享保六年（1721）、武田長五郎商店として創業。昭和27年、世界に先駆けてビニール傘を開発してから65年、ビニール傘ではどこも成し得なかった念願の折りたたみビニール傘に挑戦しました！

たくさんのご要望に応えるべく立ちはだかる実用化への壁を乗り越え、国内唯一の手作りメーカーとして、果敢に挑みました。

＜宮内庁御用＞平成22年園遊会でも当社特許技術採用のビニール傘をご愛用いただきお墨付きをいただきました！

＜傘の特長＞

1.　傘をおちょこ（ひっくり返る）になりにくい！＝逆止弁が付いている

2.　丈夫な作り！＝グラスファイバー製

3.　たたみ易い！＝エンボスライン

4.　ベタつきにくい・寒くても堅くなりにくい＝オレフィン系多層フィルム

5.　前が見え易い・安心・安全＝透明ビニール製　etc.
 

今や雨用長傘は使い捨ての時代、実用傘の7割は折たたみ傘が占めています（海外も含む）。特に都会ではインフラの充実で、豪雨の日でも意外に傘をさしているのは短時間です。ほとんど持ち歩いているようなものです。

携帯性を備えた高機能で丈夫な、修理の出来る透明折りたたみ傘が、安全性の面からも、セキュリティの面からも求められています。

＜丈夫で長持ち！＞この折りたたみビニール傘があればかなり丈夫な作りなので、長い間ずっとご愛用いただく事ができます。万が一破損した場合でも修理に対応しておりますので、アフターフォローも万全です。

〈逆支弁構造〉　傘に「穴」をあけました。内側からの風を吹き抜けさせて、外からの雨は入って来ない「逆支弁」システムが、傘をおちょこ（ひっくり返る）になりにくくします。　(特許第5285402号登録技術)
逆支弁の実験映像をご覧ください！※傘は当社人気商品「縁結」を使用

この実験は、向かい風に対するホワイトローズ製傘の強さを試験したものです。安全試験所の最大風速15mの試験機では物足りないのですが、「これでほとんどの傘は壊れてしまいますよ」と言われてしまいました。ホワイトローズ傘用の実験機が欲しくなりました。


〈グラフファイバー製〉外からの風を受け流す。丈夫で安全な構造

8本の親骨は、要所にグラスファイバー素材を使い、向かい風を柳のようにしなやかに受け流します。
 

〈エンボスライン〉簡単に折りたたみ易い

折りたたみ傘の「命」は、くっきり残った「折りたたみ線」です。通常はこれに沿ってきれいにたたんで収納します。

折りたたみ線が消えやすい透明フィルム素材に「折りたたみ線」を残して容易にたためる傘にするのが今回最大のミッションでした。

長年進化させたホワイトローズの「高周波ウエルダー接着技術」の応用で「エンボスライン空型押」が解決の糸口になりました。

(東京都新製品開発助成事業認定、特許出願中)

これによりどなたでもエンボスラインに添って、簡単にきれいにたたむことが出来ます。

〈桜の天然木を使用〉皮付き桜天然木の手元と石突きを選びました。

古来、水に強い素材としてステッキにも使用される桜。手になじむ握り心地を是非味わっていただきたいです。

〈ツーウェイ傘袋〉長い時も、短い時も簡単切り替え

折たたみ傘の必需品「傘袋」は、バックや紙袋にも安心して入れられる「防水性」にこだわりました。全く水が漏れない完全防水内袋を装着しています。

また、2段折りたたみなので、長・短２段階に調節可能です。

表生地はストライブシースルーポリエステル素材が目をひきます。

〈完全防水の傘袋〉そのままバッグ等に入れても安心！

〈軽量設計〉持ち運びに便利なわずか275gの軽さで、携帯性にも優れてます！

携帯に便利な300ｇ以下という重さは？
強風時にも安定したバランスを保てる構造を心がけました。
 

〈前がよく見える透明な傘〉

前がよく見える透明傘にこだわっています。すれ違う相手が互いによく見えることが最高の安心と安全につながります。

晴れの日と同じように360度周囲が見渡せることで、外出されたあなたをお守りしたいのです。

今回ご寄付いただく皆さんだけ順に、シリアルナンバー入りのオリジナル刻印プレートを返礼品とともに記念としてお付けします。

<製品仕様＞

生産国：日本

〈傘本体〉
58cm８本骨
中棒アルミ２段
親骨:グラスファイバー、鉄
カバー:オレフィン系多層フィルム
外周テープ:ナイロン
手元・石突:天然木皮付き桜

〈傘袋〉
外袋:ポリエステル100%
取手:合皮
内袋:オレフィン系多層フィルム
ホック:錆びない合成樹脂製

世界に先駆けるホワイトローズのビニール傘
享保六年（1721）、武田長五郎商店として創業。その後、煙草保管用油紙を利用して雨合羽を考案し参勤交代の大名行列に採用され雨具店に転身。 明治期には人力車の帆や天幕も扱い、従来の和傘に加え、洋傘も製造販売した。 昭和25年、シベリア抑留から帰国できた9代目 須藤三男（前社長）が進駐軍が持ち込んだ「ビニール」に着眼し、当時の綿傘の上にかぶせる完全防水用「傘カバー」を完成。その後、昭和27年〜33年に世界に先駆けて「ビニール傘」を発明・完成させました。 当初の「ビニール傘」の販売は困難を極めましたが、東京オリンピックを機に米国輸出で評価され、国内販売も加速したのです。 昭和40年代透明ビニール傘を開発。 平成22年園遊会でご使用いただける「逆支弁機構」を完成させました。

＜ビニール傘工房＞

このミッションに、構想から3年もかかってしまいました。ホワイトローズは、使用されるたった一人の方の顔を思い浮かべながらものづくりをしています。

どうしたら雨の日に、期待を越える感動を味わっていただけるか、

安心と安全の実感を大切に、ビニール傘の進化を求め続けます。

幸い今まさに、東京地下鉄銀座線田原町駅の『チャレンジ動画』でホワイトローズ工房が紹介されています。

是非、お立ち寄りくださいませ。

代表　須藤　宰：昭和３０年３月１４日生　
ビニール傘を開発した９代目須藤三男を引継ぎ１０代目。

〈ものづくりへの思い〉「エコについて」

一般に「エコ」というのは２種類あり、素材が可燃物として燃やせるから「エコ」と言っているものと、レジ袋を出来るだけ使わないようにショッピングバッグ持参の方には少し還元とか、レジ袋もお金を取るというような、

使い捨てを減らしましょうという「エコ」があると考えます。

当社ホワイトローズの傘は、修理出来る傘として長く愛用してもらいたいとの趣旨で、後者の「エコ」です。

私は、前者の「エコ」に見えて資源の使い捨てをより促すような発想の商品には賛同出来ません。

＜会社概要＞

ホワイトローズ株式会社

代表者／須藤　宰

本社／東京都台東区寿2-8-15（事務所）
TEL. 03-3841-9601　FAX. 03-3841-9600
URL: http://whiterose.jp/　

ビニール傘工房／東京都台東区寿2-4-8

自社工場／ホワイトローズ旭工場　

創　業／享保６年

設　立／昭和28年2月9日