

私たちビートソニックはTOONというブランドを通じ、「純正オーディオの可能性を広げ、より豊かな体験を提供する」ことを使命とし、これまでさまざまなサウンド関連プロダクトを開発してきました。
前回の「TOON Xシリーズ」で培った技術とノウハウをさらに進化させ、今回はプレミアムサウンドシステムに対応する新しい純正オーディオ良音キット
——TOON Σ(シグマ)シリーズ——を皆さまにご紹介します。

※画像は開発段階のイメージです。実際の製品とは外観・仕様が異なる場合があります。

プレミアムサウンドの“万人受け”が生む、物足りなさ
トヨタやレクサスを代表とした多くのメーカーのクルマには、「プレミアムサウンド」と呼ばれる追加オプションが存在しています。有名ブランドのスピーカーやアンプを純正オーディオとして搭載できるため、より良い音響を求める方にとっては魅力的な選択肢と言えるでしょう。
これらのシステムは、高品質でありながら幅広い年齢や趣向のユーザーにも合うようなチューニングが施されています。しかし一方で、たとえば映画館のような迫力ある低音やライブ会場のような臨場感を期待すると、少しものたりなく感じることもあるかもしれません。

そうした「もう少しパワフルに響いてほしい」「もっとクリアな音場を楽しみたい」という思いは、プレミアムサウンドを搭載する車種のオーナーの中でも意外と多く聞かれます。
さらなる“厚み”と“鮮明さ”を求めて

そこで私たちTOONが開発したのが、プレミアムサウンド専用の良音キット。TOON Σ(シグマ)シリーズです。
すでに高い評価を得ている純正プレミアムサウンドを「さらに一段上のレベル」へと引き上げるアップグレード製品として誕生しました。具体的には、迫力ある低域とクリアな中高域を両立しながら、奥行きや空間表現にもこだわったサウンドチューニングを実現。車内という限られた空間でも、まるでライブステージやシアターのような没入感を体験いただけます。
「もっと迫力のある低域がほしい」「さらに臨場感を高めたい」という声に応えるため、あらゆる要素を徹底的に設計・チューニングしました。結果、純正システムの特性を生かしながら、もう一段上の音の深みや奥行きを追求できるようになっています。

TOON Σシリーズは、大幅な配線変更や車両の改造を必要とせず、純正オーディオの良さは活かしたまま、音の潜在能力を引き出すことに注力しています。結果、「既存のサウンドシステムでは満足しきれなかった部分」に対して圧倒的な音質向上をもたらし、純正プレミアムサウンドをさらに超える体験を提供します。
以下の動画では、純正状態とTOON Σ を搭載した音の聴き比べができます。TOON Σ を搭載した音を聴いてもらうとわかりますが、純正状態では平坦だったサウンドに厚みと臨場感が生まれ、いままで埋もれていた音まで感じられるようになる。ぜひ、その違いを耳で確かめてみてください。
TOON Σ聴き比べ1曲目
TOON Σ聴き比べ2曲目
音の立ち上がりやキレの違いに注目

※音のイメージを可視化した図
たとえば2曲目の低音。純正オーディオのままだと「ドードードードー」と鳴り続けていますが、TOON Σ搭載後の音は「ドッドッドッドッ」とキレのある低音が鳴っていることが分かります。
また、1曲目の冒頭部分の比較(動画1:03〜)では音の立ち上がりの速さを感じることができます。
※画像は開発段階のイメージです。実際の製品とは外観・仕様が異なる場合があります。


1. 8チャンネルAB級の高品質アンプを採用
8チャンネル対応により、複数スピーカーを搭載した車種でもパワフルかつクリアな音質を実現。
AB級アンプ特有のリッチなサウンドと高効率設計を両立し、車内空間をまるでコンサートホールのような迫力のある音場に変化させます。

2. 厳選パーツ&独自の回路設計
フィルムコンデンサやFETオペアンプ、銅箔厚70μなど、高品質なオーディオ専用部品をふんだんに採用。音の深みと透明感を徹底的に追求した独自回路設計で、雑味のないクリアなサウンドを作り上げます。
30年以上カーエレクトロニクス専門メーカーとして培ってきた知見をさらに昇華させ、より高度な音質チューニングを実現しました。

3. 接続簡単なカプラーオン方式
車両側の配線加工は必要なし。"純正アンプに接続するだけ"で大きく音を刷新。
純正状態をほとんど損なわずに音質だけをアップグレードできるため、車の価値を保ちながらサウンドを向上できます。

4. 日本製かつ徹底した品質管理
設計から製造・組み立てまですべてを日本国内で行うことで、安定した生産体制と厳密な品質管理を徹底。
日本人エンジニアが細部までこだわって仕上げており、信頼性と耐久性の高い製品をお届けします。国産ならではの緻密なものづくりで、純正プレミアムサウンドをさらに超える体験を提供します。
※画像は開発段階のイメージです。実際の製品とは外観・仕様が異なる場合があります。

本製品は、下記のようなプレミアムオーディオを搭載した車種への取り付けを想定しております(※)。

※対応可否はグレードや年式、オプション構成等によって異なる場合があります。詳しくは事前にお問い合わせください。
※TOYOTA・LEXUSおよび各車種名は、各メーカーの商標または登録商標です。本製品はこれらメーカーとの提携・協力関係にあるものではありません。

早割プラン
各モデルごとに先着5名限定。一般販売予定価格より約25%OFFになるお得なプラン。
一般販売予定価格 : 92,400円(税込) → 約25%OFF : 69,000円(税込)

※画像は開発段階のイメージです。実際の製品とは外観・仕様が異なる場合があります。
Makuake価格プラン
各モデル先着30名限定。一般販売予定価格よりも約20%OFFになるプラン。
一般販売予定価格 : 92,400円(税込) → 約20%OFF : 74,000円(税込)

※画像は開発段階のイメージです。実際の製品とは外観・仕様が異なる場合があります。

プロジェクトで集まった資金は、下記の用途に使用いたします。
製品開発・量産体制の整備
回路基板の安定供給・厳格な品質検証量産工程での検査システムや作業効率化への投資
品質保証とサポート体制の強化
専門スタッフの育成、カスタマーサポートの充実 万が一のトラブル対応やアフターサービスを円滑に行うための体制づくり
環境への配慮と取り組み
製造過程での省エネ化や廃棄物削減の推進 リサイクル可能部材や包装資材の積極採用


戸谷 大地(プロジェクトリーダー/ビートソニック代表取締役)
ビートソニックのミッションは、「こんな事できるの!?」を創り出すことです。
TOONブランドを立ち上げてから2年、多くのイベントやお問い合わせを通じ、「JBLなどのプレミアムサウンドシステムをさらに良くできないか」という声が私たちの想像以上に寄せられました。
その熱いご要望に応えるべく、長い試行錯誤を経て完成したのが、TOON Σ(シグマ)シリーズです。純正オーディオの魅力を保ちつつ、もう一段階上の音質を追求したい——そんな想いで開発に挑み、ようやく納得のいく製品に仕上げることができました。これからも「こんな事できるの!?」を追求し、皆様のクルマをより豊かな音楽空間へと導くお手伝いができればと願っています。
ぜひ、TOON Σの世界をお楽しみください。
藤岡 潤二(TOON Σ 開発リーダー)
ご興味をお持ちいただきありがとうございます。
今回4つのテーマのもと製品の開発を行っています。
・カプラーオンが正義!
高級オーディオのようにスピーカーを交換し配線も引き直してセッティングも出す、というのがオーディオとして考えるといいのは分かっているのですが、車の加工や費用のことを考えるとなかなか手が出ないと思います。それが「カプラーオンでアンプを付けるだけでもっと音楽を聴くのが楽しくなるよ」と聞くとそれだけでワクワクしませんか?私はします。
この製品は「ハイエンドを目指すわけではない。でももっと良くしたい。」「電気配線は難しいからカプラーオンがいいなぁ。」そんな想いに応えられる製品になったと思います。
この曲が終わってから降りよう!と思えるか
この製品の特長は、「オーディオ機器としての最高峰!」というのではなく、「聞いていて気分が上がる、楽しくなる」というのが基本コンセプトです。
スピーカー含め全て純正の状態をキープするという制限の中、アンプを付けるだけで「音楽を聴いてるのがなんか楽しい」「この曲が終わってから車から降りよう」と思えるような状況を思い浮かべ開発しています。特にポイントは低音の切れ、聴く人とボーカルとの距離感にこだわって開発しました。
「音」ではなく「音楽」を楽しもう!
部品の選定や回路構成は、あえてスペックは追い求めず音楽を聴いてワクワクするかどうかで決定しています。もちろん音楽を聴く以上、最低限のスペックを考えないというわけにはいかないですが、スペックを追い求めないということは「測定上はAという部品がいいけど聞いてて楽しいのはBだよね」というような選定ができるということなのです。
車の中というオーディオ的にはいいとは言えない環境の中で楽しくドライブをするにはどうすればいいか、という問いに対して私が出した回答の一つがこの製品です。
音が立体的に聞こえるためのICを今回採用したのも、その理由の一つです。
DSPを使用しないという選択
現在のカーオーディオにおいてDSPは必要不可欠なものとなっています。聴く人が各スピーカーのセンターにいない、狭い空間、点在するスピーカー・・・ホームオーディオと比較すると条件が悪すぎるのですが、DSPの登場によってかなりレベルの高い調整が可能になりました。
設定がしっかりできれば最高のパフォーマンスをだせるDSPも自分が調整しようとすると少しの調整であってもかなり難しく「dBって?」「スロープ?」「カットオフ?」という人がほとんどだと思います。
今回の製品はあえてアナログで完結し、初期設定から「もう少し低音が欲しい」と感じればこのアンプに付いているドアスピーカーやウーファーのダイヤルを回せばよく、「もう少し高音が・・・」と思えばツイーターのダイヤルを回せばよいという作りになっています。ユーザーさんに音楽の聞こえたの変化を楽しんでほしい、遊んでほしい、との考えから今回はDSPを使用しないという方法を取りました。

以下のように予定しています。
3月中・・・開発完了
4月~5月・・・量産
5月・・・検査・梱包
6月・・・発送
※現時点での予定ですが、変更になる場合がございます。応援購入の数が多い場合、さらなる量産が必要となり、発送が2025年6月以降に遅れる可能性があります。その際は、お届けまでの進捗や予想されるスケジュールを随時お知らせいたします。

Q1. TOON Σシリーズはどこで製造されていますか?
A. TOON Σシリーズは、すべて日本国内で製造・組み立てを行うメイドインジャパン製品です。国内生産ならではの安定した生産体制と厳格な品質管理を実現。信頼性と耐久性の高い製品をお客様にご提供します。
Q2. 取り付けは自分でもできますか?
A. Xシリーズよりも回路や配線が複雑になっているため、オーディオに強い取り付け業者や専門ショップに依頼されることを強くおすすめします。
Q3. 純正オーディオを壊したり、車の保証が切れたりしませんか?
A. カプラーオン方式を基本としているため、純正側の大幅な加工や切断は必要ありません。ただし、車両の保証条件はメーカーやディーラーによって異なる場合があります。取り付け業者へ事前にご相談の上、保証の扱いを確認することを推奨いたします。
Q4. Σシリーズと以前のXシリーズの違いは何ですか?
A. Xシリーズはプレミアムサウンドシステム非搭載車が対象であるのに対して、Σシリーズはプレミアムサウンドシステム付き車が対象です。適合する車自体が異なります。
Q5. 対応車種はどれくらいありますか?
A. 適合表をご確認ください。それ以外の車種に関しても、開発を進めていきます。現時点では想定対応車種の7車種の展開を予定しています。
Q6. 取り付けにどれくらい時間がかかりますか?
A. 車種や作業環境、業者によって異なりますが、半日~数日ほどかかる場合もございます。取り付けご依頼の際は業者とスケジュール調整を行ってください。
Q7. プロジェクト終了後のアフターサポートはありますか?
A. もちろんございます。初期不良や製品に関するご質問など、当社が対応いたします。取り付けに関しては、対応可能な専門業者と連携してサポートする体制を整えております。
Q8. 交換や返品、修理の対応はどうなりますか?
A. 製品に初期不良が認められる場合は、保証規定に基づき交換や修理を行います。お客様都合の返品についてはお受けできない場合がございますので、あらかじめご了承ください。詳細はプロジェクトページや保証書の記載をご確認ください。
Q9. 音質はどれくらい変化しますか?
A. 既存のプレミアムサウンドに対して、厚みと鮮明さの向上、より迫力ある低音域などを強く体感いただける設計となっています。車種・スピーカー構成・個人の好みによって体感度合いは異なりますが、多くのお客様から「期待以上の変化を感じた」との評価をいただいております。
Q10. 応援購入後、どのように製品を受け取ればいいですか?
A. Makuakeのリターンとして、ご自宅などご指定の住所へ発送いたします。取り付け時はお近くの専門業者やカーショップへ本製品をお持ち込みいただくのが一般的です。対応業者情報は当社からもご案内できる場合がございますので、お気軽にお問い合わせください。
以上が、よくいただくご質問に対する回答例です。その他ご不明点や個別のご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
皆さまの車内オーディオ環境を、TOON Σシリーズがさらに上質なサウンド空間へ導くお手伝いをいたします。
papadogg846
2025.04.20
takaohiro
2025.04.19
さわやかタロー
2025.04.08