WECOは木工職人手作り、世界に一つだけのウッドスピーカーです。

これまでのMakuakeでは総額2,500,000円の応援購入をいただきました。

今回も息子と父親が力を合わせ、新たにWECOの新作を発表します！

皆さま初めまして！大学生の河野（息子）です。

今回のプロジェクトは、大好きな父の製品をみなさんに知っていただくために立ち上げました。まずは私と父のこれまでの思い出を、みなさんに知ってもらうところから始めたいと思います。

私の父は普通のおじさんですが、異様なくらいに手先が器用な木工職人でもあります。

父が木工品を作り続けていたため、私のこれまでの20数年は、木材に囲まれての生活でした。

父との思い出はたくさんありますが、その中でもログハウスを一緒に建てたことは強く記憶に残っています。二階建ての小さなログハウスですが、基礎打ちから屋根張りまで、全て父と一緒に行いました。

坊主の少年が私です。全然関係のないところにネジを打ち込んでいますね。いまだになぜかはわかりませんが、私は小さな頃から頭を丸刈りにされていました。

一緒に作ったログハウスは今でも現役で、現在は父のスピーカーの制作場所として使われています。

屋根張りの時にスズメバチに襲われたこと、父と一緒にログハウスに泊まったこと、ログハウスに野良猫が住み着いていたこと...
17年前のことですが、今でも昨日のことのように思い出すことができます。

私だけでなく、家族のみんなも父の木工品に囲まれて生活しています。愛犬さくらのベッドも、腰の悪い祖父が立ちやすくなるためのベッドも、全て父が作りました。

そんな父が創ったのが、電源のいらない木製スピーカー『WECO』です。

WECOには、木材を表わす”wood”と、木の集成材という”eco”な素材を使いたいという意味が込められています。

今回お届けするのは
『WECO：マホガニー』
『WECO：アカシア』
『WECO：タモ』
の三種類のスピーカーです。

　　マホガニー　

　　アカシア　

　　タモ　

使用している木材はどれも硬度が高いため、音の伸びや内部反響に優れているほか、永くお使いいただけるような、頑丈でずっしりとした素材です。

木材の硬度は0.0から始まり、数字が大きくなるほど硬い木材であると言われています。

マホガニーの硬度は0.66、アカシアは0.78、タモは0.65程度です。
一般的な建材であるスギの硬度は0.38であるため、マホガニー・アカシア・タモは、どれも倍近くの硬度があることがわかります。

この硬度の高さから表面に傷がつきにくく、経年使用による劣化（狂い）も起こりづらくなっています。

これまでに、400名を超える方々に応援購入をしていただきました。

ありがたいことに皆さまからは温かい応援コメントをいただき、実現してほしい製品などに関してもたくさんの案をいただきました。

今回もいただいたアドバイスをもとにブラッシュアップしました！

①使用木材の追加
一番多かったのは、世界三大銘木のマホガニーを出してほしいというお声です。

たくさんの方から木材に関するご要望をいただき、その中から父のお気に入りの木材『マホガニー』を選びました。

マホガニーは、時間が経つほど木色が赤くなる、大変美しい木材です。世界三大銘木の一つで、その希少性からワシントン条約により取引の制限が行われています。

②各サイズの調整
大きめのスマホカバーをつけると少し窮屈になるとのご意見をいただきました。どのようなスマホでも対応できるように差し込み口のサイズを少し大きくします。

ご意見やアドバイスをくださった方々、本当にありがとうございました！これからもお気づきになったことがあれば、ぜひお伝えいただければ嬉しいです。

『　WECOスマホスピーカーに興味を持っていただきありがとうございます。
WECOは、スマホを置くだけで別次元の音の広がりを楽しめるスマホスピーカーです。

　今回は、ナラ、ブナ、ウォールナットに続く第三弾企画となります。
世界三大銘木の一つである褐色で明るい木肌のマホガニー、濃淡のあるインパクトの強い柄が現れるアカシア、しなやかで弾力性があり野球のバットにも使われるタモの3種類を用意しました。3種とも固い紅葉樹の木材で、重厚感のある製品に仕上がりました。

　WECOは木材をカットした後に残った端材を集めて作った集成材を使用しており、無垢材に比べて堅牢で名前の由来にもなっている資源を無駄にしないECOな製品です。
また、無塗装で磨きをかけて仕上げていますので、木材本r内の肌触り、匂いを感じていただけると思います。

　是非この機会にWECOスマホスピーカーで癒しの時間をお楽しみください。』

これは、スマートフォンに内蔵されているスピーカーの構造上、仕方のないものです。スマートフォンは顔の近くで使用されることが多いため、音が分散される構造になっています。しかし、この構造で音楽を聴く際には、音量に物足りなさが出てしまったり、シャリシャリとした機械チックな音色になってしまったりしますよね。

この点、WECOは音楽体験にもってこいの製品です。WECOスピーカーの内部構造には、出力口にかけて徐々に穴が大きくなっていくトランペット方式を取り入れています。内部では音が反響を繰り返しながら、一つの出口に向かって進行方向を揃えていきます。

これにより音が1方向に集約され、音量が大きく聞こえるのです。また、スピーカー内部の木材がシャリシャリとした雑音を吸収するため、オールドスピーカーのように程よくこもった、温かみのある音色を奏でてくれます。

使い方はとても簡単！WECO スピーカーにスマホを差し込むだけです。

スマホはどちらの向きに差していただいても構いませんが、スマホ内蔵スピーカーの構造上、画面を手前にして差し込んでいただけるとより音が大きく聞こえます。

息子の私からお伝えすることは２つあります。

一つ目は、木材の種類による音の違いです。

正直、息子である私には、木材の種類による音の違いは分かりません。父によると木材の硬度に応じて、音が変わるとのことです。

３つの木材はもともと硬度が高いので、音質としてはクリアに聞こえますが、若干の違いがあるようです。
タモ（硬度0.65）＝クリアながら柔らかめの音質
マホガニー（硬度0.66）＝クリアな音質
アカシア（硬度0.78）＝さらにクリアな音質

以前、複数個購入してくださった方も、父と同じように音の違いを聞き分けられたとメッセージをくださいました。が、残念ながら息子の私には分かりません。。
　もしも木材の違いで悩まれている方がいらっしゃれば、参考にしていただければと思います...!

二つ目は、父が本当に頑張っていることです。
一日12時間以上作業場にこもることも、全く珍しいことではありません。

私がこの文章を書いている今も、父はログハウスでスピーカーを作っています。前回のリターンも、父は早くお届けしたい一心で、納期を２ヶ月短縮しました。

私からのお願いは、
『もし製品に満足していただいたら、ぜひ感想を伝えてほしい』ということです。
これまでにたくさんの方が父にメッセージをくれ、それを読む父は誇らしげで、とても嬉しそうでした。
皆さんからのメッセージが父の励みになります。
感想も要望も、たくさん送っていただければ嬉しいです！

本体サイズ

高さ 60mm
幅 149mm
奥行き 62mm

差し込み口サイズ

タテ 16mm
ヨコ 86mm
深さ 21mm

充電穴サイズ

直径 13mm

脚サイズ

高さ 6mm

スマホの充電をしながらご使用いただけるように、スマホ差込口の中央に充電ケーブル用の穴が開いています。

スマホ充電の際に、スマホ充電口への過度な負荷を避けるために、充電ケーブル用の穴に若干の傾斜をつける等の細かな調整も行なっています。

・原材料（木材）の購入費
・必要機器（切削機や電動ドリル等）の購入費
・作業場拡張費
・専用ギフトボックスの製作費
・ページ作成や写真撮影をしてくれた息子へのお礼
等に使用させていただきます。

山梨県発の木工ブランドWECO。

自然に優しい集成材をひとつひとつ手作りで加工し、木の魅力を存分に引き出すことをモットーとしています。数十年間木材の加工を続けてきた私の父が、自信を持って製作したプロダクトをお届けいたします。