創業62年の製麺所が業界を変える新たな挑戦！

はじめまして、丸山製麺所 3代目候補の丸山晃司です。

今回私たちは、業界の枠を超えた新たな試みとして、リカー・イノベーション株式会社とタッグを組み、うどん専用のオリジナル日本酒「54（こし）」をMakuake限定で販売いたします。

相次ぐ工場の閉鎖や、後継者問題が業界全体の課題となっている今。創業62年の老舗製麺所が、業界の未来を真剣に考えて立ち上げたプロジェクトです。

創業62年目を迎える「丸山製麺」

私たち「株式会社 丸山製麺」は、東京都大田区に工場を構える製麺業者です。

1958年（昭和33年）、品川の商店街に小さな製麺所として生まれ、今年で創業62年を迎えることとなりました。

生中華麺・生そば・生うどん・焼きそば・ちゃんぽん・餃子皮・ワンタン皮など様々な商品を製造

丸山製麺は、駅で見かける立ち食い蕎麦店などの飲食店の他、社員食堂、学生食堂、老人介護施設など、様々な施設に卸すための麺類を製造している製麺所です。

衛生管理が徹底された工場にて、厳選された原料を使用して、そば・うどん・中華麺など様々なジャンルのゆで麺・生麺の他、餃子やワンタンの皮といった、みなさんが普段から慣れ親しんだ味をお届けしております。

製麺業界を盛り上げたい！今業界が抱える課題とは？

後継者問題や施設の問題で業者数が少なくなってきている

戦後の日本において、街に必ず1つ以上はあるほど市民の生活には欠かせない存在だった製麺所。しかし、現在日本の製麺業界では廃業が相次いでいます。

1番大きな課題として挙げられているのが、後継者問題。家族経営で、何代にも渡って続いてきた製麺所が多い中、本来後継者だったはずの子孫が別の業界に流出してしまい、やむなく廃業してしまう企業が後を絶たないのです。

また、施設に関する問題も課題となっています。

年を追うごとに厳しくなっていく、食の安全や衛生面に関する基準をクリアするために、工場の改築や増設が必須となってくる昨今。設備投資によって資金面で大きな負担を抱える前に、当代で廃業を決めてしまう業者も少なくはないのです。

若い力で業界を引っ張る！3代目候補 取締役・丸山晃司

こういった後継者問題が深刻化する中、丸山製麺の3代目として会社を率いる予定なのが、私 丸山晃司です。

私は、将来会社を率いる上で、他の業界からの視点を持つことが必要だと考え、大学卒業後、大手IT企業に8年間勤めてきました。

2018年1月、実家である丸山製麺所に戻り、現在は取締役を勤めさせていただいております。

私の場合、実家の後を継ぐというのは、高校生くらいの頃から自分の中で決めていたことでした。しかし、丸山製麺のように、息子が後を継ぐケースは今となっては稀。

私たちの工場がある大田区も、周辺には多くの工場がありましたが、今ではそのほとんどが廃業によって取り壊されてマンションや住宅地となっています。

古い業界に新しい風を！製麺業界の3代目と酒屋の4代目が運命的な出会い

今回、丸山製麺がタッグを混むのは、全国各地のまだ表に出ていない個性的な日本酒や果実酒などを取り扱う「KURAND」を運営する、リカー・イノベーション株式会社。

リカー・イノベーション株式会社の社長である荻原恭朗氏は、東京・足立区にある酒屋の後を継いだ4代目。

私たちは後継者イベントで出会い、意気投合。互いに「古い業界を変えていこう」という熱意のある若い経営者として、今回のコラボレーションが実現することとなりました。

3代目・丸山晃司が語る業界への想い

製麺業界に限らず、日本が世界に誇れる技術や、文化を継承してきた業界がたくさんあります。

そんな、素晴らしい中小企業がたくさんあるにも関わらず「後継者がいない」「施設の改築ができない」といった理由で廃業してしまうのは、あまりにも寂しすぎますし、何よりも日本にとって大きな損失だと思うんです。

古くからあるお酒の業界を、現代のあるべき姿にアップデートし続けているリカー・イノベーションさんとコラボすることで、私たちも製麺業界に新たな風を吹き込みたい。

若い僕たちだからこそできる、新たな挑戦で業界全体を盛り上げていきたいんです。

「うどん専用日本酒54（こし）」とは？

うどんとのペアリングにぴったりな日本酒

今回、Makuake限定で発売する「54（こし）」は、うどんのプロと日本酒のプロが、本気を出して製品開発に取り組んだ末生まれた、“うどん専用日本酒”です。

「蕎麦前」という言葉があるように、お蕎麦と日本酒は誰もが認める定番の組み合わせ。また、ラーメン屋さんでビールを嗜む姿も、日本ではよく見られる光景です。

しかし、「うどん×お酒」の食べ合わせって、あまり聞いたことがありませんよね？

出汁の旨味を感じられるスープ、香り豊かな小麦粉から作られる麺。

「この2つを組み合わせた、うどんの美味しさを引き立たせてくれるお酒はなんだろう？」

私たちがたどり着いた答えは、日本の国酒でもある日本酒でした。

うどんのプロのこだわりが存分につまった1本

幼い頃から、丸山製麺所のうどんを食べ親しんでいる私だからこそわかる、うどんの風味やニュアンスにあった日本酒を作るために、何度も試飲を重ねました。

商品制作の最終段階、候補となった日本酒をいくつかテイスティングした際には、その場にいたメンバーが満場一致で「これだ！！」と納得したほど、理想の味に近づけることができました。

派手さはなくとも、うどんの美味しさを最大限に引き立ててくれる。まさに“うどん専用日本酒”と呼ぶにふさわしい1本です。

開発秘話（リカー・イノベーション株式会社 商品開発担当責任者：青砥秀樹）

青砥：「うどん専用日本酒「54（こし）」を製造してくださったのは、福井弥平商店さん。辛口で、キレも良く非常に質が高い日本酒を造る酒蔵さんです。」

青砥：「日本酒のタイプで言うと、純米酒。日本酒ブームの際に、流行した香り華やかな大吟醸などとは違い、食事と合わせることに長けた「晩酌酒」に近いタイプのお酒です。古くから日本の食卓で楽しまれていた、呑み飽きしない日本酒に仕上がっていると思います。

開発にあたり、一番こだわったのはうどんの原料である「小麦」の風味を引き立てること。丸山製麺さんのうどんを何度も試食させていただき、小麦が持つ旨味や風味を確かめながら制作にあたりました。

お米ならではの優しい旨味と、穏やかな余韻を感じる“いぶし銀”な存在の日本酒として、うどんとのペアリングを最高に引き立ててくれます。」

リターンについて

ご支援いただいた方には、以下のようなリターンをご用意させていただきました。

・3,000円（税込）：Makuake限定日本酒「54」（720ml）2本

Makuake限定日本酒「54」の720ml瓶を2本お届けいたします。

・3,000円（税込）：丸山製麺特製！生うどん詰め合わせセット

生さぬきうどん(細)、生さぬきうどん(太)、生うどん(九州産小麦)、石臼挽きうどん(九州産小麦)の4種類詰め合わせセットをお届けいたします。

・4,500円（税込）：「54」2本＆丸山製麺特製「生さぬきうどん」食べ比べセット

Makuake限定日本酒「54」の720ml瓶を2本と丸山製麺特製「生さぬきうどん」が入った、ペアリングセットをお届けいたします。

・5,000円（税込）：【工場見学付き】「54」2本＆丸山製麺特製「生さぬきうどん」食べ比べセット

Makuake限定日本酒「54」の720ml瓶を2本と丸山製麺特製「生さぬきうどん」が入った、ペアリングセットをお届けいたします。また、東京・大田区にある丸山製麺の工場見学ツアーの参加券もセットになっております。

・17,000円（税込）：飲食店におすすめ！Makuake限定日本酒「54」（720ml）12本セット

Makuake限定日本酒「54」の720ml瓶を12本セットでお届けいたします。

・70,000円（税込）：イベントやパーティーに日本酒のプロが出張！KURAND CATERING

Makuake限定日本酒「54」をプロデュースする、リカー・イノベーション株式会社「KURAND」に在籍するスタッフによる出張サービスです。

お酒のプロスタッフが、日本酒や果実酒を厳選し、みなさまの前で振る舞います。プライベートパーティーやイベントの際にご活用ください。

丸山製麺の生うどんの美味しい食べ方

今回、リターンとしてご用意させていただきました当社の生うどんは、冷・温どちらでも美味しくお召し上がり頂けます。

・生さぬきうどん(細)

深手の鍋に、お湯をたっぷり沸かしてから茹でてください。茹で時間は8〜9分が目安となっております。

・生さぬきうどん(太)

深手の鍋に、お湯をたっぷり沸かしてから茹でてください。茹で時間は15〜17分が目安となっております。

・生うどん(九州産小麦)

深手の鍋に、お湯をたっぷり沸かしてから茹でてください。茹で時間は8〜9分が目安となっております。

・石臼挽き生うどん(九州産小麦)

深手の鍋に、お湯をたっぷり沸かしてから茹でてください。茹で時間は8〜9分が目安となっております。

茹で上がり後は、定番のかけ・釜玉はもちろん、焼うどん・明太クリームなど、お好みの食べ方でお召し上がりください。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

製麺業界は古い業界と言われていますが、市場規模自体は下がることなく未だに成長している状態です。そんな中、廃業が相次ぐこの状況をなんとかしたい。

私たち丸山製麺所は今回のプロジェクトを発端とし、新しい取り組みやスタートアップとのコラボレーションなど、これからの時代を見据えた新たな製麺業界の在り方を模索していきたいと考えています。

スタッフ一同さらに努力してまいります！ご賛同頂ける方のご支援、ご協力を心よりお待ちしております。