カラフル

※お色味はあくまでもイメージです。

本製品は布帛製造の際に出る切り落としの部分を再利用した製品です。素材は綿・シルク・ウール等のミックス素材となります。 それらを組み合わせ、1枚ずつ手編みしております。それぞれの糸の特性の違い、結び目、遊び糸などの表情の違いを楽しさとしてご理解頂ければと思います。 異素材ミックスでの編みの為、現状の風合いのままを保つにはお洗濯はなるべく控えて頂きたい商品ですが、 もしお洗濯される場合は必ず手洗いにてお願い致します。(ウール用洗剤にてやさしく押し洗いをお願い致します)

洗うことでの風合いの変化もございますが、「The LEFT OVER」のコンセプトである「再生」の一部とご理解いただければと思います。

こちらのアイテムは男女兼用で、季節を問わず、どんな年齢の方でも、家族全員で使うことが可能です。

例えば、、

他にもバスマット、壁掛け、キッチンマット、犬や猫用のマットなどあなたの生活の中で様々な役割を果たしてくれます。

私たちのプロジェクトはファストファッションなどが取り組む「捨ててしまう服を回収する」のではありません。最近巷でよく見る「いらなくなった服の回収箱」は消費者にとってわかりやすいサスティナビリティということもあり、今では多くの人や企業が取り組む問題になっています。今回のこのTHE LEFT OVER RUGでは生産の背景で生まれるゴミに注目。商品がつくられた後どうするかではなくて、作られる過程で何が問題として起きているのかを意識した結果生まれたアートピースです。

これは直接現地の生産者に会いに行って、現場を目で見て、各地の職人さん・工場の現場へ足を運ぶ私たちPMDブランドだからこその発見。

現在のファッション業界に限らず、多くの業界で分業制が進んだ結果、生産者が抱える問題を同じ作り手という立場で考え、改善に尽力してきた企業は残念ながら少なくなっています。

お客様がどうしたら買ってくれるのか、どうしたらサービスを使ってくれるのか、そういった目先の売り上げに直結することに皆が血眼になった結果、失いつつある生産者への目線。そんな消費者には見えにくい部分、もっと言ってしまうと一般的なアパレルが扱ってこなかった部分をこのプロダクトライン、クラウドファンディングを通して広めていきたいと思っています。

大手アパレル企業は競合他社に勝つために、⑴大量生産を行い、⑵生産コストを下げ、⑶安く物を売る、⑷売れない分は廃棄かセールを行うという生産システムが出来上がりました。

ファッション界の産業廃棄物は年間で約9200万トンにも及び、その数字はファッションへの意欲、心を遠ざけます。（2017年レポートより）

アメリカも日本も衣服リサイクル率はわずか10%台です。その他、水消費量、二酸化炭素排出量、環境以外の就労者問題、過去の未来予測のデータ、どの過程（流通、素材生産、染め、縫製...）で問題が大きいかなど、より掘り下げると更に今のファッション界の現実と問題が浮き彫りになります。

日本33億着、世界3036億着の衣服廃棄量(衣服の1枚の平均重量300gとして)。これは世界人口74億人として、“1人あたり毎年40着以上の服を廃棄している”計算にもなり、生産された服の半分は着用されずに廃棄されてるとまで言われています。

そういった中で、「必要な分だけ生産する」という生産システムを築いていくには、クラウドファンディングを通じた受注生産という在り方は私たちにとってもファッション業界にとっても１つの大きな前進です。

モノづくりをゼロからデザインし直した時に、商品の作り方から届け方、お客様がどう捨てるかまでをデザインし直さないと、また同じ失敗を私たちは繰り返してしまう。今までのプロセスを踏んでいてはまた同じモノが作られ、また同じ人間のアイデンティティが出来上がり、また皆が同じモノを欲しがり、また皆が競争しあい、また皆が同じことで揉める。そういった過ちをもう二度と繰り返さないためにも、私達のブランドPASCAL MARIE DESMARAISはゼロデザインを掲げます。

生産の在り方１つとっても、去年できなかったことが今年できるようになっているなんて日常茶飯事な時代です。それは決してテクノロジーだけではなくて、人の成長にも起因しています。過去に縛られるのではなくて、過去を材料に柔軟性を持って数年先まで見越して動いていくことがデザインの力・デザイナーの役割です。そういった意味で、今回のプロダクトは生産のゼロデザインにフォーカスし、①廃棄物のアップサイクルと②受注生産という形をとることでゼロウエイストな生産を目指しています。

THE LEFT OVERはファッション業界、誰もが手をつけてこなかったモノづくりに挑んでいます。皆が今までお金を出し捨てていた端材を商品に変えること自体が、初めてのことで、生産背景が日本に全くありません。その生産システムを今回のクラウドファンディングで予算を組むことによって整えたいと願っています。

また、これまで私たちは自身のInstagramを中心にPR活動を行ってきたため、デザイナー本人・マリエのをサポートしてくださるファンの方々が顧客の多くを占めています。Makuakeを利用することで、この活動をより多くのリベラルかつ、ライクマインドなみなさまへさらにひろげ、タレントマリエブランドだけではではなく、１つのファッションブランドとして、サスティナブルかつWASTEを出さないといったマインドや、PMDブランドのアイデンティティの可能性をより多くの方々に広げることのできる機会にとても意味あることだと感じています。

我がPMDブランドはより多くの才能・皆とともに作り上げていく未来が、次の未来のCOOLであると信じてデザインし続けます。

今日のワンダーが明日のユージュアルになるように。

今回のクラウドファンディングを通じて皆さまと共にリベラルでライクマインドな未来へ進めていけたら本望です。