「VENN4000」とは？

大学受験の主要な英単語帳23冊を解析。２冊以上に採用されている見出し語をすべて掲載した、超網羅的な英単語帳です。

「英単語はどこまで覚える？」に悩まない！

受験勉強は時間との戦いです。

英語だけに時間はかけられませんし、英単語も無数に存在します。

つまり、「どこまで覚えるべきか？」は大学受験生にとって永遠のテーマでした。

私たちは、主要な英単語帳の見出し語を覚えるべきと考え、２冊以上で採用されている英単語をすべて掲載しました。

だから、「本書に載っている＝他の人が覚えている可能性がある＝覚えるべき英単語」と判断できるのです。

１冊の英単語帳だけでは「漏れ」が多い

英単語帳は好きな１冊を極めればいい、と言われることがあります。

しかし、私たちが主要な英単語帳を比較したところ、この１冊さえやれば他の英単語帳の多くをカバーしている単語帳はなかったのです。

２冊の英単語帳を比較しても、重複率は高くて８割、低いと３割といったところでした。

つまり、この１冊さえやっておけばいいという英単語帳はなかったのです。

掲載数が多くて、分厚いからいい。

「多すぎない？」と思う人がいるかもしれません。

しかし、難関大生は「語彙量は多ければ多いほどいい」という英語観を持っていることが多いです。だから、少しでも他の人が覚えている可能性がある英単語は覚えるべきです。

「VENN4000」は掲載数が多くて分厚いから、いいのです。

とはいえ、１冊の単語帳にしか載っていない英単語は掲載していないので、無駄な単語を暗記することはありません。

「VENN4000」に載っている英単語に暗記して損するものはない、という安心感が学習意欲に繋がります。

「掲載数の多い順」で覚えられる！

「掲載数が多い＝他の人が覚えてる可能性が高い英単語」です。

「VENN4000」は掲載数の多い順にで並べられているので、自然とモチベーションが上がります。

他の人が覚えているかもしれないという感覚が、無意識に競争意欲を掻き立て、必然性を感じながら、掲載順に覚えていくことになります。

23冊中20冊で採用の「６単語」を大公開！

ここで、もっとも採用数の多い英単語６つを公開しましょう。

23冊中20冊で採用されていた英単語たちです。

（※実際の紙面）

意外な英単語も多かったのではないでしょうか？

もしかしたら「知らなくてもいいや」と、スルーしていた単語があったかもしれません。ですが、他の人が覚えている可能性がもっとも高い英単語ですので、必ず覚えたいところです。

「VENN4000」の構成

・英単語（掲載数順）
・発音記号
・意味（品詞）
・例文（和訳）
・索引

プロジェクト開始の経緯

私は、東大卒・参考書作家として、大学在籍中から20冊以上の参考書などを出版してきました。

『宇宙一わかりやすい高校』シリーズ、『高校一冊目の参考書』シリーズなど、様々な書籍の執筆をさせていただいています。

現在は「松濤舎」という、医学部・難関大専門塾で代表をしています。

例年、京都大学、大阪大学医学部、東京医科歯科大学医学部、横浜市立大学医学部、東京慈恵会医科大学医学部、順天堂大学医学部、日本医科大学医学部、東邦大学医学部、昭和大学医学部などに、合格者を多数輩出している塾です。

松濤舎の特徴は、合格者の平均偏差値に必要な問題数を同定していること。

たとえば「医学部合格に必要な偏差値65 ＝ フォーカスゴールドの700問」といったように目指すべき状態が定量的にわかっている上で指導しています。

自分で問題集をどんどん進めたいという生徒さんが全国から集まり、現在80名ほど在籍しています。

こうした方針で指導をしているため、問題集選びは非常に重要です。

成績に直結する、もっとも優れた教材でなければなりません。そんな中で、英単語帳選びに苦戦したことはすでにお話した通りです。

特に、過去問演習でわからない単語に出会ったとき「単語帳に載っていない単語は覚えるべきか？」という問題にずっと悩まされてきました。

「もしかしたら持っている単語帳にないだけで、他の単語帳には載っているのかも？」という疑問は、ここ数十年間、解決されたことがなかったのです。

こうした経験から、他の英単語帳をほぼカバーするような単語帳の必要性を感じ、「VENN4000」の制作に着手したのです。

東大受験でも「漏れなく対策」が自信に

東大に現役合格したときも、当日の緊張下で支えてくれたのは「漏れなく対策した」という自信でした。

まだまだやるべきことは残っているけれど、他の人がやっていることは自分も徹底した、という自信が大切なのです。

入試本番で難しい問題が出ても、「自分が難しいと思ったのだから、他の人も難しいと感じているはずだ」と考え、スキップすることができます。

皆さんにも「VENN4000」をやったんだから大丈夫。わからない単語があったら、他の人もわからない単語のはず！と、自信を持って受験していただきたいと思っています。

4,000語を同定するまで

掲載すべき英単語を選定するため、主要な23冊の英単語帳を解析しました。

調査の結果、平均約1,600語/冊の見出し語が載っており、累計で約37,000語あることがわかりました。

ここから重複を除くと約6,700語になります（＝これを全て覚えることが、23冊の単語帳を覚えることに等しいことを意味します）

しかし、約6,700語をすべて覚える必要はありません。なぜなら、下図のように、1冊の英単語帳にしか載っていない単語が、全体の1/3（＝約2,100語）あったからです。

掲載回数が1回の単語は、他の人が覚えている可能性が低いので、掲載回数が2回以上の約4,600語こそ、覚えるべきすべての英単語と言えるでしょう。

ここには中学レベルの英単語が約600語含まれていたので（これも「VENN4000」に収録しています）、高校生が新たに覚えるべき単語は約4,000語と同定できたのです。

「VENN4000」の由来

”VENN”はベン図（venn diagram）に由来し、複数の英単語帳に重複して掲載されている単語だけを集めていることを表しています。

利用シーン / 利用方法・操作方法

１）単語帳として

主要な英単語帳23冊分のエッセンスが詰まっているので、メインの単語帳としてお使いいただけます。

何単語を覚えるかは、以下の対応表を参考にください。松濤舎の指導経験を踏まえた対応表となっています。

・偏差値60：1,600単語（掲載回数=10回）
・偏差値65：2,200単語（掲載回数=７回）
・偏差値70：3,700単語（掲載回数=３回）
・偏差値75：4,600単語（掲載回数=２回）

※偏差値は河合塾「全統記述模試」の値です。

２）直前のチェックに

すでにメインの単語帳を持っている人は、「VENN4000」をチェックリストとして利用してみるとよいでしょう。知らなかった単語は、他の人が別の単語帳で覚えている可能性が高いです。追加で覚えるとよいかもしれません。

３）辞書として

便利なのが「VENN4000」巻末の「索引」です。

「VENN4000」に載っている単語は他の人も覚えている可能性が高いので、知っているべき単語だったと判断できます。一方、載っていなければ他の人も知らない単語だった可能性が高いです。

このように、覚えておくべき英単語だったのか、文脈から判断すべき単語だったのかの切り分けが、非常にしやすくなるのです。

塾・学校の先生も是非使ってみてください。

指導現場において「英語の失点原因の分析」ほど難しいものはありません。

英語は総合的に伸びる科目ですので、失点原因の特定が非常に難しいのです。

しかし、「語彙量が原因で失点したのか？ 語彙量以外が原因なのか？」の問題の切り分けができるだけでも、指導は非常にしやすいです。

実際、失点原因の７割は語彙不足が原因です。

松濤舎は、そのような悩みを解決したいと思い「VENN4000」を制作しました。

是非、指導の現場で使ってみてください。

中学生の先取り学習に。

英検やGTECを頑張っている中学生は、大学受験向けに「VENN4000」を使ってみてください。

外部検定に必要な英単語は、大学受験に必要な英単語は異なります。外部検定で一通りの級をとったら、「VENN4000」で先取り学習してみましょう。

単語暗記は、始めるのが早ければ早いほど有利です。

社会人の学び直しに。

「高校時代に覚えておくべきだった英単語の総ざらい」にピッタリです。

TOEICやTOEFL、IELTSの学習に入る前に「もしかしたら高校時代の英単語が抜けているかも？」と思ったら、是非お手にとってみてください。

仕様

サイズ：B5サイズ、厚さ1.4cm
収録語数：約4,600語
本文：全256ページ（一色刷り、上質紙 46/T/70kg）
表紙：PP加工・グロス（四色刷り、ベルグラウス 46/T/22.5kg）
製本：並製アジロ

リターンについて

■このリターンに含まれるもの
・英単語帳「VENN4000」×1冊（※送料込み）

■このリターンに含まれるもの
・英単語帳「VENN4000」×1冊（※送料込み）

■このリターンに含まれるもの
・英単語帳「VENN4000」×1冊（※送料込み）

■このリターンに含まれるもの
・英単語帳「VENN4000」×1冊（※送料込み）
・トークイベントご招待券 ・・・☆

☆トークイベントについて
松濤舎代表・船登惟希のトークイベントにご参加頂くことができます。本人のみ参加可能となります。
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- 開催日時：2023年3月11日(土)
- 開催時間：13:00～14:30
- 開催場所：松濤舎渋谷校（渋谷駅徒歩５分｜東京都渋谷区渋谷1-7-1 渋谷S6ビル3階）
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※トーク内容は教育や受験に関連するものとなります。
※オンラインでも参加いただけます。

・英単語帳「VENN4000」×1冊（※送料込み）
・オーダーメイドの英単語表 × 1式・・・★

★オーダーメイドの英単語表について
プロジェクト終了後、3月末までに「VENN4000」を送付いたします。同時期に、Makuakeメッセージで専用フォームを送信しますので、「VENN4000」に掲載された単語Noで、単語表に掲載したい単語を指定ください。英単語帳の発送から180日以内に、「VENN4000」に掲載された単語のうち、ご自身の知らない英単語だけを抽出した「オーダーメイドの英単語表」を送付します。なお、英単語表は冊子ではなく「プリント一式」となります。紙面デザインは「VENN4000」と同じです。

スケジュール

11/21：プロジェクト公開
2/15：プロジェクト終了
3月末まで：発送完了

資金の使い道

デザイン費、編集費、校正費、印刷費、郵送費ほか、本書を広めるための活動費に使用させていただきます。

本プロジェクトに共感・賛同いただけましたら、ぜひ応援をお願いします。

実行者紹介

船登惟希（松濤舎代表・参考書作家）

1987年新潟県佐渡島生まれ。東京大学理学部化学科卒業。

東京大学在籍中から参考書の執筆を開始し、現在20冊以上の書籍を出版。著書に『宇宙一わかりやすい高校』シリーズ、『高校の勉強のトリセツ』（学研プラス）、『高校一冊目の参考書』シリーズ（KADOKAWA）等

株式会社DeNAに新卒入社後、医学部専門予備校を創業/運営。2018年に全学部に指導対象を広げた松濤舎を設立。

2022年に出版社登録し、本書が初書籍となる。

著書一覧

実行者の運営する塾

医学部・難関大専門塾「松濤舎」について

「医学部合格に必要な偏差値65＝フォーカスゴールドの700問」のように、合格に必要な問題数から逆算して指導する塾です。問題集の習得に必要な手厚いサポートを行うため合格者の平均偏差値に最短で到達でき、毎年多くの医学部・難関大合格者を輩出しています。