こんにちは。『文学(の中にある色)を読む』ことをモットーとしてモノづくりをしているWearingeul（ウェアリングィル）です。

弊社は『文学作品』を日常生活でより親しんでいただけるように作品を解析し、デザインをしているブランドです。

今回は二重人格を題材にした代表的な小説でもあり、ミュージカル作品として世界中で長らく愛されている『ジキル博士とハイド氏』をユニークな解釈で製品を開発しました。

皆様も一度は見にされたことがある文学作品ではないでしょうか？
ジキル博士は自分で開発した薬品を自ら注射することで悪人であるハイドに変身します。

※こちらの動画ではラベルの色も変化していますが、その部分はCG処理をしたものです。実際にはラベルの色は変化しません。

原作の中のジキル博士の「人間の人格を善と悪に分離する実験」に注目し、悪の化身であるエドワード·ハイドに次第に蚕食されていくヘンリー·ジキルの様子を『薬品に見立てた液を注射器で注入すると、インクの色が変わる万年筆インク』で表現しました。

その名も「Dr. Jekyll to Mr. Hyde(ジキル トゥー ハイド) 万年筆インク」！
皆様も「ジキル博士とハイド氏」の世界を感じてください！

皆様が万年筆を使われるシーンはいつですか？
スケジュール管理をされる時でしょうか？
仲の良い友達やお世話になった方へのお礼のお手紙を書く時でしょうか？

大事な瞬間で使われることの多い万年筆。
万年筆の魅力の一つにインクのカートリッジを変えると色が変えることが挙げられるかと思います。

自分でインクを入れた万年筆で文字を書く時。
皆様は大事なものを書くという気持ちで、少し緊張して、姿勢を正して、気持ちも引き締まるのではないですか？
その大事な時間を『ジキル トゥー ハイド 万年筆インク』でもっと魅力的なものにされてください。

※これらは医薬品や医療機器等ではなくあくまで薬品に見立てた染料、注射器や注射針に見立てたインク注入器です。

ジキル トゥー ハイド 万年筆インクのインクは２種類あり、１つはそのままお使いいただけるジキルインク、もう１つは薬品を注射することで完成するハイドインクです！

ジキル博士とハイド氏の小説の『ジキル博士が自分自身に薬品を注射することで悪の化身のハイド氏に変わっていく様子』を注射器から薬品を少しずつ入れていくことで表現しました！

まず箱を開けると濃いエンジ色のラベルの２つのインクと注射器、小さな瓶に入った薬品に見立てた液体（8ｍ）が入っています。

インクにはパッと見た目は両方ともヘンリー・ジキルと書いています。

左はインクがいっぱいに詰まった30㎖のジキルインクです。
そして右側は後にハイドインクになる25㎖のジキルインクが詰まっています。

左側のジキルインクはそのままお使いください。

色は血液をイメージしているような濃いエンジ色でこちらも美しい色合いです。
お手紙やひとこと書きなど、また日記などにもお勧めです。
書き方によって出方が異なるのでいろんなシーンでお楽しみいただけます。

ハイドインクは右側のジキルインクと書かれたインクに薬品を注入していただくと完成します。

⑦ジキルインクと書かれたシールを剥がしてください。
そうするとエドワード・ハイドと書かれたシールに変わります。

ハイドインクが完成

色が変わっていく様子は大変魅惑的で不思議に見えますが、クレヨンを混ぜて使った時のように元々ある色に違う色を混ぜています。

混ぜる色の配分は弊社で研究を重ね、ハイド博士とジキル氏の話のイメージを考えながら作り出しました。

ハイドインキのベースはダークバイオレットで、少し薄赤みがかった紫色のインクです。
ここにインクをたくさん載せると、暗く乾きながらその上から黄緑色がかった緑色が見えてきます。
インクを伸ばすように発色すると、ブラック、グリーン、バイオレットの様々な色味が１つのインクから見られます。

色味が不思議な色合いを帯びていますので、友人への絵葉書や遊び心のあるお手紙などにもお勧めします。
日記で使用されても時間が経つにつれて色の変化を感じられ、癒されるかと思います。

ジキル トゥー ハイド万年筆インクの魅力は特別な色合いです。

その理由は2種類のインクには緑色の陰影が発現できる染料が含まれており、原材料の特性上、ボトルの側面や表面に緑の染料が見られます。

そのため、時間が経つと少しずつ緑色の陰影を感じることができ、魅力的な雰囲気を増します。

ハイドインクを万年筆に入れて使用すると、本来の紫色のベースが目立ち、緑色の部分はより少なく浮き上がります。
ただし一文字の中にでもいろいろな色を少しずつ感じることができ、また自然なグラデーションが加わって高級感がある筆記になります。

ペン先は EFよりはFかMぐらいの厚さのペン先を使用するとインクの特徴がよく現れて、暗くて濃い紫色とグラデーションが見られます。
※インク紙を使われた方がグラデーションは感じやすくなります。

２つのインクの違いを楽しみながら、ジキル博士とハイド氏の世界を感じてください。

ノートに秘められた『ジキル博士とハイド氏の世界』

今回のプロジェクトにはこの２つのインクの他に特別に作成したノートがセットになっています。

見事にインクの色が変わることで表現した『ジキル博士とハイド氏』の世界ですが、付属のノートにも秘密があります。

前と後ろでテーマがあり、赤い方はジキル博士、黒い方はハイド氏の世界を表しています。

物語を一部を切り取った動くイラスト

ノートを開くと下のところにイラストがあります。

そして、このように下のイラストはめくっていくとアニメーションのように動くパラパラアニメになっています。

『ジキル博士の世界』のノートは実験日誌を伏せて自らに薬物を注射する姿が、『ハイド氏の世界』のノートは注射を受けたジキル博士がハイド氏に変身する姿が描かれています。

アニメーションのように動くイラストで堪能できるジキル博士とハイド氏の世界。
筆安めに是非、こちらもお楽しみください。

特別に作成したオリジナルノートはほとんどの事務筆記具をはじめ、一般的なインクをペン入れした万年筆またはディープペンを選ばずに使用できるようになっています。
ただし『ハイド氏の世界』のノートはブラックの背景になりますので、一般的なペンや万年筆、インクでは可読性の確保は難しいです。
白や銀色・金色などのジェルぺン、白いインクを使った万年筆をご利用ください。

ジキル トゥー ハイド万年筆インクは大事な書類やサイン、お手紙などの他、年賀状やクリスマスカード、メッセージカードを書かれる際に手書きの水彩画などと一緒に合わせてもよく合い、魅力的です。
温かみがあるオリジナルの作品が出来上がります。

※本製品には万年筆は付属しておりません。
※薬品・注射器・安全注射針と記載していますが医薬品や医療機器等ではなくあくまで薬品に見立てた染料、注射器や注射針に見立てたインク注入器です。

こんにちは。
文化芸術を共感的にデザインするWearingeulです。
文学と「香り」や、文学と「色」の出会いである「文学の色を読む(文学インク)」プロジェクトなどを行い、文化芸術をより新しい視線、新しい方法で皆様にお伝えできるようにデザインしています。

一般的ではないデザインアート製品を企画、デザイン、制作しています。
ご支援の程、何卒宜しくお願いします。

・薬品を注入する時に使用する注射針の先は鋭くはなっていませんが、安全のために身体や皮膚などに向けて使用されないようにしてください。

・薬品はいくつかの染料と混合水で製作されています。ジキルインクと混合した後は十分に振ってください。薬品単独では感性的なインクの機能はありません。
必ず、使用説明書を読んで使用してください。

・ハイドインクを作るときは薬品は全て入れて使用されてください。
一部だけを使用された場合はハイドインクの発色などに違いが出ることがございます。

・注射器は一回用の注射器です。インクを混ぜる以外の使用には決して使用されないでください。

・注射器は使用後、破棄されることをお勧めします。
またこの注射器は医療器具ではありませんが、破棄する場合はキャップを閉じて、全体を紙などで覆い破棄をされるようお願いします。

・15歳未満の方がご使用される時は保護者の立ち合いの元、インクの製造をしてください。

・製造したインクをドローイング、筆記用以外の目的には使用されないでください。インクの中身は直接触ったり飲んだりしないようご注意ください。

・日の当たらないところに保管し、直射日光を避けてください。
使用しない時はインクの蓋は必ず締め密閉した状態にしてください。