こんにちは、日本の伝統の技を取り入れ、文化を凝縮させたアクセサリーブランド「和の彩 wanoiro」 です。

今回のプロジェクトでは、日本文化の中に定着してきた妖怪より、愛らしい妖怪たちのシルバーアクセサリーの６作品をご案内させて頂きます。

ジュエリー・アクセサリー制作のリアル

原型に見る手仕事の現場

ジュエリー・アクセサリーの現場でもIT化が進み、現在では３D CADを使った原型制作が主流になってきています。数値に基づいた正確な設計とデータの蓄積により、CADのモデリングはますます進化し、効率化されています。

『妖怪たちは温もりの作品に』触って仕上げていく工程を大切したい。

「宝飾の街」山梨の原型師の素晴らしさを知って欲しい。

その想いで長年お付き合いのある、手作りのワックスモデリングを手掛ける職人さんと共に原型制作を進めました。

妖怪画を多く残した「葛飾北斎」や「歌川国芳」などの浮世絵師から、現代では映画やアニメでも親しまれてきた妖怪たち。

それは山里の美しい自然と、そこで織りなされる人々と妖怪との豊かな暮らしに「大切な何か」を感じます。

妖怪の歴史

妖怪が登場したのも、奈良時代の歴史書「古事記」や「日本書紀」が初めと言われています。 ヤマタノオロチや鬼などがこの頃すでに登場しており、当時の妖怪は神が堕落して恐ろしい姿に変化したものとして描かれました。 また、逆に妖怪が神として祀られる場合もあり、神と妖怪が表裏一体の存在とされてきたことがわかります。

室町時代には道具の妖怪が「作られてから九十九年経った道具の霊魂」という意味で「つくも神」と呼ばれました。こうした古道具の妖怪たちが、夜の町を楽しげに行進する様子が「百鬼夜行絵巻」などに描かれ、妖怪の種類は一挙に増加したようです

江戸時代になると浮世絵師の鳥山石燕の描いた妖怪図鑑「画図百鬼夜行」が人気を博し、幕末の頃には葛飾北斎や歌川国芳といった絵師たちまでが優れた妖怪画を描いたそうです。このようにして、日本の文化の中に妖怪は定着していきました。

8匹の妖怪たち

妖（あやかし）、物の怪（もののけ）、魔物（まもの）とも呼ばれている「妖怪」。怖いけど惹かれる妖怪たちよりユーモラスな『妖怪』のアクセアリーを6アイテムご紹介いたします。

九尾の狐

葛飾北斎や歌川国芳『三国妖狐伝』の浮世絵に描かれている九尾の狐。
歌舞伎の題材にも取り上げられます。
とくに金毛九尾狐は強大な妖力の持ち、その強さは全ての妖狐の中でも最強とか。
南総里見八犬伝では善玉の九尾の狐である政木狐が、千人の人の命を助けたことで神獣とされています。
大嶽丸、酒呑童子と並ぶ日本三大妖怪と言われているそうです。

烏天狗

鞍馬山の烏天狗は牛若丸（源義経）に剣術を教えたそうですよ。
たしかに外見や服装は修験道のようですね。
神か妖怪か神秘な烏天狗さん。
ヤツデの葉を団扇にした姿を制作しました。

座敷わらし

「座敷わらし」は、いたずらをする子供の霊の印象がありますが
古い日本家屋や旅館等に住む神と言われ、見た者には幸運が訪れる、家に富をもたらすなどの伝承がありますよ。
皆さんにも幸運をもたらして欲しいですね。

酒吞童子

酒吞童子が源頼光に退治される場面は多くの浮世絵で描かれていますね。

丹波の大江山に居を構え、茨木童子などの数多くの鬼を従えて京都を攻めようとした伝説の鬼です。大嶽丸、九尾孤と並んで『日本三大妖怪』と言われております。

犬神

犬神は四国を中心とした西日本に伝わる憑き神(狐憑きなどの類い)の一種とされる妖怪。などと出てきますが、この犬神は秩父市にある三峰神社で「おいぬさま」のような犬神様をイメージしてつくりました。

白いニホンオオカミのようでお気に入り！

がしゃどくろ

歌川国芳が描いたこの有名な『相馬の古内裏』が、がしゃどくろのイメージとして一般的に知られていますが、実は巨大なドクロを描いたもの。
しかし、この浮世絵がインスピレーション与えたとされています。
妖怪は浮世絵にも沢山描かれているんですね。

猫又

さらに、昨年のプロジェクトで、ご紹介させて頂いた妖怪「猫又」（はちまきを締めて踊る猫又/頬かむりをして踊る猫又）を、2点セット・3点セットのリターンで購入頂けます。

作品詳細

全ての商品がSILVER925

いぶし銀：2種類（つや消し/磨き仕上げ）

根付紐：紫 巾着付

■座敷わらし■

本体サイズ：高さ約20mm

頭のリボンがチャームポイント

■九尾の狐■

本体サイズ：高さ約18.5mm

小さくても尾はしっかり9本あります

■烏天狗■

本体サイズ：高さ約18mm

羽の細かさ、数珠のネックレスも繊細に

■酒吞童子■

本体サイズ：高さ約18mm

お酒が入っている瓢箪を背負い、立ち上がろうとする姿に力強さを

■犬神■

本体サイズ：高さ約18mm

長寿の犬神なので尾を2本にしました

■がしゃどくろ■

本体サイズ：高さ約11mm、幅19mm

浮世絵風のがしゃどくろ

■猫又■

「はちまきを締めて踊る猫又」

本体サイズ：縦約25.5 mm　※セットのリターン購入のみ

「頬かむりをして踊る猫又」

本体サイズ： 縦約22 mm ※セットのリターン購入のみ

全てにポーチが付いています。（仕様が変わる場合がございます）

お財布や、バッグチャームに

お手持ちのチェーンを通して、ネックレスとしてもお使いいただけます。

◆ リターン内容 ◆

■いぶし銀 妖怪根付1点■

6種類の妖怪から1点

【超早割】 ￥7,800 限定40個

【早割】 ￥8,200 限定50個

【Makuake割】 ￥8,600

■いぶし銀 妖怪根付2点セレクト■

８種類の妖怪から2点セレクト

【早割】 ￥14,500 限定15セット

【Makuake割】 ￥15,000 限定20セット

■いぶし銀 妖怪根付3点セレクト■

８種類の妖怪から３点セレクト

【早割】 ￥21,000 限定10セット

【Makuake割】 ￥21,900 限定20セット

スケジュール

4月17日プロジェクト公開

5月15日プロジェクト終了

リターンの発送は6月下旬から7月初旬頃を予定してます。

資金の使い道

応援購入いただきました資金は、今後の活動資金や、次回のプロジェクトへの資金として使用させていただきます。

実行者紹介

私たち「wanoiro」は、ジュエリー産業の街である甲府より、オリジナルアクセサリーの開発とお客様のご要望に合わせたOEMのご提案をしてまいりました。

山梨の宝飾産業は「水晶工芸、水晶研磨」と「貴金属工芸」のふたつの流れから発展してきた歴史があります。この地で磨かれた感性と技を活かし、時代のニーズに合った信頼できる商品をご提供してまいります。

また、業種や地域の垣根を越えて、日本の伝統工芸や新しい素材・技術を取り入れた開発にも取り組んでいます。文化の継承と技術の革新で美しい日本をアクセサリーとして表現し、国内外に発信してまいります。

wanoiro Instagram https://www.instagram.com/wanoiro/