◎「赤い=完熟」だと思っていませんか？

一般の流通網で販売されるいちごは完熟の状態で販売できていません。私が皆さんに食べて欲しいと願ういちごは、本物の完熟いちごです。「農家として」持っている想いを丁寧にお伝えすることで、様々な壁を乗り越え本物の美味しさをお届けしたい。そのためMakuakeでの販売に挑戦することを決めました。

◎実は、未完熟でも赤くなってしまうんです。

一般的に販売されているいちごを見ると、7割ほど熟した少し青みの残っているものがあります。そのタイミングで収穫する理由は、流通や収穫量に問題があるからです。完熟したいちごは、傷みやすく長距離の輸送には不向き。そのため、「見た目の良いいちご」として収穫量を保ちながら販売する、ということは難しいことです。

路地販売をしていた時、そのいちごを食べた近所のお母さんが「他で買ったいちごより、こっちの方がうめえな」と、ひとこと。

そのいちごは輸送の必要がない、完熟の本当に美味しいタイミングで収穫したものでした。やはり本当に美味しいいちごは一度食べてもらえば分かって貰えるのだ、という喜びとなぜ美味しいいちごを届けることができないのか、悔しさが募りました。
だから、私たちととりべファームは諦めたくない。

私たちが本当に食べてもらいたい「完熟いちご」の美味しさを、お届けします。
このページを見てくださっているあなたに、美味しさへの挑戦を応援していただきたいです。

西に揖斐川、東にその支流の根尾川が流れる濃尾平野の最北端、水と緑に囲まれた自然豊かなこの土地で心を込めて果物を育てています。

ととりべファームで栽培中の3品種をご紹介します。

リターンではこちらの3品種の食べ比べセットをご用意しています。リターンに同封されるリーフレットでは、もっと美味しくいちごを召し上がっていただくためのヒントや、見た目も楽しむテクニックをお伝えします。

ととりべファームの特徴は、農園のハウス全体をコンピューターで制御していること。温度、湿度、二酸化炭素濃度、日照時間など全て管理し、考え抜かれたプログラミングによって水やりや肥料も全自動で行われています。従来の管理方法では雨天時など不要なタイミングにも肥料が注入されるなど、臨機応変な対応が出来ず味が薄くなるという課題がありました。しかし最新の設備を導入し、この課題は解決され、最大限いちごの美味しさを引き出すことが可能になりました。農業は科学です！

◎1010marche2号店OPEN

これまで、ととりべファームは様々な挑戦をしてきました。その1つが岐阜県揖斐郡にある実店舗「1010マルシェ」での加工販売です。自社で栽培したいちごを、完熟のタイミングで収穫し、いちごサンドやドリンクにして販売してきました。
この冬は念願の2号店を岐阜市内にオープン。完熟いちごを美しいスイーツとしてお楽しみいただける、いちご農家ならではの空間となっております。
リターンでは、これらの商品をご自宅で存分に楽しんでいただける詰め合わせセットもご用意しております。

◎空中いちご狩り施設OPEN

オランダで開発された最先端技術を用いた農園。特徴は大きく2つあります。

①光合成がより盛んに行われるため、いちごの育ちが良い。

いちごにとっての栄養の多くが光合成によって作られます。ハウス栽培において同じ栽培面積下により多くの作物を栽培できることは植物内部の水分を空気中に放出する活動が盛んになり、より光合成が起きやすくなるというメリットがあります。

②「映える」楽しさに加えて、来場者に優しい施設設計。

頭上で水耕栽培を行っているので、地面に土はありません。これまでは土で汚れるからと諦めていた服装の可愛さも諦めることなく「映える」風景を写真に残すことが可能です。また、水耕栽培は車いすを使う方や身体障害のある方も安心できる設計です。どんな方にでもいちご狩りを楽しんでいただけるようになりました。

私たち ととりべファームは2019年の法人化以降、果樹の生産にとまることなく、加工販売や実店舗の運営といった形で事業規模を拡大してきました。これは全て、どうしたらより多くの方に「本物の完熟いちごの美味しさ」を知ってもらえるかという思考錯誤の軌跡です。私にとってMakuakeでの販売は大きな挑戦です。この挑戦にご支援いただいた折には、より一層の成長をお見せいたします。今後もととりべファームをよろしくお願いいたします。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ととりべファームの公式HP
1010マルシェInstagram
note◀︎広報担当(菊地/高橋)が、ととりべファームでの活動報告を発信していきます。