※ゴトク部分は、オリジナル同様に滑り止めの溝加工となる

オリジナル形状そのままに、素材をチタニウムへ。

一般的にチタニウムは軽く強度があり、熱伝導率が非常に低いために熱せられても冷めやすい性質があると言われている。

オリジナルST-310の脚はスチール製のため非常に高温になり、バーナーに火をつけると1~2分後には、触れられないほどの高温になるが、チタニウム製の脚に交換するとかなり熱さが抑えられ、下部なら触れることも可能だ。

消火２~3分後には、上部のゴトク部分でさえも触れられるほど冷却が早いのだ。

※ゴトク部分に溝加工が施されていないが、オリジナル同様に溝加工に変更

ST-330用の脚の高さはオリジナルの高さが90mmに対し、20mm高くなる110mmも用意してある。

110mmの高さは一般に多く販売されている、ST-310用の遮熱テーブルに合わせた高さとなる。（ST-310・340の脚の高さは、110mm）

その他の変更点は、取り付け後もメンテナンスが容易にできるナットに変更したところ。

※ナットのお陰で脚が押し上げやすくなった

4枚の板を組み合わせ、凸型のパーツを乗せるだけで出来上がる風防兼ゴトク。自然相手となる風の対策はとても重要。

組み立てると長方形だが、凸型パーツが重なると正方形へと変化する。これで小さなクッカーが安定して乗せられる。

機能だけでない、バーナーに乗せた瞬間の佇まいに思わず笑みがこぼれる。

凸型パーツは脚と同じチタニウム製の4mm丸棒

遮熱テーブル使用時にも乗せることができる

炊けた。蒸らしてる間に次の料理だ。

チタニウム製の8枚のパーツを組み合わせる時間はゆっくりと流れる。

沸かしたケトルやホットサンドメーカーなど、一瞬バーナーの上から、どかしたいときに使うチョットしたテーブル。

サンドイッチメーカーはテーブルと風防の凹部分に乗せると、支えなくても安定するのだ。

このST-330との相性の良さを見て欲しい

ときには、バックアップで持ってきたアルストのゴトクとして使わせていただく。

オリジナルには四角いワイヤーが火力調整ツマミとして付いているのだが正直回しづらい。火力調整がすみやかにできるよう筒型の個体へと変更。

オリジナルのワイヤーの場合、一度に半回転しか回せない。

ノブが丸いと一度に1回転できる。

ST-310,340用のノブはくびれのおかげで、折り畳んでも脚にぶつからないデザイン。

※チタニウム製

CB缶・OD缶のキャップが共通で使えることはあまり知られていない。

購入時に付いてくる縦長のキャップはどうも好きになれない。

ノブと同じデザインにすることで一体感が生まれる。

ガスの差込口を守ると共に、CB缶のチープに見える部分を、布製カバーと一緒に包みたい。

※チタニウム製

家庭用コンロと比べるとキャンプ用のバーナーはやはり火口が小さい。

合わせるクッカーも軽さ重視なので薄い金属製のものばかり。

たとえチタン製のクッカーでも、焦がさず美味しいご飯を炊きたいならこのプレートは必須。

まるでスキレットを使っているかのように、クッカーの底にムラなく熱を伝える。点で温めるよりも面で温めた方がムラなく均一に温めるので焦がさない。また吹きこぼれが抑えられるのでクッカーやバーナーも汚れない。

ただ保温・蓄熱性能が非常に優れているので、輻射熱や火加減には十分気をつけて頂きたい。（中火以下の厳守）

また凍った肉などは自然解凍を待つことなく、食材をプレートに置くだけ（加熱は必要無し）で、鮮度を保ちつつ素早く解凍できるなんて便利この上ない。

底が歪なたこ焼きの鉄板も安定して置ける。何より嬉しいのは端や中心部も均一に焼けて美味しいのだ。

※付属のリフターは、通常とは逆向きに引っ掛けるようにすると持ちやすい

手持ちギアと趣向性が違う裸のCB缶が一緒では味気ない。

チタニウム製のCB缶キャップと一緒に使用したい。

このCB缶キャップが無くならないよう専用のポケットも付いている。

コンテナの中にCB缶を入れてしまうと嵩張るが、コンテナサイドのループに引っ掛けると逆に嵩張らないのだ。

※CBODのワッペンは開発中のもので、実際はもう少し小さくなる

大事なギアを守るのは当然だ。この専用ケースは嵩張るが仕方がない。（その代わり風防のゴトクなども一緒に入ってしまうのだ）

なんでもないブリキ製の缶にバーナーの形状に完全に合わせたEVAスポンジをIN。

たったこれだけだがホールド感がぜんぜん違う。

スッポリと綺麗に収まる姿に惚れ直すかもしれない。

CB缶が出ていった空間に置かせていただこう。

ST-330専用ケースは90・110mm共に対応している。

取り扱い方法

購入時は突起同士が同じ向きでロックが効いて外れない状態。

先の細いペンチ等を使い、黒い樹脂パーツの突起を脚の突起から90°捻るとロックが外れる。

引き抜くときは、バネと一緒に黒の樹脂パーツに羽が生えてどこかに飛んでいってしまうので最新の注意が必要だ。

なので、握ると開く専用の工具が付属する。

専用工具を使うと力づくで外さなくてもよくなるので、パーツが無くなる可能性がきわめて少なくなると思われる。と共に、黒の樹脂パーツを傷つけずに簡単に外すことが可能となる。

（ST-310（旧モデル）の場合はレンチ等でナットを取り外すだけ）

ST-330の脚の外し方

専用工具で、皿の様なワッシャーを左右から少しづつ上方へ持ち上げ取り外す。

※脚は全てを取り外さず、一個外しては一個付けるようにするとバネの位置や脚の通し方などに迷わない

脚の滑りが気になる方は、付属の滑り止めシリコンチューブを脚に差し込むと解決する。

※脚を取り替える前に石鹸等で濡らし滑りを良くしてから、タオルを使うと差し込みが容易となる

※シリコンチューブの長さは写真の通り、脚が擦れる部分のみの長さとなる

インストールの仕方

脚のゴトクを差し込みバネを差し込む。

付属のナットを最後まで閉めて完成。

ST-330の場合も、脚を差し込みながら途中でバネを差し込む。

そしてナットを最後まで閉めると完成となる。

また元の脚に戻す場合は、脚のゴトクを外したら、脚の突起と樹脂パーツの突起を合わせそのまま押し込むと完了する。

ST-330の場合は、ワッシャーの様な皿の歪みを直し、上から脚の窪みまで押し入れるだけで元に戻る。

注意事項

黒のプラパーツとバネを外す際にケガに注意。

無理に外そうとすると怪我の原因となる。

外す際にパーツ類の紛失にも十分気をつけてほしい。

また、熱伝導の低いチタニウム製だとしても、強火で長時間使用すると、触れる位置によっては、どうしても高温になってしまうのでやけどには十分注意していただきたい。

1,パーツ(A)にパーツ（B)を交差させ組み立てる。

2,凸型パーツを乗せて完成。

3,ST-310・340・330のゴトクの脚に挟み入れる。

この時、風向きによって風防の差し込む向きを変えると、より風防効率が期待できる。

※縦・横どちらにも嵌まるので、風向きによって使い分ける

1,パーツ(A)にパーツ(B)を交差させ組み立てる。

2,その上にパーツ(C)も交差させて完成。（写真2）

3,パーツ(B)の丸い穴は、CB缶OD缶兼用キャップの待機所だ。

4,テーブルを動かすときは、テーブルの角を３本の指で挟むように持つとパーツが外れず移動可能。

注意事項

アルコールストーブを使用する場合は、CB缶OD缶兼用キャップは外すことを忘れてはならない。熱さでキャップのゴムパッキンが焼けると使用できなくなるためだ。

1,オリジナルのノブを外すには、ワイヤーノブを外側に開きながら外す。

（先端の差し込んだ物を左右引き抜く感じ）

2,ノブを外した火力調整の棒を、時計回りに回しきる。

3,バーナーをひっくり返し天地を逆にする。

4,付属の六角レンチでノブのネジを閉める。

真下にノブのネジが来るようにすると見栄えが良いのだ。

※ノブはガスを完全に閉じた状態で、ネジが真下に来るように設計されている

注意事項

取り付けの際、ネジは強く締めすぎないよう注意が必要。

付属のレンチをネジの奥までしっかり差し込みジワーっと閉めるべし。

ネジ山をナメてしまうと外せなくなる可能性があるので注意。

1,縦長キャップを外し取り付けるべし。以上！

プレートの裏側には、ST-310・340・330のゴトクに合わせた溝がある。

溝に合わせて乗せると、ゴトクとプレートが噛み合い固定される。

中央の四角い溝は、風防のゴトクの使用時でも凸型パーツを外すだけでピッタリと会うように設計されている。

このプレートは、熱を溜めてムラなく調理できるので炊飯はもちろん、ゆっくり煮込んだり、低温で揚げたりする料理に向いている。

因みに、Iwataniのジュニアコンパクトバーナーにもピッタリ合うことはナイショだ。

注意事項

この商品は直火不可。ガスバーナー専用品。

熱の伝導を手助けする器具なので、直接食材を乗せての調理は不可。

輻射熱を大量に発生させるので強火にかけるのは禁止。中火以下でご使用頂きたい。

使用後も蓄熱性に優れているため３〜５分ほど余熱が続くため、冷却するまで決して素手では触れてはいけない。

また、裏側の溝が掘られている箇所は鋭角になっているので注意。

※長時間中火以上で熱伝導プレートを使用すると、プレートからガスボンベにの熱が伝わり、ガスが膨張し破裂や爆発の恐れがあるので注意が必要。ガスボンベに調理器具から熱が伝わりにくいような対策をお願いします。

味気ないガス缶をオシャレなイメージに激変させるだけではなく、輻射熱から守る観点からもカバーを勧めたい。

真夏の海岸に炎天下に裸で居るよりも、帽子を被り長袖のTシャツを着た方が暑さから身を守ることと同じ原理だからだ。

また低温時には、ボンベ内の液化ガスが気化しにくくなるので、CB缶への保温効果も期待ができるのだ。

購入時に付いてくる付属の袋でも事足りるが、クッション性も無いので不安だ。別途ケースも売られてはいるが、ケースの中でバーナーたちが暴れているような気がする。

暴れさせないためには、バーナー本体を隙間なく優しく包み込むしかない。

ST-310・340はノブを上向きに入れるだけで固定されるので気持ちがいい。

※ST-330はガスホースが上になるように

内容品とサイズ

1,脚のゴトク4本(ナット付き）・チタニウム製

2,専用工具

3,滑り止め用シリコンチューブ4個

4,専用缶ケース

※写真はST-310用だが、他の品番も同じくこの様に専用缶に入れてお届けする

1,パーツ(A)2枚・チタニウム製

2,パーツ(B)2枚・チタニウム製

3,凸型パーツ1個・チタニウム製

4,専用缶ケース

5,布ケース

組み上げた時の大きさ：幅108mm×奥行103mm×高さ33mm 重量 62.5g

缶ケースに入れた時の大きさ：幅110mm×奥行180mm×高さ32mm

布袋に入れた時の大きさ：幅125mm×奥行80mm×高さ12mm

1,パーツ(A)3枚・チタニウム製

2,パーツ(B)2枚・チタニウム製

3,パーツ(C)3枚・チタニウム製

4,専用缶ケース

5,布ケース

組み上げた時の大きさ：幅170mm×奥行150mm×高さ95mm 重量 179g

缶ケースに入れた時の大きさ：幅110mm×奥行180mm×高さ32mm

袋に入れた時の大きさ：幅185mm×奥行110mm×高さ8mm

1,ノブ本体1個・チタニウム製

2,専用六角レンチ

3,専用缶ケース

ST-310・340ノブ本体：幅20mm×高さ30.5mm 重量 22.1g

ST-330ノブ本体：幅18mm×高さ30.5mm 重量 17.7g

1,キャップ本体1個・チタニウム製

2,専用缶ケース

本体：幅30.5mm×高さ19.4mm 重量：30.6g

1,熱伝導プレート本体1枚・アルミニウム製

2,リフター

3,布ケース

本体：幅197mm×奥行197mm×高さ3.7mm 重量 265g

袋に入れた時の大きさ：幅210mm×奥行205mm×高さ10mm

CORDURA FABLIC使用

本体：直径70mm×高さ150mm・ポリエステル製

重量29g

ST-310・340用：幅126mm×奥行80mm×高さ157mm 重量209g

ST-330用：幅126mm×奥行80mm×高さ157mm 重量196g

ST-340とその仲間たち

シェラカップなどはテーブルの横に引っ掛けると有効に使える

ST-330とその仲間たち

アルストとその仲間たち

VARGOの風防がピッタリ！（手前のパーツを外すと開け閉めできる）

今回のMakuakeプロジェクトにてご購入の方には、SPECIAL GIFTとしてTRASH BAGSをもれなく差し上げます。

FULL SETご注文の方には3巻、その他のSETには一巻差し上げます。

※巾着式の便利なゴミ袋（1巻 15枚）

※全ての缶の蓋には、名称がプリントされているので中身が分かるようになっている

リターン

応援購入のしかた

FULL SETを選び機種を選択してください。

HALF SETを選び機種を選択してください。

ACCESSORIES SETを選び機種を選択してください。

※事故や紛失等によるパーツ購入ご希望の方には、後日アフターパーツを用意。（ネジ一本でもアフターフォローの予定）

プロジェクトに関する情報
・プロジェクトの属性：OEM商品
・プロジェクト実行者（国） ：日本
・ 製造者（国） ：中国

ご挨拶

学生時代からよく友達とキャンプに出かけていたあの頃。

すっかり行かなくなってしまったが、５年ほど前に引っ越した先が屋上有りの物件。

あの頃を思い出し、Colemanの一番大きなパーティーシェードを購入、いつでもキャンプ気分に浸れる毎日に満足していた。

気がつけば空前のキャンプブーム、私ももれなく溺れていった。

使っていくうちに道具の使いづらさに気がついた。

幾度となく火傷を負ったが、ストーブの脚にシリコンチューブを付けるのが嫌だった。

美しさが台無しになる様な気がしたのだ。

チタン製のシェラカップで飲むコーヒーは、唇に当たる部分が熱くならない。

そこでチタン製の脚がないのかと探してはみたがやはり無い。

無いなら作ろうという事で早速サンプル作り。これが上手くいき風防のゴトクやチョイ置きテーブルの開発に繋がった。

生産拠点は中国の各都市にまたがったが、良い工場に恵まれ勉強させて貰いながら作品作りに毎日を過ごしている。

第二弾も既に準備しているので少しだけ次回告知を、、、

アウトドアで楽しめるコーヒー関連器具を開発中。

持ち運び便利で手軽に淹れられるスキッターやドリッパー等、全てチタニウム製でサンプルを進めている。その他チョイ置きテーブルの拡張キットやアルスト関連もいろいろと開発しているので期待していてもらいたい。

こちらも完成はもう間近、60日後にまたお会いしましょう！

株式会社イエロー プロジェクトリーダー 水嶋 清人