■「日本酒を世界酒に」を掲げるWAKAZE
日本酒ベンチャーWAKAZEは「日本酒を世界酒に」というビジョンに向かい、既存の枠にとらわれない新しい概念のお酒を設立時から生み出してきました。そのお酒たちは革新性だけではなく、国内外の品評会で賞を受賞するなど品質においても高い評価を頂いています。
（左図：受賞コンペ、右図：定番商品ラインナップ。ワイン樽で熟成をした＜ORBIA＞シリーズ、酒と茶を合わせた＜FONIA tea＞シリーズ、ボタニカル素材をお米と一緒に発酵させた＜FONIA＞シリーズ。）

■WAKAZE FRANCEを牽引する代表の稲川と杜氏の今井
そんなWAKAZEは設立時からの夢であったフランス・パリでの酒蔵の開設に向け2019年3月にはフランス・パリに子会社（会社名：WAKAZE FRANCE  SARL／株式会社WAKAZE100%子会社）を設立しました。

WAKAZEの代表取締役CEOである稲川琢磨は、2019年の年明けから渡仏し、現在はパリ滞在を中心とした日々を送っています。WAKAZE FRANCEでも代表取締役CEOを務めます。
（略歴：慶應義塾大学理工学研究科で修士課程修了、在学中にはフランス政府の奨学金給費生として2年間パリのEcole Central Parisに留学。前職はBoston Consulting Groupで2016年に独立し、WAKAZEを起業。)

WAKAZEの醸造技術担当を務める今井翔也。現在は昨年夏にOPENした＜三軒茶屋醸造所＞の杜氏として、伝統的かつ革新的なお酒を造り続けています。今年の夏をめどにパリに渡り、パリ酒蔵でも杜氏を務めます。
（略歴：群馬・聖酒造の生まれ。東京大学農学部卒業。秋田・新政酒造、富山・桝田酒造店、新潟・阿部酒造、群馬・聖酒造で蔵人として修行を積み、酒造りの知識と技術を横断的に会得。）

■今年の夏、パリに酒蔵を立ち上げます！
昨年OPENした三軒茶屋醸造所の経験も踏まえ、今年の夏には醸造開始、年内中の初回醸造酒出荷を目指しています。


■Makuake限定で初回醸造酒をお届けします！
初回醸造酒は日本国内に逆輸入し、Makuake限定でリターンとして皆様にお届けします！
初回醸造酒は、WAKAZEが醸す＜純米酒＞、WAKAZE始まりのお酒＜オーク樽熟成酒＞、WAKAZEらしい革新的な＜隠し酒＞の3種類を予定しています。（※隠し酒については、リターンの詳細をご覧ください。）


■「日本酒を世界酒に」を目指し、日本国内ではなく海外に酒蔵を設立
近年は、インバウンドや「SAKEブーム」の追い風もあり、清酒の輸出額は右肩上がりに成長を続けています。WAKAZEもパリやニューヨークを筆頭に、計7か国に輸出をしています。


( http://www.japansake.or.jp/sake/pdf/20190207_yushutsusougaku.pdf より) 一方で、日本の＜日本酒輸出額＞をフランスの＜ワイン輸出額＞と比較してみると2018年時点で約45倍の差があり、海外での日本酒の浸透はほんの一部の層にすぎず、「世界酒」には程遠いのが現状だと言えます。

　　　　　
（http://www.worldfinewines.com/news18/180415spaintop2017export.html より）

そんな現状を目の前にして「日本酒が世界酒」となるには、“日本からの輸出”というベクトルだけでなく、世界各地での現地生産により酒の市場を根本から広げていくことが必要不可欠だと我々は強く感じています。

海外でゼロから酒蔵を立ち上げることは決して楽な道ではありませんが、日本酒が世界各地で文化として根付いた「世界酒」になるためにも＜現地醸造＞にはこだわっていきます。

そして何より、「日本酒を世界酒に」は、我々のお酒を楽しみに飲んで頂く皆様がいてこそ実現します。一緒に日本酒を世界酒にしましょう！

■パリ市民に愛される酒蔵を目指して
物件はGreater Parisと呼ばれるパリ広域内のVAL-DE-MARNE（ヴァルドゥマルヌ）エリアに立地しています。中心街からは電車で20分ほどのアクセスです。物件の周辺は閑静で治安の良さが特徴の住宅街で、周辺には週末や休日にパリ市民の憩いの場となるソー公園もあります。

（左図：赤色エリアが蔵の予定地、右図：ソー公園）

物件の広さはおよそ450㎡の1軒屋です。稲川が30軒以上の物件を直接見て回り、機能性のみならずこの物件が醸す雰囲気に一目惚れし即決しました。

（物件の外観と内観）

パリでは酒蔵だけでなく、自社の搾り立てのお酒をその場でお楽しみ頂けるテイスティングスペースを設ける予定です。酒造りをより身近に感じることができる場所を造り上げていきます。
（パリ酒蔵イメージ図）

■テロワールを活かしたパリならではの酒造り
テロワールを大切にするWAKAZEは、パリ酒蔵だからこそ醸せる＜新感覚の日本酒＞を発信していきます。お米やお水などの原材料は可能な限り現地での調達にこだわります。


■世界の食に寄り添うお酒を目指して
WAKAZEはORBIAの開発以来、食とのペアリング、とりわけ洋食とのペアリングを念頭において商品開発をしてきましたが、全てはこのフランスでの醸造を見据えてのことです。フランスでの酒造りも、濃醇な味わいの多いフランス料理との相性を意識して、ボディが強く香りの高いお酒の製造をしていく予定です。

■フランスでの実績と今後の展望
ORBIA LUNAはパリ1区にある1898年創業高級ホテル「Hotel Ritz（オテル・リッツ・パリ）」でもお取り扱いただいています。現地で生産、かつ低価格での提供が可能となる＜パリ酒蔵のお酒＞にも現時点から非常に関心を寄せて頂いています。その他にも複数のワインショップやワイン流通企業から取り扱いの打診を既に頂いてます。


世界の食文化の中心地で日本酒を造り・広めること。それが日本酒のブランド力の向上に、そして日本文化の発信につながると信じています！


■リターンのご紹介
１．パリ酒蔵で醸すMakuake限定の初回醸造酒について
①WAKAZEが醸す清酒。純米酒（予定）750mlを2本セットでお届けします。


②WAKAZEの始まりのお酒、樽熟成酒。現地のオーク樽を使用（予定）した樽熟成酒750mlを2本セットでお届けします。


③全種類の飲み比べを楽しみたい人におススメ。全3種類飲み比べ6本セット（全3種類×2本）をお届けします。(うち1種類は「隠し酒」です。乞うご期待ください。）


④たくさん飲みたい方におススメ。価格もお得な全種類飲み比べ12本セット（全3種類×4本）をお届けします。(うち1種類は「隠し酒」です。乞うご期待ください。）

■商品発送のリスクと課題
※内装工事が遅れた場合、リターンのお届けが遅れる可能性があります。工事等の進捗状況は活動レポート等を通して逐一報告させていただきます。

（WAKAZEメンバー集合写真）

会社名の「WAKAZE」には「和の風」と「若勢」の２つの意味があります。
「若勢」とは年齢だけを指すものではなく、
「常に若々しい姿勢でいること」、
「時には無茶もする挑戦者でいること」、そして
「世の中に新しい価値観を造り続けること」という志の部分を我々は大切にしています。

今回の挑戦もはたから見ると無謀に思われるかもしれません。
それでも「若勢」の視点から日本酒文化に新たな風を吹き込み、世界に対して和の風を吹きこみたいと思います！

■WAKAZEについて
創業      ：2016年1月
代表      ：稲川琢磨
所在地  ：山形県鶴岡市末広町5-22 マリカ西館201
（東京事務所：東京都世田谷区太子堂1-15-12 301）
事業      ：新しい酒の開発、製造、販売
URL    ：https://wakaze.jp/
WAKAZEは「日本酒を世界酒に」をビジョンに掲げるベンチャー企業です。これまで「委託醸造」という形で自社の商品を開発・販売し、「ワイン樽熟成の日本酒《ORBIA（オルビア）》」や「ボタニカルSAKE《FONIA（フォニア）》」など革新的なお酒を世に送り出してきました。2018年7月には東京・三軒茶屋にて自社醸造所と併設飲食店をオープン、新時代の「SAKE」の開発と発信を行なっております。

■どぶろくが飲める三軒茶屋醸造所＆飲食店「Whim SAKE & TAPAS」
昨年夏、初めての自社醸造所「WAKAZE三軒茶屋醸造所」を開設しました。どぶろくや、お茶やボタニカル素材を使用したお酒など、これまでに類を見ない新しいお酒を開発しています。

また三軒茶屋醸造所に併設する飲食店「Whim SAKE & TAPAS」ではWAKAZEのお酒と食のペアリングを楽しむ場として、大変好評を頂いています。全面ガラス張りで、飲食をしながら醸造所も見ることができるこの店舗は、酒造りを身近に感じながら食事を楽しめる場にしたい、との想いを込めて出来上がりました。


■Makuakeを通じた商品開発の歴史
Makuakeでの通じたプロジェクトを過去4回実施し、今までにない新しいお酒を開発してきました。どのプロジェクトにおいても数多くの支援を頂き、現在も多くの商品が定番商品として皆様にご好評いただいています。
（過去のMakuakeのプロジェクト一覧）