■プロジェクト概要

WEB無料連載→小説版の書籍化→コミカライズと、様々な展開を見せる『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』（著：恵ノ島すず、イラスト：えいひ／カドカワBOOKS刊）でついに！待望の！ボイスドラマプロジェクトが始動！

ファンの皆さまと一緒に是非、この作品をまた「音声」という新しい側面から展開させていきたいと思います。応援頂けましたら嬉しいです！

■プロジェクト詳細

〇作品の概要

＜イントロダクション＞

　皆さんは小説やマンガ、アニメやゲームで好きなキャラクターが死んでしまったご経験はありませんか？
　死んだキャラへの思い入れが強ければ強いほど、へこみますよね……。

「自分がストーリーに介入できれば、このキャラを助けてあげられるのに……！」

　そう思われたことのある方も、いらっしゃるかもしれません。

　本作『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』は、まさしくそんな願いからスタートする新感覚ラブコメディです！

＜ストーリー＞

　ゲーム『マジカルに恋して』（通称：まじこい）に登場するツンデレな女の子・リーゼロッテは、婚約者である王太子・ジークのことを一途に想い続ける侯爵令嬢です。
　しかし、自分の気持ちを素直に言えない性格のせいでジークとのすれ違いが続き、シナリオ上は「魔女に心を乗っ取られ怪物になって死ぬ」という破滅を宿命づけられています……。

　そんなリーゼロッテのことが大好きな高校生２人組のゲーム実況が、ジークにだけ聞こえるようになるところから本作は始まるのです。

「私たちの実況と解説でジークをうまく誘導できれば、このゲームで必ず非業の死を遂げるリーゼロッテの命を救えるんじゃ……!?」

　ゲーム実況で大好きなキャラのバッドエンドを回避できるのか……WEBで無料連載され大人気を博したこの作品、ぜひチェックしてみてください!!

＜キャラクター紹介＞

・リーゼロッテ【ツンデレ悪役令嬢】

『まじこい』で破滅エンドを迎える真面目で努力家な侯爵令嬢。自分の気持ちを素直に言えないいわゆるツンデレ――なのだが、実は隠したい本心が実況のせいで王太子にバレバレ。

・ジークヴァルト（ジーク）【正ヒーローの王太子】

『まじこい』の正ヒーローにして、リーゼロッテの婚約者。ある日聞こえてきたゲーム実況を、神の声として崇める。徐々にツンデレを理解し、婚約者の可愛さに悶絶していく。

・遠藤くん【実況担当】

　同じ放送部の小林さんに勧められて『まじこい』を始めた、ふつうの男子高校生。初めての乙女ゲームだったが、リーゼロッテのバッドエンドに号泣した。

 

・小林さん【解説担当】

　遠藤くんを『まじこい』沼にはめた元気いっぱいオタク女子。あるとき自分たちのゲーム実況がジークに届いていることに気づいて…？

＜ポイント＞

　本作はWEB小説投稿サイトで2018年8月から無料連載され、今では累計1000万PVを突破した大人気作です。読者の皆さまからも下のようなアツい感想が大量に寄せられています。

「言いたいことをうまく伝えられないリーゼロッテ嬢かわいい」
「ツンデレを尊いという人の気持ちがよく分かりました。萌え転がります」
「うちのリーゼロッテちゃんが予想以上に天使すぎる件について」

　特に本作で見どころとなるのは、それぞれのキャラの台詞のコミカルさです。

・早口で始まるリーゼロッテによる殿下語り
・放送部二人による小気味良い実況と解説
・ジークに本心を見抜かれたリーゼロッテのわたわたとした言い訳

　どれも文字で読むだけで破壊力抜群です！

　2019年６月からB’s-LOG COMICSなどで連載が始まった逆木ルミヲ先生によるコミカライズ版でも、そのテンポの良さは健在ですので、こちらもぜひ読んでいただければと思いますが……次はこのやり取りを、実際に音声で聴いてみたいと思いませんか……？

■プロジェクトを実施する理由

　この作品のカギを握るのは、「声によるコミュニケーション」です。　
　リーゼロッテは自分の気持ちをストレートに声にすることができず、大好きなジークとの間に溝ができてしまいます。一方、ジークがリーゼロッテの本心を知ることができるのは、現実世界から声が聞こえてくるからです。ジークには遠藤くんと小林さんの姿は見えませんが、それでもその声が、ジークを導いてくれます。
　声を大切にするこの作品だからこそ、キャラクターたちの声をファンの皆様にも届けたい、そう思いました。

　しかし。
　WEB版を読まれている方はご存知でしょうが、本作は本編が20万字弱でしっかり完結しています……！　小説版もWEB版に加筆・改稿をして盛り沢山でお送りしましたが、2巻でハッピーエンドです……！
　完結済みの作品というのは、待っていてもメディアミックスのお話はほぼ来ません。ここまで綺麗に完結したこと自体に後悔はありませんが、本作の音声化・ボイスドラマ化も、だからこそ難しいことのように思えました。

　そんな2巻の準備中、逆木先生による素晴らしいコミカライズ連載がスタートしました。
　キャラクターデザインを拝見した時から、しっかりとキャラを掴んでくださっているのが分かり、原作サイドとしてもかなり期待を寄せていました――が、蓋を開けてみたら、その期待を大幅に上回るほどの大反響!!!!
　特に印象深かったのは、ニコニコ静画での反響です。ニコニコ静画はWEB上でマンガが読めるサービスの一種で、最大の特徴はマンガの上に読者の方々のコメントが流れる点です。
　そこに１週間で集まったコメント数は1300以上！　スマホアプリ版のマンガページで表示できるコメント数の上限は999までのため、わずか5日で“カンスト”状態になりました。
　どのコメントも作品を応援するものばかりで、
「迷わず原作買ったわ、アニメ化まで行って欲しい」
「あ、アニメ化はまだか?!」
「1話読んでアニメ化期待してしまう作品にしばらく久々ぶりに出会ったわwww」
　など、アニメ化を熱望してくださる方までいらっしゃいました。

　このようなファンの皆さんからのお声をたくさん拝見し、改めてファンの皆さんと一緒に何か形になるものを残したいと思い、こうしてクラウドファンディングのプロジェクトとしてボイスドラマ化の企画を実施することとなりました。
　ご支援いただいたお金は、支援者の皆さんとつくるボイスドラマの制作費として、大切に使わせていただきます。
　応援のほどよろしくお願いします……！

■さいごに

〇著者より

『ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん』小説版作者の恵ノ島すずです。
　私はエンディングを決めてからそこに向かって物語を書いていくタイプの人間で、このお話も、エピローグを決めた状態で書き始めました。
　ところが連載を開始した直後から、当初の予定通り終わらせてしまって大丈夫かと心配になるほどに、たくさんの熱い感想、大きな反響をいただきました。
　予定通りにWeb連載を完結させた後にも、続きをと望む言葉、これでおしまいはさびしいというご意見、本当にたくさんいただきました。
　すごくうれしかったですし、私も正直さびしいです。けれど、これ以上のエンディングはきっとない。けれど……。

　そんな複雑な思いでいたところで、今回のプロジェクトの話が持ち上がりました。
　逆木ルミヲ先生による最高に面白いコミカライズに寄せられた、更なるメディア展開を望む声。
　それを実現することは、2冊完結の本作には、本来は無理な話です。
　どうか、皆様のお力で、リーゼロッテたちに声を与えていただければと思います。
　そして、また皆様といっしょに、今度は声のリーゼロッテたちを楽しめたらと思っております。

　どうぞ、よろしくお願いいたします。

〇担当編集より

　カドカワBOOKS編集部の小高と申します。
　ちょうど1年前、2018年8月に本作のWEB版を読んで、すぐに著者・恵ノ島氏のところへ書籍化の打診に行きました。当時はまだWEB連載も序盤でしたが、その最初の打ち合わせでもう完結までの道筋を教えていただいていました。
　そのエンディングを収録した小説版2巻が8月9日に発売されます。WEB版から新規展開もいろいろ追加していますが、小説はこれで完結です。
　２巻で完結したシリーズをボイスドラマ化。前例がなく、とても困難なことです。リーゼロッテが皆さんに声を届けるには、皆さんのお力が必要です。ファンの皆さんと、このシリーズをもう一度始められればと思います。
　応援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

〇リスク＆チャレンジ
・リターン品のデザインや仕様は、あくまで現在検討中のイメージです。変更になる場合もございますので、予めご了承ください。
・本企画に関して、著者・イラストレーター・漫画家への直接のお問い合わせはご遠慮ください。ご質問等は、お問い合わせ窓口までお願いいたします。
・作成したボイスドラマの一部は、後日Youtubeなどで期間限定公開される可能性があります。