「TOKYO KIMONO SHOES」は、浅草の職人が着物の美しさと本革スニーカーを掛け合わせ、新しいユニセックスファッションの形として生み出した純国産の「着物×本革スニーカー」です。

当プロジェクト実行者、そしてTOKYO KIMONO SHOESのブランド設立者である株式会社POTATOが、着物×本革スニーカーに出会ったのは2021年末。

貿易会社として、新たな事業を立ち上げ、日本の魂が宿る、海外の方が驚くほど喜ぶ商品開発を進めている中での出来事でした。

それから着物×本革スニーカーを、グローバルブランド商品として、ユニセックスで楽しんでいただけるように、木型を幅広に見直し、大きいサイズを導入、カットインソールを変更するなどの改良を、製造元の「有限会社アクスト」との強力タッグの下に実施。

世界に先駆け、日本の美と職人の技術の魅力が詰まった本革着物スニーカーを、まずは日本の方に履いて頂きたい、という思いのもと当プロジェクト実行に至りました。

「着物と本革」というファッション性の新しさだけではなく、長年の靴改良の経験を持つ製造者だからこそ実現できた「履きやすさ」「歩きやすさ」が特徴です。

製品紹介

「TOKYO KIMONO SHOES」の製品概要をご紹介します。

主な特徴：

使用される着物は1点もの：

着物×本革スニーカーには、成人式や婚礼などの機会に特別にあつらえた後、出番のないまま家庭のタンスなどに仕舞い込まれている高級着物が、デザイナーにより厳選されたうえで、アップサイクルされています。

この世に2つとない、自分だけの着物柄との巡り合わせも、楽しんでいただけたら幸いです。

着物×本革の融合：

靴「くつ・あし・あるく」ことの研究を重ね、靴の改良を続けてきた経験と知識で、靴職人が良質な着物と本革を丁寧に融合させ、その形をハンドメイドで作り上げます。

余すところなく着物×本革の魅力が生かされたTOKYO KIMONO SHOES。その数々の魅力をお届けします。

着物×本革スニーカーの製造者は、浅草で約70年もの間、靴を作り続けている製造者「有限会社アクスト」。「くつ・あし・あるく」ことの研究を重ね、靴の改良を続けてきた経験と知識をもとに、熟練の靴職人が、着物と本革を丁寧に融合させ、作り上げます。

素材は全て高品質＆メイド・イン・ジャパン。着物は、「正絹であること」、「レザーと合う柄」という基準で厳選しています。選ばれた着物の中から、さらに靴に使用される最適な部分が選ばれ、切り抜かれます。

高品質の素材を存分に生かし、世界に誇る着物×本革スニーカーを作り上げる、浅草の熟練クラフトマンの技を一部ご紹介します。

〜TOKYO KIMONO SHOES が作り上げられるまで〜

①着物を型に合わせてカットする

型紙に沿って着物を断裁します。切り取る部分によって柄が変わるので、二つとして同じ柄にはならないのがこの靴の魅力です。

②革の細部を漉く

柔軟性や軽さなど、より履きやすさを追求して細部を漉いてきます。革の厚みは一定ではないため、職人の力量が試される工程です。履き心地の良さの追求は細部までのこだわりの積み重ねです。

③レザーと着物を縫製

高品質の革と着物をつなぎ合わせる、丁寧な縫製。そのステッチを見れば一目瞭然です。

④釣り込み

甲部周辺を引っ張り、靴型に密着させ中底に固定させます。靴の形を作る重要な工程で、熟練の職人技により歩きやすさにこだわった、ブランド独自のシルエットを生み出します。

⑤圧着

釣り込みの終わった甲部の底面とアウトソールを接着するため圧着機で底付けをします。

⑥検品・仕上げ

一足ずつ丁寧に検品し、微調整します。

⑦完成

こうして、TOKYO KIMONO SHOESは職人の手によって一足ずつ丁寧に作られています。

これまで数々の有名ブランドの靴製造を手掛けてきた製造者である「有限会社アクスト」。TOKYO KIMONO SHOESでもその長年かけて蓄積された、“歩きやすさへの工夫”が靴の至るところに施されています。

数々の試行錯誤を重ねてたどり着いた、ソールのかかと高は「25mm」。踏み込み、着地し、次のステップへ移行する際に、スムーズかつ安定した足の運びが可能になり、歩きやすさにつながります。

中底（写真中央部分）には、シャンクと呼ばれる細い鉄の板が入っています。歩行を安定させるための重要なパーツで、歩く時にかかるエネルギーを補助して安定性を高める役割を担います。

中敷には、クッション性の高いカップインソールを採用。厚みのあるインソールは歩行時の衝撃を吸収します。

アウトソールには、滑りにくい国産ラバーソールを使用。しっかりと地面を捉え体を安定させます。

一点ものの着物を裁断して使用するため、生地の切り取り方によって柄は異なります。

※革の色に合う着物を弊社で厳選しております。詳しくは後述の「カラー/サイズ」をご覧下さい。

着物のベース色は完成画像サンプルと同系統の色を選定するため、ベース色は保ちつつ、柄は届いてからのお楽しみ。その一期一会のめぐり合わせを、どうぞご堪能ください。

一組の靴でも、左右の柄は非対称。画一的ではない面白さもこの靴の魅力です。世界に一つしかない自分だけのスニーカーは、より一層愛着が湧くはずです。

足元にちょっと着物柄が見えるだけで、思わず微笑んでしまいます。

この一足があるだけでおしゃれ度がアップ！

カジュアルはもちろん、少しフォーマルなオシャレが必要なシーンでも着物と本革から上品な雰囲気が出てきます。

シンプルなファッションにも、着物柄が映えます。

敷居が高いと思われがちな着物を、こんなにも手軽に取り入れられる「TOKYO KIMONO SHOES」。履くだけで全身がオシャレになります。

カラー／サイズ

＜カラーは６種類＞

※上記ご説明の通り、着物の柄は1足ごとに異なります。

使用するレザーに合わせて合う柄を弊社で厳選いたします。

靴の写真の下に実際に使用されるほかの着物柄の一部の写真がございますので、ご参考にして下さい。

①ブライトシルバー（紐白）

着物柄参考イメージ：

白色系の着物が使用されます。

②マットシルバー（紐黒）

着物柄参考イメージ：

黒色系の着物が使用されます。

③ブラック（ベルクロ黒）

着物柄参考イメージ：

黒色系の着物が使用されます。

④レッド（紐白）

着物柄参考イメージ：

赤色系の着物が使用されます。

⑤ネイビー（紐白）

着物柄参考イメージ：

ネイビー色系の着物が使用されます。

⑥ホワイト（紐白）

着物柄参考イメージ：

白色、グレイ色系の着物が使用されます。

＜サイズ展開＞

21.5cm／22.0cm／22.5cm／23.0cm／23.5cm／24.0cm／24.5cm／25.0cm／25.5cm／26.0cm／26.5cm／27.0cm／27.5cm／28.0cm／28.5cm／29.0cm

※少し余裕のあるフィッティング感がお好みであれば、0.5～1cm程、大きいサイズをお勧めいたします。

FAQ

Q：着物の柄は選べますか？

A：TOKYO KIMONO SHOESはアップサイクルされた一点ものの着物をしているため、デザイナーが厳選した着物との巡り合わせをお楽しみいただけると幸いです。

着物選定においては一定の基準を設けております。

（基準１）着物のベース色（たとえばレザー色が銀の場合は着物のベース色は黒）は完成画像サンプルと同系統の色を選定します。

（基準２）着物の柄はサンプルと異なる場合がありますが、レザー色はじめ靴全体の色合いが馴染むように、弊社で選定をさせて頂きます。

Q：お手入れはどのようにしたらよいですか？

A：着物は正絹を利用しておりますので、1週間に一回ほど防水スプレーをしていただけると汚れが付きにくくなります（このお手入れ頻度は多くのレザースニーカーメーカーが推奨しております）。尚、レザースニーカーとなりますので水洗いはお控えください。

Q：雨の日でも使用できますか？

A：レザーを使用しているので、靴内部に浸水するほどの雨の日はご使用をお控えください。また、水による汚れを防止するためにも上記の通りこまめな防水スプレーによるメンテナンスをおすすめしております。また、天然皮革なので水濡れによる靴の中での色移りが発生する場合もあります。

Q：リターンが届く時期を教えてください。

A：9月初旬より順次発送を開始し、超早割と、早割の限定分に関しては、9月末までに発送完了予定です。

Q：商品はどのように届きますか？

A：応援購入いただいた方のご住所に、佐川急便にてお届けいたします。送料は今回のご購入の御礼を込め、当方で負担をさせて頂きます。

Q：商品に不備があった場合はどうしたらよいですか？

A：厳格な検査体制を敷いておりますが、万が一商品に欠陥等があった場合は、商品到着より10日以内に弊社宛にご連絡ください。

修理または交換をさせていただきます。なお、商品不備にかかわる送料は弊社負担とさせていただきます。ただし、初期フィッティング確認以外の使用後の返品・交換は致しかねますのであらかじめご了承ください。

Q：サイズ感はどのような感じですか？

A：長さに関しては、cm通りの型を使用し製作しております。

cm通りとは、足の踵を垂直な壁につけた状態で、壁（踵の始点）から一番長い脚の指先までの直角の線の距離を指します。

幅については、今回木型を幅の調整を行い、日本人の足に対応した設定となっております。

長さ、幅ともに、少し余裕のあるフィッティング感がお好みであれば、0.5～1cm程、大きいサイズをお勧めいたします。尚、レザースニーカーのため履いているうちに足に馴染みます。

プロジェクト企画実行者

株式会社 POTATO

2021年11月に1984年生まれの同年代3名が結集し創業。「日本の良いモノとコトで世界が喜ぶ」ことを目的に事業活動を行っております。

昨年末アクスト様と出会い、職人技で本革スニーカーと着物を繋げられていることを知りました。以降、強い協力関係の下、職人が繋ぐ日本の美と技術を世界に広めることを共通の目標として、「TOKYO KIMONO SHOES」を立ち上げました。世界進出の為、木型や細かい仕様を見直し、当プロジェクトの準備を進めてきました。

まずは日本の皆様にこの靴のすばらしさをいち早く伝えたい、一人でも多くの方に届けたいという思いでプロジェクト実行に至りました。

当プロジェクト後は、TOKYO KIMONO SHOESの世界販売に向けた活動をしてまいります！

製造者

有限会社 アクスト

浅草で70年以上靴製造をし続け、「くつ・あし・あるく」ことの研究を重ね、改良を続けてきました。職人の技術を世代を超えてつなぐとともに、日本の文化を靴にのせて世界に発信する取り組みを、実行者である「株式会社POTATO」とともに実施しています。