■日本最大規模を誇る「心のバリアフリー」をコンセプトとしたストリート音楽祭「第15回とっておきの音楽祭」を6月7日に開催します!

とっておきの音楽祭は、障害のある人もない人も一緒に演奏を楽しみ、共に、音楽のチカラで「心のバリアフリー」を目指すストリート音楽祭です。今年で記念すべき第15回を迎えますが、音楽祭を開催するための費用がまだ足りません。この音楽祭を未来に繋いでいくためにも、皆さんのお力が必要です。この音楽祭を一緒に創りませんか。

とっておきの音楽祭2015
・開催日時/2015年6月7日(日) 10:00～19:00
・会場/仙台市中心部 商店街・ビル前、公園など28ステージ
・出演団体数/ 320ｸﾞﾙｰﾌﾟ 出演者 約3000人
・主催/とっておきの音楽祭実行委員会SENDAI
・共催/NPO法人オハイエ・プロダクツ

■主催・運営は市民ボランティアの実行委員会

実行委員会には学生もサラリーマンも主婦もいて、さまざまな職業の人たちが参加しています。年齢も19歳から67歳と幅広く、男女比は半々で、事務局は大学の部室のような雰囲気です。実行委員は一年を通して活動をしていますが、音楽祭当日のボランティアは400人以上が参加しています。

■年々、規模が拡大　仙台以外でも開催されるようになりました

2001年、第1回全国障害者スポーツ大会を盛り上げようと、市民の企画・運営で開催しました。2001年の第1回は、ステージ数13、出演団体数133、出演者約1300人でしたが、年々、開催するごとに規模が拡大し、去年の第14回では、ステージ数30、出演団体数324、出演者約2700人となりました。仙台から始まったこの音楽祭は、今、全国に広がっています。宮城県3カ所、福島県4カ所、山形県、秋田県、大阪府、熊本県２カ所、鹿児島県２ヶ所でも地元の市民ボランティアの実行委員会が主催しています。今年は兵庫県、群馬県、佐賀県、東京都でも開催される予定です。この音楽祭のコンセプト、実行委員会の活動に対して、「18年度バリアフリー化推進功労者表彰　内閣府特命担当大臣表彰」「第3回日本イベント大賞・大賞、社会貢献部門賞」などを受賞しています。

■東日本大震災　あの日から86日目に開催

2011年3月11日は、第11回の出演者エントリー締切日でした。仙台市にある音楽祭事務局も実行委員も、エントリー団体の多くも被災してしまいました。安否確認と音楽祭開催の是非をエントリー団体にアンケートを行うと、その日のうちに続々と回答が来ました。「こんなときだからこそ、この音楽祭がある」「音楽で皆さんの力になりたい」「この音楽祭を待っているはずだ」。その背中に押されるようにして開催を決定。各地のイベント中止、自粛ムード、復旧の混乱の中、準備を始めました。それでも延期か中止か、規模を縮小するか、果たして開催資金が集まるのかなどの不安と苦難の日々が続きましたが、地元商店街、全国各地からの支援、出演者たちの協力で、東日本大震災から86日目の6月5日に開催できました。震災後、東北初のビックイベントとなったと自負しています。この音楽祭が多くの方たちに必要とされていると痛感しました。

■運営費・開催費 予算の中身は

音楽祭を運営・開催するための予算は、年1100万円以上です。

多くの企業、市民の方のご支援で運営・開催してきましたが、震災後、被災地ということもあり、年々、財政的に厳しい状況に追い込まれています。今年も予算縮小を試み、事務局運営、印刷費、音楽祭当日の経費節減をしております。またエントリー団体は年々増加しているものの、現在の予算では、残念ながら全ての皆様に出演していただけないのも事実です。この音楽祭をより楽しく充実させたものにし、そして継続していくためには、200万円が足りません。これまでも多くの市民のチカラで、この音楽祭をつくってきました。さらに皆さんのチカラが必要です。ぜひとも皆さんと共にこの音楽祭を創っていきたい。この音楽祭を盛り上げていただきたい。

■笑顔の音楽祭　　とっておきの音楽祭の合言葉は「みんなちがって　みんないい」

童謡詩人金子みすゞの詩『わたしと小鳥とすずと』(JULA出版局)の一文、「みんなちがって　みんないい」は、大切な合言葉となっています。姿、形も生き方も能力も、みんなそれぞれ違います。それぞれに違うことをお互いに認め合い、それを尊重すること。それが心のバリアフリーにつながると信じています。「とっておきの」とは、VERY SPECIALの訳です。一人一人がかけがいのない存在であり、音楽のチカラであらゆる個性が輝いてほしいという強い願いが込められています。心のバリアだけではなく、建物のバリアも取り払おうと、ステージは屋外としました。出演グループの約4割が障害のある方たちが参加しています。この音楽祭は、障害のある人とない人が自然に出会う場となっています。

■とっておきの音楽祭が映画に!　「オハイエ!」 「オハイエ!2」

言葉やスチールではなかなか伝わりにくいこの空気感、コンセプトは、この音楽祭のドキュメンタリー映画で実感できます。「オハイエ!」は2007年に公開され、これまで全国70か所以上で上映され、今も各地で上映されています。
「オハイエ」とは、「おはよー!」と「イエー!」を合わせた元気印の造語で、シンガーソングライターのあんべ光俊さんが作詞・作曲した、とっておきの音楽祭のテーマソングです。音楽祭当日には、様々な人間ドラマが繰り広げられます。その一日を47人のカメラマンがとらえた感動のドキュメンタリー映画です。2007年に公開され、これまで70ヶ所以上で上映されてきており、8年経った今も、各地からのリクエストで上映されています。音楽のチカラを映像でとらえたドキュメンタリー映画は、自主上映会という方式で、市民団体がこれまで上映してきました。聴覚に障害がある方も楽しめるように日本語字幕付きです。

最新作「オハイエ!2」は、2011年、ガレキの中で音楽のチカラを信じている人たちの姿、東日本大震災から86日目の音楽祭の感動のドキュメントです。

■Music breaks barriers!　VERY SPECIAL MUSIC FESTIVAL

私たちは、音楽のチカラを信じています。心のバリアフリーが実現する日を目指して、今年、そして来年、5年後、10年後、20年後と続けていく覚悟です。粘り強く継続し、いつの日か、必ず実現させます。この音楽祭は、一つの社会的ムーブメントです。

■とっておきの音楽祭を一緒に創りましょう!

これまでも多くの方に支えられ、一緒につくってきました。本当に心より感謝します。この15周年を機に、さらなる多くの方たちと共に、とっておきの音楽祭を創っていきたいと願っております。ご支援、ご協力、なにとぞよろしくお願いいたします。

■リターン内容について

<とっておきの音楽祭特製オリジナル缶バッチ>

とっておきの音楽祭には、様々なオリジナルグッズがありますが、特に人気があるのが、デザイン豊富なオリジナル缶バッチです。その中から厳選してお届けします。

<とっておきの音楽祭オリジナルTシャツ>

オリジナルグッズの中でも、缶バッチと同じように人気がある特製Tシャツです。デザインはほぼ同じですが、生地の色とロゴの色につきましては、こちらで選ばせていただきますのでご了承ください。※サイズは、S、M、L、XLの中からお選びいただけます。サイズにつきましては、後日、確認のご連絡をさせていただきます。

<とっておきの音楽祭2015ガイドブック>

音楽祭当日にお渡しする約40ページのガイドブックには、音楽祭について、出演団体プロフィール、バリアフリーマップなどが掲載されています。この一冊で、とっておきの音楽祭の情報を得ることができます。表紙は、障害のある方たちの原画をもとにデザインされています。

<障害者福祉サービス事業所すていじ仙台「クッキー詰め合わせセット」>

とっておきの音楽祭でアイドル的存在の荒川知子さん。幼少のころからリコーダーで才能を発揮し、荒川知子とファミリーアンサンブルとして、全国各地で演奏活動を続けており、その愛らしい笑顔はとても魅力的です。ダウン症の障害がある知子さんは、すていじ仙台でクッキーづくりもしています。その人気のクッキーを詰め合わせセットにしました。

http://www.c-life.or.jp/index.html

<オハイエ・カフェ>

音楽祭当日のみ、メイン会場となる市民広場にオープンする音楽祭名物のカフェです。音楽祭共催のNPO法人オハイエ・プロダクツの呼びかけに、「社団法人東北国際フィルム＆アートフェスティバル」と「海鮮ビストロ・ヤマライ 一番町」が協力。テントの下、のんびりと飲食しながら、ステージを楽しむことができます。

<とっておきの音楽祭15周年記念コンサートpart2「パーカッションフェスタ」>

　日時/2015年6月26日(金) 18:30分開場 19:00開演
　会場/仙台市福祉プラザふれあいホール
　出演/ヒダノ修一withウェバレーにょ 他パーカッショングループ
　主催/NPO法人オハイエ・プロダクツ

<ヒダノ修一withウェバレーにょ>
世界的和太鼓奏者ヒダノ修一と日本ラテン・パーカッションの第一人者橋田ペッカー正人による打楽器スーパーバンド。和太鼓とアフリカン、キューバンの熱きライブです。

<とっておきの音楽祭2015出演者限定マフラータオル>

第14回で好評を博し完売した出演者のみ購入できる第15回オリジナルマフラータオルをMakuake支援の方たちだけにプレゼント。独特なアール・ブリュットを原画に、多夢多夢舎中山工房とエイブルアート・カンパニー、とっておきの音楽祭とのコラボで制作した素敵なオリジナルデザインです。

※写真は、デザイン案です。デザイン、色は決まり次第写真を掲載いたします。

<海鮮ビストロ・ヤマライ 一番町 5,000円お食事券>

被災地応援も込めて、2013年12月に開店した、仙台人気のビストロ。広島で110年以上続く老舗フレンチレストラン「シェ・ヤマライ」の支店です。三陸の幸、東北の山の幸の素材に南仏ニースの一つ星レストランで修業したシェフが作るフレンチ技法を用いた、歴史的な欧風牡蠣料理を中心とした料理をお楽しみいただけます。

http://www.bistro-yamarai.com/index2.html

<ロンドンと被災地を結ぶ歌CD OUR SONG(直筆サイン入り)>

今年3月5日、ロンドンの国会議事堂で「東日本大震災メモリアル・コンサート」が行われ、ロンドン在住のシンガー鈴木ナオミさん熱唱しました。そこで歌われたのが、OUR SONG。この歌は、30人もの被災した人たちの言葉を彼女が綴り作詞し、アンディー・ライト(ジェフ・ベック、デビット・ボウイなどの作品のプロデュース)が作曲、斎藤ノヴ、西川進らが演奏、仙台の子供たちが合唱に参加した感動がいっぱい詰まったCDです。制作は、とっておきの音楽祭を共催しているNPO法人オハイエ・プロダクツ。鈴木ナオミさんの直筆サイン入りをプレゼントします。なお、鈴木ナオミさんは、2012年以来、毎回、音楽祭に参加しており、今年も出演予定です。

<「映画オハイエ！Sound Track Selection+3」>

あんべ光俊が歌う主題歌「オハイエ」、劇中歌「やさしいタカラもの」ほか、李政美の「わたしと小鳥とすずと」、人気急上昇中の荒川知子＆笙YUU「アメージンググレイス」などのサウンドトラックに加えて、映画未収録のでこぽんオリジナル曲「空を越えて」加川よしくにの「自然の中で」など、魅力3作品をスペシャルエディットした全17曲。

＜MUSIC BREAKS BARRIERS!2 ～とっておきの音楽祭から生まれた歌たち～＞

とっておきの音楽祭では、詞で思いを伝えたい方、障害があって演奏が出来ない方たちが作詞で参加しています。そして、毎年「たった一つの愛の詩」などの歌い継がれている名曲が生まれています。2006年に第1弾を発売し、おかげさまで完売しました。そしてついに「パート2」が完成しました。

<南相馬 えんどう豆 さをり織キーホルダー>

原発から20キロ圏内「警戒区域」だった福島県南相馬市にある自立研修所「えんどう豆」。利用者が各地に避難していましたが再開し、今、南相馬ファクトリーのメンバーとして缶バッチを製作しています。利用者が作る色鮮やかなさをり織りも人気商品で予約しないと手に入らないこともあります。このさをり織のキーホルダーは、えんどう豆を支援するために、とっておきの音楽祭オリジナルとして製作していただきました。

<映画「オハイエ」上映実施権>

「オハイエ」とは、「おはよー!」と「イエー!」を合わせた元気印の造語で、シンガーソングライターのあんべ光俊さんが作詞・作曲した、とっておきの音楽祭のテーマソングです。
音楽祭当日には、様々な人間ドラマが繰り広げられます。その一日を47人のカメラマンがとらえた感動のドキュメンタリー映画です。2007年に公開され、これまで70ヶ所以上で上映されてきており、8年経った今も、各地からのリクエストで上映されています。音楽のチカラを映像でとらえたドキュメンタリー映画は、自主上映会という方式で、市民団体がこれまで上映してきました。聴覚に障害がある方も楽しめるように日本語字幕付きです。今回、Makuake特別企画として、上映ディスクを貸し出すという上映を実施できる権利(貸出)を差し上げます。
・上映会は1回のみで1日限りです。その1日で、3回まで上映できます。
・必要な場合は、事前に予告編を差し上げます。
・実施権利は、2015年8月1日から2016年6月30日までです。この間に上映会等を企画・実施してくださるようお願いします。

    
<映画「オハイエ!」監督または実行委員会 講演>

とっておきの音楽祭のできるまで、音楽祭運営方法などなど、裏話、エピソードを交えて、とっておきの音楽祭の真髄を知っていただくための講演です。上映会において、上映の前後に行います。映画「オハイエ!」の監督であり、実行委員会企画プロデューサーでもある菊地昭典、伊藤清市実行委員長、または実行委員などのうち1名が行います。
・日程調整を行い、交通費、宿泊費(必要な場合)は、別途ご負担していただきます。
・上映会は1回のみで1日限りです。その1日で、3回まで上映できます。
・講演は約30 分で、1回の予定です。
・必要な場合は、事前に予告編を差し上げます。
・実施権利は、2015年8月1日から2016年6月30日までです。この間に上映会等を企画・実施してくださるようお願いします。