會津には城下町に相応しく、様々な伝統産業があります。
中でも「會津木綿」は450年程前から歴史を刻んできた、會津の生活には欠かせない物でした。
しかし、最盛期に数百有った織元も、現在では2社のみ。そんな會津古来の伝統産業「会津木綿」を新たに日常生活に中に活かせる様、とてもオシャレなクラシックタイプの「スニーカー」として皆様にご紹介させて下さい！

＜會津コットンスニーカーの魅力と特徴＞

會津木綿には様々な「縞」の柄が有ります。東北の織物…という事で「きっと地味なのでは」と思われがちですが、以外にポップな柄も多いのです。それらをアッパーの表地と裏地に別の柄を組合せる事で、ハイカット、折り返してローカット、などとシーンに併せてコーディネートが楽しめる様にしました。更に、古くから仕事着、日常着として愛用される程丈夫ですので、普段の生活の中でも楽しんで頂けるファッションアイテムとなります。　

＜會津コットンスニーカーの仕様＞

●アッパー素材は会津木綿。つま先とホール周り、ヒールカウンター部は上質なスエードを使用。

●ライナー(裏地）は別柄の会津木綿を使用し、折り返して履いた時のアクセントに。

●タン部分も両面会津木綿。裏側はライナーと共通柄です。紐通しも装着。

●ソールは滑りにくいゴム製。やや幅広の履きやすいソールです。アッパーとは接着と手縫いを併用し高級感があります。

●インソールには衝撃吸収素材を使用し、地面との衝撃から足を守り長時間の着用でも疲労感を軽減します。インソール表面にもライナーと共通柄の会津木綿を使用

●全て地元職人さん達のハンドメイドで工程を進めて参ります。

<カラーは全４色>　　　

白虎（白ベース）・朱雀（赤ベース）・青龍（青ベース）・玄武（黒ベース）

●そして、カラーネーム（白虎、朱雀、玄武、青龍）がアルファベット筆記体にて左足の外側に刺繍で入ります。

400年以上の伝統を持ち、最盛期では数百あった織元が現在では2社となり衰退の一途をたどる會津の伝統産業品である「會津木綿」。　　今回のプロジェクトでは先染め織物である會津木綿の新しいファッションアイテムとして新たな切り口で御提案をし、再び日常生活の中に取り入れて頂こうと取り組みました。

＜布としての魅力＞

会津の綿花栽培は、会津藩の基礎を築いた蒲生氏郷公の産業振興策に由来します。その後、保科正之公により、会津藩士の妻女、農民の妻女の大切な副収入として会津の特産 品に育て上げました。

その後、普段着の和服の素材として地元を中心に普及してきた「会津木綿」。

古くは「白虎隊」の少年達や「野口英世」なども日常着として愛用していました。しかし現在では、和服離れと共に需要が激減し、現在では僅かな和服ファンと小物作りなど一部の方にだけ知られる物となっています。

今回の商品には、100年以上続く老舗「山田木綿織元」製の會津木綿を使用致します。

＜會津木綿の特徴＞

●横糸に「節」のある織物で、生地に僅かな凹凸があり風合いに味があります。

●糸の段階で染めをし、それを織ることでそれぞれの色柄を表現するので、布に柄を印刷するプリント製の物と違って退色の仕方に特徴があり、例えればデニムの色褪せの様に退色後の「味」も楽しめます。

●やや厚みのある生地で、古くから仕事着、日常着に愛用されている丈夫な織物です。

●様々な色と、多様な幅の縞模様でシックな色合いから、ポップな色合いまで幅広いカラーバリエーションが有ります。
 

16年前に僕自身が呉服屋として独立開業し、それ以来地元會津の伝統産業である「會津木綿」を着物として取り扱ってきました。しかし、着物である以上は着物を着ない方には會津木綿というものは縁がありません。そこで、織元さんの古くからの柄見本を見せて頂くと、そこには会津木綿のイメージを覆すようなPOPでカラフルな柄が沢山有りました。これは着物以外のアイテムとして使用すれば、今まで会津木綿に接点の無かった方にも会津木綿の良さを分かって頂けるのでは無いか…。そんな想いから、まずは僕自信も好きなハンチングとして商品化しました。

ハンチングとして生まれ変わった会津木綿は、主に若い世代に受け入れられ、会津木綿の良さを感じて頂けました。

そして実は、ハンチングを製作する際にもう一つのアイディアとして有ったのが、今回の「會津cottonSneakers」でした。

しかし、ハンチングと違い、ソールなどの手配の際のロット数の関係で製作、商品化の為には、ハンチング製作の時とは比べ物にならない経費の投入が必要でした。　　そんな理由で、半ばお蔵入り寸前の「會津cottonSneakers」でしたが、Makuakeさんから、商品化の為のプロジェクトを通じて皆様に知って頂き、更にこの商品をカッコいい！履きたい！と思って頂けた皆様に支援を頂き、御礼として商品化の際の価格よりお安く、商品化に先駆けてお渡ししたいと思い、今回のプロジェクトに至りました。

會津木綿の織元として100年以上前から続く老舗織元の「山田木綿織元」の生地を使用し、現代でも十分にファッショナブルなスニーカーを製作、商品化！　　　　更に、どうせなら製造過程も會津でクリア出来ないかと、あらゆるネッワークを駆使し遂に地元の工場を見つけ、今回の趣旨に賛同頂き、是非「メイドイン會津」のハイクオリティーなスニーカーを作ろうと力を合わせる事となりました。

国内製ですらレアなスニーカーですが、製造の殆どを會津で完成させる、上質な「メイドイン會津」のスニーカーを全力で製作します。

そして、この「メイドイン會津」の商品を皆様にご支援頂き、日常的にご愛用して頂くことで、東日本大震災で被害を受け、福島第一原発事故以来の風評被害等で傷ついた、福島・會津への支援にも繋がり、元気を頂ける事になります！

＜トレードマーク＞

トレードマークの四色の丸は四神を表しています。　　戊辰戦争時に會津の四方を守った「白虎隊」「青龍隊」「玄武隊」「朱雀隊」に因んでおり、これはそのままスニーカーのカラーシリーズにも名前を使用しました。　　四神の丸から除く「會」の文字は文字通り會津を表し、見方によって手裏剣にも見立てられます。

　今回ご支援頂いたお金は、今後商品化する為に必要な「ソール」の確保とご支援頂いた方の為に製作するスニーカーの材料費、製作費に使わせて頂きます。

発案・実行者・・・・澁谷俊昭　　有限会社としの坊代表

ロゴデザイン担当・・・・三浦孝一　DUB DESIGN　代表

製作担当・・・・・斎藤敦志　株式会社エスツーコーポレーション専務取締役

 

Q:クリーニングは出来ますか？

A:會津木綿は綿織物です。通常のキャンバス地のスニーカーと同様のお手入れをして下さい。