



【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】は塩を愛する人のために開発した、塩&チップスのセットです。

こだわり抜いた天然塩の本来の旨味を味わうため、スペインにあるメーカーの自社農園で高地栽培したジャガイモのみを使用。

3時のおやつやお酒のスナックの王道と言えばポテトチップス。
日本のジャガイモの加工食品の7割はポテトチップスで、各メーカーから様々なテイストの新商品が販売されています。サクサクとした食感に塩味の利いたポテトチップスは、一度食べ始めると止まりません。
この病みつきにもなる塩とジャガイモの組み合わせを、極限まで進化させました。

【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】は希少なこだわりの塩で味わう、スペイン産のジャガイモを使ったポテトチップスです。
ピレネー山脈の地下3000mにある約2億年前の岩塩層から染み出る「湧き塩水」を、古代ローマ時代の技法を用いて700mの高地で製塩。
ミネラルを豊富に含む天然塩は口当たりまろやかで、とても上品な味わい。

美食の国フランスの『エピキュール・アワード』でブロンズ賞を獲得し、世界の食通をうならせる、相性抜群の“塩”と“チップス”のハーモニーをご堪能ください。



【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】で使用している塩は、スペインとフランスを隔てるピレネー山脈にある、ナバラ州の地下3000mから湧き出る「湧き塩水」から製塩した天然塩です。
ナバラ州をはじめとしたバスク地方はかつて海中にあり、アルプス造山運動に伴い隆起し2~3000m級の山々が430kmにも及び連なる山脈を形成しています。

【バスクの塩アンセストラル】の「湧き塩水」は2億2千万年前に形成された岩塩層から湧き出ています。
ピレネー山脈の雪解け水が地下に染み込み、地中で不純物がろ過され、長い年月をかけて岩塩層にたどり着きます。

地中海の塩分量は1リットル当たり37~39gであるのに対し、ナバラ州の湧き塩水の塩分量は280gにも達します。
これは塩が水に最大限まで溶ける飽和量に匹敵します。そしてこの塩水を乾かせば、ミネラルを豊富に含んだ天然塩の結晶が残るのです。
2億2千万年前の塩を味わうことができるというだけでも、希少かつロマン溢れる逸品と言えるでしょう。



ナバラ州では「サラド川(塩の川)」の豊富な塩分を利用し、太古の昔から製塩業が盛んでした。
【バスクの塩アンセストラル】では古代ローマ時代から続く塩田で、しかも機械化をせず、当時の技法そのままの天日乾燥による製塩を行っています。
周囲を高山に囲まれたナバラ州は標高700mの高所にあり、湧き塩水を十分に蒸発させるだけの日照時間を得られるのは5~9月、わずか半年間だけしかありません。
しかも気温が涼しく塩水はなかなか乾かず、年間に製塩できる量はごくわずかです。

しかし、ゆっくり乾燥するため他の塩田より塩の結晶が大きく育ちます。
さらに山地に吹く涼しい風と、高地特有の太陽の日差しが塩の結晶の風化を促します。
その結果、結晶は大きいのに軽く、クラッシュしやすいという【バスクの塩アンセストラル】特有の塩を生み出します。これは岩塩層の塊から削り出す岩塩には無い特性です。

古代ローマ時代から同じ源泉を使い、同じ塩田で、しかも当時と同じ天日乾燥だけで製塩している、究極にこだわり抜かれた塩。
人々が手塩に掛けて作った天然塩は、それだけでも貴重な存在と言えるでしょう。


一般的に食卓で使う精製塩は、海水から塩化ナトリウムだけを取り出すイオン交換膜法が用いられています。
そのため塩化ナトリウムの純度が高く、ほんの少し舌にのせただけでもしょっぱいを通り越し、辛味を伴う強い刺激として感じられる場合もあります。

【バスクの塩アンセストラル】の湧き塩水は土のミネラルを豊富に含む岩塩です。

しかも一カ所の岩塩層を直接削り出す一般的な岩塩と異なり、【バスクの塩アンセストラル】で使う湧き塩水は、長い年月をかけて地下水脈を流れる過程で各地のミネラルが溶け込んでいます。
そのため含有するミネラルの種類も非常に豊富です。
カリウム、マグネシウム、ヨウ素、カルシウム、マンガンなど実に84種類ものミネラルを含んでいます。

また天日製塩しているため【バスクの塩アンセストラル】はミネラルの損失がほとんどありません。
そのため【バスクの塩アンセストラル】の口当たりは非常にまろやか。
味わいに深みがありながら、後味はとても軽やかです。


さらに塩の主成分の塩化ナトリウムは凝固しやすい性質があるため、固化防止剤として食品添加物の炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムが使われます。また岩塩はその土地特有の色が付いている場合も多く、見た目を良くするために漂白処理をしている場合もあります。
地下水脈を通る過程で不純物が取り除かれ、ローマ時代の製法そのままで天日製塩している【バスクの塩アンセストラル】は漂白剤を使う必要も無く、添加物(※)も不使用。
とても体に優しく、旨みがぎゅっと詰まった塩なのです。
※アミノ酸・乳化剤などの添加物不使用



【バスクの塩アンセストラル】は美食の国フランスで、ヨーロッパの食品業界に影響力を持つオンラインBtoBマガジン『Le Monde de l’Épicerie Fine』が主催する『エピキュール・アワード』で、2022年にブロンズ賞を獲得しています。
『エピキュール・アワード』は2013年から毎年開催され、現在は18部門が設定されています。各分野の専門家が厳正に審査するため、業界での信頼性が高いことで有名です。
日本でもプロのシェフや料理人の方々が愛読する雑誌の調味料特集でも紹介されました。
現在は多くの食通の方々、ミシュランの星付きレストラン、百貨店の売店などで【バスクの塩アンセストラル】を採用しています。


【バスクの塩アンセストラル】は、その年の天候により塩の結晶の出来具合が大きく異なります。
そこで【バスクの塩アンセストラル】の素晴らしさをもっと世界の人々に身近に感じて頂くために開発したのが、塩の風味をダイレクトに感じられる【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】です。


ポテトチップスで使うジャガイモは、スペインでジャガイモの山地として知られるソリアにあるメーカーの自社農園で生産しています。
ジャガイモは南米のアンデス山脈が原産です。ソリアも標高1000mの高地にあり気候も冷涼で、病害虫の害が少ない環境です。

また高地の厳しい環境なので成長が遅く、その分でんぷんや栄養をたっぷり塊茎(かいけい)に溜め込んだ美味しいジャガイモが育ちます。

もちろん【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】のジャガイモは遺伝子組み換え品種ではないGMOフリー。
IFS FOOD認証工場に生産委託し、加工から包装用の袋に至るまで食の安全性にもこだわっています。
さらにジャガイモもオイルも優秀品を使用。
【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】を味わうにふさわしい、とてもリッチなポテトチップスに仕上がっています。
こだわりの2種類のフレーバー





カリカリとした食感と口の中で甘味と風味が広がるポテトチップスに、【バスクの塩アンセストラル】のまろやかで優しい塩味を少し加えるだけで美味しさが各段に向上。

ひとたび口にしたら止められなくなる【バスクの塩アンセストラル ポテトチップス】を、ぜひこの機会にご賞味ください。














ポテトチップスと共に楽しんでいただけることはもちろん、家庭でのサラダ、お肉料理、焼き料理など、あらゆる料理の味を引き立ててくれる塩です。


ブランド紹介

先祖代々、受け継いできたスペイン北部の山の中の塩田。伝統産業という事もあり、近年近隣の製塩事業を営む方々が廃業をしていく光景を見て、我々は新しい取り組みに乗り出しました。
元々、フランスのビオスーパー『ビオセボン』でバイヤーとして働いていたエルネストとタッグを組み、古代ローマから伝わる製塩事業を新しくブランドを立ち上げました。そのブランドが『ANCESTRAL(アンセストラル)』です。
『バスクの塩アンセストラル』は国立公園の山々の中で、太古から湧き出る『湧き塩水』を川の近くの塩田に引いてきて、完全天日干しで製塩を行っています。お肉や野菜、お豆腐や、納豆などにも合い、食材の美味しさを引き出す味が特徴です。
『バスクの塩アンセストラル』の塩田は、小さな村の外れにあります。かつて製塩事業を営んでいた方々も、『アンセストラル』を応援しており、さらに日本でも愛される商品にしたいと思います。
実行者 -UEDASHOTEN-

私たちは、スペイン北部の山の中で湧き出る『湧き塩水』の結晶塩を作る生産者から、『バスクの塩アンセストラル』という商品を、日本の皆様に届けるためにUEDASHOTENを立ち上げました。食養生を学んだ妻を、食品の輸入商社で経験を積んだ夫が支える形で事業を営んでいます。
スペインのパンプローナという牛追い祭で有名な街に仕事で出向いた際に、別のお仕事のパートナーである女性の方に『近郊で美味しいお塩はありますか?お土産で買って帰りたいのですが』と尋ねました。
その時に出会ったのが「バスクの塩アンセストラル」です。
帰国をしてお土産として、妻に塩を渡し、2人で一口食べたところ、今までで食べたことのないお塩の味が口の中に広がり、目を見開いて妻と顔を見合わせ『美味しい!』となったのを覚えています。
感動のあまり、すぐに日本で販売させてほしいことをメールしました。

私たちが興味を持ったのは、『伝統産業であること』『これから新しくブランドを作る』『湧き塩水を天日干ししている』という箇所でした。
ワクワクしたという率直な感想を伝え、生産地を訪れたい事、生産者に会いたい、日本での販売を手掛けたいという気持ちも添えました。
その流れで、翌年の2019年の夏に、現地への訪問を決めました。私たちが何者でもないことから、『家族で出向く』事を決めて、こちらの人となりを知ってもらおうと思いました。
スペインに行く前に一度オンラインでお話をして、8月の夏のスペイン北部に向かいました。その地では、私たちの訪問を歓迎してくれました。

生産者のリーダーであるホシュが塩田の説明、『湧き塩水』が流れる川の説明、そもそもなぜ海から100kmも離れた山の中で塩水が湧いてくるのかという説明などを細かくしてくれました。
その説明を聞きながら、塩田で製塩体験をしたり、塩の結晶の作られ方と天気との関係性に関して説明を受けたりしました。
また製塩主のホシュは、塩田から少し離れた山あいに広い牧場を持っており、その牧場も案内をしてくれました。
標高300m~1,100mに広がる牧場では、国有種のピレネー牛の放牧を行っています。その牛たちは、ゲストである私たちが牧場に出向くと、遠くから威嚇をするような表情と鳴き声を掛けてきました。その牛たちに対して、『ウィッチ、ウィッチ、ウィッチ』と優しい声を、ホシュが掛けると、牛たちは安心した様子で鳴くのを止めて、自分たちの居場所に戻っていきました。
そんな風に、自然とともに暮らす生産者であるホシュを見て、自然と生きる姿にますます感動をしたのを覚えています。そんな彼が営む製塩事業から出来るお塩であれば間違いないと思い、私たちの想いをホシュと、アンセストラルを共に営んでいるエルネストに精一杯伝えました。
彼らと食事をして、自分たちの事を話しながら、これからの未来を話しました。古代ローマから営んできた製塩事業の一役を担える事がとても嬉しい事だと感じるとともに、日本での販売パートナーとして私たちを選んでくれたことに感謝です。
f.shin612
2025.01.30
Chee111522
2025.01.28
kanakO_Oyama
2025.01.04