スキージャンプをもっと身近に！

2022年秋の公開を目指している『ウィンドガールズ』は、女子スキージャンプをテーマにした短編映画。本作の監修は山田いずみさん。1984年、小学校1年生だった山田さんは全国でたった3人しかいなかった女子ジャンパーの一人として飛び始め、数々の記録とともに女子ジャンプの礎を築いたパイオニアです。監督の大橋泰之は、道内外で活躍する写真家であり、女子ジャンパーを紹介する冊子の制作を通して「女子スキージャンプ」の認知を目指し、山田さんと二人三脚で走り続けてきた人物。今回のプロジェクトでは、山田さんが現役時代より抱き続けた「女子スキージャンプをもっと身近に！」という強い思いが込められた短編映画『ウィンドガールズ』の制作を応援してくださる方を募集致します。皆さんの声援を受けて、大きく飛躍する小さな物語。ぜひ、応援の程よろしくお願いいたします！

映画制作のきっかけはフリーペーパー

映画制作のきっかけは、今から10年以上前に遡ります。2009年に現役を引退した山田いずみさんは、「女子スキージャンプを知ってもらいたい」という想いの中で、女子ジャンパー達の素顔や、競技の魅力を詰め込んだ1冊のフリーペーパーを創刊しました。掲載する写真の撮影は、高校時代の同級生である写真家の大橋泰之が担当。スポンサー集めに奔走しながら、手弁当で始めたそのフリーペーパーは、山田さんの熱い想い、選手たちの活躍によって、媒体としての力をつけて、約10年間発行し続けました。

「紙で出来ることはここまで。次は、映画だね！」。最終号を発行した後に、冗談めかしながら山田さんと大橋が交わしたこの会話こそが、『ウィンドガールズ』の原点です。

舞台はサマージャンプ！

みなさんは知っていますか？スキージャンプは冬だけではない、ということを。

夏だって選手たちは空を飛んでいるんです。輝くグリーン、爽やかな夏空の中で迫力のジャンプを魅せる「サマージャンプ」は、冬とは違う魅力が存分に詰まっています。「テレマーク」「K点」「ウィンドファクター」など、聞いたことはあるけれど、どういう意味なんだろう？スキージャンプは知れば知るほど楽しめる競技です。追い風よりも向かい風の方が有利に飛べるなんて、格好良いと思いませんか？

「スポーツが持つ力って凄いんだ。スキージャンプって凄いんだ」。

この言葉は、映画制作を決めた際に、山田さんが寄せてくださった言葉です。「女子スキージャンプを身近に！」を合言葉に、競技の魅力や喜びを伝えていきたいと思っています。

ストーリー

高校時代の友人の誘いで、＂軽食&スナックK点＂で働くことになり再会した仲良し3人組。

そこでは謎の女・みなみが待ち受けていた。

「飛ばないか？」満面の笑みを浮かべるみなみが彼女たちを誘ったのは、なんとスキージャンプ！

彼女たちの無謀な挑戦が始まる…⁈

短編映画『ウィンドガールズ』は、自分らしい一歩「ジャンプ」を経て、自分にしかできない着地「テレマーク」を目指す物語です。

登場人物

風花（溝口明日花）…なりたいものがない事がコンプレックスのフリーター。お人好しで頑張り屋だが、致命的な運動音痴。日払いという言葉に惹かれ、軽食&スナック「K点」でアルバイトを始める。

メッセージ：風花役の溝口明日花です。脚本を読んでいると勇気が湧くし、大人にだって自分次第で青春はやって来るんだとワクワクします。そんな映画を皆さんとつくれること、演じられるのが幸せでゾクゾクします。この気持ちごと映画に乗せてお届けできるよう努めます。私自身、この映画をきっかけにスキージャンプの魅力を知りました。同じ様に、観てくださる誰かがスキージャンプの虜になるきっかけになれたらと思います。皆様に、良い風が吹きますように！

有里（中村夏音）…バブリーファッションをこよなく愛する駆け出しのモデル。軽食&スナック「K点」でアルバイト中。なにやら思惑があり、高校時代の友人の風花と七海をアルバイトに誘う。

メッセージ：有里役の中村夏音です。私は母や叔母の思い入れある服を着るのが好きです！新しい服も買って着ますが、今ではない色味や形、バブリーな感じに惹かれてしまいます。原作、脚本を読んでウィンドガールズはそういった昔ながらの部分や、変わらず大切にしたい気持ちが小道具や場所にも、込められる気がします。私はそこを大切に取り組みたいです！またこの映画をきっかけに、スキージャンプの奥深さと実は札幌では身近なスポーツであることを感じている真っ只中です！！風を感じたくなるこの気持ちを見て下さる人にもお届けできますよう努めたいです！

七海（みづき）…新人イラストレーターの無口な美女。冷静な観察眼と肝の大きさはピカイチ。絵を描いているときは周りが見えなくなる。有里に誘われて、軽食&スナック「K点」でアルバイトを始める。

メッセージ：この度、七海役を演じさせていただくこととなりました、みづきです。ウィンドガールズと彼女たちを取り囲む魅力的なキャラクターたちの中では泰然としていて口数の少ない七海ですが、夢に真っ直ぐな情熱を抱き、友達思いで人間味がある温かい人物なのではないかと思います。そんな彼女の内に秘めた熱い気持ちをのせて、観てくださる方々の背中を押せるような作品作りができればと思います。

監修・山田いずみ

日本女子初のラージヒル飛行、国際大会での日本人初優勝などを成し遂げた。女子スキージャンプのパイオニア的存在。「女子スキージャンプを広めたい」という想いから選手紹介冊子を約10年に渡り発行。

監督・大橋泰之

小樽市出身。合同会社マカロニ写真事務所代表。人物を中心に広告、映画など幅広いフィールドで活動中。 2018年 高梨沙羅写真展(六本木ヒルズ)開催。 同級生でもある山田いずみの想いを受けて選手紹介冊子の発行など共に走り続けてきた。

スケジュール

2022年6月初旬クランクイン

2022年9月下旬クランクアップ(仮)

2022年秋、 YouTubeを中心に公開予定。ご協力者を招いた上映会も目指す。

リターンについて

劇中に登場する＂軽食&スナックK点＂のデザインや、実際に映画の中で使用するグッズなどをご用意しました！

サポーターのみなさまへのお礼として、新たにデザインしたオリジナルグッズです。

みなさまの生きる毎日に、良い風が吹きますように！と願いを込めてつくりました。

資金の使い道

『ウィンドガールズ』は、スタッフ・キャスト含め全メンバーが、この作品に熱い想いを寄せて集まりました。ただ資金面ではまだまだ厳しく本プロジェクトを実行することに致しました。

Makuakeで応援してくださるサポーターの方々にこの映画の展開を楽しんでいただけるよう努めます。

◯映画制作費

・撮影機材費 30万円

・美術費 10万円

・衣装費 5万円

・スタッフ費 15万円

・ロケ地代 10万円

◯Makuake

・手数料 20万円

・リターン品 10万円

監督より皆さまへ

本プロジェクトのページを最後までご覧いただき、ありがとうございます。

山田さんと私の中で漠然とあった女子スキージャンプ映画が具体的に動き出したのは2020年のことでした。新型コロナウイルスにより、スキージャンプに限らず数々の試合が中止になる中で、「こんな時代に何かできることはないだろうか」という思いと、「こんな時代に映画制作をしていてもいいのだろうか」という葛藤を繰り返しながら、それでもスポーツが持つ力、そしてエンターテインメントが持つ力を信じ、私たちは映画制作に踏み切りました。

短編映画『ウィンドガールズ』は「スキージャンプを身近に！」という真剣な願いを込めたコメディです。

この映画をきっかけに、ジャンプ台に直接足を運ぶ面白さを知っていただけたら。

本作を観た方の中から、もしかしたら将来、世界で活躍するジャンパーが誕生する……なんて胸が高鳴る展開が待っているかもしれません。

多くの仲間たちの協力を得てようやくスタートを切ることができた本作ですが、現実問題として資金面の難しさを痛感しています。

この大きな可能性を秘めた小さな物語を、サポーターの皆さまたちと共に育てていきたい。そしてスキージャンプが今よりも少しだけ皆さんの中で身近に感じることができたら。多くの声援の中で、皆さんのお力と共に大きく飛躍する作品したい。そんな思いを込めて、このプロジェクトに参加しています。

皆さまの生きる毎日に、良い風が吹くような作品を目指しますので、応援の程何卒よろしくお願いいたします。