2014年、東京で初めて設立されたワイナリー「東京ワイナリー」を応援してもらいたい。

東京都練馬区大泉学園にあるワイナリーを訪問していただき、東京産初ヴィンテージとなる2014年の試飲を体験。新酒と東京都産野菜をお分けするというリターンをご提供しつつ、同ワイナリー代表・越後屋美和が掲げる「東京の農産物のおいしさを、多くの人に伝える」という目標の実現を目指します。

東京の農業をもっと元気にしたい。

野菜の仲卸で働いていた時東京の農家さんと出会い、東京にもこんなに美味しい野菜や果物を作っている農家さんがいるんだと知って以来、この東京の農産物を広めるような活動をしたいと考えて、 ワイナリーを設立しました。

東京のぶどうを使って作るワインを東京の野菜と組み合わせて食す。東京の人にこそ、東京の食材を知って、食べて、楽しんでもらいたい！と考えています。
東京ワイナリーはほんとに小さなスペースで醸造から販売までを行っています。あくまで「手作り」感にこだわったホームメイドマイクロアーバンワイナリーは、みなさんに気軽にきて楽しんでもらうことを目的としています。

9月19日に税務署で税務署長様から手渡しで「果実酒製造免許通知書」を受け取ってきました。

写真を撮ってもらうため、道行く知らない人を呼び止め、「免許今日おりて、写真撮ってもらえませんか？」と頼んだら快く撮ってくれました！　去り際に「おめでとうございます」と笑顔で言っていただき胸があつくなりました。

facebookやメールを通じていろいろな方々から励ましや応援をいただき、いよいよ始動すると感じた瞬間でした。

9月２2日に山形県置賜地方デラウェアの初仕込みをしました。手回しの破砕・除梗機を使っての力仕事。

発酵しているプチプチプチっていう音はいつ聞いても、葡萄や酵母が生きている感動みたいなものを与えてくれます。

9月27日、こんなにきれいな色になりました！

まだ甘みが残っていて、口に含むと酸味もしっかり感じます。これからどうなっていくのか楽しみ、というかこの状態でみんなに飲んで欲しいなぁ...。

10月４日、東京産ブドウ「高尾」の圧搾作業。作業場は甘い香りが漂っていました。

色はもちろん薄めですが、「高尾」らしいチャーミングさは残っている様子。これからアルコール分析をやらなければなのですが、もう眠くてダメ…。　ほとんどすべての作業をひとりで...ボランティアの皆さんに手伝っていただいてすすめています。

火入れなしの生ワイン、デラウェア、これが東京で造った初のワインです。

瓶詰めを終えたワイン...一本一本に今の私の気持ちとここまで応援してくれた方々の思いが詰まっています。

ボランティアで協力いただいた方々、そして、このクラウドファンディングで支援していただける方....皆さんのご理解とご協力、応援と支援をいただいて、東京で初のワイナリーを始動していけます。

このクラウドファンディングでいただける支援、集まったお金が、すぐ次の仕込み、醸造のための資金になります。
そうしてまたできあがったワインを、東京の農産物とともに皆さんにお届けし、味わっていただきたい。
より多くの方に、東京の農産物との暮らしをお届けしたいというのが私の思いです。

越後屋　美和（東京ワイナリー代表）

玉川大学農学部卒。東京都大田市場の野菜仲卸勤務時代に東京の農家に出会い、「東京の農産物って実は高品質で、おいしい！」と知る。自身がワイン好きであり、東京産ブドウ「高尾」に出逢い、「ワインを入り口に、東京の農業を盛り上げたい」と、一念発起。2014年8月果実酒製造免許を取得、東京ワイナリーを設立。