錯覚の原理を用いて、全く異なる形状に変身するシルバーアクセサリー、トランスモティーフ。お陰様で【第5弾】となります。これまでもたくさんのご支援をありがとうございます！

毎回、新しいご提案をさせていただいておりますが、今回は改めて「リング」にチャレンジします。リングは指にはめるだけなので、誰もが最も気軽に楽しめるアクセサリーのひとつです。しかし、トランスモティーフ【第2弾】でご紹介した時には、２つの大きな「壁」がありました。

１．リング全体を変身立体化すると、指にはめた時には変身を確認できない。

【第2弾】のリングではシンプルの極限を目指していました。変身形状に見えない時のカーブやウェイブも魅力なのですが、指にはめた状態でも変身を見たい！というご希望を多数頂いたことも事実です。

２．女性用、男性用それぞれ1サイズしかなかった。

トランスモティーフの原理上、変身立体部分は一般のリングのような後からのサイズ調整は出来ません。全てのサイズ毎に「型」を用意しなければならず、【第2弾】のデザインでは製造対応が困難でした。

今回は、この２つの「壁」を越えた、新しい変身立体リングのご提案です。錯覚変身立体部分を宝石リングの「石」と位置づけ、指を通す「輪」と分けて考えることで、これら２つの課題を解決しました

１．指にはめた状態で、２つの異なる形状を楽しむことが出来ます。

２．サイズ対応が可能となりました。

一般販売時には全てのサイズの在庫を常時持つことは困難です。 一方でクラウドファンディングの特性上、サポーターの皆様からリクエストをいただいてからの生産となるため、8号相当〜20号相当の間で、1号刻みでのサイズのご指定が可能です。（終了後は、ご希望が多かったサイズのみ在庫する予定です。）

なお正円リングではないため、サイズは『体感サイズ』というルールで表示します。「サイズについて」の項目を、必ずご確認いただくようお願いいたします。

【第5弾】では、6種類の異なったリングデザインのご提供を予定しています。シンプルな形状から、より複雑な変身形状へ、2種類ずつA. B. Cの3回に分けてプロジェクトを行い、それぞれお届け時期が異なります。

【第5弾A】2種類のデザイン。2021年9月18日〜10月11日、年内のお届けを予定。

【第5弾B】2種類のデザイン。2021年10月中旬〜を予定、2022年1月お届け予定。

【第5弾C】2種類のデザイン。2021年10月下旬〜を予定、2022年2月お届け予定。

それでは、今回【第5弾A】の2種類をひとつずつご紹介しましょう！

R04-GLは、丸いフレームのリングが、見る方向を変えると四角に変身します。

リングを指にはめた時、自分側から見た場合と、相手側から見た場合でカタチが違って見えます。

例えば、自分側から見た時に「丸」ならば、相手からは「四角」く見えています。リングを逆向きに指にはめると、見える形状も逆転します。また、くるりと回すと、上の立体動画のように変身します。

そして、リングを鏡の前に置けば、丸と四角の２つのカタチを同時に見ることができます。

表面仕上げは、まばゆい「磨き仕上げ」。日本の職人さんがひとつひとつ手仕事でピカピカに磨き上げる労作です。

磨き仕上げはエッジの部分も磨かれて少し丸くなるため、従来のトランスモティーフでは変身形状の正確性を重視してマット仕上げを中心に展開して参りました。今回のリングではこれまでの生産ノウハウの蓄積を活かして変身形状を保ちながら、アクセサリーとしての魅力あふれる、磨き仕上げといたしました。

R04-GLはシンプルでスタンダードなデザインで、フォーマルな装いにも、カジュアルなスタイルにもフィットする使い勝手の良さが魅力です。普段はアクセサリーをつけない方にも、その数学的なフォルムは違和感なく受け入れられるのではないでしょうか。

R52-GLは、星型フレームのリングが、見る方向を変えるとハートに変身します。

R04-GLとの大きな違いは、R52-GLは左右方向で変身することです。

リングを指にはめた時、指の右側から見た場合と、指の左側から見た場合でカタチが違って見えます。

例えば、右から見た時に「星」ならば、左からは「 ハート」に見えています。リングを逆向きに指にはめると、見える形状が逆転すると同時に星やハートの向きが反対になります。そして、くるりと回すと、上の立体動画のように変身します。

リングを鏡の前に置けば、星とハートの２つのカタチを同時に見ることができます。

今回、仕上げのタイプをひとつに絞ったのは、サイズバリエーションによりSKU（品種）が膨大になることも理由のひとつです。しかし一番の理由はサンプルを見た時の衝撃でした。今回のリングのデザインには「磨き仕上げ」が本当に良く似合っています。

R52-GLは個性あふれるカワイイデザイン。普段使いはもちろん、オシャレして出掛ける時やパーティなどにもピッタリ。全く違う２つの形状に見えるダイナミックな変身で、注目を集めること間違いなし!?

お申し込み時に、8号相当〜20号相当の間で、1号刻みでサイズのご指定が可能です。

上の図のように、輪の部分は正円ではないので、内直径がそのまま各号数にはなりません。特にR04-GLは正円よりも背が低いので、小さいサイズでは扁平な輪になります。そのため、全てのリングにおいてサイズは『体感サイズ』にて表記いたします。

製造時に使用する同号数の「リングゲージ」のフィット感に近いものを『体感サイズ』と呼びます。フィット感には個人差がございますので、上下1号程度は誤差の範囲とお考えください。

また、キャスト成型（鋳造）による生産のため、フィット感とは別に、リングサイズで上下1号程度の寸法誤差が発生する場合があります。

お申し込みの際には、以上をご理解ください。また、お申し込み後のサイズ変更はできかねますので、どうぞよろしくお願いいたします。（本プロジェクトページの巻末に、リングサイズの一覧表がございます。よろしければご参照ください。 ）

商品の大きさは、上図をご参照ください。リング部分は号数により径が異なりますが、幅や厚みはほぼ同じです。

・キャスト成型〜手仕上げのため、寸法には個体差があります。磨き仕上げにより、寸法が若干異なる場合があります。

・シルバー925（スターリング・シルバー）製・コーティングは行っておりません。

・日本製

＜パッケージについて＞

上の写真のようなデザインのボックス入り。さらにOPP袋とエアキャップ袋で包んでのお届けを予定しております。資材やデザインが変更される場合がございますが、ご了承ください。

トランスモティーフの商品化にご協力いただいているのは、錯覚研究の第一人者で、東京大学名誉教授・明治大学研究特別教授 杉原厚吉博士です。見る方向で全くカタチが変わる変身立体は多くのウェブサイトやテレビ番組でも紹介されています。

上は、クラウドファンディング中の価格一覧です。

割引率は、予定する一般小売価格からのもので、これに加えて「送料無料」となりますので、さらにお得にお買い求めいただけます。

本プロジェクトは、All in 型です。目標金額の達成に関わらず、サポートを頂いた商品は生産し、発送させていただきます。

・数量確定 ：2021年10月11日（クラウドファンディング終了時）

・生産期間 ：2021年10月中旬〜2021年12月中旬

・発送開始 ：2021年12月中旬以降

※想定を超える生産数、製造繁忙期、その他の理由で発送が遅れる場合がございます。万が一、仕様変更や配送遅れなどが発生する場合は、活動レポートなどですみやかにご報告させていただきます。ご容赦ください。

「ご使用上の注意」

・本品は、シルバー925製のアクセサリーです。

・お客様の体質/体調によっては、ご使用の際に肌荒れ、かゆみ、かぶれなどを生じることがあります。皮膚に異常を感じた時は、すぐに使用を中止し、専門医にご相談ください。金属などに対するアレルギー症状のある方や、傷口・皮膚炎などがある場合には使用しないでください。

・運動、作業をするときや乳幼児を抱くときなどに、身体を傷つけることのないよう、充分にご注意ください。

・お子さまの手の届かない場所に保管し、誤って飲み込まないようにご注意ください。 万が一飲み込んだ場合は、ただちに医師にご相談ください。

・その他の注意点は、商品付属の説明書をお読みください。

・商品仕様は、予告なく変更される場合があります。

「お手入れについて」

・コーティングは行っておりません。銀製品ならではの風合いの変化をお楽しみください。なお、汗や水分がついた場合は早めに柔らかい布で拭き取ってください。

・色の変化や曇りが気になる場合は、ご使用後にシルバー専用クロスで軽く磨いてください。汚れが目立つ場合は市販のシルバーアクセサリー専用洗浄液をご利用ください。詳しくは、商品付属の説明書、ならびにクロスや洗浄液の説明書をご参照ください。

トランスモティーフの形状コンセプトである変身立体は、「計算錯覚学」という、最新のAI技術の研究から偶然生まれました。

自動運転にも不可欠な技術として人工知能に絵を読み解かせる研究の中で、階段を上り続けると元の場所に戻るというような「だまし絵」をコンピュータに見せてみたところ、三次元では存在できないと思われていた不可能立体が、実はカタチとして成立することが計算で証明され、作れることが分かりました。

実際に出来上がったカタチは人間の想像を超える不思議な形状ですが、脳は直角や円弧、図形など、これまで見慣れた形状に当てはめようとします。

この脳の錯覚を利用し、見る方向により全く違って見える魅力あるカタチを、計算で導きだしたのが、錯覚変身立体です。

もっと【錯覚変身立体】についてご興味のある方は、2018年春のクラウドファンディング時に収録した「杉原先生インタビュー動画」をどうぞご覧ください！

2020年までのクラウドファンディングでお届けしたトランスモティーフは、全てマクアケストアで好評販売中です。

マクアケストアでは、ご入金確定後1〜7営業日以内に発送いたしますので、「前のデザインもいいな！」「第5弾の発送が待ちきれない！」という方は、ぜひストアもご利用ください。

第１弾「トランスモティーフ・ネックレス」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif/

第２弾「トランスモティーフ・リング」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif02/

第３弾「W変身！トランスモティーフ 」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif03/

特別編「トランスモティーフ 明」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif00/

第４弾「トランスモティーフ・ファンタジック変身」プロジェクトページ

https://www.makuake.com/project/transmotif04/

最後になりましたが、本プロジェクトを主催する、isawadesign についてのご紹介です。

2006年から活動を開始したisawadesignは、クライアントから受注する通常のデザイン・企画業務に加え、自ら発信していくオリジナル商品の企画・開発にも力を注いでいます。

これまで、豆腐ソックリの付箋紙「豆腐一丁」、まるでレタスなメモ「東京書けるレタス」、企業とのコラボ「コンビーフ缶詰ポーチ」「東京のタクシーグッズ」などを、デザインの仲間や販売会社、製造工場、企業の皆さんと一緒になって商品化してきました。

2017年から明治大学の杉原先生とお話する中で、変身立体という理論を研究室や教室から外に出してもっと知ってもらいたいという先生の想いと、私自身が実際に変身立体に触れた時の驚きと感動が原動力となり、「トランスモティーフ」のプロジェクトを進めています。

ご興味がありましたらぜひ isawadesign のウェブサイトもご覧いただければ幸いです。

http://bit.ly/isawadesign

上の写真は、私がボーカルをつとめるあそび歌バンド「たんさいぼう」のライブの様子です。ライブも百数十回を超え、たくさんの子どもたちや親子と遊んでいましたが、現在は残念ながら活動休止中。早く子どもたちの笑顔を近くで見られる世界に戻ることを、切に願います。

長くなりましたが、最後まで目を通していただき、ありがとうございました。

今回も、変身立体「トランスモティーフ」の楽しさを、ぜひみなさんと共有できればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

isawadesign 井澤 正

ご自身のリングサイズが不明の場合は、以下の一覧表をご参照ください。

・お手持ちのお好みのサイズのリングの内径（内側の直径）を測り、一覧表にあてはめてご確認ください。リングの幅が違うとフィット感が異なります。R04-GL およびR52-GLのリングの幅は約2mmですので、できるだけ近いものをご使用ください。

・適当なリングが無い場合は、細く切った紙や糸などを指に巻き付けて印をつけ、円周=指周りを測ることができます。ただこの方法は誤差が出やすいと個人的には思います。

・体調や時間、気温などにより指の太さは変化します。できましたら何度か違う条件でお試しください。

・今回のトランスモティーフのリングは正円ではないので、お届けするリングの内径は上記とは異なります。同号数の正円リングと同等または近似のフィット感のリングとなります。