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長崎の原爆を忘れない。 2020年夏、平和のためのアート展を東京で開きたい

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ストーリー

  1. 2020年夏。東京で世界中の人に長崎の原爆についてもっと知ってもらうためのアート展を開催したい
  2. 原爆の熱風で変形した瓶を3Dスキャンし忠実に再現した「祈りの花瓶」を波佐見焼で製作、展示します
  3. リターンとして祈りの花瓶やアートブックなどをご用意。目標額をこえた場合、支援の一部を寄付します

ひとつの小さな、白い花瓶。
なぜこんないびつな形をしているのか、わかりますか?
これはかつて長崎に落とされた原子爆弾の熱風によって変形した瓶の形なんです。


1945年8月9日午前11時2分。
一瞬にして無数のいのちを奪い、街を廃墟に変えた原子爆弾。
その年のうちに、被爆した約7万4000人もの人が亡くなりました。
すべてを失い、誰もが絶望に打ちひしがれました。
そんな耐えがたい苦しみと悲しみの中、それでも生き残った人たちは、
怒りや憎しみをぶつけるのではなく、後世の平和を願い静かに祈りつづけました。


この「祈りの花瓶」は、どんな困難な時でも、強く、何よりやさしい心で生き抜く人たちの、深い平和への祈りを表現したものです。


あの日から75年。
悲しいことに、記憶の風化とともに長崎の原爆について知らない人が増えています。
これからも決して変わらず、この国が平和を祈りつづける国であるために、
過去の被爆体験を忘れることなく、語り継いでいきたい。
そして日本の人はもちろん、世界中の人にももっと伝えていきたい。


だからこそ、ことし、国内外から多くの人が訪れる夏の東京で、
「祈りの花瓶」アートプロジェクト展を開きたいと考えています。


※祈りの花瓶の元となった瓶

この作品の元となった瓶は現在、長崎原爆資料館の地下に大切に保管されています。
ふだんなかなか目にすることのできない貴重な瓶を、資料館の協力のもと特別に3Dスキャニングさせていただき、長崎の波佐見焼(陶器)で忠実に再現しました。

なぜ「祈りの花瓶」を作ったのか

私は長崎で生まれ育ちましたが、学校へ通うため2014年に上京しました。
東京で過ごす初めての夏、8月9日に黙祷のサイレンが鳴らない事や、黙祷で立ち止まる人がいない事、テレビなどで放送される原爆等についての情報量の少なさに、違和感や危機感を感じました。そして、それまではあまり意識していなかった、自分が被爆三世である事を、徐々に意識するようになりました。


そして若い世代へ向けて、原爆投下の過去について知ってほしい、平和についてもっと考えてほしい、という想いが芽生えました。


日本は戦後70年以上たった近年、若い世代を中心とした平和意識の低下・ 希薄化が強く懸念されています。(2015年に行われたNHKの世論調査では、広島・長崎に原子爆弾が投下された日を正確に答えられた人は全国で30%を下回りました)
そこで、自分にできる事は何か。と考えた中で辿りついたのが、新たなアプローチで次の世代へ「知るきっかけ」となるような作品をつくる事でした。


戦争に関する展示は、どうしても、暗い、怖い、といった印象を受けるものが多く、とくに若い人にとって近寄りがたい雰囲気がありました。だからこそ、悲しいことばかりの戦争というテーマであっても、希望のある表現にしたいと思いました。そんな想いから「祈りの花瓶」が生まれ、「Vase to Pray Project」の活動をはじめました。


このプロジェクトでは、今まで触れることができなかった被爆資料を、CTスキャン技術と3Dプリント技術を使い、忠実に再現することで、様々な場所で誰でも触ることを可能にしました。祈りの花瓶は被爆体験を語り継いでいくための“アート”として、さらに平和を祈る“花瓶”として皆さんの日常で使ってもらうことを目標に活動しています。

Vase to Pray Project http://vtp.jp/


アートとしての活動】
触れる機会を新たに作ることで、今まで被爆体験などについて知る機会がなかった人々へ継承する為の、アート作品として使用しています。展示はさまざまな人が訪れる開かれた場所で行うことが多く、作品に直接触れることができます。この作品を知らずに作品に出会った人々へ、平和への祈りと、長崎の原爆について知るきっかけを与えたいと考えています。

2017年 ・3331アーツ千代田(東京)・ピースミュージアム(長崎)にて展示

2018年 ・グッドデザイン丸の内(東京)・YouthSquare(香港)にて展示

2017年には「YouFab Global Creative Awards 2017」にて、26カ国、総計 227作より選ばれた、ファイナリスト20に選出いただきました

YouFab Global Creative Awards 2017
https://www.youfab.info/2017/winners/vase-to-pray-8-9nagasaki?lang=ja

3331アーツ千代田(東京)

グッドデザイン丸の内(東京)

YouthSquare(香港)

なぜクラウドファンディングに挑戦するのか

今回、クラウドファンディングに挑戦する理由として、下記の2つがあります。

①ことし、国内外から多くの人々が集まる夏の東京で展示を行い、みなさんに作品を触ってもらうことで、長崎の原爆について知るきっかけをつくりたい。

長崎に原爆が投下されたのは、8月9日の暑い夏の日でした。そしてことしの夏は、世界中からたくさんの人が東京にやってきます。世界中の目が東京に集まります。そんなタイミングだからこそ、この展示をすることに大きな意味があると考えました。

②「祈る花瓶」を陶器で製作し、みなさんの日常で使っていただきたい。

地元長崎県の波佐見町で作られている「波佐見焼」の企業に依頼し、美しい陶器で祈りの花瓶を製作します。リターンに「祈りの花瓶」を選んでいただいた場合、それと同じ数だけ花瓶を展示いたします。花瓶に飾るお花は4種類からお選びいただけます。皆様と一緒に、この展示をつくりあげたいと考えています。

この2つの目標を達成するために、初めてクラウドファンディングに挑戦しました。ぜひ、展示を開催したいと思っておりますので、この活動に興味や共感を持ってくださった方々に応援いただけますと幸いです。

スケジュールについて

2020年の夏は、都内で展示を行う方々が多いため、会場の空きも少なく、人気の会場ではキャンル待ちの状態となっています。そのため現段階では正確な場所と日時をご提示できないのですが、2020年の7月〜8月のあいだに展示会を開くことを想定しています。

今後、随時詳細をアップデートしてまいります。

リターンについて

全部で4種類ご用意しております。

ポストカード2枚展示会でお名前の記載

アートブック1冊展示会でお名前の記載

祈りの花瓶 1つ展示風景の写真1枚展示会でお名前の記載(言葉から連想するお花を4種類ご用意しました。お選び頂いたお花を花瓶に生けて展示させていただきます。)

祈りの花瓶 1つ展示風景の写真1枚アートブック1冊展示会でお名前の記載(言葉から連想するお花を4種類ご用意しました。お選び頂いたお花を花瓶に生けて展示させていただきます。)

A.「平和」

B.「愛」

C.「希望」

D.「永遠」

※写真はイメージです、気候や仕入れ状況により変更になる場合があります。その際は活動報告で随時報告いたします。

お花は「花屋 西別府商店」様にコーディネートしていただきます。言葉から連想するお花を4種類ご用意します。リターンの③、④でご支援いただく場合は、A.B.C.Dの中からお選び頂けます。ぜひ、皆様の平和への祈りを、一緒に展示させてください。

Profile
西別府久幸(にしべっぷ・ひさゆき)花屋 西別府商店 店主 / フローリスト
「はいいろオオカミ」での展示を契機に、空間を共有。木の根やキノコ、古木など、独自の見立てで世界観を表現するほか、自身の個展なども開催している。

資金の用途

ご支援は・会場費・制作費・撮影費・展示会場設営費・リターン制作費(送料含む)として使用させていただきます。仮に目標金額に届かなかった場合でも、ご支援で展示可能な都内の会場を選定し、開催したいと考えています。

目標金額以上となった場合は、より広いスペースで、多くの人が訪れる会場をレンタルし、展示を行う事を考えています。その場合も・会場費・制作費・撮影費・展示会場設営費・リターン制作費(送料含む)として使用させていただきます。
また、支援の一部を「高校生平和大使」に寄付させていただきます。
高校生平和大使https://peacefulworld10000.com/

プロジェクトページを最後までご覧下さり、誠にありがとうございました。

プロジェクトに共感していただけたのであれば、大変嬉しく思います。

私は長崎生まれ、長崎育ちの被爆三世です。2016年に卒業製作でつくった花瓶がきっかけで、ライフワークとして今も活動を続けています。本当に沢山の人々に支えていただき、今まで活動を続ける事が出来ました。

2020年、東京での展示は一つの節目と考えており、今後はアメリカやヨーロッパでの展示を目標としています。インスタグラムでは定期的に情報を発信して行きます。

ぜひ応援していただければ幸いです。

リスク&チャレンジ

・2020年は、東京都心の展示スペースは予約が取りづらい状況となっております。キャンセル待ちや仮予約中となっているため、現段階では確実に会場と日時をお伝えする事ができません。現在も継続的にスペースを探し、アポを取っている状況です。 新しい情報は活動レポートで随時ご報告いたします。 ・リターンのポストカードや冊子は現在製作中のためイメージと異なります、あらかじめご了承ください。 ・ご支援の数が予想を上回った場合、製造・加工・梱包の都合上、出荷時期が遅れる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2020年04月23日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

ポストカード2枚セット+展示会でお名前の記載

1,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年09月末までにお届け予定

『祈りの花瓶』の写真を使った、ポストカード2枚をお送りします。サイズはハガキサイズを想定しています。
写真は、カメラマンの鈴木崇史氏によるものです。
http://takashi-suzuki.com/profile/

また、展示会にて特製のパネルにお名前を記載させていただきます。(希望者のみ)

※写真はあくまでイメージです。デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。

アートブック1冊+展示会でお名前の記載

3,500円(税込)

残り
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

オリジナルのアートブックをお送りします。作品のコンセプトや写真で構成されます。オールカラーページで、16ページ程度を想定しています。
写真は、カメラマンの鈴木崇史氏によるものです。
http://takashi-suzuki.com/profile/


また、展示会にて特製のパネルにお名前を記載させていただきます。(希望者のみ)

※写真はあくまでイメージです。デザイン・仕様は変更になる可能性もございます。ご了承ください。

祈りの花瓶 1つ+展示写真1枚+花1輪(4種類から)+展示会でお名前の記載

15,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

祈りの花瓶1つ+展示風景の写真1枚+お花の3点セットでお送りいたします。
長崎の波佐見焼で作られた美しい陶器です。
そのまま飾って頂いたり、花瓶としてもご利用いただけます。

展示会では、あなたが選んだお花と共に、会場に展示されます。そして展示会終了後、 お花とセットにしてお手元に発送いたします。

また、展示会にて特製のパネルにお名前を記載させていただきます。(希望者のみ)

※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。

祈りの花瓶 1つ+本1冊+展示写真1枚+4種類から花1輪+展示会でお名前の記載

18,000円(税込)

残り
のサポーター
2020年10月末までにお届け予定

祈りの花瓶1つ+アートブック1冊+展示風景の写真1枚+お花1つ、の4点セットでお送りいたします。

長崎の波佐見焼で作られた美しい陶器です。
そのまま飾って頂いたり、花瓶としてもご利用いただけます。

展示会では、あなたが選んだお花と共に、会場に展示されます。そして展示会終了後、お花とセットにしてお手元に発送いたします。

アートブックの写真は、カメラマンの鈴木崇史氏によるものです。
http://takashi-suzuki.com/profile/

また、展示会にて特製のパネルにお名前を記載させていただきます。(希望者のみ)

※ご注文状況、使用部材の供給状況、製造工程上の都合等により出荷時期が遅れる場合がございます。

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