の価値が出せない。
そこで山下さんは、製茶機を導入し自家製茶を始めて完全に自分だけのお茶にしていきました。
販路も農薬と化学肥料を信奉する農協や問屋は頼れず自力で開拓して行きました。
大手の百貨店、生協などに自分で足を運び、試飲してもらい生産方法を説明し理解してもらい少しづつ自然栽培のお茶の顧客を広げて行ったのです。
山下さんの2度目の挑戦
自然農法と販売が軌道に乗ってきたのもつかの間。
お茶の市場はどんどん減って行き、ペットボトルと新茶が早くできる鹿児島産に押されっぱなり。しかも春野の山奥は新茶が遅く高く売れるタイミングにはお茶が取れない。
さらに有機JAS制度が始まると大手のお茶問屋、メーカーが有機栽培に参入を始めました。
山下さんも2度ほど有機栽培の認定を取りましたが、数十万円の更新料を払えるほど顧客が増えません。
有機栽培認定は零細農家が取得できるほど安くはありませんでした。
そんな中で野菜茶業研究所はお茶の需要を高めるべく機能性のお茶の研究をはじめました。その研究過程で見いだされたのがメチル化カテキンが多く含まれる「べにふうき」という新種のお茶です。
お茶の将来性にかねてから不安を持っていた山下さんは機能性のある「べにふうき」にとびつきました。テレビで「べにふうき」の効果が頻繁に紹介されたこともあり先見の明のあるこのチャレンジは大成功しました。
しかし、この爆発なヒットで「べにふうき」栽培を始める茶農家はとてつもなく増えて「べにふうき」もすっかり飽和状態となってしまったのです。
山下さんの3度目の挑戦
先駆者として切り開いてきた農薬を使わないお茶栽培も、べにふうきもどんどん真似られ、ライバルが入ってきます。
そこで山下さんの3度目の挑戦が始まりました。
山下さんにあるものは、春野のお茶とそして山の恵みだけです。それを利用して他が真似できない物が作れないものかと思いました。
この地域の環境を使ったこの地ならではの味と香りを作り出したい。
自慢の自然農法で作ったお茶と山の恵みをあわせて何か作れないかと試行錯誤を繰り返して行きました。クマザサ、アマチャヅル、当帰など、残念ながら美味しい物にはなりませんでした。
味がちょっと薬臭い、効果効能は薬機法で書けないという状態でなかなか良い物ができませんでした。
今回、山下さんが目につけたのは、当たり前すぎて試していなかったクロモジです。クロモジはニッキと近い、なんとなく懐かしいような香がします。
クロモジの枝は和菓子の爪楊枝に使われたり、爽やかな香りでのど飴にも使われています。
これをべにふうきと混ぜるとなんとべにふうき欠点だった苦みが消え、さわやかさが際立ちます。
お茶と黒文字の新しい味わいの和のハーブティの誕生です。
土地の風土を生かした栽培をすることで、その土地にしかない味わいが生まれるのは紅茶やカカオだけでなく日本茶も同じです。
美味しいの先にある個性を味わってください。
召し上がる時は少し心と体をほぐしてゆっくりとお召し上がり下さい。
こんな時がお勧めです
・朝、気を引き締め、やる気をアップさせるために
・気分をすっきりさせる、午後のハーブティとして
・リモート会議のHPをゴリゴリ削るようなやりとりのあとに
・デスクワークの合間の休息に
・忘れていたゆとりを思い出すきっかけに
・食後の口内衛生
・人と会う前のエチケット
召し上がり方
春野ではなくとも、あなたが素晴らしいと感じた山や川、静かな自然、子どもの頃の懐かしい情景を思い出して下さい。
きっとより深くお茶を楽しめることと思います。
興味があればネットで春野町、山智農園、秋葉山の静謐なたたづまい、春埜山大光寺の巨木。山犬のような御犬様、秋葉山本宮秋葉神社、音と言えば鳥の声しかしない自然。ググって思いを巡らせて下さい。
商品について
山下さんが育てた自然栽培のべにふうきの粉末と近くの山野に自生する黒文字の葉と枝の粉末をミックスしたものです。
1袋30gです。
爽やかな香りで、のどをうるおし、マスクで気になるお口の中も洗い流してくれます。飲んでよし、うがいによし。春野の自然を借力して下さい。
スケジュール
プロジェクトの終了後、1ヶ月以内に申込順に
普通郵便、ネコポス便などで発送を行います。
手渡しではなく郵便ポストに投函されるためご注意下さい。
リターンについて
1.春野自然力茶とべにふうきセット
今回、開発した商品を2袋。
「べにふうき粉末100g1袋」
合計3袋をお届けします。
賞味期限は300日以上ある商品をお送りします。
べにふうきは普通のお茶より渋みが強いのが特徴です。
2.春野自然力茶 3袋セット
今回、開発した商品30gを3袋。
賞味期限は300日以上ある商品をお送りします。
3.春野自然力茶 6袋セット
今回、開発した商品30gを6袋。
賞味期限は300日以上ある商品をお送りします。
4.自然農法応援
商品としてのリターンはありません。
パワースポット 春埜山・大光寺のお葉書をお送りさせていただきます。
5.山智農園の茶摘み券
山智農園でのお茶摘みの権利です。
新茶収穫の収穫の最繁忙期を外させてもらいます。
5月10日~5月31日まででご案内します。
駐車スペースに限りがございますので
予約が多く重ならないように調整させていただきます。
山智農園住所
静岡県浜松市天竜区春野町花島271
資金の使い道
商品原価と送料に充当します。
実行者紹介
実行者 福田誠志(福ネット株式会社)
心と体の健康をお届けするテーマに小売りを20年続けています。
山下さんとは10年来のお取引があり、今回新商品を作ったと相談を受けました。
山下さんの挑戦を思い出して自分も挑戦したくなりクラウドファウンディングに初挑戦です。
生産者 山下智典、山下洋司
山智農園の園主と後継者。
静岡県天竜区春野町で400年続く農家
自然農法で半世紀お茶栽培を続けている自然農法の先駆けている。
べにふうきとクロモジをブレンドしたお茶は実に季節にあった爽やか味わいです。
隠れたパワースポットとして信奉者を集める春野町ならではの今まで経験したことのない味わいの和のハーブティをお楽しみ下さい。
リスク&チャレンジ
私たちは、商品が3月中にお届けできるように準備をすすめております。 今回の商品に利用しているべにふうきですがこの企画のために最優先で確保しております。 風味を重視したいため、茶葉や黒文字の粉末化はプロジェクト終了直前を予定しています。 しかし3月はべにふうきの時期のため、テレビ番組で取り上げられますと 粉末化工場のスケジュールが混雑し、スケジュールが遅れる可能性がございます。 なるべく早めに購入いただきますと事前に予測で準備できるため助かります。 早めのご支援をよろしくお願いします。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
サポーターからの応援コメント
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自然農法応援
1,000円(税込)
リターンはパワースポット 春埜山・大光寺の写真でお礼のはがきをお送りします。
山智農園の茶摘み券
2,000円(税込)
新茶の摘み取りが一段落したときに農園へ訪問してお茶摘みをする権利です。
新茶の最盛期を外し、2022年5月10日~2022年5月31日を有効期間といたします。
山智農園所在地 静岡県浜松市天竜区春野町花島271
ご希望の日程をご連絡ください。
駐車スペースに限りがあるため、多くても一日2,3組に限定し
予約を調整いたします。
昔からのお客様が来ていることもあります。
馴染みの方は毎年新茶の天ぷらにすためにわざわざ遠方からお越しいただいています。
春野自然力茶とべにふうき煎茶、粉末茶のセット
2,680円(税込)
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)2袋 2200円
べにふうき粉末茶 40g 880円
(2200円+880円+送料300円)3380円で販売予定を2600円 20%OFF
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)3袋
3,000円(税込)
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)3袋
(1100円x3+送料300円)3600円で販売予定を3000円 16%OFF
賞味期限は300日以上ある物をお送りします
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)6袋
5,000円(税込)
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)6袋
(1100円x6+送料300円)6900円で販売予定を5000円 28%OFF
賞味期限は300日以上ある物をお送りします
【超早割】春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)x3袋
2,600円(税込)
春野自然力茶(べにふうきと黒文字を混ぜた粉末茶)3袋
(1100円x3+送料300円)3600円で販売予定を2500円 27%OFF
賞味期限は300日以上ある物をお送りします
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 フードカテゴリの 「自然農法50年 山下さんの挑戦 べにふうき×クロモジ 爽やか和のハーブティ」プロジェクト詳細ページです。