老舗ギターメーカー・ヤイリギター（岐阜県可児市）とニッケン刃物（岐阜県関市）がタッグを組み、本物のギター材料を使ったギター型のハサミを生み出しました。

ギターハサミは、刃物の町として知られている”岐阜県関市”で企画から生産まで一貫して作り込みをしたギターモチーフのハサミです。第1弾は、2021年12月にMakuakeで持ち手が樹脂製（メタリック塗装モデル含む）で展開し、1000人以上の方から応援購入を頂きました。

ヤイリギターは岐阜県可児市に1935年に創業した老舗ギターメーカーで、その職人たちの手で仕上げられたギターは国内外の多くの有名アーティストにも愛用されており、今回は、そのヤイリギター様とコラボしたアコースティックギター型のハサミとなります。

ギターを作る際に出てしまう木材の切れ端(マホガニー、メイプル、ローズウッド、オバンコール等)を利用し、持ち手とキャップを作り込んでおります。１つ１つ異なる木目や色味も唯一無二の特徴としてお楽しみください。

本来捨てられる材料を、このようにハサミの一部として再利用できることは環境配慮への取組みとしても大きな意味を持ちます。※プラスチックの使用はスタンドのみ

また、ヘッド形状をヤイリギター特有のデザインにした事、更に、ヘッドには「K.Yairi」ロゴを刻印し、オリジナルである事を表しております。

弦やフレットも実際のギターに近づくよう、こだわって再現しております。

ハサミとして使用しない時でも飾って楽しめるようにスタンドを付属しております。

また、ギターケースを彷彿とさせるような片開きの箱にギターハサミが収納されており、更に、ヤイリコラボを象徴するようなロゴ入りピック(厚さ約0.7mm)も付属しております。

※ピックのデザインは選べませんので、ご了承ください。

プレゼントにも最適なBOXになっているため、是非、ギター好きの友人や知り合いへのギフトとして選んで頂けますと幸いです。

関の刃物職人が一本一本丁寧に刃付けを行っており、切れ味が鋭くなっております。一般的なハサミの用途で紙類やビニール、テープ等にご使用いただけます。

刃体表面にフッ素コーティング加工をしておりますので、ガムテープなどを切ってもべたつきにくい特長があります。

※刃体の黒色はフッ素コーティングの色となります。

※粘着物を何度も切っていると、刃先にネバネバがつくため、その場合は布などで拭き取る事をおすすめします。ネバネバがついたままハサミを使用すると、非粘着効果が低くなります。

１）小刃引

ニッケン刃物製造のハサミは、以下画像のように刃先が２段の刃付け加工がされています。

粗い砥石で１つ目の刃が削られ、細かい砥石で２つ目の刃（先端部）が整えられるイメージです。小刃引は職人が１つ１つ手作業で行います。

このひと手間が切れ味に大きく影響する重要な工程の１つです。

※画像の刃先がステンレス地（銀色）に見えている部分が小刃引による仕上げ跡になります。

２）ヘッド型キャップ

今回は、キャップが刃体にしっかりと納まるようにキャップの先端にマグネットを埋め込み、「カチッ」と先端がくっつく仕様になっております。一般的なハサミでは見られないスペックで、心地よい感触でキャップをはめ込むことができます。

全長：約19㎝（刃渡り約7.5㎝）

材質：（刃体）ステンレス刃物鋼、（持ち手及びキャップ）天然木

　　　（スタンド）エラストマー

※持ち手やキャップは天然木を利用しているため、１つ１つ色が異なりますので、予めご了承ください。

※ハサミ１丁につきスタンド１個が付属します。

例えば、オフィスでのビジネスシーンに。デスクに置いておけば、紙や封筒を切る際に、サッと取り出して切る事ができるため、便利に使えます。見栄えを気にして隠す収納ではなく、インテリアとして見せる収納になるため、使わない時でも近くにあるだけでワクワク感を感じさせます。

2022年にギターハサミ（樹脂持ち手）を販売したところ、お客様や取引先様から「同じ岐阜県のヤイリギターとコラボしては？」というコメントを複数頂いた事から、是非コラボをしたいという想いが湧きました。

そこで、ヤイリギター様に訪問し、端材を利用した今回のコラボの話をしたところ、矢入社長から快諾いただけたため、本プロジェクトを実施する運びとなりました。

今から約800年前の鎌倉時代に、九州の刀匠・元重が関へ移り住み、日本刀を作ったのが関の刃物の始まりと言われています。

関は、松炭や焼刃土、長良川や津保川を流れる水といった良質な資源に恵まれた環境であったため、多くの刀匠たちが集まり、刀鍛冶が盛んになりました。

また、関の刃物は芸術性が高く、「折れず、曲がらず、よく切れる」といった優れた実用性を誇る名刀（関伝）の名を全国に広めていきました。

その後、関市は名刀の産地として繁栄し、この秀でた伝統技術が現在の刃物産業にしっかりと受け継がれ、世界でも屈指の刃物産地として知られております。

ニッケン刃物は、刃物の町岐阜県関市で創業して70年以上、キッチンハサミや事務用ハサミ、工具ハサミと言った一般的なハサミを製造する一方で、近年は日本刀型、観葉植物モチーフのハサミなど、デザイン性のある商品を産み出しております。

また、人気アニメONE PIECEやガンダムとコラボした刃物商品も展開し、多くのアニメファンからも高い評価を頂いております。

お客様のご要望に応じ、多くのオリジナル品（OEM）製造も担っております。近年では、自社ブランドのハサミやペーパーナイフの強化も図り、品質・デザイン共に磨きをかけております。

ヤイリギターは、創業1935年の岐阜県可児市にあるギター工房です。

クラシックギター製作から始まったギター作りへの情熱は脈々と受け継がれ、充分に乾燥された良材を使用し、職人による昔ながらの手仕事で丁寧に製作されています。

「後世に残るのは本物のみ」という先代 矢入一男の言葉の通り、高品質な日本製ギターとして世界中でプロ、アマチュアを問わず愛用されています。

■2023年12月25日　プロジェクトスタート

■2024年2月25日　プロジェクト終了

■2024年6月末　25%OFF・20%OFFのリターン配送

■2024年7月末　15%OFF・10%OFFのリターン配送

■2024年8月末　5%OFF・Makuake定価のリターン配送

本商品は、ヤイリギター様でギター製造の際に出る端材を利用した、これまでにないコンセプトのハサミとなります。

ハサミとしては高価な商品となりますが、実際のギターに使われる木材で持ち手を作り、木のぬくもりを肌で感じられる点、また、ハサミとして使わない時でも部屋に飾って楽しめるインテリア性を持つ点、切れ味鋭い関の刃物である点等に付加価値を感じて頂けたらと思います。

市場には流通していない希少な商品で、簡単に量産できるものではないため、リターン品製造に時間がかかる点はご理解願います。

今回のプロジェクトは、ヤイリギター様の快諾に始まり、新しい取組みに賛同やアドバイスを頂いた木材加工の山信製作所様や篠田製作所様、平田木工様には開発までに多大なる協力を頂きました。

多くの方々の知見を集約して完成したコラボモデルとなりますので、是非、手にとってご堪能いただけますと幸いです。

皆様からの温かい応援購入をお待ちしております！どうぞよろしくお願いします。

Q1：持ち手の強度は大丈夫ですか？

A1：木製であるため、プラスチックよりも強度は弱いですが、日常使いのハサミとしてであれば、問題なく使用できます。また、ギターの端材だけでなく、刃体との接合部には強化木を合わせて使用しているため、過度の応力を与えない限りは安心してお使いいただけます。木材ですので水に濡れた場合は水分を拭き取って保管してください。

Q2：刃についた粘着物はどのようにしたら取れますか？

A2：アルコールを少量、布に染み込ませて拭き取ってください。その際は刃でケガをしないよう十分注意してください。アルコール入りのウェットシートもご活用頂けます。

Q3：錆びませんか？

A3：刃体はステンレス鋼を使用しております。ステンレスは鉄に比べるとはるかに錆びにくい素材ですが、濡れたまま放置したり、海水につけたりされますと、錆が発生する場合もございますので、水分を拭き取って保管してください。刃体にはフッ素コート仕上げのため、通常ハサミとして使用する限り錆びは発生しにくくなっております。

Q4：木材の色（種類）は選べますか？

A4:端材を利用しているため選択はできません。どんな木材のハサミが届くのかも楽しみにしていただけましたら幸いです。左右のハンドルとヘッドのキャップは同一素材になる予定です。