浜松が誇る特産品ブランドみかん「三ヶ日みかん」を使用

温暖な気候と豊かな自然に恵まれた静岡県は、全国でも有数のみかん産地として知られています。なかでも浜松が誇る特産品のみかんが、「三ヶ日みかん」。甘味と酸味のバランスが秀逸で、コクのある味わいが特徴です。果汁をギュッと凝縮したような濃い味で、市場でも高く評価されています。

三ヶ日みかんの産地・浜松市は全国でも日射量非常に多くで、さんさんと降り注ぐ日光がみかんの甘味を増幅させます。さらに、三ヶ日町の水ハケの良い土壌は、従来のみかんにはないコクを生み出します。
こうした特別な自然環境のもとで栽培されたみかんは、地元の人たちの努力により「三ヶ日みかん」という一流ブランドに成長しました。

そんな三ヶ日みかんを使用した「三ヶ日みかんワイン」は、年間30万人の人が訪れる農業公園・はままつフルーツパークと、長年みかんに特化したお酒を醸造・販売してきた東伊豆醸造所がタッグを組み、誕生した新感覚のワインです。

三ヶ日みかんの濃縮果汁をふんだんに使用した三ヶ日みかんワインは、甘口と辛口の2種類を展開。一般的なワインのアルコール度数は12%程度ですが、三ヶ日みかんワインは甘口で4%、辛口で8%と低アルコールのため、普段あまりワインやお酒を飲まない方でも気軽にチャレンジできる、飲みやすいお酒です。

三ヶ日みかん特有の甘味と酸味のバランスがしっかりと生かされた甘口ワイン。みかんのフレッシュさや「凝縮感」がたっぷりと感じられ、まるでジュースのような飲み心地が特徴です。甘味を生かしつつも、すっきりとした爽快感があるため、くどくなくて上品な味わい。酎ハイ代わりに愉しむのはもちろん、食前酒や食後のデザートとしてもオススメです。

甘さが抑えられている分、すっきりとさわやかな味わいの辛口ワイン。みかんならではの酸味や柑橘の香りがふんわりと広がり、スーッと鼻を抜けていきます。ワイン特有の渋味はぐっと抑えつつも、白ワインのような口当たりのよさはそのままに残し、華やかで幸福感のある印象に仕上げました。和食などのさっぱりとしたお料理はもちろん、脂っこいお料理と合わせると、みかんのさわやかな味わいが口の中をほどよく中和してくれます。

味だけでなく見た目も全く新しいのが、三ヶ日みかんワイン。
「ワインを飲んだことがない方にも、気軽に手に取っていただきたい─」
そんな想いから、パッケージにはオリジナルのスパウトパックを採用しました。
いつでもどこでも気軽に愉しめるスパウトパックで、日常にワインを添えてみませんか？

飲みきりサイズで
いつでもフレッシュな味わい！

「家でワインを愉しみたいけれど、ボトル１本は飲みきれない…」
そう感じている方は少なくないはず。ワインは一度開封すると鮮度が落ちやすく保存も難しいため、家で愉しむにはハードルがやや高めです。

そんなお悩みを一掃するのが、このスパウトパック。
1袋180mlの飲みきりサイズだから、残してしまう心配もなく、みかんワインをいつでもフレッシュな状態で味わえます！

冷蔵庫にコンパクトにしまっておける！

冷蔵庫の容量には、限りがあるもの…。
スパウトパックなら、ビンのように割れる心配もなく、隙間を活用してしまっておけるので、収納が楽ちん。かさばらず重くないので、持ち運びの際も負担になりません。

ワインオープナーも必要ナシ！
キャップを開けたらグラスに注いでも、そのまま飲んでもOK

開栓はキャップをくるっと回すだけ。
ワインオープナーがいらないため、グラスに注いで飲むのももちろん良いですが、そのまま飲むことだってできちゃいます。
キャンプやピクニックなど、グラスを持ち運びづらいアウトドアシーンにもぴったり！

飲み終わったらプラごみにポイ！

ボトルワインのハードルが高いもう一つの理由、それは後片付けの手間。
ワインボトルは、資源物としてまとめて捨てるときに重たく負担になります。
ごみ収集の日をうっかり忘れて、また1週間ボトルを部屋に放置…なんていうことも。
でも、軽くてコンパクトなスパウトパックならゴミを捨てる際もお手軽です。

最近では、若い方のお酒離れが著しく、良いお酒を手軽に楽しんでいただきたい！という思いがきっかけです。 苦手という意識を少しでも払拭できればと思い、手軽、少量、低アルコール、浜松の特産品を商品テーマとしております。 歴史あるお酒の文化をポップに慣れ親しんでもらえればと思います。

試飲会と改良を繰り返して生まれたみかんワイン

三ヶ日みかんワインは、スタッフや一般の方の間で何度も試飲会を実施し、いただいた声をもとに改良を重ね、現在の味にたどり着きました。
ここでは、現役女子大生に参加していただいた試飲会の様子をレポートします。

試飲会に参加してくれたのは、静岡文化芸術大学の学生サークル「どうまいら！ 浜松」に所属する4人の学生。「どうまいら！ 浜松」では、地元の食材を扱う浜松市内の飲食店を取材し、編集したショート動画をInstagramやTwitterなどのSNSで発信する活動をしています。試飲会では、グルメ感度の高い彼女たちならではのリアルな感想をたくさんいただきました。

普段ワインはあまり飲まないのですが、三ヶ日みかんワインの甘口はみかんの甘みが前面に出ていて、ジュース感覚で飲めちゃいました。辛口も、飲む前は少し身構えてしまったけれど、想像以上に飲みやすくてびっくり。ほんのりとフルーティ感がありつつ、すっきりした味わいです。スパウトパックもすごくかわいいので、みんなで持って写真を撮りたい！

私は炭酸が苦手なので普段から白ワインを飲むことが多いのですが、辛口はまさにそんな私好みな味わいでした。単品で飲むなら、甘口のほうがみかんの味が濃くて好きだけど、私はごはんと一緒に愉しみたいから辛口派かな。お出汁のきいたお料理なんかと良く合いそうです。

私はお酒が弱くて、ワインは正直あまり好きじゃなかったんです。でも、三ヶ日みかんワインの甘口は本当にジュースみたいな感じ。思わずゴクゴク飲んでしまいそうなくらいでした（笑）。飲んだあと、みかんのいい香りが鼻を抜けるような感覚がとても好きです。辛口も、ほのかにお酒っぽさはあるけれど飲みやすくて、これなら挑戦できそう！

以前、他の辛口ワインを飲んだとき、すごく辛くてアルコール感が強かったので苦手な印象があったのですが、この三ヶ日みかんワインは辛口でもアルコールのクセを感じません。普段お酒はお店では飲むけれど、一人暮らしでビンや缶のゴミは2週間に1回しか出せないから、お家ではあまり飲まないかな。でもスパウトパックなら捨てるのも簡単なので、お家でも気軽に飲めそうで嬉しいです。

三ヶ日みかんワインができるまで

三ヶ日みかんワインの開発を手掛けたのは、静岡県東伊豆町で地元の温州みかんを使ったワインを30年以上醸造・販売してきた東伊豆醸造所。
みかんワインに特化し、30年以上のノウハウを培ってきた東伊豆醸造所は、まさにみかんワインのプロフェッショナルといえます。
静岡県でNo. 1のブランド力を誇る三ヶ日みかんと、みかんワインづくりを長年追究してきた東伊豆醸造所との邂逅…。
そこから生まれた三ヶ日みかんワインは、素材と技術の両面から自信を持ってオススメできる一品です。
「せっかく30年以上やってきたのだから、今回は今までよりももっと良いものが作れるだろうという想いで、開発を進めてきました」と語るのは、東伊豆醸造所 工場長の安藤秀之さん。続いて、安藤さんに伺った三ヶ日みかんワイン誕生秘話をご紹介します。

Q. 開発を進めていくなかで苦労したことは？

三ヶ日みかんと聞いたとき、おそらく多くの方はみかんのフレッシュな香りや甘さ、さわやかさといった面で、一般的なみかんよりもワンランク上のものを想像されると思います。
三ヶ日みかんのそのようなブランドイメージを崩すことなく、どのようにお酒として表現していくか？というところが一番悩みましたね。
長年培った知見があるとはいえ、作り手側の想いだけが先走ってしまっては意味がありませんから、お客さまの声を吸い上げた上で改良を重ねるという工程を大切にしてきました。

Q. みかん本来の味わいを打ち消さないために工夫したことは？

基本的には、あまりゴテゴテと味付けするのではなく、三ヶ日みかん自体の味をきれいに表現するということを意識しています。つまり、なるべく酸化させないということ。きれいに発酵させたら、そのあとは温度管理を徹底したり、空気と触れないようにしたりして丁寧に管理していくことが肝になります。
これまで30年以上みかんワイン作りをしてきた中で、もちろん挫折や失敗はありました。
そうした経験も踏まえた上での三ヶ日みかんワインなので、品質の高さには自信があります。

Q. これまで作ってきたみかんワインと今回の三ヶ日みかんワインには、どんな違いがありますか？

まず圧倒的に違うのは見た目ですよね。これまで私たちが作ってきたみかんワインはボトルでの提供でしたが、今回は180mlという小さいサイズのスパウトパックということで、そうした見た目の手軽さを、中身にも反映させようと考えました。そのため、アルコール度数も従来のワインよりぐっと下げています。
最近は、若い方は特にお酒を飲む機会が減っていますし、お酒の消費量自体もどんどん低下している状況ではありますが、この三ヶ日みかんワインは、これまでお酒を飲む機会があまりなかった方や、成人を迎えてこれからそういう機会が出てくるであろう世代の方にも、気軽に手に取っていただける商品になっていると思います。

Q. 三ヶ日みかんワインの、特に自信のあるポイントを教えてください。

甘口は本当にジュースのような感覚です。その中で、三ヶ日みかんの香りと爽やかさ、甘味と酸味のバランスがよく取れていると思います。一方で辛口は、甘さが抑えられているので非常にスッキリした口当たりです。みかんの甘味よりも酸味が前に出てくるイメージですが、その酸味もシャープなものなので、白ワインよりもっと軽やかで飲みやすいものに仕上がっています。

みかんに限らず、野菜やくだものなどの農産物には、市場での流通をスムーズにするための「規格」というものが存在します。
農産物は、色や形、大きさ、品質などの基準に基づいて設定された「規格」によって区別され、「規格外」と判断されたものは、味や品質に問題がなくても廃棄されてしまうのです。
こうした「規格外品」はフードロスの一因にもなっています。

三ヶ日みかんワインには、三ヶ日で収穫されたみかんのうち、規格外品としてはねられてしまったものの濃縮果汁を使用しています。
本来ならば十分に美味しく味わえるのに捨てられてしまうはずだったみかんがフレッシュで香り豊かなワインに生まれ変わりました。

はままつフルーツパーク時之栖 マネージャー（園長代理）

芦沢 拓麻

三ヶ日みかんワインは、はままつフルーツパークと御殿場高原ワイン、東伊豆醸造所とのマリアージュによって生まれた商品です。普段あまりお酒を飲まれない方向けのものではありますが、甘口・辛口の２パターンがあり、幅広い方に愉しんでいただけると思います。デザインもキャッチーなものに仕上がったので、いろんなシーンで活躍してほしいです。試飲会でも「おいしい！」というありがたいお声をたくさんいただいたので、ぜひ多くの方に味わっていただきたいと思います。

御殿場高原ワイン株式会社 取締役

樫原 昭博

通常のワインは40代から50代くらいの方が主なユーザーになってくると思いますが、今回の三ヶ日みかんワインは、お酒が飲める年齢になったばかりの20代の方々や、普段を飲まれない方でも一度チャレンジしてみてほしいという想いで作りました。健康的で、はつらつとしたワインの味わいをぜひご堪能ください。

御殿場高原ワイン株式会社 東伊豆醸造所 工場長

安藤 秀之

今回こうして新しい製品の開発に携われたのは、私にとってはとても幸運なことで、本当にありがたい機会でした。30余年蓄積してきたノウハウを活かせるような商品設計をしたつもりなので、今までの通常商品よりも良いものができたと自負しています。三ヶ日みかんの魅力を、ワインを通して感じていただけたら幸いです。

Q. ボトルワインと味や香りの違いはありますか？

A.特別な材質の容器を使用していますので、ボトルワインとの違いはございません。

Q. 1パックでグラス何杯分でしょうか？

A.一般的なワイングラスの約1杯分です。

Q. アルコール度数を教えてください。

A.三ケ日みかんパックワイン甘口：4%
三ケ日みかんパックワイン辛口：8%

Q. 賞味期限はありますか？

A.賞味期限はございませんが、商品到着後、早めにお飲みいただいた方がよりおいしくお愉しみいただけます。

Q. 一般販売は予定していますか。その場合、どこで購入できますか？

A.Makuake終了後にみかんシリーズのワインに関しましては、はままつフルーツパークときのすみか、同パークのECサイトにて販売を予定しております。

容量：180ml
大きさ：190×82×45(mm)

＜アルコール度数＞
三ケ日みかんパックワイン甘口：4%
三ケ日みかんパックワイン辛口：8%