産直ECプロジェクトが始動！！

この度、私たちは自社農場で採れた野菜を思いきり味わっていただける産直ECプロジェクトを立ち上げました。

私たちは、千葉県佐倉市と群馬県安中市に自社農場を持ち、東京都内に直営レストラン6店舗を運営しています。

本当に美味しい野菜を届けたい

この想いだけで、何もない荒地から6年前にスタートしました。野菜づくりから、お客様の口に届けるところまでを自らの手でやり遂げることで、これまでに味わったことのない、本当の野菜の美味しさを届けるために日々奮闘しています。

土づくりから徹底的にこだわる

農場での野菜づくりは、徹底した土づくりから始まります。荒れた土地を耕し、緑肥や良質な堆肥などを鋤き込み、自然の環境変化の中でも野菜がたくましく育っていける土を、1年以上の時間をかけて育てていきます。

受け継がれてきた「固定種」の野菜

私たちの育てる野菜は、「固定種」といわれる野菜です。近代の交配品種と違い、古来から代々受け継がれてきた野菜には、それぞれの個性的な魅力があります。

その恵みをいただきながら、自分たちで種を採り、また次の世代に繋げることで野菜とともに成長できる農業を目指しています。

農薬・化学肥料を使わない野菜づくり

本当に美味しい野菜をつくるために、一番大切にしていることは「野菜が元気に育つ環境づくり」です。野菜自身が健康であれば、病気や害虫に負けることなくたくましく育ちます。それが野菜本来の味を引き出すことに繋がると信じています。

*無農薬・無化学肥料…農薬：栽培期間中不使用、化学肥料（窒素成分）栽培期間中不使用。下記本文中に出てくる同表現は同じ意味です。

毎朝収穫した野菜を自社レストランに直送

丹精込めて育てた野菜は、毎朝日の出とともに収穫します。ここまで手をかけてきたのだから、採れたての一番新鮮な状態で届けたい。鮮度では誰にも負けない自信があります。

野菜を徹底的に味わうレストラン

レストランは、私たちの旅の終着点。たくさんのスタッフの情熱がここで開花します。季節の野菜を、野菜にあった食べ方で。つくり手の想いを伝えるのはサービスチームの役割です。「美味しい！」その一言のために全員が力をあわせる、それが私たちの仕事の醍醐味です。

営業自粛で来客が激減

今回の外出自粛の影響で、来客数が激減、一部の店舗は休業したり、営業時間も短縮して行っています。安全のためには仕方のない事ですが、料理が大好きなスタッフ、サービスに情熱を傾けるスタッフ、その熱意は行き場を失ってしまいました。

農場では大量廃棄の危機が

農場では、いつもと変わることなく野菜が元気に育っています。しかし、これまで手間ひまをかけてきた野菜たちも行き場を失ってしまいました。このままでは、野菜が届けられることなく廃棄となってしまいます。これは農場スタッフにとって最もつらいことです。

総力を結集して商品開発を決意

一時は店舗も従業員も休業を考えました。しかし、あらためて私たちができること、やるべきことを考え、レストラン以外でも私たちの野菜を届ける道を探ろうと決断しました。レストランという強みが使えない中、納得のいくものができるまでに何十回、何百回と試作を繰り返しました。

できあがった商品たち

試行錯誤の末、ご自宅でも美味しい野菜を食べていただける商品が出来上がりました。野菜をこよなく愛するWE ARE THE FARMのスタッフ一同が、全身全霊でつくりあげました。

野菜を美味しく食べていただくための必勝アイテムです。これまで膨大な量の野菜を食べてきたスタッフが、「これなら野菜を無限に食べ続けられる」と太鼓判を押すドレッシングが出来上がりました。味の異なる3種類をセットでお届けします。

採れたての野菜を生地に練り込み、外はカリッと、中はしっとりと焼き上げたパウンドフィナンシェです。試食会のときにはもっとも大きな歓声を集め、全スタッフが試食を超えた量をついつい食べてしまったとっておきの商品です。6種類の味をお楽しみいただけます。

カリフラワーとゴボウの2種類のポタージュスープです。まるで野菜を液体にして食べているかのような、濃厚な仕上がりになりました。1食のスープにこれだけの野菜を使うことは普段は許されないのですが、非常時ということで農場長からすんなりと許可を得て実現しました。冷凍なので温めればすぐにお召し上がりいただけます。

実は半年以上も前から研究を重ねていた秘密兵器です。農場でもっとも作付け量の多いケールが大量廃棄の危機に瀕しているとき「レストランで出せないなら、皮に包むしかない」その一言で開発に火が付きました。店舗でも一番人気のケールをふんだんに使い、野菜のうま味を楽しみつつ、ご飯もビールもしっかり進む、そんな餃子が出来上がりました。

素直に、採れたてのお野菜を箱に詰めたセットです。今農場にある野菜を全種類楽しめる特別な内容となっています。同業者からは「変態としか思えない」と揶揄されるほどの、個性的な固定種のお野菜をご自宅でお楽しみください。簡単レシピも添えてお届けします。

はっきりと言いますと、青汁です。しかし、ただの青汁ではありません。農家が狂ったほどに鮮度を追求した青汁です。真夜中に、10人を超えるスタッフがヘッドライトで闇夜を照らし収穫する姿には、狂気を感じるほどです。「搾るまで、何が何でも温度を上げない」そんな青汁が他にあるでしょうか。ケールとニンジンの2種類の素材とフルーツミックスの数種類が入るトライアルセットです。

これは本当に申し訳ありません。「野菜をまったく使っていない商品」です。しかし、生まれてしまいました。営業自粛で仕事がなくなったとき、溜まりに溜まったシェフの料理熱が、このチーズケーキを焼き上げました。レストランで大人気の「直輸入ブラータチーズ」をふんだんに使った、これまでにない感覚のチーズケーキです。コンセプト上議論を呼びましたが、このチーズケーキは止めることができませんでした。

さまざまな商品を開発してきましたが、やっぱりレストランが好き。そんな切なさに胸が締め付けられていたとき、閃きが降りてきました。「そうだ、外でやればいいんだ」と。2019年に第1回目を開催した際には感動の余りスタッフが涙した「青空レストラン」。農場の開放的な空間で、完全人数限定で、他人との接触が不可能なほど空間を無駄使いして行います。2020年5月24日（日）開催予定です（天候等の理由で開催することが難しくなった場合は追ってご対応、ご連絡させていただきます）。

最後になりましたが、やっぱり、やっぱり、レストランが好きです。今はまだお客様をお迎えすることができませんが、それができるようになったとき、思いきり楽しんでいただきたい。そんな想いを込めて、有効期限が発行日より180 日1日飲み放題チケットをご用意しました。ケールビール、ケールオレンジが飲み放題となります。皆さまと喜びの乾杯ができることを心待ちにしています。

EC販売を先駆けてのマクアケ先行販売

こんなときでも「本当に美味しい野菜を届けたい」という想いで、自社農場の野菜を活かした商品を開発してきました。これらの商品は今後、自社ECサイトにて販売を行っていく予定です。

それに先駆け、今回マクアケにて先行販売をさせていただく運びとなりました。皆さまのもとにお届けできることをスタッフ一同心待ちにしております。

資金の使い道

今回のプロジェクトで集まった資金は、ECサイトの立ち上げや、新たな野菜の作付けなどに使わせていただきます。