ガバット ワークエプロンとは

ガバット ワークエプロンは、
①ポケットにゴミを入れない、入ったごみは簡単に取り除くことができる
②携帯するツールをスマートに収納、持ち運べる
③体への負担を徹底的に考慮する

といった3つの点にとことんこだわって開発したワークエプロンです。

左右に2つある大きなポケットにはフラップ(フタ)が付いていることでゴミが入りにくくなっています。まずはここで大半のごみをシャットアウト。しかし、物を出し入れしていれば、いつのまにやら自然とゴミはたまるものです。

そこで今回、まったく発想を新たに考案したのが、ポケットの底がガバッと開く機構のポケット「ガバット」

折りたたまれたポケットの底を開くことで中に入ったごみを一網打尽に払い出すことができます。

一般的なポケットでは、ゴミを取り除こうとしてもどうしても隅にたまり、あきらめていました。しかし、このガバットシステムなら細かいゴミも底部を開ければキレイさっぱり出てきます。

払い出したあとは、ポケット下部分を2度、内側に折りたたんでパチッとスナップボタンを留めれば元通り、ものを収納できるポケットになります。

＊ポケットの機構は日本国内において実用新案登録済み(登録第3232660号)
＊"ガバット"は日本国内において商標登録申請済み

作業時に携帯するツールというのは限られています。あれもこれも持ち歩いていたら逆に動きづらくなってしまいます。ガバットワークエプロンでは、必要最低限で、かつ出し入れがしやすいポケット・収納を取り入れました。

こだわりの収納ポイント①
●左右の大きなガバット ポケット●

このエプロンの一番の特徴である左右の大きなポケットは、ズボンのポケットのように気軽にさっとものを入れることができるよう、開口部の寸法を15cmと広めにしてあります。

フラップがついているとはいえ、この大きな開口部のおかげで、ものの出し入れが容易にできるように設計しています。

こだわりの収納ポイント②
●長いツールもスマートに携帯●

作業によっては30cm定規やノギスなども携帯することがあります。しかしズボンのポケットや市販のワークエプロンではそういった細長いツールを持ち運ぶことを想定していないので、どうしてもポケットから斜めにはみ出てしまい、スマートに持ち運ぶことができません。

ガバット ワークエプロンでは、体の右側に細長いツールを収納できるホルダーを取り付けていますので、大事なツールをしっかり保護し、携帯ができるようになっています。

そしてこのホルダーには3つのこだわりが！

①入り口のたゆみで出し入れしやすい

入り口にわずかなたゆみをつけています。このたゆみがあるおかげで、ツールの出し入れが非常にしやすくなっています。

②底を分離してごみを除きやすく

もうひとつは、ゴミをためない機構です。実はこのホルダー、底部分はつくりが別になっています。入れたツールは底部に当たるため落ちることはありません。そして、底部分が別になっていることで、入り込んだゴミを簡単に取り除くことができます。

③しゃがんでも、座っても物が落ちない絶妙な配置

この長尺ツールホルダーは、出し入れがしやすい位置でありながら、しゃがんだ際にも体に当たらず、さらに落ちることがない絶妙な位置に配置しています。

長いものをズボンのポケットに入れていると、腰を曲げた時に体に当たってしまうことがありますが、ガバットワークエプロンではそういったことがありません。

こだわりの収納ポイント③
●右利きも左利きも出し入れしやすい、鉛筆や定規の収納●

鉛筆などの細いものを収納する胸ポケットですが、上からまっすぐ差し込むタイプですと、差し込むときに、顔を少しそむける動きをしませんか？

このワークエプロンは、斜めに入れる形状になっていますので、顔をそむける必要もなく出し入れがとても楽にできます。さらに、左右対称に収納がついていますので、右利きでも左利きでも、持ち替えることなくスマートに出し入れできます。

このポケットにもひと工夫。ゴミが入っても四隅がカットされているため、取り除くことが可能です。

こだわりの収納ポイント④
●取り出しやすさを追求したハンマーループ●

開発段階で非常に要望の多かったハンマーループを左右に配置。ひっかけることで金づち、ノギス、コンベックス（メジャー）、スコヤ、手ぬぐいなど携帯することができます。

ループの大きさも複数のパターンを試し、ツールの納めやすさ、抜けにくさを検証しました。

手ぬぐいも、作業の邪魔にならない体の側面に携帯できます。

もちろん、コンベックスホルダーにも対応しています。

＊確認できている装着可能なコンベックスホルダー
シンワ測定 ホルダー MAG-LOCK 80831
コメロン コンベックス用 ベルトホルダー 123268
ムラテックKDS セフティメタルホルダー SH-01
プロマート コンポケＲ・マルチ MHRML

・ポケットに物を入れると、邪魔になって動きにくくなる。

・エプロンは肩がこる・・・ポケットに物を入れると尚さら・・・。

この悩みを解消するのも必要だと感じ、設計する上で重視しました。

●とにかく動きやすい股割れ縫製●

このワークエプロンは、センターに股割れ縫製を施しているので、歩いているときもエプロンが足腰周りにまとわりつく感覚がありません。また、かがんだりしゃがんだりした時にもひざがエプロンに引っかかりません。

と同時に、左右につけた「ガバッと底が開くポケット」は、しゃがむと左右に自然に振れるので、ポケットに入れたものがお腹につっかえて邪魔だ・・ということもなくなります。

●6cmの幅広肩紐とホルダーで体への負担を軽減！●

肩紐が肩に食い込んで肩が痛くなる・・という経験はありませんか？デザインを損なわない程度に6cmと肩紐の幅を太くし、肩への負担を軽減しました。そして、背中側でクロスする部分にはホルダーを取り付けたことによって、よりフィット感が増しました。

また、幅広の肩紐ですが、先端は細く縫製することで、ハトメの穴に通しやすくしてあります。

●こだわりのレザー生地は東レのUltrasuede®Nu●

レザー部に使用しているのは、あの東レが開発したUltrasuede®Nuという高感度・高機能スエード調人工皮革です。メンテナンス性、耐摩耗性、ひっかき強さなど本皮よりも優れている上に、とても軽いという特徴を持っています。

本皮は丈夫だけど重く、洗濯ができない、人工皮は耐久性がない、といったそれぞれのデメリットを克服した素材です。

*Ultrasuede®Nuは東レ株式会社の商標登録です。

一方、メインの生地はポリエステル65％と綿35％の混合生地。ワークエプロンにとって大事なことは体の負担にならないこと。そのためには、しっかりとした厚みがありながらも、軽い生地の選定が不可欠です。

さらにこの生地は、木くず、木の粉、砂などが付着しにくく、パッとはたくだけできれいになります。

●オール メイドインジャパンのクオリティ●

ガバット ワークエプロンは、デザイン、設計、縫製、仕上げ、すべて日本の企業で行っています。デザイナー シュカウスキー裕美氏と共にデザイン・設計を行い、オーダーメイドの洋服屋SU MISURA様にて複数回の試作を繰り返しました。

そして量産工程においては、1953年創業 老舗縫製会社 サンエース様のご協力のもと完成しました。

なによりも、それぞれのプロフェッショナルとしての視点で試作ごとにクオリティがみるみる上がりました。意見の反映や修正もすみやかに確実にでき、また今後の改良にも柔軟に対応できることと思います。

作業中に身につけるものであってもかっこいい＆かわいいは重要です。

●目を引く出目金ハトメ●

肩紐を留めるのはエプロンからニョキっと出たハトメ。ここにひもを通して結び目を作り、抜けないようにします。特別なエプロンを象徴するポイントです。

当初、肩紐はエプロン本体に縫い付ける予定でした。しかし、いくらステッチの色を変えたとしても、装着した時のこの胸周りの印象が薄く、パッとしませんでした。腰部分の紐通しのハトメは最初から出目金仕様でしたので、上部もこの出目金仕様にしてみたところ、エプロン装着時の印象がぐっと際立ちました。

デザイナーの発案で生まれた出目金仕様なのですが、縫製会社もびっくり、最初はどうやって縫い付けるの？と議論が繰り広げられました。それぞれのプロフェッショナルな知見が合わさって実現できたポイントです。

●ポケットのステッチ●

ワークエプロンにはあまり見ないポケットの形状ですが、その細部を見ると、ステッチの色は生地色と違います。ガバットワークエプロンの一番の特徴であるこのポケットのみステッチの色をあえて変えて、おしゃれ度をアップさせました。

開発ストーリー

木工をしていていつも悩まされるのが、ズボンのポケットに入る木くずです。ポケットに手を入れたときのジャリっとした感触、洗濯した時にほかの洗濯物についてしまうことなど、とても悩まされていました。

ズボンのポケットに木くずを入れたくないのであれば、エプロンをすればよい、と市販のワークエプロンをいくつか試したのですが、どれもポケットが大きくあいていて木くずが入りたい放題です。そして収納力をアピールするものが多く余計なポケットばかり。逆にシンプルなエプロンはおしゃれじゃない。

こうなったらオリジナルでつくるしかない、
・ポケットは必要だけど、ゴミが入っても取り出しやすくしたい。
・たくさん収納できれば良いってものじゃない。スマートに、身軽に、着心地よく過ごせるエプロンにしたい。

そう決めてからデザイン、ポケットの機構開発、5回もの試作を繰り返し、気づいたら3年経っていました。

しかし、だからこそ妥協せず、自信をもっておすすめできるエプロンが完成しました。そしてこれは木工だけでなく、キャンプやDIYなどのアウトドア、畑仕事や山仕事、趣味、色んな場面でも使えるエプロンではないかと思いました。

製品仕様

男女兼用フリーサイズです。

エプロン重さ：400g

表地：ポリエステル65％ 綿35％

レザー：人工皮革（ポリエステル 80%・ポリウレタン 20%）

（洗濯ができる合皮です。車、靴、家具のファブリックでも使われていて丈夫な素材です。）

スケジュール＆リターンについて

《応援購入募集期間》
2021年7月18日(日曜日)～2021年9月18日(土曜日)

《リターンについて》

①Makuake限定 木製キーホルダー（ゴールド）×20個

②Makuake限定 木製キーホルダー（シルバー）×20個

③【限定20名】ワークエプロン ×1点＜28％OFF＞

④【限定20名】ワークエプロン ×1点＜25％OFF＞

⑤【限定40名】ワークエプロン ×1点＜20％OFF＞

⑥【限定40名】ワークエプロン ×1点＜15％OFF＞

⑦ワークエプロン ×1点

⑧【限定10名】ワークエプロン ＋『名入れ特典付き』木製ボールペン ×1セット

ワークエプロンと『名入れ特典付き』木製ボールペンの各1点セットです。

※文字数は、漢字・ひらがな・カタカナは8文字以内、英数字は15文字以内となります。（スペースも1文字とカウントされます）

⑨【限定20名】ワークエプロン ×2点＜30％OFF＞

⑩【限定20名】ワークエプロン ×2点＜25％OFF＞

⑪【限定40名】ワークエプロン ×2点＜20％OFF＞

⑫【限定40名】ワークエプロン ×2点＜15％OFF＞

⑬ワークエプロン ×2点

プロジェクト終了の9月18日から2021年内を目途に発送致します。

●資金の使い道

「ガバッと底が開くポケット」はエプロンだけでなくスモッグや子供たちのズボンにも応用できると思います。また、生地を耐水性のものにすれば、美容師さんやペット美容のトリマーさんにも、ポケットが開いて中にたまったゴミがはきだせるというのはとても魅力的ではないかと思います。こういった商品開発に繋げていきたいと思っています。

わたしたち「ツバキラボ」について

はじめまして、岐阜県岐阜市で家具や木製品を製造しているツバキラボです。私たちが使用しているプロ仕様の機械設備等を一般の方にもお使いいただく会員制のシェア工房も運営しています。

DIYや木工など、自分の手でものをつくり、くらすことは、豊かさをより感じさせてくれます。木工をやってみたいな、木でつくってみたいなと思った時に、道具や機械設備のこと、つくりかた、木材の調達方法、おがくずや粉塵の処理、騒音などなど、いろいろ壁はありますが、ツバキラボではそのようなことを心配なく、ものづくりに集中できる環境を提供しています。

より多くの人に木のものづくりから得られる豊かさを感じてほしい、その一助になるような、気分が上がるワークエプロンを一人でも多くの人に手に取ってもらいたいと思っています。