自然豊かな土地が生む香りのお酒

鹿児島県の大隅半島は、海と山に囲まれ自然豊かで農業や漁業が盛んな食材の宝庫。

私たちは長年作り続けてきた芋焼酎と、大隅半島の規格外のフルーツや野菜を活用して、これまでにない「香りのお酒」造りに挑戦します。

第1弾となる「志布志市のイチゴ」「東串良町のキュウリ」のお酒をMakuakeで先行発売します！

若潮酒造の新しい挑戦

私たちは、鹿児島県志布志市の焼酎の蔵元です。1968年に小さな5つの蔵が合併して設立し、50年間以上志布志市の日常酒としての芋焼酎を造り続けてきました。

2018年に設立50周年を迎え、「これまで培ってきた焼酎造りを活かし、地域を活性化したい」という思いから、新しい挑戦を始めました。それが、大隅半島の「規格外の食材」を活用した新しいお酒「f spirits（エフ・スピリッツ）」です。
「フレンドシップ」「フードロス」の頭文字「f」と、蒸留酒を表し、精神という意味もある「spirits」から名付けました。

素材の組合せが奏でる香りのハーモニー

焼酎やジンなどの「蒸留酒（スピリッツ）」は香りのお酒と言われています。「f spirits」は、大隅半島の素材に加えて、スパイスやハーブを芋焼酎に香りづけした新しい蒸留酒です。

「香り」は「音」に似ていて、「高い香り」や「低い香り」が存在すると言われています。大隅半島の素材に、スパイスやハーブといった違う音域の香りを組み合わせることで、ハーモニーが生まれ、より楽しさが感じられるお酒になるのです。

「f spirits イチゴ＆カルダモン」 の開発

大隅半島の東に位置する志布志市はイチゴの生産が盛んで、50軒以上の農家さんがイチゴを栽培しています。志布志市松山町のイチゴ農園「農Lifeいちごの村」さんには、コロナ禍の影響で飲食店への出荷量が減ってしまい行き場を失った規格外のイチゴがありました。

これらのイチゴは大きさが揃っていなかったり、形が少し整っていなかったりするものの、通常出荷されるイチゴと全く遜色のない美味しさ。「このイチゴを有効活用できないか？」という思いから、規格外のイチゴを使ったお酒の開発が始まりました。

2021年に1回目の開発を実施。イチゴの量や使用する焼酎の種類を変え、何度も試作を繰り返した結果、フルーティーなタイプの芋焼酎にイチゴを漬け込み、イチゴのエキスを抽出した初めての商品が完成しました。

2022年は2回目の開発に挑戦。イチゴらしさをより引き出すために、更に試行錯誤を重ね、前回と比べイチゴの割合を2倍に増やし、蒸留という方法でイチゴの香りを芋焼酎に抽出することで、イチゴキャンディーのような甘い香りのお酒ができることがわかりました。蒸留は香りの成分だけを抽出することができるため、できたお酒は無色透明ですが、しっかりとイチゴの甘い香りがします。

イチゴの甘い香りのアクセントとして「カルダモン（柑橘様の清涼感のある香りのスパイス）」を少し合わせることで、イチゴと芋焼酎の甘さにカルダモンの爽やかさがマッチしたポップなお酒が完成しました。

「f spirits キュウリ＆ラベンダー」の開発

大隅半島の中心に位置する肝属郡東串良町はキュウリの生産が盛んな地域。キュウリ生産者の「吉ケ崎農園」さんでは、スーパーなどに出荷されるA級品に加え、B級品、C級品と呼ばれるキュウリも多く収穫されます。

そこで、これらのB級品・C級品のキュウリを使ってお酒を作ることに。「キュウリをお酒に？」と驚かれるかもしれませんが、キュウリには同じウリ科のメロンに似た香り成分が含まれていて、実はお酒とも相性が良いのです。

キュウリの香りを、コクと甘みが強いタイプの芋焼酎に抽出。そこに少しだけラベンダーのフローラルな香りを合わせることで、グリーンを連想させる甘い香りの中に、ほのかにスミレの様な上品な香りが感じられ、口の中に焼酎とキュウリの甘みの余韻が残るエレガントなお酒ができあがりました。

おすすめの飲み方

f spirits は、天然の素材から香りを抽出したお酒。食品添加物は使っておらず、糖質も含まれていません。すっきりとしたソーダ割りで「素材本来の香りと焼酎由来のほのかな甘み」を楽しむ飲み方がオススメです。

＜ソーダ割りレシピ No.1＞

1. グラスに氷を入れる。

2. f spirits イチゴ＆カルダモン 30～40mLをグラスに注ぐ。

3. お好みでレモンを絞り入れる。

4. グラスにソーダを注いで完成！

＜ソーダ割りレシピ No.2＞

1. グラスに氷を入れる

2. f spirits キュウリ＆ラベンダー 30～40mLをグラスに注ぐ

3. お好みでライムを絞り、ミントを加える。（緑色の柑橘との相性がGood！）

4. グラスにソーダを注いで完成！

商品詳細

商品名：f spirits イチゴ＆カルダモン

品目：スピリッツ

原材料：本格焼酎（国内製造）、イチゴ（志布志市産）、カルダモン

アルコール度数：37%

容量：500mL

商品名：f spirits キュウリ＆ラベンダー

品目：スピリッツ

原材料：本格焼酎（国内製造）、キュウリ（鹿屋市産）、ラベンダー

アルコール度数：37%

容量：500mL

スケジュール

2022年9月1日～10月1日：プロジェクト実施

2022年10月中：リターン発送予定

リターンについて

【通常リターン】

「イチゴ＆カルダモン」1本：3,200円

「キュウリ＆ラベンダー」1本：3,200円

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各1本（合計2本）：5,400円

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各2本（合計4本）：9,800円

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各6本（合計12本）：27,400円

【早割10%OFF】

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各1本（合計2本）：5,000円

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各2本（合計4本）：9,000円

「イチゴ＆カルダモン」と「キュウリ＆ラベンダー」各6本（合計12本）：25,000円

資金の使い道

寄せられた資金は、今回の開発・製造にかかった費用の一部にあてさせていただきます。また、「f spirits」第2弾、第3弾の開発を予定しており、それらの開発費用としても使わせていただく予定です。

実行者紹介

若潮酒造

プロジェクト責任者：上村 曜介（研究室 室長）

開発担当：山本 愛（製造部 研究室）

製造担当：小久保 智博（製造部 主任）

デザイン担当：吉井 健一（企画課 課長）

商品化チーム：若潮酒造 従業員＆役員一同

上村 雅彦（代表取締役）

「SDGsの目標達成に向けて、昨年初めて農Lifeさんのイチゴで『F spirits』を開発しました。本年はそれをアップデートし、取り組みを大隅半島に広げていきます。若潮酒造と生産者さんが市町村の垣根を越えてつながり、ワクワクするようなお酒を共に作り上げていくことで、地域の活性化に少しでも貢献していきたいと思っています。ぜひ応援のほど、よろしくお願いします！」

応援者

農Lifeいちごの村

丸野 惠美子さん（志布志市松山町）

https://www.noulife.jp/

吉ケ崎農園

吉ケ崎 大作さん（肝属郡東串良町）

https://www.facebook.com/Yoshigasaki.Farm/