五代目蔵元 女若社長の挑戦！

明治26年（1893年）日本酒発祥の地奈良で産声を上げ、令和3年（2021年）3月で創業129年目を迎える酒蔵「梅乃宿酒造」より、

大好評リキュール「あらごしシリーズ」の中でも一番人気、1年間で30万本以上売れている（720mlビン換算）「あらごしみかん」のイメージをそのままに果実たっぷりのドレッシング「あらごしみかんドレッシング」が誕生しました！

プロジェクト詳細

みなさん、はじめまして。

梅乃宿酒造株式会社 五代目蔵元 吉田佳代です。

日本のはじまり、清酒発祥の地とされる奈良。その奈良盆地、葛城山の麓に位置する葛城市に梅乃宿酒造はあります。市内を通る竹内街道は「最古の国道」とも云われ、1500年ものあいだ、絶え間ない「物」や「文化」の行き交いを見守り、受け継いできた場所です。この地を誇りに、1893年の創業以来、大和の地酒づくりに勤しんできました。変化し続ける環境の中、時代のスピードや流れについていくのではなく、次の新しい酒文化を自ら創っていくという強い意思のもと、世代や国境を越えた酒文化を育て続けるべく邁進いたしております。

そんな酒蔵が、129年の歴史の中で初めてドレッシングを作りました！

以前から、「あらごしシリーズ」をお酒として飲む以外の活用方法がないかと考えていました。そこで最初に思いついたのはゼリーでした。

果肉感が特徴のあらごしシリーズはゼリーにピッタリで、夏限定で発売しているものの、毎年早々に売り切れてしまう人気商品です。

そんなふうに、他にもっと活用できないかと悩んでいた折、あるTVの取材を受けた時に、出張シェフの丸田信宏氏が梅乃宿のリキュール「FRUTAS マンゴー」をドレッシングに使用してくれました。

その時に、「これだ！」と思い、そこからずっと温めてきたのが「ドレッシング」です。メジャーなドレッシングの味は、和風、イタリアン、ごま、サウザンアイランドなどなど色々ありますが、なかなかフルーツをメインにしたドレッシングがないと感じました。それならば、「是非自慢のあらごしシリーズでドレッシングを作ろう！」と思い立ち、それを形にしてくれる会社を見つけるところから始まりました。知り合いの食品会社の社長に相談したり、銀行に作ってくれそうな会社を聞いたりと色々と動きましたが、なかなか良い会社が見つかりません。そんな中、ふとしたきっかけで繋がった会社が、広島県にある「門井商店」さんでした。「マクアケ」でもプロジェクト経験のある門井社長と直接お話をさせていただき、社長ご本人が東京農業大学の醸造学部ご出身で、日本酒にも非常にご縁のある方だということが判明しました。また、商品に対するこだわりも強く、スピード感やチャレンジ精神にあふれているところなど、梅乃宿と非常に近いと感じ、開発をお願いする事に決めました。

まず最初は「どの味にするか？」で悩みました。「ゆず」はあらごしシリーズの中でも人気の商品ですが、すでにゆずドレッシングは各社から販売されているので、選択肢から外しました。社内でも何度もミーティングを重ね、色々と悩んだ結果、しっかりとしたつぶつぶが特徴の「あらごしみかん」でいこうと決めました。

次は「どの油を使うか？」でした。様々な油でサンプルを作っていただきましたが、オリーブオイルはオリーブの特徴が出過ぎてしまうし、日本酒のイメージに近い米油はどうしてもにおいが気になります。最終的に絞られたのが、菜種油でした。

最後は「みかん感をどうやって残すか？」でした。あらごしみかんのイメージを大事にしたいので、どうしてもつぶつぶ感は出したい。でもみかんのさのう（つぶつぶ）だけではみかんの味が出ない。ストレート果汁を使ったり、濃縮果汁を使ったり、配分を変えたりと、何度もサンプルを作り直していただき最終的に到達したのが、この味です。

弾けるようなみかんのホンモノ感と、しっかりと感じるツブツブ感。自信のあるドレッシングに仕上がりました。

奈良で人気の出張シェフが「奈良のうまいもん食材」を素敵にアレンジ！

文豪「志賀直哉」に“奈良にうまいものなし”と言わしめた奈良県ですが、実はまだまだ知られていない美味しいものがたくさんあります。今回は「あらごしみかんドレッシング」に合う「奈良のうまいもん食材」を厳選し、奈良で人気の出張シェフ丸田信宏氏にお願いして、スペシャルコースを作り上げていただきます。

「野菜使いが上手い！野菜の魔術師」といわれているシェフが、あらごしみかんドレッシングをたっぷり使った特別コース料理をご用意いたします。ご支援者様のご自宅で、プロの料理人が作り上げるスペシャルコースをお楽しみください。

今、世の中は未曽有のウイルスと闘っています。なかなか自由に外食を楽しむことが難しい日々。そんなときにこそ出張シェフの出番です。いつもの食卓で、普段とは違う非日常の空間・時間をご堪能ください。

ホテル、旅館、レストランで20代からシェフの経験を積み重ね、2018年に独立開業。その後すぐテレビで何度も取り上げられ、全国からわざわざお客様がお買い求めに来るほど大人気の「レインボースイーツ」を考案。と同時に、奈良県初の「店舗を持たない出張料理人」を開業し、現在は年間150件以上のご依頼を受け、フレンチ・イタリアン・和食・河豚料理・わがまま叶えますオーダーケーキなど、幅広いジャンルで活躍中です。アメリカンチーズコンテスト全国大会で優勝した料理は絶品で、お客様から「野菜使いの魔術師」といわれ、コース料理のリピーターも続出です。道の駅のコンサルタントも務め、様々な顔をもつ異色の出張料理人として日々飛びまわられています。

コース料理の一例です。カラフルなロールケーキは丸田シェフ自慢のスイーツです。

リターンについて

あらごしみかんドレッシング 200ml

広島県福山市に本社のある株式会社門井商店さんにご協力いただき製造していただきました。梅乃宿の人気リキュール「あらごしみかん」に使用している果汁とつぶつぶの果肉をふんだんに使用したフルーティな味わいのドレッシングに仕上げました。

オールマイティに活用でき、サラダだけでなく、ソースとしても美味しくお召し上がりいただけます！

奈良のうまいもん食材

「ラッテたかまつ」さんのモッツアレラチーズ 90g

奈良県葛城市にある「ラッテたかまつ」さん、オーナーが学生の頃、北海道の牧場で飲んだ1杯の牛乳に惹かれ地元で美味しい牛乳を作りたい！という熱い思いを抱き、葛城の地で酪農を始めて40年。そんなラッテたかまつさんから、朝に搾った生乳をその日のうちに加工したフレッシュなモッツァレラチーズをお届けします。このチーズを使って作る冷製パスタのソースにあらごしみかんドレッシングが抜群に合います！

「森田商店」さんのアマゴスモーク 1尾

奈良県天川村の玄関口にお店を構える「森田商店」さんのあまごの燻製は、非常に手間暇かけて作られた逸品です。「渓流の宝石」と呼ばれる天川の名水育ちのあまごを香り豊かなさくらのチップでゆっくりと燻製にした、スモーキーなフレーバーとあまごの上品な旨みと美味しさが際立つ自慢の新しい名物です。カマンベールチーズなどと合わせるとお酒のおつまみに最適です！

「フード三愛」さんの大和肉鶏ムネ肉サラダチキン 約200g

奈良県桜井市にある「フード三愛」さんの扱う鶏肉は、奈良を代表するブランド鶏「大和肉鶏」。噛めば噛むほど口の中に広がる地鶏の旨みとコクの深さが自慢で、鶏肉本来の味わいと評価されるほどです。そんな大和肉鶏のムネ肉サラダチキンをご用意いたしました。ハム感覚でヘルシーにお召し上がりいただけます。あらごしみかんドレッシングとの相性もバッチリです！

丸田シェフ特製

真鴨のキャラメリゼ オレンジ風味 約170g

丸田シェフが、真鴨を使ったオリジナルの逸品をご用意くださいました。シェフ独自の製法でじっくりと時間を掛け熟成させた鴨ローストは、ロゼ色で柔らかく旨みが凝縮されており、あらごしみかんドレッシングとの相乗効果で絶妙なうまみを引き出しています。スペシャルコースの前菜としてもご提供する予定の鴨肉を、今回特別にリターンとしてご用意いたしました。「1本丸ごと頬張りたい！」そんな逸品をぜひご家庭でお楽しみください！

梅乃宿 あらごしみかん 720ml

果肉一粒一粒の食感が際立つみかんのお酒。温州みかんの果汁と果肉に、丹精込めた日本酒をブレンド。ほどよい甘みと酸味、果肉のつぶつぶが口いっぱいに広がります。つめたく冷やしてどうぞ。

品目：リキュール 内容量：720ml 原材料：温州みかん（国産）、醸造アルコール、日本酒、糖類／クエン酸 アルコール度数：７％

人気出張シェフ丸田氏のスペシャルコース料理（梅乃宿のお酒付）

写真は前菜の一例です。

丸田シェフがあらごしみかんドレッシングと「奈良のうまいもん食材」を使い、スペシャルコース料理をご用意。ご自宅などキッチンがある場所であればお好きな場所でご堪能いただけます。

※希望日時や場所等については、支援終了後メッセージにて確認させていただきます。

※出張可能エリアにご注意ください。

実行者紹介

梅乃宿酒造株式会社 代表取締役 吉田佳代（五代目蔵元）

「飲む人をワクワクさせる、梅乃宿の『伝統と革新』」

日本酒造りを取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し続けています。技を守り、研鑚し続けること（伝統）も大切ですし、伝統技術を礎に価値のある商品や提案を時代に合わせた形で提供すること（革新）も、私たちの役割であり使命であると考えます。

たとえば、日本酒蔵が梅酒を造るという挑戦も、20年前は未知の領域で、同業界の方から非難のお言葉をたくさんいただきました。こうした環境にあってもお客さまのニーズは増加し、梅酒の市場が確立され、今では日本酒蔵が梅酒を造ることも当たり前になりました。このように私たちを取り巻く市場環境は、わずかな時間の流れのなかで大きく変化し、酒文化も変わってきたのです。

梅乃宿酒造では、その時代のスピードや流れに遅れないようについていくのではなく、次の新しい酒文化を自分たちが創っていくという強い意志を持ち、皆様に“新しさ”をご提案していきたいと考えています。歌舞伎にスーパー歌舞伎があるように、友禅染のアロハシャツがあるように、私たちは、新しいことへの挑戦が伝統を守ることにもつながると信じているのです。

飲む人をワクワクさせる“新しい酒文化”を感じていただける酒蔵を目指し、また、その“新しい酒文化”が次の伝統となるように、私達はこれからも努力と挑戦を続けてまいります。