京都の佛像彫刻工房が作るお守り

冨田工藝のプロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。私達は京都で佛像・位牌などを彫刻する工房です。

◆佛像を彫刻する際に生まれた木片 ―ほとけの子―

佛像を彫刻する際に生まれた木片に私達は『ほとけの子』と名付けました。

この木片たちの親はこれから、またはもうすでに日本のどこかのお寺に安置され、この先何十年、何百年、何千年と信仰の対象として祈られ続けていくことでしょう。

そんな『ほとけの子』たちをどうか皆様のお守り代わりにお持ちください。

◆『ほとけの子』を京都のくみひもを使って一つずつ丁寧に包み、身につけられるオリジナルのお守りを作りました。

『TAMA』 かばんなどにつけて頂けるチャームタイプ

『HIMO』 身につける事が出来るアクササリータイプ

『TAMA』と『HIMO』には『ほとけの子』が眠っています。

『TAMA』はカプセルの中に納めてくみひもで職人の手により仕上げています。

『HIMO』は飾り結びの中に納めてあります。

プロジェクト詳細

◆ほとけの子が生まれたきっかけ

私達は佛像を制作する際に、用意した材にお寺様、施主様に一刀ずつのみを入れて頂く“のみ入れ式”というものを行います。

のみ入れ式とは、一刀入れて頂くことにより佛像とお寺様、施主様そして私達を繋ぎ、気持ちを一つに佛像を造り上げていく為の大切な儀式です。

のみ入れ式により出た木片をお守り袋に入れてご参加頂いた方々にお渡したところ、大変お喜び頂いた事がきっかけで『ほとけの子』が生まれました。

佛像になるために選び、製材され、かんなをかけて磨き上げられ準備した材は彫り始める前から単なる木ではなく佛像そのものだと私達は考えます。

佛像を造る木は何でも良い訳ではありません。長い間かけて成長した数ある木の中から木目が均一で節がや割れ目がない、その時最も彫刻に適した乾燥具合の木を選び出すことから始まります。

荒彫りという作業で大まかな形を出していき、次に粗さは残りますが佛像の全体像が見えるところまで彫り進めます。そこから“佛像”のあるべき姿、形に仕上げていくのです。

手や足、特にお顔の眼は本当に薄皮一枚ほどのひと彫りで表情がぐっと変わります。最終の仕上げにはやすりなどは使わず、よく研いだ彫刻刀でツヤが出るように彫ります。お守りの中に詰められた『ほとけの子』はこうして彫り出されたものなのです。

佛像を手にすることはなかなか出来ないと思いますが、私達の思いを形にした『ほとけの子』を手に取って頂ける機会と、“誰かが毎日手を合わせる佛像を彫刻をする”という事への心構えや、佛師の仕事の一端をMakuakeのプロジェクトを通してたくさんの方にお伝え出来る事をとても嬉しく思います。

利用シーン

『TAMA』はカバンなどにつけて頂けます

『HIMO』はアクセサリーとして腕に巻いたり、２重にしてネックレスにもどうぞ

仕様

ほとけの子『TAMA』全７色

(赤・青・緑・紫・黄・白・桃)からお好きなお色をお選び頂けます

素材：木片(ほとけの子)、プラスチックカプセル、くみひも(東レシルック)、キーリング(メッキ)

※中に入る木片の木の種類はその時々彫る佛像の素材によって異なります。主にヒノキ、クス、ヒバ等ですが、木の種類をお選び頂く事は出来ません。

サイズ：直径約３.８ｃｍ キーリング直径３.３ｃｍ

ほとけの子『HIMO』全５色

(赤・青・紫・黄・桃)からお好きなお色をお選び頂けます

素材：木片(ほとけの子)、くみひも(正絹)

※中に入る木片の木の種類はその時々彫る佛像の素材によって異なります。主にヒノキ、クス、ヒバ等ですが、木の種類をお選び頂く事は出来ません。

サイズ：全長約８6ｃｍ

冨田工藝オリジナル御朱印帳

素材：ヒノキ板、紙 (図案はレーザー焼き付け)

※オリジナル御朱印帳は表紙がヒノキの木で出来ており、木目の出方、レーザーの焼き付け具合は各々異なります。

サイズ：縦１８ｃｍ、横１１.８ｃｍ、厚み約２ｃｍ

スケジュール

２０２１年５月２５日プロジェクト募集開始

２０２１年８月２２日プロジェクト募集終了

終了後、制作の後10月下旬からサポーター様へ順次発送

リターンについて

◆『TAMA』と『HIMO』と『冨田工藝オリジナル御朱印帳』の数量限定セット

①『TAMA』４つ『HIMO』４つ『御朱印帳』２冊のセット【22.300円】

②『TAMA』３つ『HIMO』３つ『御朱印帳』２冊のセット【18.400円】

③『TAMA』２つ『HIMO』２つ『御朱印帳』１冊のセット【11.500円】

④『TAMA』１つ『HIMO』１つ『御朱印帳』１冊のセット【7.600円】

◆『TAMA』と『HIMO』のセット

①『TAMA』３つ『HIMO』３つのセット【12.300円】

②『TAMA』２つ『HIMO』２つのセット【8.400円】

③『TAMA』１つ『HIMO』１つのセット【4.500円】

◆『TAMA』

①３つのセット【7.200円】

②２つのセット【5.000円】

③１つ【2.800円】

◆『HIMO』

①３つのセット【5.700円】

②２つのセット【4.000円】

③１つ【2.300円】

※表示金額は消費税・送料込みの価格です

実行者紹介

◆冨田工藝について

冨田工藝は京都で三代に渡り続く工房です。冨田珠雲と冨田睦海を中心に佛像・位牌などの佛具を制作しております。

五条にあるオープン工房では佛像や位牌などの佛具はもちろん、佛像や法話をモチーフにしたシルバーアクセサリーや、佛像彫刻教室、木で出来たご朱印帳の表紙に彫刻をするワークショップを開催しております。

是非京都にお越しの際はお立ち寄り下さいませ。

●冨田珠雲

１９７６年生まれ 冨田家次男

高校在学中に父親である冨田満に師事

大谷大学仏教学科卒業 初めての彫像は不動明王

京都佛像協会会員 大谷大学非常勤講師

●冨田睦海

１９７８年生まれ 冨田家三男

高校在学中に父親である冨田満に師事

花園大学卒業 初めての彫像はバッダバラ菩薩

アクセサリーブランド 睦海のデザイナー わらべ地蔵プロジェクトの発起人