今や雨用長傘は使い捨ての時代ですが、世界でも有数の傘を愛用する日本人は、傘にも「感動」と「共感」を求めます。今日の雨の日をどう過ごすか、手身近な傘か、こだわりの選択をもって出かけるのか。

どこへ持って行っても恥ずかしくない傘、この傘にしがみついていればご心配ありません。あらゆるシチュエーションにも持って出かけられる、スタイリッシュで情感あふれるビニール傘です。そして同時にSDGsにも貢献します。

今回は「かてーる16桜」（男性用）と「十六夜桜（いざよいさくら）」（女性用）の2種類の傘ををご用意。

ペアでもご購入いただけます。

「かてーる16桜」「十六夜桜（いざよいさくら）」どちらも漏水防止仕様の傘袋付きです。

【特徴１】透明なのにセンスが際立つ高級感溢れる「姿」

【特徴２】素材にこだわる天然木の中棒と手元の「愛着感」

【特徴３】グラスファイバー製・軽くて丈夫で長持ちする「親・受骨」

【特徴４】傘がおちょこ（ひっくり返る）になりにくい！「逆支弁」

【特徴５】前が見え易い・冴え渡る視界＝「透明特殊フィルム製」

【特徴６】いつも身近に置きたい「漏水防水傘袋付き」

【特徴１】透明なのにセンスが際立つ高級感あふれる「姿」

傘が際立つのではなく、さしておられるあなたの今日のセンスが高級感とともに溢れる傘です。ちょっと気取って歩いてみたくなりますよ。

【特徴２】素材にこだわる天然木の中棒と手元の「愛着感」

長く大切に使っていただきたいので、愛着を感じてもらえる飽きないデザインを心がけています。5年10年可愛がってあげてください。

高級感だけではなく、手元に触れれば分かる天然木のやさしい握り心地を是非実感してください。

（中棒：白樺天然木 手元：皮付桜天然木）

【特徴３】グラスファイバー製・軽くて丈夫で長持ちする「親・受骨」

親・受骨には樹脂フィルムに馴染むしなやかな軽量素材グラスファイバーを選びました。修理もし易いのですが、丈夫過ぎてあまり骨修理品の依頼がない実績部材です。

弾力性があり、軽くて丈夫なグラスファイバーなのでこんな感じで曲げてもビクともしません。

【特徴４】傘がおちょこ（ひっくり返る）になりにくい！「逆支弁」

強風時斜め持ちになった時、突然の逆方向からの風で傘が暴れて「おちょこ」になったご経験ありませんか？「耐風傘」は「おちょこ」になっても壊れにくいのですがあなたはビショ濡れになりますね。「逆支弁付き傘」は風を吹き流して傘が頑張って人間を守ります。傘の役目は人間を守ることです。玄関から外出されてお帰りになるまでの「あなた」をしっかりお守りします。

風速実験でも実証されたタフな構造！

国内特許取得「逆支弁機構」傘に穴が開いております！

「逆支弁」の実験フル映像でその効果をご覧ください！↓

私自ら体を張って風速実験に挑戦しました！

〈逆支弁構造とは？〉この傘を持っていれば都心のビル風（突風）にも慌てることはありません！

傘に「穴」をあけました！正確には特殊透明フィルムの重ね口が弁の役目をし、風の強い時に開閉して強風から傘と人を守る「逆支弁」が施されております。この技術により傘の内側からの風を吹き抜けさせて、外からの雨は入って来ない「逆支弁」が傘をおちょこ（ひっくり返る）になりにくくします。また、外からの風を受け流すことでより丈夫でタフな構造となっております。

【特徴５】前が見え易い・冴え渡る視界＝「透明特殊フィルム製」

晴れの日と同じように360度周囲が見渡せる前がよく見える透明傘に極めてこだわっています。視界の悪い雨の日にカーテンを目の前にぶら下げて歩くような外出は危険です。飛び出す自転車や擦れ違う人、ベビーカーの赤ちゃん、雨天でも広い範囲を見極めて確認できる、一般のビニール傘と別次元で透明度が高くクリアな視界を実現しました！（オレフィン系多層フィルム使用）

ベタつきにくい・寒くても堅くなりにくい＝オレフィン系多層フィルムを使用し、かなり丈夫な作りなので、この傘があれば長い間ずっとご愛用いただく事ができます。

万が一破損した場合でも職人が1本1本修理に対応しておりますので、アフターフォローも万全です！

【特徴６】いつも身近に置きたい「漏水防止傘袋付き」

愛着のある傘をなくしたり盗られたりした方の無念さからのご要望、「漏水防止傘袋に入れていつも身近に置いておきたい」にお応えした二重構造・たまった雨水も排出し易い傘袋を企画しました。この子をなくさないでください。

「ホワイトローズの傘は盗られるとくやしい」とご愛用者から言われます。傘袋をセットした理由は「濡れていてもこの中に入れて身近に置いてください」とお願いできること。防水加工のジャガード織ポリエステルの中にオレフィン系多層フィルム内袋が入った二重構造なので、店内を濡らすことなく持ち込めます。たまった雨水はホックをはずして排出！

＜傘袋ご使用後のお手入れ＞ご使用後は、ホックを外し水を抜いてから陰干しで十分に乾燥させてください。また洗うこともできますので、やさしく手洗いしてください。

※外側のジャガード織ポリエステルの撥水、防水加工は経年劣化により低減していきますが中面の防水機能の効果は変わりません。

この傘のコンセプトは”格子から空を見上げる「和」の日本情景を感動を味わう”です。デザイン・開発の段階から、あらゆる使用シーンに「情緒おもむき」を共感させたホワイトローズ株式会社の渾身の自信作となりました！

最上級６５cm１６本骨、皮付桜手元、白樺中棒の特殊透明フィルム傘

3色カラー 上から「ブラック」「ネイビー」「オリーブ」

かてーる16桜仕様
生産国：日本／65cm 16本骨木棒透明／中棒：白樺天然木
カラー：OL（オリーブ）・NV（ネイビー）・BK（ブラック）
親・受骨：グラスファイバー／カバー：オレフィン系多層フィルム
外周テープ：ポリエステル 杉綾ジャガード織／手元：皮付桜天然木
全長：90cm／重さ：570g／直径：約108cm
〈傘袋〉外ポリエステル・内オレフィン系多層フィルム／ホック：合成樹脂製

某有名証券会社の新入社員の方が当社の選挙用傘「カテール」を買いに来られました。TVで見て欲しくなったそうです。まだお給料は安いけど一つぐらいこだわりの製品を持ってみたかった、とのこと。毎日名刺200枚を飛び込みセールスで配るのがノルマだそうです。そんな彼から「透明ビニール傘でも今流行りの骨の多い傘はできないんですか」と問われました。転勤予定先の神戸の街で使ってみたい、とのこと。意気に感じて1本彼に誂えてしまいました。

すると3週間後に4本追加注文して来たのです。この傘持って雨の日に飛び込みセールスしていたら「なんだその傘は？」と社内に入れてくださった社長さんがおられたとか。自分のために浅草の傘屋さんが作ってくれた話をすると「おもしろい！」と言われて、それから3度目の訪問で受注できたそうです。社内の成績発表会で披露したところ同僚社員からこの傘の注文を受けてしまったようです。 改めて見たら確かにいかにも丈夫そうで「姿」もいい。雨の日が楽しみになるのです。

作ることにしてしまいました。

もう一つ！当社は相合傘が出来る傘を作りたいのです。

「あなたと会うのが突然の雨の日、やさしく傘をさしかけてくださるのがきっかけだったら、どんなにロマンチックだったでしょう」と言われたことがあります。

園遊会でも妃殿下が濡れないように、半身濡れながら傘をさしかけられる愛情あるお姿が皆様の心を打ちました。

日本文化の象徴が女性を大切にする「相合傘」と言っても良いのではないでしょうか。

素敵な雨の日にふさわしい傘をお作りしたいのです。

今回の紳士用傘「かてーる16桜/漏水防止傘袋付」の製作にあたり、これに似合った女性用のペア傘「十六夜桜/漏水防止傘袋付」も同時に製作いたしました！

たおやかさを強調した天然木の質感と逆支弁付きで強風にも耐えられる設計で、高級感をそのままに軽さを重視して中棒は丈夫なφ10mmアルミニウムに変え、強さの中にも気品溢れる上品な傘に仕上がりました。目指したのは「持った方が美しく見える傘」です。

58cm16本骨、桜手元の透明傘

3色カラー 上から「ワイン」「ネイビー」「ベージュ」

十六夜桜（いざよいさくら）の仕様
生産国：日本／58cm16本骨透明／中棒：φ10アルミニウム
カラー：WN（ワイン）・BE（ベージュ）・NV（ネイビー）
親・受骨：FRP／カバー：オレフィン系多層フィルム
外周テープ：ポリエステル 市松ジャガード織 ／手元・キャップ：皮付桜天然木
全長：87cm／重さ：460g／直径：約98cm
〈傘袋〉外ポリエステル・内オレフィン系多層フィルム／ホック：合成樹脂製

スケジュール

・2022年8月26日 プロジェクト開始
・2022年10月28日 プロジェクト終了
・2022年11月上旬 リターン製造開始
・2022年12月下旬 リターン配送開始

※スケジュールに変更がある場合には、活動レポート、及び各種SNSにおいて速やかに皆様にご報告いたします。

世界に先駆けるホワイトローズのビニール傘
享保六年（1721）、武田長五郎商店として創業。その後、煙草保管用油紙を利用して雨合羽を考案し参勤交代の大名行列に採用され雨具店に転身。 明治期には人力車の帆や天幕も扱い、従来の和傘に加え、洋傘も製造販売した。 昭和25年、シベリア抑留から帰国できた9代目 須藤三男（前社長）が進駐軍の持ち込んだ「ビニール」に着眼し、当時の綿傘の上にかぶせる完全防水用「傘カバー」を完成。その後、昭和27年〜33年に世界に先駆けて「ビニール傘」を発明・完成させました。 当初の「ビニール傘」の販売は困難を極めましたが、1964年の東京のスポーツの祭典を機に米国輸出で評価され、国内販売も加速したのです。 昭和40年代透明ビニール傘を開発。その後ビニール傘は価格競争のためほぼ海外製になってしまう逆境の中、平成22年園遊会で初めてご使用いただいた「逆支弁機構」を完成させました。現在国産ビニールメーカーとして職人を育成しております。

＜ビニール傘工房＞

代表 須藤 宰：昭和30年3月14日生
ビニール傘を開発した9代目須藤三男を引継ぎ10代目。

全国の百貨店の店頭に自ら1週間立って実際に対面実演販売を行っています。
SPの方など業務用としてご使用いただくものから、老若男女様々の方のご要望を直接お話いただく機会を大切にしたいのです。

「いい傘は欲しいけどすぐなくすから」、「こないだ大切にしていた傘を誰かに持って行かれてしまったの」、「大事な傘は傘立てに置きっぱなしにしたくないの」…のお声をよく伺います。

大切な、大好きな傘をどうしたらなくさないですむのだろうか、の課題が「お供の漏水防止傘袋」です。あなたの傘を独りぼっちにしないための「傘のお洋服」です。

一般に「エコ」というのは２種類あり、素材が可燃物として燃やせるから「エコ」と言っているものと、使い捨てを減らしましょうという「エコ」があると考えます。

当社ホワイトローズの傘は、修理出来る傘として長く愛用してもらいたいとの趣旨で、後者の「エコ」です。なぜ積極的に修理させて頂くことにこだわるかというと、自社製品の欠点が自ずとわかるからです。作った職人が自分で修理するから反省を実感し、よりよいモノ作りへのトライが始められると信じています。昨日より良い物を、今日より優れた物を工夫する意欲が明日への挑戦につながります。「匠」の心意気を見てください。

私は、前者の「エコ」に見えて資源の使い捨てをより促すような発想の商品には賛同出来ません。

SDGsへの取り組み

ホワイトローズ株式会社

代表者／須藤 宰

本社／東京都台東区寿2-8-15（事務所）
TEL. 03-3841-9601 FAX. 03-3841-9600
URL: https://whiterose.jp/

ビニール傘工房／東京都台東区寿2-4-8

自社工場／ホワイトローズ旭工場

創 業／享保6年（1721年）

設 立／昭和28年2月9日