株式会社椿代表取締役日原行隆と申します。

私は60歳の時に伊豆大島で椿油の製造販売会社である「株式会社椿」を始めました。今年で23年になります。

現在、日本国内で手に入る椿油はほとんどが中国産の椿油「カメリア種子油」ですが、当社は国産原料である「ツバキ種子油」にこだわり、伊豆大島のヤブツバキから採れた実を収穫、一切加熱せず搾油、精製したエクストラバージン椿オイル「生の椿油」を製造しています。

本年83歳になりますが、椿の油の可能性、素晴らしさをもっと皆様に知っていただくべく今回の本気のスカルプケアセットを開発いたしました。

伊豆大島の大地で育った高品質な「生の椿油」を、ぜひ１度使ってみてください。

伊豆諸島や五島列島等、ごく一部の地域でしか採取できない貴重な国産ヤブツバキ。

熱を加えない特別な製法で生のままにこだわり、合成着色料、合成香料を使用しない。

防腐剤、保存料を使用しない。トランス脂肪酸フリー。そんな『生の椿油』を食品や化粧品として提供してきました。

椿油は古くから髪に良いオイルとして知られていますが、弊社は伊豆大島で創業23年、お肌の保湿用として初めて、生のまま搾ってろ過したエクストラバージン椿油「生の椿油」を開発。

その保湿力の高さから、シリーズ累計販売80万本以上、長年お客様に愛されてきました。

そんな生の椿を、椿油本来の用途としてもっとも適したスカルプケア用椿油として開発を進め、遂に完成しました。

japoneira、椿油へのこだわり

椿油には、特有の臭いがあり、つけるとベタつく感じがする、というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか？

「生の椿油」は「生」のままろ過を3〜4回繰り返すため、純度の高い、ほぼ無色透明のサラサラなオイルに仕上がります。ツバキ油特有の臭いも感じにくいことに驚いていただけるでしょう。

ツバキ油は生来、人の肌の角質層にあるラメラ構造になじみやすい微量成分を含んでいます。加熱精製すると、このツバキ生来の微量成分は、分解されてしまいます。これが分解されないように、搾油から精製過程まで2週間もの時間をかけながら、全く熱をかけない非加熱ろ過精製法で作ることで、「スッと肌になじむ」「サラサラ」とお褒めいただくオイルになりました。

熱を使わず、4回の濾過を通し無色透明の椿油に。

ろ過を繰り返せば繰り返すほど、同じ量の椿オイルを作るのによりたくさんのヤブツバキの種が必要になります。たとえば品質担保のため「生の椿油 The JAPONEIRA」は4回もの非加熱ろ過精製を行うため、1本（30ml）作るのに、希少な国産ヤブツバキの種をなんと300個も使用します。300個もの国産ヤブツバキの種を、2週間もの時間と手間をかけて精製し、やっと1本の椿油になります。だからこそ、「生の椿油 The JAPONEIRA」は、究極のエクストラバージン椿オイルなのです。

今回の商品では、日本で昔から愛されている和の精油クロモジを採用しました。

新商品：スカルプケア 伊豆大島産「生の椿油」

健全な毛髪にとって頭皮環境を整えることはとても大切です。現代は、シャンプーによる洗いすぎによって頭皮が乾燥しがち。頭皮が乾燥すると様々なトラブルの原因になります。

特に30代以降、年齢と主に皮脂の分泌が減少し、頭皮が乾燥しやすくなります。

50代以降になると皮脂腺の働きがさらに減少し、皮膚全体が薄くなり、保湿力が低下するため、頭皮の乾燥には特に注意が必要です。

なかなか気づきにくい頭皮の乾燥ですが、この機会に頭皮から保湿する、毛髪の土台となる頭皮からケアをする、という習慣を初めてみませんか。

だからこそ真剣に考えなくてはならないのが「頭皮の保湿」です。

この「頭皮の保湿」は、髪にハリ、コシを与え、髪のボリュームアップ（スタイリング効果）への重要な要素です。

弊社では、この度加熱した椿油に比べ、2.5倍の保湿力を持つ「生の椿油」で頭皮の保湿に特化したスカルプケアセットを開発しました。

生の椿油を取り入れた頭皮の保湿習慣で、頭皮に健やかな潤いを与え、しなやかな毛髪を保ちましょう。

モニターのお声

生の椿油スカルプケアセットのモニターアンケートを行いました。

スカルプケアパッケージデザインAnti-SDGについて(Anti-Scalp Desert Goal)

生の椿油スカルプケアは、ターバンを巻いた人物がデザインされています。ターバンは、砂漠の民にとって非常に重要なアイテムで、特に、日差しが強く、乾燥した砂漠地帯において、ターバンは多くの機能を果たしています。砂漠地帯では、強烈な日差しから頭皮を守ることが重要であり、ターバンを巻くことで、内部に空気の層ができることによる遮熱効果、保湿効果が得られます。生の椿油スカルプケアを頭皮につけることで、頭にターバンを巻くことなく、ターバンの優れた効果と類似した効果が得られると考えています。

環境への取り組み

弊社は製品の品質だけでなくその製造過程において環境負荷を減らすことを目標に掲げています。その一環として、本来なら産業廃棄物として廃棄される椿の種の搾りかすを有効活用することで、ゼロエミッションを目指しております。これは私たちがSDGs（持続可能な開発目標）に取り組んでいる一部です。SDGsは人類と地球のための共通の目標であり、持続可能な未来を創造するための行動指針となっています。

antiSDG

そしてこの製品には、antiSDGというもうひとつのコンセプトがあります。antiSDGはanti Scalp Desert Goalの略で、頭皮の砂漠化に反対する、「頭皮砂漠の緑化運動」という考え方です。

健全な毛髪は健全な土壌から。生の椿油スカルプケアで頭皮に潤いを与え、頭皮環境を健やかに保ちましょう。

スカルプケアセットの使い方

入浴時： シャボンで頭皮と髪を洗います。毎日のお手入れの最初の重要なステップです。これにより、頭皮から余分な皮脂や汚れが除去され、後のトリートメントの浸透を助けます。

入浴後： 頭皮にオイルを塗布し塗り込むことで、頭皮や髪に潤いと栄養を与えます。また、保湿作用のあるクロモジ精油はフケ、かゆみを抑えます。

翌朝： 睡眠中に頭皮が乾燥する可能性があるため、朝にスカルプスプレーを使用することで、頭皮と髪に必要な潤いを再度供給します。その後再度オイルを塗り込むことで、頭皮と髪の保湿をさらに強化し、その日一日を通じて頭皮と髪を乾燥から保護します。

このお手入れを続けていただく事で、頭皮と髪を清潔に保つと同時に、十分な潤いで髪、頭皮を健やかに保つことが出来ます。

※頭皮の状態や反応により、使用頻度や量を調整してください。頭皮に異常が現れた場合は、速やかに使用を中止し、医師にご相談ください。

※使い始めに出にくさを感じる場合は、頭皮にトントンと押し当てると、出やすくなります。

How to massage

工場ではなく「産場」

私たちの会社、株式会社椿は、椿油を作っている場所を「産場」と呼んでいます。通常の工場とは異なり、「産場」という名称を選んだのは、椿油を作る過程が自然の恵みを大切にしているからです。椿の種を丁寧に収穫し、生のまま搾油、精製することで加熱精製した椿油とは違った生の椿油が産まれるのです。この自然の恵みを大切にする姿勢を表現するために、生の椿油を産み出す場所という意味を込めて、「産場」と名付けました。

商品仕様

椿 スカルプケア

全成分：ツバキ種子油（伊豆大島産ヤブツバキ種）、クロモジ葉／小枝油

内容量：40ml

株式会社椿　シャボン

全成分：石鹸素地、ツバキ種子油、クロモジ葉／小枝油

内容量：80ｇ

株式会社椿　椿のミスト

全成分：水、ツバキ種子油、クロモジ葉／小枝油、白金

スケジュール

9月製品デザイン、内容物デザイン完成

10月応援購入開始

10月製品資材発注

12月資材完成

1月製品完成後、随時発送

リターンについて

①スカルプケア3点セット

スカルプケア40ml 1本、シャボン80g１個、椿のミスト120ml１本

おわりに

ツバキ油といえば、古来より日本人が愛し、利用してきたことは有名ですが、非加熱精製の「生の椿油」には、これまで知られていなかったツバキ油の力があることがわかってきました。

「生の椿油」には、保湿力が高い・浸透性が良い・肌なじみが良いという特長があります。なぜそのような特長を持っているのかは、科学的に解明されていない部分もあり、引き続き少しずつでも科学的なアプローチによってツバキ油の真の力を解き明かしていくことが、弊社の使命であると考えております。

化粧品業界では、近年、さまざまな外国産の植物油（オリーブオイル、ホホバオイル等）が登場しておりますが、国産ツバキ油の実力には代えがたいものがあります。

ツバキ油の実力、「生の椿油」の素晴らしさをご理解いただき、実生活に役立てていただければ幸いです。