ストーリー
長崎被爆70年記念事業「浦上天主堂再現プロジェクト」
プロジェクション・マッピング 光と音に包まれる2日間
2015年8月6日(木)、8日(土) 浦上天主堂
◆会場 浦上天主堂 (長崎県長崎市本尾町1−79)
※人数制限により天主堂敷地内に入場できない場合、天主公園でもご覧になれます。
◆上映スケジュール
8月6日(木) 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30
8月8日(土) 20:30 21:00 21:30 22:00 22:30
※各回10分間を予定
◆入場無料
※雨天決行。傘不可、必ず雨合羽やレインコートを御用意ください。
■被爆地の現状
2015年8月9日、長崎市は原爆投下から70年を迎えます。
現在の被爆者の平均年齢は80歳。
70年という歳月のなかで、原爆の惨禍を経験した世代の高齢化は着実に進み、証言者不在の日は、刻一刻と近づいています。
それに伴い、被爆地では継承問題が深刻化しています。
被爆体験講話(長崎原爆資料館)
これまでの継承活動は、当事者(被爆者)が自身の実体験を話す「被爆体験講話」や写真資料などの展示物によって実情を伝える活動が主な継承方法でした。
ですが、「講話」などの方法は、当事者を失うことで不可能になります。
当事者不在の日に備え、未体験者同士での継承の在りかたを考えなければならない時期に来ています。
被爆70年以降の継承のカタチとは?
プロジェクション・マッピングでナガサキの原爆ドーム(旧浦上天主堂)が蘇る!!
浦上天主堂再現プロジェクトは、当事者不在のこれからの時代に、継承の意味とその方法を考えることを目的として、 被爆三世世代が中心となり企画しました。
本プロジェクトは、これまでの「被爆者が自ら語る」という「言葉」を主体とした継承活動とは異なり、 プロジェクションマッピングという手法を用いて体験する、「疑似体験型」の継承方法の提案です。
プロジェクションマッピングを用いて、ナガサキの象徴的な被爆遺構だった旧浦上天主堂を原寸大で再現し、疑似体験することで様々な世代の交流を活発にしたいと考えています。
ナガサキには、ヒロシマの原爆ドームのような象徴的な被爆遺構が残っていません。
ナガサキの浦上天主堂は、ヒロシマの原爆ドームにあたる建物でした。
では、なぜ現在は残っていないのでしょうか?
16世紀にキリスト教が長崎に伝えられ、「キリシタン村」となった浦上地区。
その後弾圧時代に入り、1867年には信者3394人が全国に流される「浦上四番崩れ」の舞台になりました。
浦上に戻った信者らが30年かけて建てたのが「東洋一の大聖堂」と称された浦上天主堂でした。
しかし、1945年8月9日、約500メートル西で炸裂した原子爆弾により倒壊。
焦土と化した浦上では約8500人の信者が犠牲になったとされます。
シンボルとしての廃墟の保存を求める声も出ましたが、この地で再建を望む信者の想いは強く、解体が決まりました。
1959年に創建当時の外観を模して、コンクリート造りの新しい天主堂が完成。1980年には倒壊前のレンガの外壁もよみがえりました。
なぜ、信徒はこの地に再建を望んだのでしょう?
それは、この地が弾圧時代に絵踏みが行われていた場所であり、禁教が解かれた後、懺悔の意味も込めて選ばれた場所だったからなのです。
信徒が再建を望んだ天主堂。
市民が保存を望んだ天主堂。
異なる立場間での対立は、70年が経とうとしている今でも解消されたとは言えません。
高瀬毅『ナガサキ 消えたもう一つの「原爆ドーム」』(文春文庫)
保存か、再建か、
この議論がなされた後に生まれた被爆三世世代のわたしたちは、こう考えました。
「撤去を惜しんだところで何も変わらない。現代の技術で再現すればいいんじゃないか?」
ヒロシマとは異なり、キリシタン文化が根付いた浦上地区だからこその遺構の撤去は、日本の近代化において諸外国との貿易の窓口を担ってきた歴史の結果で、そこには長崎にしか語れない近代があり、長崎だからこその「深み」があるのではないでしょうか。
創建当初から、再建された現在までの天主堂の姿を時代背景も含め再現できれば、
ナガサキにしかできない継承になる。長崎にしか発信できないメッセージになる。
「被爆三世世代の私たちは、被爆者と交流できる最後の世代であり、
当事者不在のこれからの時代に継承活動を担う最初の世代といえるのではないか」
浦上天主堂再現プロジェクトは、2015年の「 信徒発見150年 × 長崎被爆70年 」というメモリアルイヤーに、信仰の歴史とこれからの被爆体験の継承を考えるために、長崎出身の被爆三世世代が中心となり発足したプロジェクトです。
「当事者不在のなかでのこれからの継承活動とは何か?そこにはどういった意味があるのか?」
被爆者と直接交流できる最後の世代であるわたしたちは、あらためて考えなければならない時期にきています。
私たちは、プロジェクションマッピングという手法を用い、長崎の歴史と共に姿を変えてきた浦上天主堂を、時代背景とともに表象することで、2015年という節目に様々な世代が交流するきっかけを作りたいと考えプロジェクトを進めています。
■これまでの活動
長崎くんちでの募金活動(おくんち広場)
プロジェクトの説明会(長崎原爆資料館地下ホール)
在京若手長崎県人会 「しんかめ」でのPR
日本一アツイ県人会Facebookページ
毎日新聞(九州版) 2013年10月16日
長崎新聞 2014年2月11日
西日本新聞 2014年5月29日
読売新聞(九州版) 2015年1月1日
KTN長崎放送 スーパーニュース 2015年3月5日
皆様のご支援により多くのメディアでご紹介いただいております。
■お金の使い道
ご支援いただいたお金は、すべて映像・音響機材費に充当します。
プロジェクションマッピングは、使用する機材が高価なため、多額の費用がかかります。そのため、企業のプロモーションや広告など商業利用されるのが一般的です。
しかしながら、これまでの歴史を伝え、体験を共有する上で
再現計画にはこの映像手法が不可欠であり、また同時に大きな可能性をもたらします。
私たちは、このプロジェクトが被爆者と未体験者を繋ぎ、被爆体験の継承に寄与できることを願い取り組んでいます。
この三世世代の若者から生まれた新たな試みに、ご賛同いただけますと幸いです。
皆様のご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
<peace pack>協賛企業のご紹介
長崎の県産品を詰め込んだ当プロジェクトオリジナルパッケージ
makuake限定でお届けいたします!
カステラ(文明堂)
蒲鉾(まるなか本舗)
ちゃんぽん・皿うどん(みろくや)
からすみ(小野原本店)
島原手延そうめん(島手そうめん)
干物(山道水産)
写真・資料提供/長崎原爆資料館、長崎平和推進協会、浦上共同体
主催 浦上天主堂再現プロジェクト実行委員会
協賛 Rex Regina 大洋紙器株式会社 しんかめ
助成 長崎市被爆70年記念事業 公益財団法人 朝日新聞文化財団
後援 長崎県
サポーターからの応援コメント
文章のTOPへ
このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2015年06月29日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。
【サンクスレター】
1,080円(税込)
●御協力いただきました支援者様に、実行委員会より感謝の気持ちを込めてお礼のメールを送らせていただきます。
【浦上天主堂再現プロジェクトオリジナルポストカードセット】+サンクスレター
3,240円(税込)
●プロジェクトポストカード
当日のプロジェクションマッピング記録写真と共にデザインされた、オリジナルポストカードセット(5枚組)をお届けいたします。
●サンクスレター
【浦上天主堂再現プロジェクトTシャツ】+3,000円コースのリターン
5,400円(税込)
●プロジェクトTシャツ
浦上天主堂再現プロジェクトのロゴがプリントされたTシャツ(ブラック)をお届けいたします。
サイズ S、M、L
※サイズのご希望に関しましては後日実行者よりご連絡致します。
上記に加え<3,000円コース>
●ポストカードセット
●サンクスレター
長崎よりお届け!【Peace pack S】+3,000円コースのリターン
10,800円(税込)
●<Peace pack>
カステラ、チャンポン、皿うどん、蒲鉾、からすみ、そうめん、干物等の県産品を老舗、名店よりセレクトした「特製ピースパック」(Sサイズ)
長崎の街並みがデザインされたBOXにパッケージしてご自宅、またはご指定の場所にお届けいたします。
上記に加え<3,000円コース>
●ポストカードセット
●サンクスレター
【浦上天主堂再現プロジェクト映像記録DVD】+3,000コースのリターン
10,800円(税込)
●浦上天主堂再現プロジェクト映像記録DVD
当日のプロジェクション・マッピングを記録したDVDをお届けいたします。
上記に加え<3,000円コース>
●ポストカードセット
●サンクスレター
【プロジェクト記録映像DVD+お名前クレジットS】+5,000円コースのリターン
16,200円(税込)
●浦上天主堂再現プロジェクト映像記録DVD
●映像記録DVDのエンドロールへお名前を記載(Sサイズ)
浦上天主堂再現プロジェクト映像記録DVDのエンドロールへお名前を記載してお届けいたします。
上記に加え<3,000円コース>
●ポストカードセット
●サンクスレター
【Peace pack M】+15,000円コースのリターン
32,400円(税込)
●<Peace pack>
カステラ、チャンポン、皿うどん、蒲鉾、からすみ、そうめん、干物等の県産品を老舗、名店よりセレクトした「特製ピースパック」(Mサイズ)
長崎の街並みがデザインされたBOXにパッケージしてご自宅、またはご指定の場所にお届けいたします。
上記に加え<15,000円コース>
●プロジェクト記録映像DVD+DVDにお名前をクレジットS
●ポストカードセット
●サンクスレター
【Peace pack M+当日のPM映像のエンドロールへお名前をクレジットS】
54,000円(税込)
●<Peace pack>
カステラ、チャンポン、皿うどん、蒲鉾、からすみ、そうめん、干物等の県産品を老舗、名店よりセレクトした「特製ピースパック」(Mサイズ)
長崎の街並みがデザインされたBOXにパッケージしてご自宅、またはご指定の場所にお届けいたします。
●エンドロールにお名前をクレジット
当日のプロジェクションマッピング映像内のエンドロールにお名前または企業名を掲載(Sサイズ)
●サンクスレター
【Peace pack L+当日のPM映像のエンドロールへお名前をクレジットM】
108,000円(税込)
●<Peace pack>
カステラ、チャンポン、皿うどん、蒲鉾、からすみ、そうめん、干物等の県産品を老舗、名店よりセレクトした「特製ピースパック」(Lサイズ)
長崎の街並みがデザインされたBOXにパッケージしてご自宅、またはご指定の場所にお届けいたします。
●エンドロールにお名前をクレジット
当日のプロジェクションマッピング映像内のエンドロールにお名前または企業名を掲載(Mサイズ)
※企業名また記載名につきましてはお申込み後、実行者より確認のご連絡を致します。
●サンクスレター
【企業様向け】看板へのお名前記載+当日映像エンドロールへお名前のクレジットL
540,000円(税込)
●寄付看板にお名前を記載
プロジェクト実施期間中、会場に設置いたします看板へご支援者様のお名前または企業名を記載させて頂きます。
●エンドロールにお名前をクレジット
当日のプロジェクションマッピング映像内エンドロールにお名前または企業名を掲載(Lサイズ)
※企業名また記載名につきましてはお申込み後、実行者より確認のご連絡を致します。
●サンクスレター
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 映画・映像カテゴリの 「長崎被爆70年記念事業 ナガサキの原爆ドームがプロジェクション・マッピングで蘇る」プロジェクト詳細ページです。