～プロジェクトの背景～

タッチエンスはセンサの開発会社です。次世代ロボットに使える触覚センサを開発しているエンジニアチームのメンバーは偶然音楽家の集まりでした。

「このやわらかいセンサを使って楽器を作ったらおもしろいんじゃないか？」

そんな発想から生まれた楽器が『モニサンブル』です。

実際に試作機を作って演奏してみるとやっぱり楽しい。こんなに楽しいならもっとたくさん作ってみんなに楽しんでもらいたい。でも予算が限られたベンチャー企業では本業から外れる楽器開発では予算がもらえない・・・・。

それならクラウドファンディングで発表して、音楽家の同志に賛同をお願いしよう。　

そんな想いでプロジェクトに参加しています。

ご支援いただいた資金は、モニサンブルを量産するための金型や電子基板等の製造イニシャル費用に使わせていただく予定です。

～演奏の楽しさを重視して創られたモニサンブル～

●モニモニさわって演奏

●立体的な操作で表現の幅を増やせる

●音の配列を3タイプから選択して本格的な演奏ができる

●オプション外装で視覚的にも新しい演奏ができる

モニサンブルは東京大学の技術から開発されたタッチエンス社オリジナル触覚センサの特性を最大限に活かして創られた全く新しい楽器です。今までにない感触の楽器で新しい演奏を楽しんでいただけます。

モニサンブルは中央部がスポンジ材で構成されていて柔らかくなっています。この部分を押していただくとセンサが押込み量を判定して音が出る仕組みになっています。

軽くさわると小さい音、押し込んでいくと音が大きくなっていきます。モニモニ感（＝押し込み量）を楽しみながら音に強弱をつけて演奏することができます。

モニサンブルでは、本格的な演奏をお楽しみいただくために演奏手法の異なる3タイプをご用意しています。トップのムービー1曲目ではそれぞれの異なる演奏手法で音を出していますので参考にしてください。

モニサンブルは、デジタルタイプの電子楽器で一般的に使われていますMIDI信号出力となっていますので、MIDI対応の機器に直接接続していただくことができます。

また音はPCやスマホからも流すことができますので、持ち運びやすい軽量・小型のモニサンブルと合わせて、どこでも気軽に演奏することができます。

MIDI対応アプリは様々な種類がありますが、下記に一例を記載していますのでご参照ください。音の種類はアプリでいろいろ変えられますので多彩な演奏をお楽しみいただけます。

【ご用意いただくもの】

・9V型電池

・MIDIケーブル

・PC・スマホの場合はMIDI対応アプリのダウンロード

モニサンブルが届きましたら開封していただき、モニサンブル本体に9V型電池を入れてください（連続24時間駆動です）。つぎに市販されていますMIDI対応ケーブル（別売）に接続していただき、音源となりますMIDI対応機器、又はアプリダウンロード済みのPC・スマホに接続いただければ演奏が開始できます。（市販のMIDIケーブルには、Bluetooth対応のものもありますので、PC・スマホ側と無線で接続いただくこともできます。）

～楽器とコラボでアンサンブル!!!～

～モニモニ新感覚演奏を楽しむ!!!～

やわらかいモニサンブルは、さらにやわらかい外装で包んでも演奏できます。製品化が達成できたら「着替え外装」もどんどんラインアップしていく予定です。

タッチエンスは産学官連携により生まれた開発型ベンチャー企業です。今後ロボットをより人間に近づけるために必要となる生体センサの中で、「触覚センサ」に特化して開発しています。弊社ホームページやYoutubeには、この新しいセンサの使い方を提案しているムービーがたくさんありますのでご参照いただければと存じます。

　2011年に創業して従業員もアルバイト含めて8名まで増えました。年齢は20代～40代までバラけていて、今までのキャリアも異なるメンバーが集まっていますが、この会社で働くモチベーションの軸は全員共通で、

『タッチエンスのオリジナルセンサの将来性』　です。

　非常に新規性が高いセンサですので、市場に浸透するには時間がかかりますが、実際にお問い合わせをいただくお客様の業種が示すとおり、このセンサはロボットだけでなく、自動車、ゲーム、スポーツ、家電、スマホ、玩具などの市場でも新しいイノベーションを起こす要素技術として可能性を秘めていると我々は信じています。

そのような市場の１つとして電子楽器があります。今回のクラウドファンディングのプロジェクトメンバーは、冒頭に記載の通り音楽を趣味としている者達ですが、その中の1名は入社時の面接で志望動機を聞かれた時に、

「タッチエンスのセンサを開発して、新しい電子楽器が創りたいです!」

と言って入社してきたエンジニアです。数年経過しましたが、センサの開発も順調に進んできた背景もあり、漸く電子楽器としての最初のチャンスが訪れました。

本来なら、タッチエンスとして資金を使ってこの楽器開発を進めるべきですが、まだ立上期のベンチャー企業ですので、本業のセンサ開発以外に使える資金には限りがあります。

将来性の高い弊社センサの用途開発並び弊社エンジニアの夢に、是非ともご賛同いただき、ご支援をいただけますようよろしくお願いします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　～タッチエンス経営者より～