Weaver & Herdsman（ウィーバーアンドハーズマン）は「離れていても"大切な人とのつながり"を感じられる」をコンセプトにしたリンクコーデブランドです。

今回は、第１弾としてリンクコーデTシャツをプロデュースしたので、Makuakeにて先行販売を致します。

コロナウイルスの蔓延による突然の環境の変化は、私たちと周りの人との関わり方に大きな変化を与えました。

個人的な話をすれば、現在海外在住のメンバーは、日本への一時帰国が難しく、家族にも簡単に会えなくなりました。

恋人や友人とも直接会って話す機会が大きく減ったことで、大切な人とは常に一緒にいることはできないのだと再認識しました。

私たちに限らず、出張、生活リズムの違い、遠距離恋愛など大切な人とは常に一緒にいることはできない方も少なくないと思います。

そこで私たちは、離れていても「大切な人とのつながり」を感じられるブランドをつくりたいと考え、Weaver & Herdsman を立ち上げるに至りました。

現代のファッションは重要な「自己表現」の一つであり、各ブランドが様々なデザインで、安価なプロダクトを大量に生産することで、誰もが思い思いの表現をできるようになりました。

その中でリンクコーデは、恋人や大切な人とのつながりを表現するためのアイテムとしての地位を確立し、「誰にでもお揃いであることが伝わるデザイン」で作られてきました。

一方で、つながりを"感じたい"だけで、"表現したい"わけではなく、お揃いのプリントシャツで街を歩くことに、少し気恥ずかしさを感じる方もいるのではないでしょうか？

Weaver & Herdsman はプリントなどの表現をできるだけ減らす代わりに「２人がつながりを感じられる」仕掛けを詰め込んでいます。

「リンクコーデなんて気恥ずかしい」「１人でいる時は着れないし…」と考えていたカップルも含めて、より多くのカップルに、より多くの時間着ていただけるファッションブランドを目指しています。

ブランド名である「Weaver & Herdsman」は、七夕で知られる「織姫と彦星」を意味しています。

七夕といえば、恋に落ちた織姫と彦星の伝承で有名です。

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2人は夫婦になり楽しい日々を過ごしましたが、

遊びに夢中になり働かなくなったために

「天の川」を境にして離れ離れになってしまいます。

1 年に一度、

七夕の夜にだけ逢うことを許された 2 人は、

この日を心待ちにして離れている時も互いを想い合いました。

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こんな七夕のストーリーに想いを馳せながら、短冊に見立てた袖タグや、「天の川」と「夏の大三角」をイメージしたロゴなど、細かなデザインにこだわりながらも、普段使いできるシンプルな仕上がりを意識しました。

私たちは、「一度だけ2人で着て、捨てられてしまう」服を作りたいわけではなく、2人のつながりの象徴であるTシャツを長く使ってもらいたいという思いから、素材選定にもこだわっています。

使用した素材は、コットンを100％使用した耐久性のある生地でありながら、国産シルク（やまがシルク）をパウダー加工し生地に付着させることで、シルクのような上質な光沢や柔らかい肌触りを実現しています。

（写真提供：Silk on Valley 様）

その分、価格は少し高くなってしまっていますが、後悔させないクオリティであることをお約束します。

私たちは、2人だけの「特別感」を感じていただくための仕掛けとして、「サスティナブルであること」に徹底的にこだわりました。※詳細は後述

世間ではSDGsという言葉が広まりつつありますが、実際に何ができるのかわからないことが多くあります。

2人でWeaver & HerdsmanのTシャツを着ていただくだけで、環境や人権問題をちょっと前進させられるのって、素敵だとは思いませんか？

私たち３人のこだわりについては、ページの後半でお話させていただきますが、私たちは、Weaver & Herdsman のTシャツを通して「２人のつながり」を感じてもらうきっかけをつくりたいと考えています。

そのため、私たちの自信のプロダクトを大切な方と、「１つの体験」としてお楽しみいただけるよう、デザインから素材、シャツのサイズ感やフォルム、梱包の箱に至るまで、徹底してこだわっています。

まだ生産途中ですので、正確な数字はお出しできませんが、３人のこだわり故に250枚ほどご支援いただいて、黒字になる想定です。

全てユニセックスでのサイズとなります。

それぞれのサイズの身長目安としては、以下の通りです。

具体的なサイズ感は、以下のモデルをご覧下さい。

①浦川 竜太朗：ブランディング担当

▼ストーリーへのこだわり

海外旅行が大好きな私は、コロナウィルスの影響を受けて、海外に行けなくなりました。

それにより、海外にいる大切な人たちと会えなくなり、次いつ会えるかどうかも分からない中で、「つながり」が揺らぐのを感じていました。

そんな日がくることを微塵も想像していなかった私は、今になってもう一度会っておけばよかったと思うばかりです。

そんな、大切な人に簡単に会えなくなった今、
「遠くにいてもつながっていることを感じてもらいたい」
「長らく会えていなくても、大切に想っていることを伝えたい」
と想うようになりました。

「１年に１度しか会えない中でお互いに想い続けている織姫と彦星」にインスピレーションを受け、リンクコーデである「Weaver & Herdsman」のプロデュースに至りました。

いつも一緒にいすぎて、
つながっているのが当たり前になってしまったあの人と、
遠く離れているせいで、久しく会えていないあの人と、
忙しい毎日の中で、関係が希薄になっているあの人と、
いつの日からか、すれ違ってしまったあの人と、
本当は感謝しているのに、恥ずかしくて伝えられないあの人と、
ぜひ一緒に着て欲しいです。

いつも一緒にいてくれる大切な人に送る「つながりの証」としてはもちろん、
久しぶりに会った時の会話の種としても、
冗談交じりにリンクコーデを楽しみたい人にも、
いつまでもつながっていてほしい大好きな２人へのプレゼントにも、
理由や関係性は様々だと思いますが、Weaver & Herdsmanを着てもらうことで「つながり」を再認識してもらいたいです。

そして、このブランドを通じて、大切な人とリンクコーデを着ることを世の中の当たり前にしたいです。

このブランドが、あなたと大切な人とのつながりを少しでも長く、強くするきっかけになれれば幸いです。

②松木 蓮：デザイン担当

▼デザインのこだわり

今回、Weaver & Herdsmanのプロダクトデザインをする上で強く意識したことは、「シンプルさ」です。

これまでのリンクコーデとは異なり、より自然な形で普段使いできるように、Tシャツとしてのビジュアルはシンプルなものを意識し、日常シーンに溶け込むようにデザインをしました。

特に、どの時代でも、誰にでも着ていただけるよう、必要な要素のみを残し、カラーも白と黒に絞りました。

▼ブランドロゴについて

改めて、Weaver & Herdsmanは「織姫と彦星」を意味します。
サブのロゴとして、「W/H」も採用しています。
間のスラッシュ（/）は織姫と彦星を分かつ「天の川」をイメージしました。

▼TシャツデザインA（センターロゴ）

こちらはWeaver & Herdsmanのロゴをそのままプリントしたデザインです。

ロゴサイズは試作を繰り返し、大き過ぎず小さ過ぎない自然なサイズでプリントしました。

又、こちらのデザインでは右裾部に、さりげなくタグを縫い付けました。

W/Hのロゴを小さくワンポイントつけることで、普段使いできるTシャツとしてよりお洒落なものになるよう意識しました。

（右裾部に縫い付けたW/Hロゴ↑）

▼TシャツデザインB（W/H）

2つ目のデザインは、「W/H」を左胸部にプリントしたものです。
両袖部にはタグを縫い付けています。
このタグは、七夕でおなじみの「天の川」と「夏の大三角」を意識しました。

（両袖部に縫い付けたタグ↑）

▼ギフトボックス

今回Tシャツをご購入いただいた方にはオリジナルギフトボックスに梱包して配送いたします。

Weaver & Herdsmanのブランドカラーであるモノクロを基調としたシンプルなデザインと、手に取った時のしっとりとした手触り感を意識しました。

ブランドロゴは黒の箔押しを施し、高級感を持たせました。

又、できるだけ環境への負荷がかからないよう、ビニールでの梱包は避け薄葉紙に包んでお届けする予定です。

再三になりますが、今回のTシャツは普段使いできるようなデザインを意識しました。
私たちは、ビジュアル（外見）ではなく、ブランド（内面）として大切な人とつながれることを大切にしています。
そして、その想いをブランド自身に沢山詰め込みました。

「このTシャツを手に取るたびに、大切な人の顔を想い出す」

そんなブランドになっていきたいと思っています。
何卒よろしくお願い致します。

③高尾 直希：プロダクト担当

▼プロダクトのこだわり

Weaver & Herdsmanでは、「サスティナブル」という要素をファッションの魅力の一部にできるように、業界の多くの有識者の方々にお力添えいただきながらTシャツの製作をいたしました。

今回、私がサスティナブルと呼んでいるのは、環境や低賃金問題に対してアプローチできるものを指しています。

ご存知の方も多くいらっしゃるかもしれませんが、ファッション業界は石油産業に次ぐ第2位のCO2排出量と言われており、大量生産時代と言われる現代では、劣悪な環境での労働や低賃金問題なども引き起こされています。

世界では毎秒トラック１台分の衣服が処分され、生産された約85％は処分されているというデータもあります。

こういった問題を解決していくためには、私たち消費者がもっとサスティナブルなものを積極的に購入し、企業にとってサスティナブルは「責任」「きれいごと」ではなく、「売るために必要なもの」にしていく必要があると思っています。

今回プロデュースするTシャツに使っているすべての素材が、オーガニックや再生素材などサスティナブルを意識したものになっており、環境問題や人権問題に貢献できるようになっています。

ボディ

瀧定名古屋様が開発されている素材で、GOTS認証取得の原料を使用している素材で加工したオーガニックコットン100%の生地を使用しています。

コットンはシャツ素材の中でも耐久性に優れており、長く着ていただくのにぴったりの素材です。

また、GOTS認証とは、出来上がった生地だけではなく、原料部分から全ての工程に対して行われるもので、環境配慮・薬物使用・労働環境(フェアトレード)・差別禁止など、定められた全ての基準をクリアしている製品に与えられる認証です。

仕上げにあつまるホールディングス様のヤマガシルクで加工することにより、シルクのような肌触りになっており、サンプル作成後、即決した素材です。

※瀧定名古屋様のYoutubeチャンネルでも、おすすめのサスティナブル素材No.1として紹介されています。

（写真提供：Silk on Valley 様）

タグ

タグは再生プラスチックの素材にリサイクル糸での刺繍を採用しております。

廃棄物の回収から製造、最終製品の販売までの過程を審査している、グローバル・リサイクルド・スタンダードという国際基準から認証を得た再生素材です。

苦労話にはなりますが、細かな部分にまでこだわり、３人で多くの時間をかけて再生素材を採用されている業者様を探しました。

最後まで読んでくださった皆様、ありがとうございます。

私たちがつくりたい世界観や、実際に生産したプロダクトに少しでもご興味を持っていただけたのであれば、それだけでも大変嬉しいです。

ここまでお読みいただいた皆様、誠にありがとうございました。

Weaver & Herdsmanの第１弾は、時節柄を考慮しましてTシャツのプロデュースとなりましたが、今後はパーカーやセーター、キャップやジュエリー、時計など、「リンクコーデ」になりうるアイテムにラインナップを広げていきたいと想っております。

また、メンバー全員が海外経験があることから、本プロジェクトの結果次第では海外に向けて展開していくことを想定しております。

日本だけでなく、世界単位で「サスティナブルなリンクコーデ」という新たなジャンルの確立を目指していきたいと考えているため、みなさまぜひご尽力のほど宜しくお願い申し上げます。

また、今回はご縁がなかった方も、今後についてご興味を持っていただけた方は、ぜひInstagramのフォローをお願い致します。

最後に、今回のプロジェクトをサポートしてくださった、谷健株式会社の谷 佳津臣様、注文の多い私たちの相談に懇切丁寧に乗ってくださり本当にありがとうございました。

▼プロジェクトサポート
谷健株式会社 谷 佳津臣様

▼タグ刺繍・ロゴプリント
Stitch studio if 様

▼ボディ生地に関するご相談
あつまるホールディングス様
瀧定名古屋14課様

▼撮影
スタジオ ビブロス様（撮影）
路菜/ SATORU JAPAN様（女性モデル）
才川コージ/ irving様（男性モデル）
藤原まき様（メイク）