トランスモティーフは錯覚の原理を用いて、２つの全く異なる形状に変身するシルバーアクセサリーです。この不思議な変身立体を映像や写真だけではなく、実物を手にとってどうなっているか確かめてみたい！ 自分だけの変身立体が欲しい！そんな想いからトランスモティーフは生まれました。

昨年9月に開催させていただいた、太陽から月に変わるネックレス「明」【特別編】では、たくさんのご支援をありがとうございました。日▶月へ。太陽コロナが静まり、穏やかな月に変わることを願ったデザインにも共感をいただき、皆さまからの応援購入総額の5％をユニセフ「新型コロナウイルス緊急募金」に寄付させていただきました。https://www.makuake.com/project/transmotif00/

今回は、その「明」のデザインを基にした新作 R08-GL/MT と、もうひとつ、「空」をテーマにした RX04-GL の2種類の形状のシルバーリングのご提案です。

R08-GL/MT は「明」の姉妹商品であるため、昨年に引き続き【特別編】として、今回もユニセフ「新型コロナウイルス緊急募金」に寄付を行います。日本ではワクチン接種の進行などで希望の兆しが見えつつありますが、世界の途上国の子どもたちはまだまだ支援を必要としています。寄付についての詳しい情報は、ページの後半で詳しくお伝えいたします。

R08-GL および R08-MT は、満月を表す丸いかたちから、太陽のかたちに変身します。「明」のデザインをベースに、シルバーリングにしました。

昨年は太陽から月へとコロナが静まることを願いましたが、今年はあえて「月」から「太陽」へ。長く続いた非日常の日々の先に、明るい世界に向かって希望の光を見つける想いを込めます。

月から輝く太陽へ、視点を180度変えるときれいに変身します。上の写真でそれぞれ並んだ２つのリングは、全く同じものを視点を変えて見たものです。

つまり、自分から見た時に月に見えれば、

相手からは太陽に見えています。

リングを逆向きに指にはめれば、月と太陽は逆になります。同じものを見ているのに、相手と自分は違うものを見ている。とても不思議な感覚です。

手をくるりと回せば、自分でも２つのかたちを確認できます。さっきまで見ていたリングとは全く違うかたちのリングが突然出現します。見方を変えればモノは違って見えることを実感できる瞬間です。

回転させてみると変身過程が良く分かります。しかし形状を頭で理解しても、錯覚は何度でも継続して起こります。人間の脳は錯覚から逃れられない運命にあります。

鏡に映すと、両方のかたちを同時に見ることができます。

R08-GL と R08-MT の違いは、最後の表面仕上げ。 R08-GL は、アクセサリーの魅力溢れる、まばゆい手磨き仕上げ、R08-MT はシックで落ち着いた梨地のマット仕上げです。材質は共にシルバー925で全く同じです。お好みに合わせてお選びください。

RX04-GL は、低いピラミッド状の立体的な「面」をもつ、錯覚変身立体リングです。

その特徴は丸から四角へ変身するだけでなく、歪んだ４つの曲面それぞれが、異なる周りの風景を映しこむことです。

時に、太陽の輝きを反射し、

青空を映して、瑠璃色に染まります。木立の影も映っています。

下の写真は撮影場所の壁の波板が映りこみ、まるでシマウマのようです。

近くにカラフルなものがあれば、

リングもカラフルに！

磨き仕上げのこのサンプルが出来上がるまで、こんなに面白く風景を取り込んでくれるとは予想していませんでした。RX04-GL は、指にはめて、かたちとテクスチャの両方の変化が楽しめます。

リング部分は甲丸タイプ（かまぼこ型断面）ですので、やわらかな印象を持ちながら、リング部分にも光の反射や影が映りこみます。

自分から見て丸ならば、

相手からは、違った柄の四角いリングです。

リングを逆向きに指にはめれば、丸と四角は逆転します。

様々な景色を映しこむために、早く旅行にも出かけたいですね！

全体の形状は、上のCG動画でご確認いただけるかと思います。トップ部分は低いピラミッド型形状で立体感を持たせています。

鏡を使うと、両方のかたちを同時に見ることが出来ます。周りの景色を映しこんだ複雑な曲面上では撮影者の私もデザインの一部になっていることが分かります。

RX04-GL は「磨き仕上げ」のみでのご提供です。日本の職人さんがひとつひとつ手仕事でピカピカに磨き上げる労作です。周りの景色の映りこみも、この職人技があってこそです。

サポーターの皆さまの指のサイズに合わせ、8号相当〜23号相当の間で、1号刻みでのサイズオーダーが可能です。

リング部分が正円ではない R08-GL の場合は、同サイズのリングゲージと同じフィット感を示す『体感サイズ』での表示です。RX04-GL は正円リングなので、リングゲージどおりのサイズとなります。いずれも「サイズについて」の項目を、ご確認いただくようお願いいたします。

先日「もう少し大きいものが欲しい」とのリクエストをいただいたので、最大サイズを23号相当まで拡大し、私も急遽「手タレ」として出演することになりました 汗。これでほとんどの男性の手にも対応できると思います。トランスモティーフリングは性別を問わずお楽しみいただけるデザインです。男性の方にもよく似合いますよ！

お申し込み時に、8号〜23号の間で、1号刻みでサイズのオーダーが可能です。

上の図のように、R08-GL/MT の輪の部分は正円ではないので、内径がそのまま各号数にはなりません。そのため、サイズは『体感サイズ』にて表記いたします。

製造時に使用する同号数の「リングゲージ」のフィット感に近いものを『体感サイズ』と呼びます。フィット感には個人差がございますので、上下1号程度は誤差の範囲とお考えください。

RX04-GL のリング部分は通常のリングと同様に正円なので、リングゲージどおりのサイズとなります。

なお、手磨き仕上げのため、製品には必ず個体差があり、0.1mm単位での寸法の違いが出る場合がございます。

お申し込み後のサイズ変更は基本的にはできかねますので、ご理解の程、どうぞよろしくお願いいたします。

ご自身のリングサイズが不明の場合は、下のリングサイズの一覧表をご参照いただき、お手もとのお好みのリングの内径（内側の直径）を測って当てはめていただければと思います。

リング部分は号数により直径が異なります。幅や厚みはほぼ同じですが、マット仕上げに対し磨き仕上げのほうが磨かれる分、若干細めの仕上がりになります。リング断面は R08-GL/MT は平打ち（四角い）、RX04-GL は甲丸（かまぼこ型）です。

・キャスト成型〜手仕上げのため、寸法には個体差があります。磨き仕上げの具合により、寸法が若干異なる場合があります。

・シルバー925（スターリング・シルバー）製・コーティングは行っておりません。

・日本製

＜パッケージについて＞

上の写真のようなデザインのボックス入り。さらにOPP袋とエアキャップ袋で包んでのお届けを予定しております。資材やデザインが変更される場合がございますが、ご了承ください。

トランスモティーフの商品化にご協力いただいているのは、錯覚研究の第一人者で、東京大学名誉教授・明治大学研究特別教授 杉原厚吉博士です。見る方向で全くカタチが変わる変身立体は多くのウェブサイトやテレビ番組でも紹介されています。

昨年開催した「明」のプロジェクトでは、のべ333名の方から、総額4,842,900円の応援ご購入をいただき、その5％の242,145円をユニセフ「新型コロナウイルス緊急募金」に寄付させていただくことができました。改めてお礼を申し上げます。

その時点では世界中で2,900万人の感染、90万人の方が命を落とされていましたが、それから約１年が経った2021年10月現在、感染確認は約2億4千万人と約８倍、5倍を超える490万人以上の尊い命が失われています。（WHO Coronavirus Dashboardより）https://covid19.who.int/（WHOの集計がグラフで見られる英文サイトです。）

長期にわたるコロナ禍は直接的にも間接的にも子どもたちの生活を悪化させており、極貧率の上昇、休校による教育機会の喪失、栄養不良、医療サービスの中断などの危機を迎えています。これに対し、ユニセフはワクチン供給と並行し、子どもや家族をウイルスから守り、適切な情報を提供することで感染を減らしつつも子どもたちの基本的な教育や保健、水と衛生などのサービスを継続して利用できる環境を確保することを目指し、この危機にとりくんでいます。

以下、日本ユニセフ協会のHPから転載します。詳しくはこちらをご参照ください。https://www.unicef.or.jp/kinkyu/coronavirus/

『世界的な人道支援の始動を受け、日本ユニセフ協会は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対応するユニセフの活動を支える緊急募金を受け付けています。

この危機下でユニセフは、急速に拡大するパンデミックから子どもたちを守りながら、母子保健サービスや栄養治療など従来の支援活動も継続して行なう責務を担っています。危機から１年半が経過する今日でも、ユニセフの歴史のなかでも 最も大規模な支援活動が、日々各地で続けられています。一人でも多くの幼い命をこの危機から守り抜くために、みなさまのお力がぜひ必要です。お寄せいただいたご寄付は、新型ウイルス感染拡大以前から紛争などにより医療体制が脆弱な途上国で命の危険に晒されている子どもたちへの支援、およびCOVAXファシリティを通じた新型コロナウイルスワクチンの供給活動への支援に充てられます。なお、本緊急募金を通じてお寄せいただいたご寄付については、日本を含む先進国は支援対象といたしません。』

今回のプロジェクトでも、トップに表示されます「応援購入総額」の5％をこの「新型コロナウイルス緊急募金」に寄付させていただき、プロジェクト終了後の「活動レポート」にて、ご報告させていただきます。

上は、クラウドファンディング中の価格一覧です。

割引率は、予定する一般小売価格からのもので、これに加えて「送料無料」となりますので、さらにお得にお買い求めいただけます。

本プロジェクトは、All in 型です。目標金額の達成に関わらず、サポートを頂いた商品は生産し、発送させていただきます。

・数量確定 ：2021年11月14日（クラウドファンディング終了時）

・生産期間 ：2021年11月中旬〜2022年1月中旬

・発送開始 ：2022年1月中旬以降

※想定を超える生産数、製造繁忙期、その他の理由で発送が遅れる場合がございます。万が一、仕様変更や配送遅れなどが発生する場合は、活動レポートなどですみやかにご報告させていただきます。ご容赦ください。

「ご使用上の注意」

・本品は、シルバー925製のアクセサリーです。

・お客様の体質/体調によっては、ご使用の際に肌荒れ、かゆみ、かぶれなどを生じることがあります。皮膚に異常を感じた時は、すぐに使用を中止し、専門医にご相談ください。金属などに対するアレルギー症状のある方や、傷口・皮膚炎などがある場合には使用しないでください。

・運動、作業をするときや乳幼児を抱くときなどに、身体を傷つけることのないよう、充分にご注意ください。

・お子さまの手の届かない場所に保管し、誤って飲み込まないようにご注意ください。 万が一飲み込んだ場合は、ただちに医師にご相談ください。

・その他の注意点は、商品付属の説明書をお読みください。

・商品仕様は、予告なく変更される場合があります。

「お手入れについて」

・コーティングは行っておりません。銀製品ならではの風合いの変化をお楽しみください。なお、汗や水分がついた場合は早めに柔らかい布で拭き取ってください。

・色の変化や曇りが気になる場合は、ご使用後にシルバー専用クロスで軽く磨いてください。汚れが目立つ場合は市販のシルバーアクセサリー専用洗浄液をご利用ください。詳しくは、商品付属の説明書、ならびにクロスや洗浄液の説明書をご参照ください。

トランスモティーフの形状コンセプトである変身立体は、「計算錯覚学」という、最新のAI技術の研究から偶然生まれました。

自動運転にも不可欠な技術として人工知能に絵を読み解かせる研究の中で、階段を上り続けると元の場所に戻るというような「だまし絵」をコンピュータに見せてみたところ、三次元では存在できないと思われていた不可能立体が、実はカタチとして成立することが計算で証明され、作れることが分かりました。

実際に出来上がったカタチは人間の想像を超える不思議な形状ですが、脳は直角や円弧、図形など、これまで見慣れた形状に当てはめようとします。

この脳の錯覚を利用し、見る方向により全く違って見える魅力あるカタチを、計算で導きだしたのが、錯覚変身立体です。

もっと【錯覚変身立体】についてご興味のある方は、2018年春のクラウドファンディング時に収録した「杉原先生インタビュー動画」をどうぞご覧ください！

2020年までのクラウドファンディングでお届けしたトランスモティーフは、全てマクアケストアで好評販売中です。

マクアケストアでは、ご入金確定後1〜7営業日以内に発送いたしますので、「前のデザインもいいな！」「プロジェクトの発送が待ちきれない！」という方は、ぜひストアもご利用ください。

第１弾「トランスモティーフ・ネックレス」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif/

第２弾「トランスモティーフ・リング」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif02/

第３弾「W変身！トランスモティーフ 」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif03/

特別編「トランスモティーフ 明」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif00/

第４弾「トランスモティーフ・ファンタジック変身」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif04/

最後になりましたが、本プロジェクトを主催する、isawadesign についてのご紹介です。

2006年から活動を開始したisawadesignは、クライアントから受注する通常のデザイン・企画業務に加え、自ら発信していくオリジナル商品の企画・開発にも力を注いでいます。

これまで、豆腐ソックリの付箋紙「豆腐一丁」、まるでレタスなメモ「東京書けるレタス」、企業とのコラボ「コンビーフ缶詰ポーチ」「東京のタクシーグッズ」などを、デザインの仲間や販売会社、製造工場、企業の皆さんと一緒になって商品化してきました。

2017年から明治大学の杉原先生とお話する中で、変身立体という理論を研究室や教室から外に出してもっと知ってもらいたいという先生の想いと、私自身が実際に変身立体に触れた時の驚きと感動が原動力となり、「トランスモティーフ」のプロジェクトを進めています。

ご興味がありましたらぜひ isawadesign のウェブサイトもご覧いただければ幸いです。

http://bit.ly/isawadesign

上の写真は、私がボーカルをつとめるあそび歌バンド「たんさいぼう」のライブの様子です。ライブも百数十回を超え、たくさんの子どもたちや親子と遊んできました。今回のコロナ禍で活動は休止している状態ですが、子どもたちに向けた何らかの支援を行いたく、ユニセフへの募金を行うことを決めました。早く子どもたちの笑顔を近くで見られる世界に戻ることを、切に願います。

長くなりましたが、最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

今回も、錯覚変身立体「トランスモティーフ」の楽しさを、ぜひみなさんと共有できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

isawadesign 井澤 正