"畑を身近に感じる地球に優しいおしゃれな農作業着"

パタンナーの経歴もあるデザイナーの坂寄順子が手がけるファッションブランド「wmg.」と、家庭菜園・農業の大切さと楽しさを、ラジオなどを通して広めているタレント・ラジオパーソナリティの川瀬良子さんがコラボレーションした、畑に行きたくなるような農作業着を提案。

あなたと畑を繋ぐ「ツナギプロジェクト」です。

"ユニセックスなオールインワンとサロペットエプロンを作成"

wmg.(ダブルエムジードット)はファッションブランドとして全国のセレクトショップや百貨店にて販売しています。今回は本プロジェクト用にオールインワンとサロペットエプロンの２つの新作を、川瀬良子さんと一緒に考えて制作したスペシャルプロダクトです。

制作のきっかけは、昨年のwmg.(ダブルエムジードット)の新作展示会で、川瀬さんが"土に還る生地" の存在を知ったことから。

田んぼや畑に欠かせない土との親和性を感じた川瀬さんと、ブランドで取り組んできた"土に還る生地"を少しでも多くの人に知ってもらいたいというデザイナーの思いから、この生地で農作業着を一緒に作りませんか？と意気投合。

“土に還る生地“とその処理場システムの開発を知ったのは4年位前。まだまだ開発途中でしたが、衣類がゴミにならず消えてなくなるなんて魔法の様だと感動したのを覚えています。

やっと使えるまで開発が進み、この企画をより多くの方に知って頂きたいと思い、Makuakeに出店することになりました。

川瀬さんは、お友達が米作りに誘ってくれたことをきっかけに13年間農業に親しんでいるのですが、その中で理想の農作業着を想い描くようになったそうです。

以前、農作業に友達を誘うと「畑で何を着て良いのかわからない」「汚れて良い服なんて持っていない」と言われたことが衝撃だった。と言う川瀬さん。ですがご自身も、一番最初にお友達が米作りに誘ってくれたときは「汚れたくない」が一番の理由で、断ったこともあったそうです。

農業を楽しむ様になってからは、土が付いた服や手袋、長靴は「頑張った証」「土って格好良い！」と感じるようになり、この考えも広めていきたい！と。

農作業を体験していくうちに

・しゃがんだ時に腰が出ない長い丈

・襟が立てられると首周りの日焼け防止になる

・パンツの裾が絞られていると長靴に収まりやすい

など、服に求めるポイントがわかってきたそう。

さらに、東京から電車で2時間半かけて栃木の畑へ通っている中で、着替える場所のない畑で着ていった服の上から簡単に着られて、作業後はそれを脱ぐだけ、と言うものが理想。自撮りも出来たら便利では？

など、たくさんのアイデアを出し合いながら進めていきました。

このツナギがあれば、いつでもどこでも農作業ができる。

・農に触れる機会がなかった人と畑を繋ぐきっかけ作りになるツナギ

・農に触れている人には、もっと快適に楽しくなるようなツナギに

これらを踏まえて、畑で服の上からガバッと着ることができるツナギとエプロンの考案になりました。

今回作成した各アイテムのご紹介です。

オールインワン

カラー：コーラルピンク , ベージュ , ネイビー

サイズ：S size , M size , L size

素材 ：ポリエステル68％ コットン32％

モデル : 170cm M size着用

モデル : 170cm M size着用

・首の後ろの日焼けを防ぐショールカラー襟

・ 肩から重い荷物を掛ける際の補強

・蒸れを防ぐ脇下の通気穴と腕の稼働域が増えるアクションプリーツ

・袖が捲りやすくなるゴムフラップ留め

・作業の自撮り撮影ができるフロントポケット

（携帯サイズに因ってレンズ位置が変わる可能性がございます。）

・ウエストベルトでウエスト調節

・ウエストベルトでしゃがんだ時の背中のつっぱりを軽減

・カラビナやキーホルダーなどつけられるループ

・タオルや道具をかけられるハンマーループ

・長靴に足入れしやすい裾ゴム仕様

・水作業に強い撥水加工素材

サロペットエプロン

カラー：コーラルピンク , ベージュ , ネイビー

サイズ：F size

素材 ：ポリエステル68％ コットン32％

モデル : 170cm F size着用

モデル : 170cm F size着用

・作業の自撮り撮影ができるフロントポケット

（携帯サイズに因ってレンズ位置が変わる可能性がございます。）

・500mmペットボトルがすっぽり入る大容量ウエストポケット

・タオルや道具をかけられるウエストループ

・足捌きの良い裾まわり立体パターン

・しゃがんだ時に膝やお尻をカバーするデザイン

・ショルダーストラップは後ろで高さ調整が可能

"土に還る素材 Re Terra Fabric"

使用しているのは 堆肥中で分解処理を行える生分解性の素材の Re Terra Fabrick

この素材は ㈱ツカモトコーポレーションが開発 運営する日本橋白衣との提携素材です。

一般的なリサイクルの定義は「使い終わったものを再利用することで環境負荷を軽減する」ことです。 しかしそれだとエネルギーのロスも大きく、結果ゴミとして残ります。

一方生分解とは、 “堆肥化”(COMPOSTABLE)する事でゴミを生み出しません。

いわゆる“化繊” は、何もしないで自然に分解されるのに数百年（6 ～ 7 百年）かかると言われています。

“生分解化繊” は特定の微生物が食べてわずかな水(H20) と二酸化炭素(CO2) に極めて短期間で分解します。また、二酸化炭素排出量も燃焼廃棄やリサイクルと比べ約４０％も少ないのです。

目指すのは「エネルギーの循環」
地球上にある資源で生まれた“化繊” という丈夫で優れた繊維は地球に負担をかけることなく微生物にエネルギーという形で還元させるという、

この素材はエネルギーの循環システムの開発なのです。

そして素材だけではありません。縫製糸、ネーム、釦、ゴム、全て生分解素材で出来ています。たくさんの方たちの力でここまで開発がすすみました。

さらに“生分解化繊” を使うことで優れた撥水加工で、洗濯後も撥水効果は維持します。

洗濯機でガシガシ洗えて、しわになりにくいイージーケア素材です。

分解プロセス

第一段階：加水分解

・堆肥中の微生物が酵素を分泌

・酵素、水、発酵熱がリテラに作用

・加水分解が起こり物質が低分子化

第二段階：生分解

・低分子化合物を微生物が生分解

・微生物の代謝により水と二酸化炭素を排出

堆肥条件

湿度：51% / 堆肥中温度：57-80度 / ｐH：8

こうやって土に還ります！

リテラ素材が土に還る場所・・・。

堆肥がびっしり敷き詰められています。ここにリテラ素材の衣料品を埋めていきます。土に還るサスティナブルな取り組み。

土に埋めた服を掘り起こす様子。1か月に1回掘り起こして経過観察を行っています。

土に還るには湿度51%、堆肥中温度57-80度にしているため、堆肥から湯気が出ます。

衣料品がすこしずつ土に還っていく過程。時間と手間がかかることにしっかり取り組んでいます。

最終的には下記のようになります。

（Tシャツ分解試験 2018年6月～2019年6月）

農業にはお礼肥という言葉があります。「美味しい実や、美しい花を有難う」という感謝の肥料で、開花後や収穫後に施す追肥の一種です。

農業は土と会話をする仕事なので、この作業着を着倒して土に還す事はたくさん遊ばせてくれた畑の土に対してのお礼肥になるのではないでしょうか。

カラー

【コーラルピンク】

【ベージュ】

【ネイビー】

サイズスペック

【オールインワン】

【サロペットエプロン】

※開発中の製品につき、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。

【生産国】

日本製

【メーカー】

有限会社GOAT-ee

【製品の回収の流れ】

※ご使用後に製品を土に還す際は弊社にて責任を持って指定堆肥場に送ります。

その際は弊社HPの「お問い合わせ」よりご連絡ください。

HP URL： https://wmg.co.jp/

スケジュール

4月4日 プロジェクトスタート

5月5日 プロジェクト終了

5月中旬 生産スタート

8月下旬 超早割、2枚割り予約商品発送

9月上旬 早割予約商品発送

皆様の元へ秋の収穫期までにお届けしたいと思います。

下記のスケジュールでサンプルがご覧になれます。

4月6日〜4月8日 サスティナブルファッションEXPO展 (東京ビッグサイト)

（株）ツカモトコーポレーションブース内

4月11日〜4月28日 wmg.office （アポイント制 平日のみ）

アポイントは弊社HPの「お問い合わせ」よりご連絡ください。

HP URL： https://wmg.co.jp/

リターンについて

・【超早割り30%OFF】限定10名！オールインワンかエプロンのお好きな方をお選びください！

・【2枚割り20%OFFオールインワン＋エプロン】用途に合わせて使い分けてください！

・【2枚割り20%OFFオールインワン2枚】チームやユニホームにお使いください！

・【2枚割り20％OFFエプロン2枚】チームやユニホームにお使いください！

・【早割り15%OFF】オールインワンかエプロンのお好きな方をお選びください！

資金の使い道

・研究開発（サンプル作成、デザイン、パターン）

・商品制作（生地、付属、縫製、物流費）

・広告宣伝費（Makuake出展制作費、撮影）

・地球に還すプロジェクト（指定堆肥場での処理費）

実行者紹介

坂寄順子/ wmg.(ダブルエムジードット)デザイナー

この企画のきっかけである生分解素材は循環させる事に意味があるのだと思います。

衣類にも「堆肥（compost）」するという選択肢が加わる事は素敵なことですよね。

そのことを多くの人に知ってもらえたら嬉しいです。

そして農業に興味はあるけど何を着ればいいの？と悩んでいる人はたくさんいるのでは？

これ1枚持っているだけで十分です。だって畑に行くために作ったものだから。

つなぎを着れば洋服の汚れなんて気にせず土にまみれて楽しんじゃえます。

動きやすくて機能も満載。さらに自分で収穫しているシーンを自撮り可能。

これを着ると畑に行くのが楽しみになりますよ。

そして、畑の制服として着倒したら土に還そう。

自然と地球に少しだけやさしくなれます。

川瀬良子/ タレント・ラジオパーソナリティー

このツナギを手にした時から、畑・田んぼ・農業を身近に感じてもらえると思います。

このツナギを着て、収穫体験に行きたい！家庭菜園・ガーデニングに挑戦したい！

土、植物、農に触れるきっかけ作りになったら嬉しいです。

そして、このツナギがあればいつでも農業体験ができる♪

現役の農家さんにとっても、日常の農作業が楽しくなるような機能満載です！

日本全国に、素晴らしい技術を持っている農家さんがたくさんいらっしゃいます。

ぜひそんな様子をこのツナギを着て、胸ポケットにスマホを入れて発信してみて下さい。他の人から見たら驚くような技がきっとあるはずです。それをきっかけに、いろんな繋がりが出来ると思います。

繋がりを作ってくれるツナギ。

そして、土と思いっきり遊んで、最後は土に還る。

“お礼肥になる服”なんて！本当にすごいものが出来ました。

たくさんの方に知っていただいて、一人でも多くの方が農業に興味を持ってくれたら嬉しいです！

素材開発/ 株式会社ツカモトコーポレーション

創業200余年、繊維製品をはじめとする多彩な商品を取り扱う専門商社。

「美しい生活がいい。（Amenity ＆ Beauty Company）」を企業スローガンに掲げ、

より快適でスマートなライフスタイルの創造に勤めております。

URL：https://www.tsukamoto.co.jp/

取材協力 / 株式会社TAN-SU（おちゃのま畑）

代表取締役 山口泰志（やまぐち やすゆき）

メディアプランナー/ 地域プロデュース事業を中心にコンテンツ開発に従事。番組、映像、ＣＭ、音楽、デザイン、出版物の編集に加え、キャラクターや商品開発などのライセンス＆コミュニケーション開発も行っている。

リアルなフィールドワークとして農業を創作活動の一環ととらえ、10年以上野菜作りに親しんでいる。

URL：https://tan-su.com/