はじめにご挨拶

みなさん、こんにちは、私たちは、博多に拠点を置く老舗の明太子屋さんです。普段はライバルともいえる競合同士ですが、「福岡の明太子をもっと楽しんでほしい」という強い思いを持った仲間同士でもあります。

今回は、そんな普段は交わることのない私たちが自信を持って胸を張れる“究極の明太子”を持ち寄り、初となる限定コラボレーションセット「匠」をつくりました。博多の明太子を代表する稚加榮、椒房庵、島本が味を競うMAKUAKE限定のプロジェクトです。

各社が協力しあって、それぞれのこだわりが詰まった明太子が本プロジェクトを通して、多くの皆様のもとへ届き、楽しんで頂けますと幸いです。

３社自慢の明太子を皆様に味わって頂きたい。

「明太子が、福岡の名産」ということは皆さんご存知ですよね。

だけど実際、福岡にどれぐらいの数の明太子屋さんがあるか、ご存知ですか？
なんと200社以上もあるんです。

明太子業界は、作り方や素材の調達など、企業秘密が多かったせいか、同業内の横のつながりがほとんどありませんでした。

しかし、時代はもう令和です。残念ながら、明太子がお中元・お歳暮の4番バッターだった時代は終わり、贈答用の立派な1本物の明太子の消費量は年々減少しています。

だけど、みんなが明太子を食べなくなっているかというとそんなことはありません。
明太おにぎり、明太パスタ、明太マヨ、巷にあふれる明太グルメの勢いはとどまるところを知りませんよね。明太子が嫌いな人は少ないし、みんなそのおいしさも知っているけど、1本物は食べられなくなってきた。すると、こんな現象が起きはじめたのです。

「明太子なんてどれも一緒でしょ」と思っている人が多い…。

これは、とんでもない誤解です！

「明太子屋さん同士は情報がシャットアウトされていた」ということはつまり、レシピも素材の調達ルートも各社が身を削ってつくりあげてきたものばかり。

つまり、横一列・同じ歩幅で歩いてこなかったことが功を奏して、どの明太子も個性豊かで違った魅力を備えているのです。

なのに「明太子なんてどれも一緒」と思われているなんてもったいない！

では、この明太子それぞれの魅力を知ってもらうにはどうすればいいか？そこで始まったのが、「博多の人気明太子が競演！三つ巴による頂上決戦」です。

各社の匠が腕を揮って「これ以上ない」と思える究極の辛子明太子を作り上げ、今回だけの食べくらべセットにしてご自宅にお届けします。

本企画に賛同してくださった皆さんに召し上がっていただき、「いちばんおいしい」と感じた明太子に1票を投じてもらい、今回のプロジェクトにおける最優秀明太子を決めます。

明太子業界においては競合他社同士が同じプロジェクトに参加するのは極めて異例のことです。明太子の歴史の新たな幕開けともいえる本プロジェクトをぜひ一緒においしく楽しみましょう！

それでは、今回味わえる3つの明太子について少しご紹介します！

■博多料亭 稚加榮

-国産のたらこでつくる明太子は今回が最後かもしれない。強い覚悟でつくりあげる「稚加榮」の味-

博多料亭「稚加榮」の明太子は、ぷちぷちとした粒感が際立つ一品です。

今回、明太子に使用するのは国産のたらこ。
工場長自らが極寒の北海道に出向き、厳しい目で見て上質なものだけを選別しています。
確かな素材をよりおいしく仕上げるために地元福岡の醸造元でこの明太子のために仕込んだ日本酒を時間をかけて煮切り、鹿児島・枕崎の鰹節と最も辛くて香り豊かといわれる「本鷹の爪」の一味唐辛子を贅沢に漬け込むなど、料亭ならではのひと手間に満ちています。

単においしい明太子をつくるのではなく、料亭「稚加榮」らしさを表現しながら守り続けてきたおいしさ。ただ実は、原料不足に加え、料亭「稚加榮」の命ともいえるだしが底をつきかけています。国産のたらこで、これまで守ってきただしを使う明太子は今回が最後。ゆっくりじっくり味わっていただきたい一品です。

-切磋琢磨しながら自分たちも業界全体も磨かれていくことを期待-

■椒房庵

-社運をかけてリニューアルした「あごだしめんたいこ」を選抜。だしのうまさは右に出る者なし-

「椒房庵」の明太子の肝は、何といっても“だし”です。

国産のたらこにこだわる「椒房庵」は、九州のあごだし文化に着目し、調味料メーカーとして培ってき「だし」の技術を活かした本格的なあごだしを使い、だしの旨味が存分に味わえる明太子をお届けします。
明太子一筋30年の職人が、2018年にこれまでの集大成としてつくった明太子です。

福岡で特製の辛子たれに漬け込みます。濃厚な旨味を持つ上質なたらこの良さを最大限生かせるように考えられた辛子たれは、 国産の焼きあごだしを贅沢に使用し、塩分にも配慮することで上品なうまみと、まろやかな味わいに仕上げています。

-他社とコラボするのは初。業界を盛り上げるために1歩踏み出そうと決心-

■島本食品

-本気で勝ちに行くなら採算は度外視で北海道・噴火湾のたらこを使いたい-

「島本食品」の明太子の注目ポイントは、素材です。

国産たらこがなかなか獲れず、外国産たらこでつくる明太子が大多数の中、今回の明太子のために、北海道の中でも上質とされる噴火湾で獲れたたらこを使用しています。
北海道のしかも噴火湾で獲れるたらこは超稀少。素材のプレミアム感は群を抜いています。

「幻の明太子」ともいえるレアな明太子は、何も手を加えなくても食通の心をつかむのに十分な魅力を備えており、自然な色合い、天然のぷちぷち感など、素材が持つ素晴らしさをそのまま楽しめます。店舗で販売するほどの量は獲れないことから、今回のMakuakeプロジェクト以外では入手困難な一品です。

-前回のクラファンで大きな反響を呼んだ“幻の明太子”を再び-

各社３社３様の、それぞれが持つ「こだわり」。
伝わりましたでしょうか？

こちらをご覧になられた皆様に、それぞれの個性とこだわりを感じて頂けると嬉しく思います。

今回はご家族やご友人と気軽にお召し上がりいただける「切れ子」の食べくらべセットと、贈答にもご利用いただける「一本もの」の食べくらべセットをご用意しました。

各社の匠が究極の明太子をつくる、ありそうでなかった切磋琢磨。
個性豊かな３社それぞれの伝統ある美味しさをどうぞお楽しみください。

①「匠」３社の切れ子味くらべ 280ｇ

ご自宅でひとり、気軽に味くらべを楽しみたい方に。３社それぞれの究極の明太子を切れ子にして簡易パックに入れてお届けします。丁度いいボリューム、もう少し味わいたかったかな、という贅沢な余韻が残ります。

・稚加榮明太子切れ子100ｇ×１個

・椒房庵明太子切れ子80ｇ×１個

・島本明太子切れ子100ｇ×１個

②「匠」３社の切れ子味くらべ 560ｇ

２～３人家族で味くらべを楽しみたい方に。３社それぞれの究極の明太子を切れ子にして２パックずつお届けします。大満足のボリュームで、白ご飯のお供や酒の肴など目先を変えてお召し上がりいただけます。

・稚加榮明太子切れ子100ｇ×２個

・椒房庵明太子切れ子80ｇ×２個

・島本明太子切れ子100ｇ×２個

③「匠」３社の明太子味くらべ 448ｇ

完璧なひと腹をいただく贅沢を味わいたい方、ご贈答をお考えの方に。１本物の明太子をそれぞれ箱に入れてお届けします。２～３人で味くらべを楽しんでいただける量で、白ご飯のお供や酒の肴など目先を変えてお召し上がりいただけます。

・稚加榮明太子148ｇ×１個

・椒房庵明太子140ｇ×１個

・島本明太子160ｇ×１個

④「匠」３社の明太子味くらべ 896ｇ

完璧なひと腹をいただく贅沢を味わいたい方、ご贈答をお考えの方に。１本物の明太子をそれぞれ２箱ずつお届けします。大人数で味くらべをたっぷり楽しんでいただける大満足のボリュームで、白ご飯のお供や酒の肴など目先を変えてお召し上がりいただけます。

・稚加榮明太子148ｇ×２個

・椒房庵明太子140ｇ×２個

・島本明太子160ｇ×２個

※自然のものですので、掲載の写真と色が異なる場合がございます。
※重さで計量しておりますので、明太子の本数が写真と異なる場合がございます。
※送料込みの価格となります
※購入後の返品はできかねます
※原料事情や生産状況、自然災害や天候によって商品のお届けが遅れる場合がございます。

－明太子の頂きはどの「匠」に？－

「匠」が届いたらさっそく３社の明太子を味くらべてください。そして「これこそが頂上だ！」と思ったブランドのキーワードとなるハッシュタグをつけて、Twitter、Facebook、インスタグラムで投稿をお願いします。最も投票が多かったブランドが対決の頂上に！

※投票結果はMAKUAKE、特設サイトにて発表予定です。

※詳しい投稿方法のご案内は商品と一緒にお届けします。

今回のプロジェクトでは、「稚加榮」や「椒房庵」、「島本」のような博多の名店が手を取り合ってこういう企画をされることの意義が大きいと思うので、味だけではなく、明太子の背後にある壮大なストーリーや各社のこだわりも丸ごと楽しんでほしいですね。
本当に今世紀最大の奇跡なんじゃないかと今でもクラクラしてしまいます。

どこどこでしか獲れないとか、経験豊かな職人さんにしかわからない技が見え隠れするとか、そういうストーリーも込みで生まれるおいしさもありませんか？そんな楽しみ方もぜひぜひしてほしいなと思います。そしてご家族やご友人とそんなエピソードを肴にちびちび楽しむのも乙ですよ！

博多の辛子明太子屋の稚加榮、椒房庵、島本です。

これまでつかず離れずそれぞれに頑張ってきましたが、近頃の明太子業界の元気のなさを憂いてこの度協力し合うことに致しました。３社で味を競い合うという業界初の試みです。競い合うとはいえ、実際は協力し合わなければ叶わない夢のコラボレーションです。初めてのことでまだお互い打ち解け合おうとしている最中ですが、「明太子業界を盛り上げたい」という強い想いは同じです。このMakuakeプロジェクトを機会に明太子の奥深い世界を知ってもらえたら嬉しいです。

また、下記の特設サイトにて、各社の意気込みやこだわりの特集記事を掲載！

ここでは書ききれなかった各社のこだわりや本気度合いが伝わると思います。
ぜひ覗いてみてください。

https://hakata-mentai-project.com/index.html