ほっとしたい時や仕事の合間に日本茶を飲まれる方々は多く、飲むことにより精神的なリラクゼーション効果があったりと日本人にとってはとても身近な飲料が日本茶。

これまで急須でしか飲めなかった本格的な美味しい日本茶をお湯を注ぐだけで楽しめるよう開発された「椀茶｜わんちゃ」への応援をお願い致します。

このたびは、本プロジェクト詳細をご覧いただきまして有難う御座います。

ご挨拶を兼ね、現状の日本茶を取り巻く環境をご説明させていただきたいと思います。

日本人ならば子供の頃から日本茶には慣れ親しんできている飲料ですが、産地ごとの日本茶の違いを聞かれても分からない方が多いのではないでしょうか？

そういう私達もふと振り返ってみると”日本茶の違いは知ってるようで知らなかったな…”と思い、現状の高級リーフ茶の販売形態や価格などを見直してみたところ60gで3,000円以上の商品などが多く、気軽に日本茶の飲み比べを行える環境が無いことに気が付きました。

加えてリーフ茶を楽しむためには急須が必要だったりと手間が掛かることも消費低迷の要因なんだな…と。

そこで、もっと手軽に高級茶の違いを体験できるような価格帯の商品を開発すれば本当に美味しい日本茶を多くの方々に体験いただけ、来日される外国人の方々にも広まっていくだろうと期待をしています。

また、ペットボトルと違い本物の茶葉で提供する商品なので、日本茶が持っているカテキンやビタミンCなども確実に体内に吸収されるメリットがあり、国外での健康茶ブームに対しても訴求力を高めることができます。

椀茶の詳細をご覧いただき、多くの方々のご支援をお待ちしております。

朝比奈玉露静岡茶・京都宇治茶・埼玉狭山茶のお茶は地元茶葉を知り尽くした茶園の茶師が合組(ブレンド)を行います。

（左から、宇治茶・狭山茶・朝比奈玉露静岡茶）

－　生産地ごとの茶葉の特徴　－
■静岡茶特徴
茶葉生産量では全国一位の生産量を誇る静岡では、遠い昔から茶葉生産が行われ、生産地として有名な牧之原台地においてはどこまでも続く茶畑を見ることができます。
静岡茶としての品種、商品は多岐に渡り、中でも綺麗な茶葉色、茶の水色などは静岡茶の最大の特徴。

■宇治茶特徴
茶葉生産量としては、少ない生産量ながらも高級ブランドとして有名な宇治茶。
宇治茶の特徴は、すっきりとした品の良い香りと味わいの煎茶で、歴史と共に培われたブレンド技術が優れています。

■狭山茶特徴
狭山茶は茶葉生産地のなかでも北東に位置する生産地として江戸時代より生産が行われてきました。
また、狭山茶の茶葉は葉の厚みが厚いため、独自の狭山火入れによって美味しい茶葉を生産する技術が育まれてきたお茶でもあり、「味は狭山で留めさす」と言われ続けるほどしっかりとしたうま味が特徴の煎茶。
 

－　監修茶舗のご紹介　－

明治中期より茶農家として創業し、煎茶の栽培を始める。以降、上質な玉露茶の栽培を研究し製法改革を進め、風味豊かな静岡朝比奈玉露を生産。地元朝比奈地域の玉露茶を知り尽くした薮崎園の玉露茶をお楽しみくださいませ。

■薮崎園の歴史

－明治中期－
お茶農家としての歴史は古く、明治中期に創業し普通煎茶栽培から玉露栽培へと転換。
―昭和期―
玉露農家として多くの茶園を管理し、品質の高い玉露茶の製法改革に尽力
―平成十年―
製茶工場を新築し朝比奈玉露の加工生量の拡大を図る
―平成二十六年―
現代表取締役に薮崎正幸が就任
…現在に至る

■椀茶-朝比奈玉露静岡茶の合組（ブレンド）について茶師より一言
椀茶の朝比奈玉露静岡茶は、濃緑の深蒸し茶葉に仕上げており、一煎目から三煎目まで何度出しても鮮やかな緑色の水色(すいしょく)が再現されます。
これぞ”This is Green TEA”を表現した美味しいお茶をお楽しみください。

長い歴史と伝統をもって知られる、我が国有数の茶どころ、宇治。当舗は、天明元年に初めて店を構えてより現在まで、この地に歴史を刻んでまいりました。その間八代、二百有余年。我々の歩みをつなぐ、宇治茶への愛情と誇りをさらに強くしながら、今後もお客さまの信頼に確かに応えてまいります。

■丸宗の歴史

－天明元年－
御物茶師 星野家に仕え、茶の品質を鑑定し斡旋・集荷をしていた初代 丸屋惣助は御茶仲買株渡世を取得し現在地で創業。
－文化年間－
茶師以外で茶を扱う多くの商人が生まれ、御茶壺道中(幕府への新茶上納)を催行していた御物茶師星野家も窮乏し、丸屋惣助はその代行として奉納するようになった。
－明治十年－
東京上野公園で開催された第一回内国勧業博覧会にて、四代目入江宗七が出品した茶が花紋賞を受賞。
－明治四十年－
関西府県連合共進会が殖産興業政策の一環として第九回の博覧会を三重県津市偕楽公園で行われ、六代目入江宗太郎の出品した茶が、金賞を受賞。
－昭和五十四年－
株式会社丸宗として法人設立、七代目入江甚之輔が代表取締役として就任。
－平成五年－
八代目入江宗輔が代表取締役に就任。
…現在に至る

■椀茶-宇治茶の合組（ブレンド）について茶師より一言
椀茶の宇治茶は、煎茶処、京都府南部の和束町と南山城村の弊社好みの2016年産煎茶を合組致しました。
浅蒸茶葉をしっかりと揉み込んでいるため茶葉か開くのに少し時間がかかりますが宇治茶の特徴である爽やかな味、香り、水色（すいしょく）は透明感をお楽しみいただけます。

備前屋は、明治初年の創業以来、地元の特産品である狭山茶を専門取り扱っており、直営の茶園にて貴重になりつつある「野木園」の手摘み茶の栽培、生産に取り組み狭山茶の安定供給と品質向上に努めています。

■備前屋の歴史

－明治初年－
江戸から明治に変わる激動の時代。当時はまだ、うっそうとした武蔵野の雑木林が広大な丘陵地に広がる武州高萩にて創業。
－大正中期－
高萩村堀の内に製茶工場開設
－昭和三十九年－
茶葉の研究も兼ね、入間郡日高町高萩白髭地区に白髭茶園を開設（やぶきた種40アール）
－昭和四十七年－
谷津茶園を開設（やぶきた種20アール）
－昭和五十一年－
高麗本郷茶園を開設（さやまかおり種10アール）
－昭和五十八年－
白髭茶園が「埼玉県知事賞」を受賞
－昭和五十一年－
高麗清流茶園を開設（ふくみどり種15アール）
－平成七年－
現在では大変貴重となった「野木園手摘み茶園の育成・維持等」を評価され日本農業賞受賞
－平成十八年－
代表取締役 清水 敬一郎が茶専門経営士「茶匠」に認定される
－平成二十一年－
宮前茶園を開設（やぶきた種10アール）
…現在に至る

■椀茶-狭山茶の合組（ブレンド）について茶師より一言
椀茶の狭山茶は、狭山地域で生産された濃厚な味わいを醸し出す入間市の葉肉の厚い茶葉と、日高市の香気の良い茶葉に加えて、葉肉が厚く極めて濃厚な滋味を持つ品種のさやまみどりを絶妙なバランスで合組し、備長炭を用いて強めに狭山火入れを行っています。
伝統技術の狭山火入れの味わいをお楽しみください。

●ファミリークラス日常茶シリーズ
気軽に飲める日常茶
普段飲みのリーズナブルな番茶を全国の名産地からシーズンごとに美味しい茶葉を厳選しお届け致します。
生産ロットごとに茶葉の産地が変わっていきますので、飽きのこない毎回違った味わいをお楽しみください。

●プチ贅沢なハイクラス監修茶シリーズとして日本三大銘茶をリリース

茶の都の朝霧に育まれた玉露の露味
お茶の都、静岡県の朝比奈地域で生産された玉露茶100%を原料とし、地元茶葉を知り尽くした薮崎園監修にて仕立てた商品です。玉露感をお楽しみください。


長い歴史に裏付けされた古都の香り
京都の宇治茶100%を原料とし、宇治茶専門の丸宗監修にて宇治茶本来の味わいを引き出した商品です。宇治茶ブランドの実力をお楽しみください。


伝統備長炭狭山火入れの深い味わい
江戸の昔から「味は狭山でとどめさす」と歌われるほど旨味の凝縮した狭山茶100%を備前屋により極上の一品に仕上げたお茶をお楽しみください。

椀茶は同じ商品でも生産年数によって茶葉のコンディションが変化しますので、家庭料理と同じように、いつまでも飽きのこない商品になります。

ハイクラスの茶葉は、収穫可能な数量をベースに生産個数を算出し、少ない個数であってもプレミアムな商品として差別化を図って参ります。

－　内容　－

リーフ茶葉入りテトラ型ティーバッグ×1個
日本茶の美味しい飲み方説明書×1枚
カップ容量(最大)： 約400ml
賞味期限： 1年～2年間

全ての椀茶には「BLEND No」が表記されており椀茶公式サイトにてブレンドNoごとの茶葉収穫年数や美味しい飲み方などを詳細にご案内しております。
　・朝比奈玉露静岡茶 HA10061 はコチラ
　・宇治茶 HA10161 はコチラ
　・狭山茶 HA10261 はコチラ
　・煎茶 FC10061 はコチラ

1個のティーバッグで2～3杯程度は飲めますので、ペットボトルよりもお得なうえに美味しい日本茶を楽しめます。

カップ内のアルミ個包装されたティーバッグを取り出し、カップの3/4程度(300ml)までお湯を注いでください。
お湯を注いだカップにティーバッグを入れフタを2～3分待ってからお飲みください。

－　より美味しくお飲みになりたい場合　－
日本茶の美味しさはぬるめのお湯で煎じることでお茶本来の美味しさをご体験いただけます。
カップにお湯を注いだら数分待ち60℃程度になってからティーバッグを入れ、更に2～3分ほど経ちましたらお召し上がりください。
また、お茶は1煎目、2煎目、3煎目と味わいが変化して参りますので、お茶の美味しさを最後までお楽しみくださいませ。

－　お好みに合わせて濃度を調整いただけます　－
本商品はリーフ茶をテトラ型のティーバッグに封入しておりますので、お好みの濃さになりましたらティーバッグをカップ内で引き上げていただくことにより自由に濃度を調整いただけます。
 

※ティーバッグの紐がカップの継ぎ目にくるようにセットしてからフタをしてください。この時、飲みくちがカップの継ぎ目と反対側になるようにフタをしてください。
※フタをした状態でティーバッグの紐を引くとティーバッグが湯面よりも上に上がります。

日本茶を代表する銘茶や老舗茶舗による監修茶、匠茶などのハイクラス。
産地ごとの茶葉の違いや、究極の本物志向の日本茶をご提供して参ります。

特徴のある日本茶や緑茶ではない変わり茶などのミドルクラス。
和製紅茶やフレーバー日本茶、香茶(梅茶・桜茶)などをご提案して参ります。

小規模な茶農家さんが作る美味しいお茶も存在しており、そんな貴重な日本茶をご提案していくプレイスクラス。
ご当地椀茶はこのクラスでご提供して参ります。

もっと気軽に美味しい日本茶をリーズナブルな価格帯で楽しんでいただけるように、日常茶をベースにご提案するファミリークラス。
ほうじ茶を追加予定。

現在流通している日本茶は産地茶葉が50%以上含まれていれば“その他の地域で生産”された茶葉と合わせても、その産地名を名乗っても良いことになっています。ご存じないかもしれませんが、有名産地100%の茶葉商品は意外と少なくペットボトルのお茶なども多様な産地の茶葉が混ぜ合わせ製造されています。

このままでは紅茶の産地ブランド化のようなことが実現できず、結果的に茶農業が衰退していく要因のひとつにもなっているため、椀茶で日本茶の“産地ブランドの確立”を図るべく椀茶売上の5%相当を支援金として茶葉生産者の方々にお送りさせていただき、微力ながら本プロジェクトをご支援頂ける方々と応援して参りたいと思いますので、是非ともご協力賜りますようお願い申し上げます。

ご支援させていただいた茶葉生産者様からの感謝の言葉なども椀茶公式サイトでも随時公開して参りますので、ご支援いただいた方々にも成果を実感いただけますので是非ともご覧くださいませ。

椀茶公式サイトはコチラ

椀茶の商品開発構想に至る前段階として2014年10月頃より、「もっと日本茶を気軽に楽しんでもらえる商品ができないか…」と思い関係者メンバーにて試行錯誤を繰り返し試作品を作っていました。

しかしながら初期構想の商品は完成までに、まだまだ多くの時間がかかることが次第に見え始めたため、スピーディーに消費者に美味しいリーフの日本茶を届ける方法がないか悩んだ結果、2016年10月に椀茶の構想が誕生致しました。

そして、コンセプトが明確になった時点で日本三大銘茶の各産地に赴き、椀茶に込めた私達の思いを老舗茶舗様に相談し、共感いただき椀茶プロジェクトを本格的に進めることになりました。

初期構想の商品もこれまでの常識を覆すコンセプトに基づき今後も開発を進め、一日も早い商品化を目指して参ります。

※本プロジェクト公開に際し、商標登録および実用新案申請を出願済みです。

当社では、企画立案からデザイン、WEBサイト構築まで一貫で行える体制がありますので、クラウドファウンディングでご支援いただいた費用は全て椀茶の商品生産費用に充当させていただきます。

初回分の椀茶生産費用、別クラスの椀茶開発・生産費用

このたびの椀茶プロジェクトを進めるなかで、日本茶文化を後世に継承することの重要さを痛感し、私個人ではなし得ないことでも皆様のお力添えをいただくことでより大きな貢献ができるよう尽力して参りたいと思っていますので大勢の方の応援をお待ちしております。