キャンプの時にみんなで料理を作るのって楽しいですよね！ それは、ご家族のキャンプや友達とのキャンプ、ソロ キャンプでも共通の楽しみです！

開発したディッシュ型焚き火台は、お料理の時間をより楽しむために今までの焚き火台では、使いづらかった『大きなダッチオーブン』『パエリア鍋』『大きなフライパン』などの調理器具に対応しています！ また、天板にはキャンパーに人気のチェッカープレート(縞板)を採用しました♪

フラットなチェッカープレート 天板は、中央にスリットがあり、周辺を3.2mm厚 の鋼板に囲まれています。中央部分に鍋やフライパンをおいて、直火で料理をしながら、周辺で焼肉をするなどの使い方もできます。チェッカープレートの凹凸により、素材にきれいな焼き目がついたり、丸いものが転がるのを防ぐ効果もあります。

市販の鉄板をチェッカープレート天板に乗せて、使うこともできます。

チェッカープレート天板はフラットで大きな調理面があります。また、三角形状であるために焚き火台との間に空間があり、調理中でもマキの投入や調整ができて、火加減を自由に操作できます。

パエリアパンも安定して調理ができます。

１８ｃｍのスキレットを使用のサイズ感です。

大きめのフライパンや家庭用のフライパンも余裕で使用できます。

ダッチオーブンを載せて直接加熱も可能です。

※ 焚き火をするときは、焚き火耐火シートやスパッタシートを使いましょう。

※ 上記の写真では、キャプテンスタッグ ダッチオーブン 用 フォールディングスタンドM-5705を使用して、ダッチオーブンを設置しています。

特徴１： 大きな天板があり、様々な調理器具が使用可能

オリジナルのチェッカープレート天板は、フラットな構造で調理面が広くとることができます。その結果、大きめのフランパンや大きな鍋を載せることもできます。 天板の中央にスリットがあり、周辺を3.2mm厚 の鋼板に囲まれています。中央部分に調理器具をおいて直火を取り入れながら料理をしたり、その周辺で鉄板焼きをすることもできます。

特徴２： 脚部分は、三角構造にして安定度を強化

特徴３： 調理中でも火加減の調整ができる構造

三方向からマキを追加することや外すことができ、火加減を自在に調整できます。

一般に販売されている30〜40cm程度のマキはもちろん、自然のマキでも問題なく、長さを気にすることなくそのまま燃やすことができます。三方向からマキを投入ができ、大きなマキや不揃いなマキでも燃やすことができます。

特徴４： 丈夫で長持ち、一生の相棒に

SS400は熱に強くステンレスなどで発生する熱による歪みや変形などが無いことが特徴でもあります。

※ 試作版 ステンレス製での燃焼テスト結果：(反り・ひずみがあります)

※ 製品版 SS400 での燃焼テスト結果：(変形・ひずみがありません)

特徴5： コンパクトに収納

収納、持ち運び時には専用のネジで固定して、本体の3枚の鉄板 または、本体の3枚の鉄板＋チェッカープレート天板を纏めることができます。使用時には53cm幅ある本体も、たたんで3枚の鉄板を重ねて、ねじ止めすることにより、約 1cm厚に纏めることができます。 移動時には荷物の隙間にしまったり、平置きにすれば、その上に荷物を積み重ねて収納することもできます。 そして、持ち歩き時には上部のスリットを取っ手として利用することができます。

本体の3枚の鉄板：

本体の3枚の鉄板＋チェッカープレート天板：

取っ手部分には、手持ち用のテープが付属します。

専用固定ネジ：

開発STORY：

多摩地区にて、航空産業、医療機器業界に向けて、様々な部品を提供する３社が共同で、プロジェクトを開始しました。商品企画の手始めに メンバー全員でGoogle Ventures によって開発されたデザインスプリント(design sprint)の手法を用いて、付箋ワークやソロキャンパー、チェリングの愛好家が多く集まるフィールドにでむき、今 市場にある焚き火台、今 使用している焚き火台の課題や問題点の仮設設定を行い、同時にペルソナとなるターゲットイメージなどを言語化することを実施しました。

そこから各自の考え、所感、アイディアを発散させるワークショップ繰り返し、課題解決になる様々なアイディアを考え、そのアイディアを視認できるようなスケッチを何枚も作成していきました。

その後、そのアイディアを具現化するためのプロトタイプを複数作成して、実際に自分たちで検証するとともに、ターゲットペルソナに合致する人に使用してもらい、使用感や想定する課題の解決にいたる利用がされるかなどの検証を行いました。

その結果、何点かの修正点が見つかり、その修正をリカバーすることで、完成したのが開発したディッシュ型 焚き火台です。

開発した商品を長く愛着をもって使い続けて頂くことも想定して、素材は、SS400 黒皮鉄にしました。黒皮鉄は、見た目ではステンレスなどに比べて、光沢もなく素朴な印象を受けますが、よく触るところの色は濃く変わったり、気がつけばサビが現れたり、環境によって少しずつ変化していきます。塗装では隠されてしまう、鉄が本来持っている傷、色ムラ、凹凸などの素材感が、黒皮鉄にはあります。そんな飾り気のない無骨な姿は、不思議な魅力を持っています。

黒皮は自然に発生するものなので、色の濃淡、手触りなど一定ではありません。履きこんで育てたジーンズのように、手入れを重ねた革靴のように、黒皮鉄の表情にも使用する人の関わり方が現れてきます。そうして時間とともに、愛着と味わい深さが増していきます。

本商品もそのように愛着を持って、長く使ってい頂くこと想定した素材を選んでいます。

組み立て方：

※ 組み立て、取り外し時は必ず本体の一部が地面に接地している状態で、手袋などを装着して行ってください。

準備： 止めネジを外して、上記の順番に板を置きます。 板は、左上の△の数で区別してください。

１，1番の板を立てます。 その際に△ のマークが右上側に来るようにします。

２、2番の板を1番の板の左側のスリットに差し込みます。 その際に二つ△ マークが右側になるようにします。

ゆっくりと差し込んでいきます。

３，3番の板を1番の板の右側からスリットに徐々に差し込み、2番の板のスリットに合うように調整しながら奥まで差し込んでいきます。

↓

組み立て完了：

※ 十分に差し込みができない場合は、全体を内側に絞るようにすると簡単に最後まで差し込むことができます。

※ 取り外し時は、上の写真のように2番と3番の板を内側に絞り込むようにしてから、板を引き抜くとスムーズに取り外すことができます。

【本体】

素材： 黒皮鋼鉄： SS400 3.2mm 厚

【収納時サイズ】

W： 29ｃｍ / Ｈ： 35ｃｍ / 3.2mm X 3枚 （止めネジ部分は除く）

※ 本体を構成する3枚は、右上の三角形の数と下部のスリットの形状で区別がができます。

【組立・使用時サイズ】 約 W： 53ｃｍ / D： 53ｃｍ / Ｈ： 20ｃｍ

【天板 チェッカープレート】

W： 42.2ｃｍ / Ｈ： 42.2ｃｍ / 厚さ 3.2mm

ABOUT US

私たちは東京の多摩地区で宇宙・航空産業、医療機器業界に向けて、様々な部品を提供する製造業です。仲間の3社がお互いの経験、ノウハウ、知恵、知識、設備を集結して、企画、開発しました。

以下が参加した3社です。

株式会社システムプラス： https://systemplus.jimdofree.com/

最新の機械加工プログラムと匠な手作業による加工技術を融合した、次世代の高精細な精密部品製作を得意としています。それらは主に医療機器、半導体装置、宇宙航空分野等、日本国内だけではなく世界中の多種多様な装置部品に使われています。

森産業株式会社： https://www.morisangyou.com/

創業45年、医療機械、半導体装置、食品機械など様々な産業機械部品を製造しています。3D CAD/CAMを使用し、図面の無い物もデーター化し高精度部品を製作。旋盤加工からフライス加工、溶接までを社内一貫生産し品質保持・短納期対応が可能です。

錦中央工業株式会社： http://nisiki-chuo.co.jp/

当社は昭和38年5月に設立した 溶接と機械加工による金属製品を製造している会社です。主に製作しているものは、機械のフレームやベースなど割と大きくて重いものが多いのですが、最近はレーザー加工機を使ったデザインカット部門(PINE COCO)も立ち上げて小さくて可愛いものも製作しています。

製品についての注意

・本製品は屋外での使用を目的として設計されています。

・重量がありますので、持ち運びには十分に注意してください。

・組み立て、取り外し時は必ず本体の一部が地面に接地している状態で行ってください。

・焚き火はシートを敷くなど、キャンプ場のマナーを守って楽しい焚き火をお願いします。

・天板に直接食材を置いて調理する場合は、最初に家庭用洗剤などで洗浄してからご利用ください。

・製品を洗う際には金属製や硬いたわしを使わず、柔らかいスポンジやウエスを使うことをおすすめしています。汚れを落とした後に、全体にサラダオイルなどの油を塗って、新聞紙などで包んでから保管するようにしてください。

・本製品は黒皮鉄のため、錆びにくい製品ではありますが、傷や汚れから や 他の鉄製のモノと一緒に保管するともらい錆びを起こすことがあります。