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札幌・琴似という小さなコミュニティから始まった、夢の映画プロジェクトが今世界に!

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ストーリー

■プロジェクト概要
映画制作ワークショップを体験した中高生達が、札幌琴似の皆さんとプロの大人達のバックアップで、1年がかりで制作した長編映画「茜色クラリネット」が札幌で公開され、1000人以上の観客を集めました。そして是枝裕和監督はじめプロの映画人から高く評価され、11/1(土)~14(金)までの渋谷・ユーロスペースでの東京公開、そして全国上映、世界の映画祭へもチャレンジします。中高生たちが未来へ向かって羽ばたいていくのを、是非応援してください!

◎11/1(土)~14(金)渋谷・ユーロスペースにてモーニングショー!

★11/2(日)・3(月)はキャスト・スタッフの舞台挨拶あり

◉全国で11月~来年3月までの間で上映していく予定ですが、東京 (11/1~14日、東京・渋谷のユーロスペース)以外は、10月末までに決めることを目標にしています。

★早めにご支援いただいた方・先着30名様を、9/19(金)15:30~東京で行われる試写会にご招待します!(詳細はご購入手続き完了後、ご連絡差し上げます。)


■札幌から育つ、子どもたちの夢への第一歩―子ども映画制作ワークショップ―北海道を代表するミニシアター・シアターキノは、410名の市民株主が一人10万円を出資して、1992年に設立した(98年に移転し現在の2スクリーン体制になっています)、まさにクラウドファンディングのはしりのようなミニシアターです。 このシアターキノが中心になってNPO法人北海道コミュニティシネマ・札幌を作り、子供の映像教育を柱の一つとして活動していますが、2005年よりほぼ毎年の子ども映画制作ワークショップで、中学生による短編映画制作を行ってまいりました。

●2011年作品『命の樹』

●2012年作品『僕らの興味期限切れの夏』

このワークショップは、普段の学校や日常生活では体験できない、本格的な映画制作を目指すもので、企画、脚本、制作準備、撮影、アフレコ、編集、そして広報宣伝して上映するまで、半年以上に及びます。体験だけでなく、コミュニケーション能力や創造力を学び、大人を巻き込んでの地域の再発見にも繋がっています。

●『命の樹』撮影風景


特に近年の作品はレベルも高く、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭での公式上映、札幌国際短編映画祭での新人賞受賞、2013年のキンダーフィルムフェスティバルではティーンズフィルムコンペティションでグランプリを受賞、ソウル国際青少年映画祭に招かれるまでになりました。

●2013年キンダーフィルムフェスティバルにて

 


■中高生が初めての長編映画制作に挑戦!
これらの成果をもとに、中高生キャスト・スタッフと大人のプロキャスト・スタッフ、そして琴似地域のコミュニティの皆さんがタッグを組んで、本格的な劇場公開長編作品として結実させたのが「茜色クラリネット」なのです。

監督は高校一年生の坂本優乃さん、彼女を中心に中高生21名と、大人約30名と地域コミュニティのバックアップ(制作費600万は大人達が集めました)で、2年前の秋からプロジェクトがスタートし、昨年夏休みに撮影し、11月に完成しました。

 

大人でも子供でもない中間の「いま」だからこそ伝えられるものは何かー。坂本監督率いる中高生たちが悩み、苦しみ、楽しみながら作り上げた等身大の成長物語。かつて子どもだった大人達は、「信じるチカラ」「夢見るチカラ」を映画から感じることでしょう。作品を観た是枝裕和監督は<中学生のまっすぐな視線で撮られたこの映像に触れると「いつの間にか自分も『大人病』にかかってしまったのではないか?」という不安に襲われる。映画について、人生について大切なことを思い出させてもらいました。」と評価されました。他にも、阪本順治監督、呉美保監督、谷口正晃監督、河井真也プロデューサー、映画評論家の品田雄吉さん、森直人さん達が続々、評価のコメントを寄せてくれています。
今年春のシアターキノでの劇場公開後、11/1(土)~東京・渋谷のユーロスペースでの公開が決まり、その後、全国上映を行ってまいります。また海外の映画祭にも応募中(シカゴ・インターナショナル・フィルムフェスティバル、ニューヨーク・インターナショナル・チルドレンズ・フィルムフェスティバル)で、8/21から行われたソウル青少年映画祭では招待上映されました。また東京上映では、代表7名が東京へ行き、舞台挨拶とトークを行いますが、応援してくれる監督たちから指導をうけたり、東京の中高生との交流やワークショップも企画中で、中高生たちの可能性を広げ、成長していく「場」を創っていこうと思っています。

ただ、上映にかかる約150万の経費は、一般の方の入場料や、制作の母体と なった「コトニ夢映画制作プロジェクト」が、企業協賛やご寄付を一生懸命集めていますので、なんとかなる予定ですが、この中高生メンバーが東京公開に合わせて、東京まで行ったり、また監督他1名が試写会に合わせてキャンペーンに出 向いたり、さらに海外映画祭へ坂本監督を送りだす費用など合わせるとあと70 万円ぐらい足りないのです。その部分を皆様のご支援お願できればと思いまし て、クラウドファンディングをさせていただくことになりました。
札幌の琴似という小さなコミュニティから始まった、夢のプロジェクトの中高生たちが世界に羽ばたこうとしています。是非、皆さまの応援をよろしくお願い申し上げます。


■参加した子どもたちからのメッセージ

○●○●○坂本優乃監督○●○●○

「今回、私たちが一夏をかけて作った映画、『 茜色クラリネット』は私たち中高生が主体となって作り上げた作品です。私は初めて長編映画 を監督させて頂いて、本当に全てが新鮮で、毎日学ぶことだらけでした。

毎週末の稽古では試行錯誤して役作りに励み、渡された脚本には、カット割りを示すラインを数えきれないほど引き、休憩時間には、撮影に使う千羽鶴をみんなで折ったりして、茜色一色の毎日が続きました。今思えば、なかなかハードな準備日程だったようにも感じますが、日々着実に近付くクランクインに備えて、みんなはりきって自分の仕事をこなしていました。そんな私たちのエネルギッシュな感じがこの作品にもにじみ出ていると思い ます。そこに私たちを支えてくださった大人ス タッフの方のプロの技術や、地域の皆さんの暖かさが加わり、撮影中はいつも人と人との繋がりを感じていました。

また、撮影後には演出部の仲間とソウルの青少年映画祭にも参加し、世界各国から集まった、映画界で活躍することを目指す同年代の人たちと交流することもできました。日本にいるだけではなかなか感じることの出来ない価値観の違いや、生き生きと将来について語る姿に出会って、私もいつか彼らとともに未来の映画界を作り上げていけたならどんなに素敵だろうと思いました。

監督であれ、役者であれ、脚本家であれ、私は映画製作に関わることが大好きです。作り上げたときの達成感もそうですが、クランクイン前から漂う、これから映画を撮るぞというあの雰囲気が大好きです。楽しいことばかりが現場ではありませんが、それでもクランクイン前のあの毎日は、誕生日の朝の心が弾む感じに少し似ている気がします。自分の手で創造していくという点では、もしかするとクランクイン前の毎日のほうが楽しいかもしれません。そのくらい、好きなんです。

この映画は青春映画ですが、私たちもまた、映画の中の主人公たちと一 緒に一回り成長したように思います。 この映画を見ると、大人になるとはどういうことなのだろう、と考えるきっかけになると思い ます。子供の自分と一緒に置き忘れて来てしま った夢を、もう一度思い出せる映画だと思って います。特に親子の皆さんや、映画ファンの方 に見ていただきたいです。 東京公開という、大きな舞台に踏み込むこと で、映画の世界の厳しさも魅力も更に広がることだろうと思いますが、それをどんどん吸収して 、いつか大人になったときに夢を追う原動力に していきたいです。どうぞ、応援よろしくお願いいたします。


○●○●○役者チーム 主演・佐藤楓子さん○●○●○

伊藤茜役をやらせていただいた佐藤楓子です。
私はこの映画に関わらせていただいた事で、「自分は演技するのが好きなんだな」ということに気づきました。最初は難しくて難しくて泣きそうになることもありましたが、「楓子が茜で良かった」とたくさんの人に言われて、それが自信につながり、自分以外のものになりかわる瞬間のもぞもぞ感が楽しくて仕方なくなりました。この経験をしたことで、将来どんな形であれ演技に関わる仕事に就きたいなと思うようになりました。
さて、撮影当初からみんなの目標であった東京公開が、この11月にやっと実現されます。私たちの将来への大きな一歩が踏み出されるということです。ぜひ、私たちの気持ちを直接東京の皆様にお伝えしにいきたいと考えています。

私たちと、私にとっても一生の誇りというべきものになった『茜色クラリネット』。東京公開を必ず成功させたいです。ご支援よろしくお願いします。

 

○●○●○役者チーム  佐藤莉奈さん○●○●○

夏輝役を演じさせていただきました、高校一年生の佐藤莉奈です。
私は中学一年生の時に子ども映画制作ワークショップに出会いました。今まで鑑賞専門だったので、作る側にまわることができるなんて思ってもみませんでした。もともとお芝居が好きだったこともあり役者として参加したのですが、裏方にまわり、映画ができていく過程を体験することで、作ることの楽しさや、ただ完成品を見るだけでは知ることのできない多くの人の努力や熱意を感じることができました。本当に、関われたことを感謝しています。

「今までの集大成としてたくさんの人に認めてもらえるような映画をつくる」

だから、そうやって今回の長編の話を聞いたときは武者震いがしました。

当然求められるものは今まで以上に高く、現場は緊張感でいっぱいでした。でも、映画を愛している人たちに囲まれ、共にひとつの作品を創り上げていく……そのことが本当に楽しくて仕方ありませんでした。
プロの役者さんと共演するシーンは本当に勉強になりました。私は稽古やリハーサルでナチュラルな演技を心がけてきたのですが、「そればっかりを気にしすぎるとお芝居が起伏のないものになって見ている人に感情移入してもらえないよ」と指摘をうけました。はじめに気持ちがあって、そこから言葉や動作につながる。当たり前のことのはずなのに、お芝居になるとついついおろそかになってしまっていたことに気がつきました。ちゃんとやっているつもりでも、カメラを通して客観的に見るとあまり形になっていなかった。

『大切なのはどうみせるか。どれだけ客観的に自分を見られるか』
『台本の文字をどれだけ映像に転換できるか。そして演出から出された指示をすばやく明確なイメージで捉え、形にすることができるか』
『役者は想像力。リハーサルは本番のつもりで。本番はリハーサルのつもりで。』

これらは、三年間のワークショップを通して、私が学んだことです。
私は本気で役者を目指しています。東京公開は夢への第一歩です。

応援よろしくお願いします。


○●○●○演出チーム 福田さとみさん○●○●○

映画『茜色クラリネット』に、演出部として参加させていただきました福田さとみです。現在は高校1年生です。


この映画には、過去に2回、子ども映画制作ワークショップに参加したことがきっかけで仲間入りさせていただきました。そしてその経験があったので、私は演出部として、完成形を想像しながら撮影に加わることを意識していました。「このシーン、どうやって使われるんだろう?」と考えていたことが、編集後、その考えていたのと同じような使われ方をしたときには、思わず笑ってしまうような達成感を感じました。他に、「あ! このシーン、私がカチンコ打った所だ!」と思うのが楽しかったりもしました。
個人的なお気に入りシーンは、写真部部室の場面。このシーンもカチンコを打たせていただいたのですが、寝転んでそれをするほど狭かった! それに、壁に貼ってある張り紙とか、小道具の方が作ってくださったものがリアルすぎて……! 本当の部室なんじゃないかと錯覚するほどの出来です。そして、なんと言っても稲垣先生役・小林エレキさんがとてもキレイ!! ぜひご注目ください。
私のもう一つのお気に入りは、撮影地域である琴似です。実は舞台のほとんどが、自宅から徒歩で行けるほど近くです。まさに地元! 昔から知っていた(知っていると思っていた)“コトニ”の魅力を発見することも出来ました。

私には将来の夢がたくさんあります。そしてその中には「映画のプロデューサーになる」というものがあります。将来映画に関わっていきたいと思うことが出来たのは、この映画を作る過程に関わることが出来たからだと心から感じています。まだ小さな夢ですが、叶えたい大切な夢です。
さて、そんな、私にたくさんのものをくれた『茜色クラリネット』。なんと11月に東京公開が決まりました。決まった時は本当に嬉しかったです。東京の皆さんに見ていただいて、直接様々な意見を聞くことが、将来の糧になることは間違いないと思っています。
思い返すと、この映画を撮影したのは去年の夏休みです。もう1年が経とうとしています。ですが、たとえ長い年月が経ても、私はあの夏を忘れることはありません。『茜色クラリネット』の脚本、そして“茜色”に染まったあの夏の記憶はいつまでも私の宝物です!

 

○●○●○演出チーム  白田明花さん○●○●○

以前の子ども映画制作ワークショップで関わった短編映画『僕らの興味期限切れの夏』からの流れで『茜色クラリネット』の制作にも参加させて頂きました。今作の現場は想像以上に大変で、前作である程度の経験を積んでいたとはいえまだまだ未熟者だった私は、この状態で撮影についていけるかすごく不安を感じていました。それに、私は演出チームに所属していたのですが、このチームは他の様々なチームをまとめながら引っ張っていく“サブリーダー”だと思っていたので、「迷惑かけそうだなぁ」と心配になったりもしました。ですが、周りの人のサポートと優しさに救われ、仕事をこなすことができました。そのことを本当に感謝しています!


また、そういうサポートのおかげで精神的に一回り成長できたのと同時に、技術的な面も成長できたように思います。相変わらずまだまだだとは自覚していますが。
今作は、人付き合いだとか進学だとか現実的な要素もありつつ、夢の世界というファンタジー要素も含んだ作品だったので、その境界があいまいにならないようにすることを自分の中で一番に気を付けました。境界をはっきりさせないと、ファンタジー要素に頼ったただの“ハッピーエンド”映画になってしまいます。映像という力で見ている人に何か力を与えるものを作りたかったので、「ハッピーエンド! ちゃんちゃん!」で終わる映画にすることだけは避けたかったんです。それだと他人事で終わってしまう気がして。でも、「じゃあ境界をどう表現するか」が上手くいかなくて苦しんだことをすごく覚えています。編集するときに特殊加工する方法もあるけれど、それ以上に「もっと奇妙で幻想的に!」なんて貪欲な夢の世界を描いていました。結局、そうやって悩んだ末に早朝の道路の真ん中を横断したり魚眼レンズを使ったりなどの素敵な発想が出たので、本当に妥協しなくて良かったと思います。一人では絶対に不可能な発想だったので、大人数で作る映画の重要性を学びました。
2年間映画制作に携わって、ものすごくありきたりですが「映画はいいなぁ~」と改めて思いました。映像は見た人に何かしらの影響を与えます。何もかもがデジタル化し、飽きが来れば社会からすぐにそれらが消えていく現代において、映像というツールが何百年も生き残ってきたのはその力が偉大だからではないでしょうか。
最後になりますが……この映画をきっかけに皆様に何か変化が訪れることを願っています!Have a good time!


○●○●○演出チーム 中島 魁莉くん○●○●○


僕は演出を担当させていただいた中島 魁莉です。この『茜色クラリネット』の制作に参加した一番の理由は、映画監督になるという自分の将来の夢に近づくためです。そして実際、参加することで夢に近づけたと思います。なぜなら、制作に携わる中で多くの人と作品を作る喜びを知ったからです! 知り合いを超え、友達を超えて、一つのチームとして団結し手を取り合う場が、僕に自信をつけてくれました。
僕は今、本気で映画監督になりたいと思っています。この作品に参加する前の僕は、映画監督になるのは夢のまた夢だと思っていました。でもこの作品に参加して、夢を叶えてきた人たちには情熱があり、数え切れないほど沢山の努力があり、自分の道をしっかりと見据えていることを知ったのです。だから僕も、自分の夢を現実としてしっかり見据えるという成長を遂げることができました。
もう一つ成長できたところがあります。それは、現場で自分が何をすべきかを見極め、実行するという社会でも必要な能力です。ひとりがミスをしたらみんなに迷惑がかかってしまう。これは社会人になっても同じだと思います。そのような経験を中学生のうちにできたことは、自分にとって大きな財産でした。またこの財産を得た瞬間は、これからの課題が、見極めつつ連携をとることにあるとはっきりと見えた瞬間でもありました。そして課題があるということは、さらなる高みをめざせるということです。僕は高みをめざすことの喜びも知りました!

茜色クラリネットの制作の場は、自分の夢を成長させるだけでなく、自分自身を成長させてくれる場でもありました。沢山の人たちに支えられて完成したこの映画が、僕の人生に影響を与えてくれたことに心から感謝しています。
最後に、この体験を胸に夢を追いかけていきたいと思っています。

 

○●○●○音声チーム 鈴木智美さん○●○●○

私は中学2年生の時に役者として、昨年は音声スタッフとして映画製作に参加しました。
役者として参加した時は、制作した映画の中に存在するもう一人の自分を作り上げるのに苦労していました。役者の仕事はこのもう一人の自分を作り上げる事ですから、ある意味物足りない感じもします。多くの映画に出演している役者は映画の数だけ本来の自分とは違う自分がいるということになりますね。


中学生の時に制作した映画を改めてみると、この世界の私は不器用だなとか、気が強いなとか、さまざまな指摘をして、この世界(制作した映画)の私も現実にいるかもしれないと考えると何だか恥ずかしくなります。
昨年、つまり高校3年生の時は役者とは正反対の立場である技術スタッフとして参加しました。

音声は技術スタッフの中では最も臨機応変に動かなければならないお仕事でした。役者の立ち位置や、カメラや照明の位置を見て、自分の立ち位置を決めて音を録らなければない。さらに、録音する度に大きく場所移動をしなければならない。マイクも重いですし、機材は高いものですので、扱いには注意も必要でした。
予想をはるかに超える、体力勝負のお仕事です。
この仕事を通して、私は映画製作をより広い視点で見ていました。たくさんの人々がそれぞれの仕事をこなし、監督がまとめ、役者がそれに応えて演技をすることで映画は完成する。現実世界とは別の、私たちが作り上げた数時間だけ出現する別世界。その世界で、笑ってもらえたり、共感してもらえたり、悲しませてしまったり、感動してもたえたり、怒ってもらえたり。そういった、様々な感想をいただいてこそ、映画製作のやりがいを感じます。
私たちのメッセージをぜひ読み取って、たくさんの感想をいただけたら、嬉しいです。

 

○●○●○衣装・小道具 喜多村ひなのさん○●○●○

私は、子ども映画制作ワークショップに2年間参加したことがきっかけで、今回の映画『茜色クラリネット』の制作にも参加することになりました。
映画制作に関わってみて初めて知ったことはたくさんあります。脚本を書くときの「ト書き」や、登場人物にあった小物の細かな設定、時代に合わせてものを「汚し」する方法などなど。そしてそういう、完成した映画ではほとんど映らないところにまで気を配る、ただ映画館で見ているだけではわからないスタッフの力に驚きました

『茜色クラリネット』では、私は衣装・小道具を担当しました。ロケをした琴似中学校の制服は、販売店やスタッフの知り合いなどたくさんの方から借り、ひとつひとつタグをつけて管理しました。また、生徒のネームプレートは業者の方に借りて作りました。他にも、大人スタッフの橋場さんに作っていただいた登場人物の服装表を見て、次の日の撮影順に車に荷物を積んだり、主人公・茜の部屋の内装を考え、物を持ち寄ったり……大変な作業でしたが、ひとりひとりが一生懸命に、汗だくになりながら準備しました。無事クランクアップを迎えた時はホッとした反面、撮影が終わってしまったことをさみしく思いました。
東京公開では、私たちの努力と気持ちがたくさん詰まったこの映画が、大勢の方に感動を与えることができたらいいなと思います。


■集めた資金について
全国公開のための費用は、チラシ・ポスター・チケットなどの印刷費、予告編や劇場上映用素材(DCP)制作費、試写会費、試写状発送費、会場費、VPF費(映画館デジタル化分担金)、配給協力宣伝費など約150万円かかりますが、これらの費用は、一般の方の入場料収入や、制作母体のコトニ夢映画制作プロジェクトや地域の企業の方々のご寄付で何とか、集められそうですので、中高生キャスト・スタッフのための以下の費用に対しまして、ご支援をお願い申し上げます。

【内訳】

●10月中旬 シカゴ国際映画祭 200000円(坂本監督旅費・宿泊費)
●9/19(水) 坂本監督東京キャンペーン旅費宿泊費 100000円
50000円×二名
●11/2(日)・3(月) 中高生キャスト・スタッフの東京行き(舞台挨拶やワークショップ等)旅費宿泊費 350000円(50000円×7名)
●東京のワークショップ経費 25000円
●海外映画祭出品費 25000円
合計 700000円


■最後に

長い長い紹介を最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます。私は『茜色クラリネット』の中高生たちと2年以上のつきあい(長いメンバーはもう4年目です)をする中で、私もまた教えられたり、学んだりして少し成長したような気がします。彼、彼女たちの未来や希望は私達の未来や希望にもつながっているのだと思えるようになりました。どうぞ、皆様も、少しでもいいので応援して下さい。それが、皆様にとっての、小さな夢や希望につながっていくことを願ってやみません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

シアターキノ代表 中島洋

 

 

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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2014年10月23日までに支払いを完了した時点で購入が成立します。

子どもたちからのお礼メッセージ

1,080円(税込)

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■子どもたちからのお礼メッセージ動画
(支援していただいた方のみ、web上でご覧いただける動画です。)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています

全国共通チケット&キャラクターお面

3,240円(税込)

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■子どもたちからのお礼メッセージ動画
■トニコお面・裏面に手書き名台詞入り
■全国共通チケット
(11/1〜の東京渋谷ユーロスペースでの上映を含め上映が決まった劇場やホールなど、どこでも使えるチケットです。)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています

上記+公式ガイドブック

5,400円(税込)

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■子どもたちからのお礼メッセージ動画
■トニコお面・裏面に手書き名台詞入り
■公式ガイドブック
■全国共通チケット
(11/1〜の東京渋谷ユーロスペースでの上映を含め上映が決まった劇場やホールなど、どこでも使えるチケットです。)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています

本編DVD&映画のグッズ

8,640円(税込)

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■子どもたちからのお礼メッセージ動画
■「茜色クラリネット」本編DVD
■トニコお面・裏面に手書き名台詞入り
■公式ガイドブック
■サントラCD(非売品)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※本編DVDのみ、発送は2015年1月頃になります。

本編DVD・グッズ&北海道の野菜直送!

10,800円(税込)

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■子どもたちからのお礼メッセージ動画
■「茜色クラリネット」本編DVD
■トニコお面・裏面に手書き名台詞入り
■ロケ地・琴似の神社のお守り
■札幌・琴似の市場から野菜(じゃがいも)を直送&主人公・茜のママのじゃがいもレシピ

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※本編DVDのみ、発送は2015年1月頃になります。

本編DVD&坂本監督の初脚本短編作品DVD

21,600円(税込)

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のサポーター

■お礼のメッセージDVD版
(内容もバージョンアップしています。)
■全国共通チケット
(11/1〜の東京渋谷ユーロスペースでの上映を含め上映が決まった劇場やホールなど、どこでも使えるチケットです。)
■本編DVD
■監督・主演のサイン入り公式ガイドブック
■ロケ地・琴似の神社のお守り
■坂本優乃監督・初脚本作品「僕らの興味期限切れの夏」DVD
(東京キンダーフィルムフェス・ティーンズフィルムコンペティショングランプリ作品)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※本編DVDのみ、発送は2015年1月頃になります。

本編DVD・グッズ&北海道から季節の野菜直送!

32,400円(税込)

残り
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■お礼のメッセージDVD
■全国共通チケット
(11/1〜の東京渋谷ユーロスペースでの上映を含め上映が決まった劇場やホールなど、どこでも使えるチケットです。)
■本編DVD
■サントラCD(非売品)
■監督・主演のサイン入り公式ガイドブック
■ロケ地・琴似の神社のお守り
■札幌・琴似の市場から季節の野菜直送&主人公茜のママのレシピ(春夏秋冬に合わせ4回お届け)

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※野菜は季節に合わせて合計4回発送します。
※本編DVDのみ、発送は2015年1月頃になります。

トニ子も呼べる!上映会を開く権利(町や学校等向け)

54,000円(税込)

無制限
のサポーター

■お礼のメッセージDVD
■サントラCD(楽譜付き)(非売品)
■監督・主演のサイン入り公式ガイドブック
■上映会を開く権利(町や学校等向け)
■映画のキャラクター・トニ子招待券
(きぐるみを送ります。)
■トニコお面100枚

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※上映会詳細については、ご相談ください。

子ども映画制作ワークショップの集大成!&描き下ろしアナザーストーリー小説

54,000円(税込)

無制限
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■お礼のメッセージDVD
■本編DVD
■全国共通チケット2枚
(11/1〜の東京渋谷ユーロスペースでの上映を含め上映が決まった劇場やホールなど、どこでも使えるチケットです。)
■サントラCD(非売品)
■監督・主演のサイン入り公式ガイドブック2冊
■『茜色クラリネット』脚本担当・島崎友樹さんによるアナザーストーリーの描き下ろし小説
■子ども映画制作ワークショップ制作短編作品全6作品DVD

※リターン発送は2014年10月末を予定しています。
※本編DVDのみ、発送は2015年1月頃になります。

「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 映画・映像カテゴリの 「札幌・琴似という小さなコミュニティから始まった、夢の映画プロジェクトが今世界に!」プロジェクト詳細ページです。

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