トンコハウスをご存じの方も、そうでない方も、このページをご覧いただきありがとうございます。

トンコハウスは、ピクサーのアートディレクターだった堤大介とロバート・コンドウが立ち上げたアニメーションスタジオです。

この、トンコハウスがプロデュースする「トンコハウス映画祭」を2019年4月27日（土）〜5月26日（日）※予定　の約1か月間、新宿で開催することが決定いたしました！

トンコハウスがずっとやりたいと思っていた「トンコハウス映画祭」。夢のプロジェクトがこのMakuakeからいよいよスタートします。

今回のプロジェクトでは、トンコハウスを身近に感じていただけるような会場で開催されるワークショップのチケットや、トークイベント、その他にもさまざまなリターンをご用意しました。「ダム・キーパー」のオリジナルアートなど、当日会場に来られない方のためのリターンもございます。

世界には、まだまだ日本で知られていない素敵なアニメーション作品がたくさんあります。堤大介をはじめとしたトンコハウスは、アメリカと日本に拠点を持つスタジオとして、世界のアニメーションの“いま”をもっと日本のみなさまに届けたいという想いから、トンコハウスがセレクトした世界の素敵なアニメーションを大きなスクリーンで楽しんでいただける「トンコハウス映画祭」を企画しました。

さらに、ただ観るだけではなく、スケッチワークショップやコマ撮り体験、トンコハウスのスタジオを再現した「スタジオトンコカフェ」など、世界のアニメーションの舞台裏を体験していただけるプログラムをたくさん企画しています。そして今回開催するイベントを充実させて、みなさまにどっぷり世界観に浸っていただきたく、ぜひこのプロジェクトを応援していただけたらと思っております。

イベントをもっと楽しく、「体験」できるものにするために、みなさまからのご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

場所：EJアニメシアター新宿

〒160-0022 東京都新宿区新宿３丁目１３−３ 新宿文化ビル ４・５F

日程：2019年4月27日（土）〜5月26日（日）※予定

ピクサーのアートディレクターだった堤大介とロバート・コンドウの二人がアメリカで設立したアニメーションスタジオ「トンコハウス」。
トンコハウスの名前の由来は豚の「トン」と狐の「コ」ですが、「トンコスタジオ」ではなく「トンコハウス」にしたのは、「“家”のように人が出入りできて、“家”に来たら安心してそこに泊まってもらって、ここで力をつけたらまた違うところへ行く…。そんなことを自由にできる場があったら理想だね。」という想いを込めたから。

初監督作品「ダム・キーパー」は、2015年の米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされ、世界各地の映画祭でも20以上の賞を受賞。
その作品を原作に作られた「ピッグ 丘の上のダム・キーパー」は2017年8月からHuluオリジナル作品として配信、その後NHKでも放送されるなど、日本でもたくさんのファンの方に愛されています。

「ムーム」は、映画プロデューサー・川村元気氏と、イラストレーター・益子悠紀氏による絵本が原作の、フルCG短編アニメーション作品。世界の国際映画祭で32の賞を受賞しました。

そして現在、新しい作品の製作も進んでいます。あの「どーもくん」で有名なコマ撮りアニメーションスタジオ「ドワーフ」さんと夢のコラボレーションが実現！
「#カミナリプロジェクト」と題し、かみなりさまやかっぱなど、日本のむかし話をテーマにコマ撮りアニメに初挑戦しています。

今回、「#カミナリプロジェクト」のテスト映像を「トンコハウス映画祭」のオープニングパーティーにてお披露目することが決定いたしました！
リターンにもオープニングパーティーの招待券をご用意しましたので、ご支援・ご参加をお待ちしています！

この春、トンコハウスの出発点となった短編アニメーション映画『ダム・キーパー』が、絵本になります！

お子様から大人の方まで楽しんでいただけるよう、一から構成を考え、すべてのイラストを描き下ろした自信作です！

「ダム・キーパー」　作：トンコハウス
発売：2019年3月29日（金） / 定価：1,600円（税込1,728円）

その町は、大きなダムで、汚染された大気をせき止めていた。 ダムの上の風車小屋に住み、朝夕風車をまわして町をまもっているのは、ひとりぼっちの少年ピッグ。だが、町の人々は、ピッグをのけものにしていた。

あるとき、学校に、転校生フォックスがやってきた。ピッグは、絵が上手で天真爛漫なフォックスと、しだいに心を通わせていく。

ところが、フォックスがピッグをばかにしていたことを知り、ピッグは、悲しみのあまり、風車をまわすのをわすれてしまう。

気づくと、まっ黒な大気が、ダムをこえて、町におしよせていた――！

今回は、リターンとして、この絵本に、サイン入り限定イラスト・アートプリントをつけたスペシャル・セットをご用意しました。ここでしかご入手いただけません。ぜひこの機会に、ご参加ください!!

この絵本の発売をきっかけに、トンコハウスが考えるアニメーションの世界をもっとたくさんの人に知ってもらいたい、そんな想いからこのプロジェクトがスタートしました。

● 概要

場所：EJアニメシアター新宿

開催期間：2019年4月27日（土）〜2019年5月26日（日）

プレオープン：2019年4月26日（金）

※開催期間は変更の可能性があります。

会場は、4F「シアターエリア」5F「カフェエリア」の２つのエリアで構成されます。さらにイベント期間中は、さまざまなワークショッププログラムを開催予定！

▼カフェエリアイメージ / ラフスケッチ（変更の可能性があります）

世界には、まだまだ日本で知られていない素敵なアニメーション作品がたくさんあります。アメリカと日本に拠点があるトンコハウスだからこそおすすめできる作品を、テーマごとにいくつかのパッケージにしてみなさまにお届けします。
今後少しずつ作品情報を公開していきますので、楽しみにしていてくださいね。

※各パッケージのテーマは変更する可能性があります。
 

アメリカのバークレーにあるトンコハウスのスタジオは、2012年の設立時に自分たちの手で作りました。

たくさんのスケッチが貼られた壁。ラクガキだらけの黒板。暖かい木のぬくもりを感じられるデスク。コーヒーのいい香り…。
笑いの絶えないアットホームなスタジオは、クリエイティブなアイディアが生まれるトンコハウスの原点です。

そんなスタジオの雰囲気を再現したカフェを、会場にオープンします！ロバートの机の上に置かれたピッグのパペット、たくさんのスケッチ、コマ撮りアニメのセット…などなど。

美味しいコーヒーを飲みながら、トンコハウスの作品がどんな場所で生まれているのか、体験してみませんか？

アニメーションはただみるだけではなく、どのように作られたのか、どんなところで作られたのかを知ることで、もっともっとその魅力に気づくことができるとトンコハウスは考えています。

今回の映画祭では上映プログラム以外にもさまざまなコンテンツをご用意しました！

これらのワークショップのチケットは、リターンからご購入いただけます。「？？？」のワークショップは、支援金が集まれば実現できるかもしれないプログラムです。この他にも、集まった金額に応じてさまざまな企画をご用意しています。

● 絵本「ダム・キーパー」とサイン入り限定アートプリント

3月29日発売の絵本「ダム・キーパー」をご購入いただけます。さらに、絵本のために描き下ろしたイラストをアートプリントにしたMakuakeでしか手に入らない限定品に、堤監督&ロバート監督の直筆サインを添えてお送りします！

3,000円（税込）

● オープニングパーティーと新作お披露目会ご招待

「トンコハウス映画祭」のオープニングパーティーにご招待！最新作のコマ撮りアニメ「#カミナリプロジェクト」のパイロット版をスクリーンでお披露目！堤監督&ロバート監督が来日し、新作に込められた想いや映画祭の楽しみ方をステージで語ります。

100名 / 4,000円（税込）

● 新宿ウォーキングスケッチ（初心者向け）

トンコハウスのメンバーと話しながら、新宿の街を観察してスケッチを楽しむカジュアルなワークショップです。絵を描くことをみんなにもっと楽しんでもらいたい、そんな想いからご用意したプログラムです。ゴールデンウィークの暖かい日差しの中、みんなでスケッチを楽しみましょう。初心者の方も大歓迎！

第１回：4月28日（日）、第２回：5月4日（土）

各20名 / 4,000円（税込）

● デジタルスケッチワークショップ（中級者向け）

トンコハウスでは、実物を見ながらスケッチをする朝活、通称「トン活」を毎週実施しています。観察する力を養うことが大きな目的ですので、上手な絵を描く必要はありません。今回は、トンコハウスジャパンの長砂賀洋（ヒロ）が講師となってみなさんにトン活の極意を伝授します。

第１回：5月2日（木）、第２回：5月3日（金）

各15名 / 8,000円（税込）

● コンセプトアート学「色と光の演出」by堤大介

毎度すぐに完売してしまう、堤監督のアニメーション講座。“堤：今回はトンコハウス主催ということもあり、特別気合が入っております！”とのことですので、乞うご期待！

5月24日（金） / 150名 / 10,000円（税込）

● コンセプトアート学「世界観のデザイン」byロバート・コンドウ

この日のためにアメリカからロバートが来日し、開講します！　堤監督曰く、「ロバートの世界観のデザインはナンバーワン。ピクサーにはロバートの弟子が何人もいる」のだとか。堤監督が、日本語の通訳兼MCをつとめますので、英語がわからなくても大丈夫です。

5月7日（火） / 150名 / 10,000円（税込）

● 「キャラクターデザイン」byクリス・ササキ

日本での講座は今回が初めて！　ピクサーでは「インサイド・ヘッド」のキャラクターデザインを手がけたクリスによるキャラクターデザインの講座です。「ダム・キーパー」のキャラクターがどのようにして誕生したのか、いろいろな秘密を初公開しますので、お楽しみに！　こちらも堤監督が通訳を担当します。

5月10日（金） / 150名 / 10,000円（税込）

● アニメーション講座全３回セット

堤大介、ロバート・コンドウ、クリス・ササキによる講座全てがセットになった、10%OFFのお得なパッケージです。アニメーション制作のプロセスを横断的に学べるチャンス！　先着50名さまとなりますので、ぜひお早めにお求めください。

先着50名 / 27,000円（税込）

● あなたの名前入り「ダム・キーパー」オリジナルアート（A4サイズ想定）

米国のオンラインショップで、即完売する「ダム・キーパー」のオリジナルアート。堤監督、ロバート監督それぞれ２枚ずつ描き下ろします。今回は特別に、あなたのお名前をお入れします！　こちらは、絵本とサイン入りアートプリントがセットとなります。

50,000円（税込）

● あなたのリクエスト作品が生まれる！オリジナルアートfrom堤大介＆ロバート・コンドウ（A3サイズ想定）

堤大介とロバート・コンドウが本コース支援者の方のリクエストに答えて世界に１枚のオリジナルアートを描き下ろします。あのキャラクターの夢のコラボ作品ができちゃうかも？！ アートには、あなたのお名前をお入れします！

100,000円（税込）

※画像はあくまでもイメージです。リターンに額縁は含まれません。

● とにかく応援！

映画祭をもっと支援したい、という熱い応援もお待ちしております！絵本「ダム・キーパー」とサイン入りアートプリントに加え、お礼のメールをお送りします。

10,000円（税込）

これらのプログラムを実現するためには、空間を作ったり運営したりするのに、お金が必要です。そのために、皆様のお力をお借りしたいと思い、このクラウドファンディングを立ち上げました。

今回ご支援いただいた資金は、イベントの運営費、会場の内装費、アニメーションの制作費・上映費として使わせていただきます。

また、300万円の目標金額を達成した後は、集まった額に応じてイベントのプログラムをさらに追加していく予定です。

最後までご覧いただきありがとうございました。
「トンコハウス映画祭」はずっと前から、僕たちがやりたいと思っていた夢のプロジェクトです。支援金が集まれば集まるほど、イベント期間中にお楽しみいただけるプログラムが増え、もっともっとたのしいイベントになります。

日本であまり知られていないアニメ作品を紹介したり、海外のアニメスタジオの雰囲気を体感してもらったり、ハリウッドの作品に関わったアーティストのアートクラスを用意したり… これらを​みな​さんと共有できたら嬉しいです。

ぜひとも目標額を達成したいと思っています。みなさまのご支援、どうぞよろしくお願いいたします！

堤大介

東京都出身。2007年ピクサー入社。アートディレクターとして『トイ・ストーリー3』や『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。ピクサー在籍中にサイドプロジェクトとして制作した短編映画『ダム・キーパー』が2015年米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。2014年ピクサーを去り、トンコハウスを設立した。

ロバート・コンドウ

南カリフォルニア出身。2006年ピクサー入社。アートディレクターとして『レミーのおいしいレストラン』『トイ・ストーリー3』『モンスターズ・ユニバーシティ』などを手がけている。ピクサー在籍中にサイドプロジェクトとして制作した短編映画『ダム・キーパー』が2015年米国アカデミー賞短編アニメーション部門にノミネート。2014年７月ピクサーを去り、トンコハウスを設立した。

クリス・ササキ

カリフォルニア州在住のキャラクターデザイナー兼イラストレーター。ピクサーで『モンスターズ・ユニバーシティ』や 『インサイド・ヘッド』等にキャラクターデザイナーとして携わる。短編映画『ダム・キーパー』では、キャラクターデザインを務めた。2018年トンコハウスに参加し、現在にいたる。

長砂賀洋

鳥取県出身。短編映画『ダム・キーパー』にペインターとして参加したのち、ショートフィルム『Moom』のアートディレクターを担当。コミック版『ダム・キーパー』にペイントリードとして参加。現在もトンコハウス最新作にコンセプトアーティストして参加中。