「日本酒蔵」と「クラフトビール醸造所」の饗宴

創業１２９年目の地酒蔵「梅乃宿酒造」と、創醸４年目のクラフトビールメーカーの「奈良醸造」が同じ奈良でものづくりをする者同士としてタッグを組みました。梅乃宿酒造は、「あらごし梅酒」とビール原料であるホップを使った変わり種の梅酒をつくり、奈良醸造は、「あらごしジンジャー」に使用している厳選されたショウガを使って仕込んだ麦酒を醸造いたします。一度きりのコラボレーションをぜひともお楽しみください。尚、奈良醸造様の発泡酒は当プロジェクトスタートの日９月２０日より全国一斉発売です！

プロジェクト詳細

梅乃宿酒造株式会社 五代目蔵元 吉田佳代です。

この度は、当蔵のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。

梅乃宿酒造は１８９３（明治２６）年の創業以来、日本酒を核として梅酒をはじめとする日本酒リキュールやスパークリング酒など様々なチャレンジを続けて、新しい酒文化を自ら創り出していくという強い意志のもと、世代や国境を越えた酒文化を育て続けるべく邁進しております。

Makuakeでのプロジェクトも今回で第３弾。みなさまのあたたかいご支援のおかげで第１弾「あらごしみかんドレッシング」１３１％、第２弾「あらごしにんじん梅酒」３４４％と、ともに目標を達成することができ、たいへん感謝いたしております。

今回はクラフトビールメーカー奈良醸造様のご協力のもと、新しいチャレンジの一環として今までにない新しい梅酒を世に送り出します！

あらごし梅酒とホップでアロマな梅酒！？

あらごし梅酒にビールの原料であるホップを入れて、今までにない新しい梅酒を造りあげました。中々想像のつかない組み合わせですが、これが意外と合うんです！

ホップの持つ華やかな芳香（アロマ）と特徴である苦み、それらが梅の風味と重なり合い、なんともいえない癖になる味わいを作り出してくれました。口に含むとビールのような苦みが広がり、すぐに梅酒の甘酸っぱさがほっとさせてくれる特徴的な梅酒です。

おススメの飲み方はソーダ割！

そのまま冷たくひやしてロックで楽しむのもよいですが、ソーダで割ることでより一層ホップの風味が楽しめる表情豊かな新しい梅酒です。

なぜ梅酒とホップか？

奈良醸造様とは創業される前からのお付き合いがあり、その時から “いつか一緒になにかおもしろいものが造れたらいいですね” と言っておりました。それから年月は流れましたが、あらごしシリーズの中でも異色の存在であるショウガのリキュール「あらごしジンジャー」の発売がきっかけとなり、今回のコラボレーションが実現できました。

まず梅乃宿としては、ビールの代表的な原料であるホップを使って何かできないかと考えました。ホップの特徴である香りと苦みを活かしてリキュールに仕上げてみてはどうかと思い、奈良醸造 浪岡さまに相談いたしました。そして梅乃宿と言えばあらごしシリーズ。そのなかでも代表的なお酒が「あらごし梅酒」なので、ホップと「あらごし梅酒」をコラボさせることとなりました。

ホップには１００種類以上もの品種があり、分類としては「アロマホップ」といわれる華やかな芳香（アロマ）と穏やかな苦みを付けるものと、「ビタリングホップ」といわれ、しまりある苦みを付けるものの２種類に分類されます。浪岡さまには梅酒に合うホップとして、トロピカルフルーツや柑橘系の香りが特徴のMOSAIC（モザイク）と、苦みを際立たせたCOLUMBUS（コロンバス）を選んでいただきました。クラフトビールの世界では人気があるホップで、様々なブルワリーで使用されています。

そんなホップを使った梅酒は、今までにありそうでなかった全く新しい梅酒として仕上がりました。

「Bricolage（ブリコラージュ）」ARAGOSHI UMESHU w/Hop の誕生です。

ジンジャーエール？

いえいえ、ショウガとビールです！

見た目は秋を思わせる深い琥珀色。

グラスを傾けると爽やかな生姜の香り。口に含めば刺激的なショウガの味わいとともに、どっしりとした麦の味わいも感じていただけます。ピリッとした辛味が食欲を刺激する、食中酒としても最適の一杯に仕上がっています。

「Bricolage（ブリコラージュ）」HONEY ALE w/GINGER の誕生です。

奈良醸造 代表 兼 ヘッドブルワー 浪岡さまより

奈良醸造代表 兼 ヘッドブルワー浪岡安則さんと（写真右）と共同創業者・セールスマネージャー谷垣幸太さん

今回のプロジェクトを立ち上げるにあたり、奈良醸造 浪岡さまよりコメントをいただきました。

『 梅乃宿酒造といえば、日本酒はもとより、「あらごし梅酒」に代表される素材の風味と食感を生かしたリキュールの「あらごしシリーズ」で、全国に多くのファンを持つ酒蔵です。

実は、奈良醸造が2018年にビール醸造を開始する前から梅乃宿酒造には応援いただいており、お酒に携わる大先輩として沢山のことを学ばせていただいておりました。

2021年春、このあらごしシリーズに新たに「あらごしジンジャー」が登場したとき、ちょうど梅乃宿酒造の吉田社長とお話しをする機会があり、何かコラボレーションをしようということになりました。

そのときに梅乃宿酒造からいただいたお題がこのジンジャー（ショウガ）でした。

一見、奇抜な組み合わせに驚くかもしれませんが、ジンジャーエールと言い換えるととても馴染みがある言葉に聞こえませんか。

ただ、みなさんが日頃よく見かけるジンジャーエールはノンアルコールの飲み物です。

今回は、梅乃宿酒造の「あらごしジンジャー」に使われているショウガに、エール酵母（ビール酵母の一種）を使って、アルコールの入ったジンジャーエールを作ってみました。

ショウガの面白さはその複雑な香りと味わいにあります。

おろしたてのショウガは鮮烈でレモンにも通じる柑橘を思わせる香りを持ち、ピリッとした辛味があります。一方で、加熱すると成分の一部が変化し、より辛味が強い成分となります。

今回は、ショウガを加える工程を２回（加熱前、加熱後）に分けることで、その香りと味わいを存分に楽しめる仕上がりとしました。

また、さらにアクセントを加えるため、レモン果汁とハチミツもブレンドしています。レモン果汁は、その爽やかな酸味がショウガの辛味とハチミツの甘みの間の橋渡し役となり、全体の味わいをまとめ上げています。』

※本商品は使用する副原料により、酒税法上は「発泡酒」となります。

奈良醸造HP https://narabrewing.com/

スケジュール

２０２１年９月２０日（月）敬老の日 プロジェクトサポーター募集スタート

２０２１年１０月３０日（土）初恋の日 プロジェクト終了

２０２１年１１月下旬より リターン品発送スタート

リターンについて

商品名 Bricolage（ブリコラージュ）ARAGOSHI UMESHU w/HOP

７２０mｌ アルコール１１％

商品名 Bricolage（ブリコラージュ）Honey Ale w/Ginger

３７５mｌ アルコール５．５％

※本商品は使用する副原料により、酒税法上は「発泡酒」となります。

① お試しセット ２，５００円

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ １本

梅乃宿特製ロックグラス １個

② 梅奈良セット ４，０００円

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ １本

奈良醸造「Bricolage」HONEY ALE w/GINGER ３７５ｍｌ １本

③ ３種セット

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ １本

奈良醸造「Bricolage」HONEY ALE w/GINGER ３７５ｍｌ １本

梅乃宿「あらごしジンジャー」 ７２０mｌ １本

④ グラスセット ７，５００円

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ ２本

奈良醸造「Bricolage」HONEY ALE w/GINGER ３７５ｍｌ ２本

梅乃宿特製ロックグラス 1個 奈良醸造特製ビアグラス（小） 1個

⑤ ６本セット ９，５００円

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ ３本

奈良醸造「Bricolage」HONEY ALE w/GINGER ３７５ｍｌ ３本

⑥ 12本セット １７，５００円

梅乃宿「Bricolage」ARAGOSHI UMESHU w/HOP ７２０ｍｌ ６本

奈良醸造「Bricolage」HONEY ALE w/GINGER ３７５ｍｌ ６本

実行者紹介

梅乃宿酒造株式会社

「飲む人をワクワクさせる、梅乃宿の『伝統と革新』」

日本酒造りを取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し続けています。技を守り、研鑽し続けること（伝統）も大切ですし、伝統技術を礎に価値のある商品や提案を時代に合わせた形で提供すること（革新）も、私たちの役割であり使命であると考えます。

たとえば、日本酒蔵が梅酒を造るという挑戦も、20年前は未知の領域で、同業界の方から非難のお言葉をたくさんいただきました。こうした環境にあってもお客さまのニーズは増加し、梅酒の市場が確立され、今では日本酒蔵が梅酒を造ることも当たり前になりました、このように私たちを取り巻く市場環境は、わずかな時間の流れのなかで大きく変化し、酒文化も変わってきたのです。

梅乃宿酒造では、その時代のスピードや流れに遅れないようについていくのではなく、次の新しい酒文化を自分たちで創っていくという強い意志を持ち、皆さまに“新しさ”をご提案していきたいと考えています。歌舞伎にスーパー歌舞伎があるように、友禅染のアロハシャツがあるように、私たちは、新しいことへの挑戦が伝統を守ることにもつながると信じているのです。

飲む人をワクワクさせる“新しい酒文化”が次の伝統となるように、私たちはこれからも努力と挑戦を続けてまいります。