トンコハウスをご存じの方も、そうでない方も、このページをご覧いただきありがとうございます。トンコハウスは、ピクサーのアートディレクターだった堤大介とロバート・コンドウが立ち上げたアニメーションスタジオです。

昨年、このMakuakeのプロジェクトを立ち上げ、ありがたいことにサポーター1439人、支援額1246万円のご支援のおかげて「トンコハウス映画祭」を開催することができました。

Makuakeのプロジェクトでお申し込みいただき、会場に何度も足を運んでくださったファンの方々、映画祭をきっかけに初めてトンコハウスを知ってくださった方々。「トンコハウス映画祭」を通じて、本当にたくさんの素敵な方との出会いが生まれました。

映画祭開催にあたっては、本当にたくさんの方に助けていただき、至らない点も多々ありましたが、その分、ものづくりという“旅”を共有できる場所であり、人と人とのつながりを感じられる、とてもトンコハウスらしい場だと感じています。

そして今年も、新たなかたちで「トンコハウス映画祭」を開催することが決定しました！会場に来られない方もご自宅で楽しめるオンライン型のコンテンツを中心にバージョンアップした映画祭をお届けします！

昨年は新宿での開催となりましたが、会場に来られなかった方や、遠方にお住いの方からも、参加したかった…と嬉しいご要望をたくさんいただきました。

そんな声にお応えして、今年はよりたくさんの方にご参加いただけるように、オンラインでのコンテンツを充実させた新しい試みを一週間にぎゅっと凝縮してお届けします！夏の終わりに、短編アニメーションにどっぷりつかる一週間をお楽しみください！

■ 概要

開催期間：2020年8月21日（金）〜30日（日）（予定）
開催場所：映画祭特設サイト（URLは後日公開予定）

※開催期間・開催場所は変更の可能性があります。

短編 『ダム・キーパー』 / ロバート・コンドウ, 堤大介

『GIFTED』 / 中村優香

『グンター』 / エリック・オー

『ロスト・アンド・ファウンド』 / アンドリュー・ゴールドスミス, ブラッドリー・スレイブ

『マイリトルゴート／My Little Goat』 / 見里朝希

『マイ・ムーン』 / オンソン・リー

『ネガティブ・スペース』 / マックス・ポーター, 桑畑かほる

『ワン・スモール・ステップ』 / アンドリュー・チェスワース, ボビー・ポンティラス

『ウィークエンド』 / トレバー・ヒメネス

『(OO)』 / オ・ソロ

『ザ・プレゼント』 / ジェイコブ・フレイ

『アダム・アンド・ドッグ』/ ミンキュー・リー

『人間の一生（原題 A SINGLE LIFE）』/ ヨプ・ロッホフェーン, ヨーリス・オプリンズ, マリーケ・ブラーウ

『フォックス・アンド・ザ・ホエール』/ ロビン・ジョセフ

『モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本モリス・レスモアとふしぎな空とぶ本』/ウィリアム・ジョイス, ブランドン・オルデンバーグ

『ほんとうのともだち』（『こま撮りえいが こまねこ』より ）/ 合田経郎

今回も世界中からトンコハウスがセレクトしたたくさんの素晴らしい短編アニメーションが集結しました。皆様に、気軽に楽しんでほしい、短編アニメーションの魅力をもっと知ってほしい、という思いから、作品上映は映画祭特設サイト上で、全て無料で公開させていただくことにいたしました！
快く作品をご提供してくださった関係者の皆様に心から感謝いたします。

上映が決定している作品を一部ご紹介します！

（作品名アルファベット順、敬称略）

★監督トークセッション フリーパス

さらに、今回は上映作品の監督をゲストにお呼びする「監督トークセッションフリーパス」をリターンとしてご用意しました。

すでにゲストでご登場いただけることが決定している監督のみなさまを発表します！

● Andrew Goldsmith, Bradley Slabe（Lost & Found）
● Erick Oh（GUNTHER）
● Eusong Lee（My Moon）
● Trevor Jimenez（Weekends）
● Taiko Studio（One Small Step）
● Seoro Oh（OO）
● 中村優香（GIFTED）
● 見里朝希（マイリトルゴート）

and more...

作品に込められた想いや制作の舞台裏などを聞いてからご覧いただくと、作品をより楽しんでいただけること間違いなしです。

それぞれのトークの詳細は随時公開していきます。今後のアップデート情報は活動報告でもレポートしますので、ご確認ください！

昨年すぐにSOLD OUTとなり、大好評だったワークショップを、今年もご用意いたしました！

今年はさらにたくさんの方にご参加いただけるよう、オンラインで開催いたします。絵を描く方はもちろん、そうでない方にもお楽しみいただけるワークショップもありますので、ご自宅からお気軽にご参加ください。

さらに、、今年はスペシャルゲストとして、「トイ・ストーリー３」「リメンバー・ミー」の監督をつとめた、リー・アンクリッチ氏をお迎えして、堤監督とのトークLIVEをお届けします！

リー・アンクリッチ（Lee Unkrich）

1994年にピクサーに入社後、数々の名作を生み出してきた名監督。
「トイ・ストーリー２」「モンスターズインク」「ファインディング・ニモ」では共同監督を、「トイ・ストーリー３」「リメンバ・ミー」は監督をつとめています。

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トイ・ストーリー２（1999）：共同監督
モンスターズ（2001）：共同監督
ファインディング・ニモ（2003）：共同監督
トイ・ストーリー３（2010）：監督
リメンバー・ミー（2017）：原案・監督
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「トイ・ストーリー３」

「リメンバー・ミー」

リー監督と堤監督は古くから交友関係があり、堤監督がピクサーに入るきっかけとなった、恩師でもあります。

そんな二人の対談を、90分間のオンラインライブでお届け！ここでしか聞けない貴重なお話をお見逃しなく。参加チケットはリターンでお求めください！

開催日時：2020年8月30日（日）
開催時間：13:00〜14:30（予定）

● 映画祭公式パンフレットとオリジナルポップコーンセット

ご自宅で、上映作品の紹介を読みながら映画をお楽しみいただける「映画祭公式パンフレット」と、トンコハウスオリジナルデザインのポップコーンをセットでお届けします！これでホームシアターの準備はバッチリ☆

2,500円（税込）

● 監督をゲストにお呼びする、スペシャルトークフリーパス

今回作品を提供してくださった監督をお呼びして、制作の舞台裏や作品に込めた想いなどをお話いただくトークセッション。約1時間のトークをオンラインでお楽しみいただけます。

★ご登場予定の監督のみなさまを一部ご紹介

● Andrew Goldsmith, Bradley Slabe（Lost & Found）
● Erick Oh（GUNTHER）
● Eusong Lee（My Moon）
● Trevor Jimenez（Weekends）
● Taiko Studio（One Small Step）
● Seoro Oh（OO）
● 中村優香（GIFTED）
● 見里朝希（マイリトルゴート）

※日程やゲストの詳細は、随時公開していきます。

5,000円（税込）

● スペシャルトークLIVE！リー・アンクリッチ and 堤大介
ゲストに「トイ・ストーリー３」「リメンバー・ミー」の監督をつとめたリー・アンクリッチをお迎えして、堤監督との対談をお届けします！
ここでしか聞けないいろんな裏話が聞けるこの機会をお見逃しなく！

6,000円（税込）

● ライブデモ「-ONI- コンセプトアートドローイング」byロバート・コンドウ
昨年、すぐにSOLD OUTとなった人気のアニメーション講座。
今年はライブデモという形で、ロバートがONIのコンセプトアートをドローイングする様子を、オンラインでライブ配信いたします！
60分間のデモンストレーションと、30分間のQ&Aタイム、合計90分でお届けします。
ドローイングで完成したコンセプトアートは、堤監督のライブデモでペインティング予定！
※後日一般販売も予定しております。

4,000円（税込）

● ライブデモ「-ONI- コンセプトアートペインティング」 by堤大介
ロバートがドローイングしたONIのコンセプトアートに、堤監督がペインティングするリレー形式のデモンストレーション。オンラインでライブ配信いたします。
30分間のQ&Aタイムも！
※後日一般販売も予定しております。

4,000円（税込）

● ライブレクチャー「ストーリーボードの視点」by栗田唯
ストーリーボードアーティストの栗田唯氏によるワークショップ。
「ストーリーアーティストが語る、ストーリーボードの楽しさ」をテーマに、
・ストーリーボードを描くときに考えていること
・ストーリーボードの視点から、今回上映の短編作品を考察
・過去のストーリーボードを題材に考え方やプロセスを解説
などなど、お話します！
Twitter：https://twitter.com/yui_kurita
※後日一般販売も予定しております。

4,000円（税込）

● オンラインワークショップ全３回＋トンコスケッチブックセット
ロバート監督、堤監督、栗田唯氏による３つのワークショップセットに、トンコハウスオリジナルスケッチブックがついたお得なセット。

12,000円（税込）

● オリジナルアート

米国のオンラインショップで、即完売するオリジナルアート。堤監督、ロバート監督それぞれが描き下ろします。

カラー 100,000円（税込）
スケッチ 50,000円（税込）

● とにかく応援！

映画祭をもっと支援したい、という熱い応援もお待ちしております！映画祭公式パンフレットとポップコーンに加え、お礼のメールをお送りします。

10,000円（税込）

1人でも多くの方にアニメの楽しさを感じていただきたく、追加のリターンなどもスタッフで検討して行けたらと思っております。皆様にアニメの世界をお楽しみいただき、今年の映画祭の成功を応援いただけますと幸いです！

今回応援購入いただいた資金は、イベントの運営費、ワークショップの開催費、アニメーションの上映費、また、若手アーティストの支援金として使わせていただきます。

また、300万円の目標金額を達成した後は、集まった額に応じてイベントのプログラムをさらに追加していく予定です。

ピクサーのアートディレクターだった堤大介とロバート・コンドウの二人が2014年にアメリカで設立したアニメーションスタジオ「トンコハウス」。

トンコハウスの名前の由来は豚の「トン」と狐の「コ」ですが、「トンコスタジオ」ではなく「トンコハウス」にしたのは、「“家”のように人が出入りできて、“家”に来たら安心してそこに泊まってもらって、ここで力をつけたらまた違うところへ行く…。そんなことを自由にできる場があったら理想だね。」という想いを込めたから。

初監督作品「ダム・キーパー」は、2015年の米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされ、世界各地の映画祭でも20以上の賞を受賞。その作品を原作に作られた「ピッグ・丘の上のダム・キーパー」は昨年、NHKやhuluで放送されるなど、日本でもたくさんのファンの方に愛されています。

「ムーム」は、映画プロデューサー・川村元気氏と、イラストレーター・益子悠紀氏による絵本が原作の、フルCG短編アニメーション作品。世界の国際映画祭で32の賞を受賞しました。

堤大介

東京都出身。2007年ピクサー入社。アートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。ピクサー在籍中にサイドプロジェクトとして制作した短編映画『ダム・キーパー』が2015年米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。2014年ピクサーを去り、トンコハウスを設立した。

ロバート・コンドウ

南カリフォルニア出身。2006年ピクサー入社。アートディレクターとして『レミーのおいしいレストラン』『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。ピクサー在籍中にサイドプロジェクトとして制作した短編映画『ダム・キーパー』が2015年米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。2014年７月ピクサーを去り、トンコハウスを設立した。