焚火やランタン、ロウソク、煙草、
様々な場面で火をつける「その瞬間」を特別なものに。
↑第一弾〔FOG oil-match〕
「火をつける」過程に慣れてしまったベテランの皆様がもう一度、趣(おもむき)や特別感、充実感を感じ、火をつける楽しみを見つけたり、持っているだけで空間の質が上がるような、いつまでも大切な相棒になるアイテムを作りたい思いから誕生した真鍮製オイルマッチ第一弾『FOG oil-match』。
今回はそんな真鍮製オイルマッチの第二弾となる『FOG oil-match Ⅱ』を製作いたしました。
「火をつける」ことに何も感じなくなった、楽しみが減ってしまったと感じる人はいませんか?
現代においてただ火を付けるという行為は、着火バーナーやライターひとつあれば簡単にできます。
しかし簡単であるが故に「ただ火をつけるだけ」という感覚になっていませんか?
真鍮製オイルマッチは、バーナーやライターと比べると火をつけるために手間と時間がかかります。
しかしバーナーやライターでは味わうことのできない、過程で生じる音や火花、着火時のオイルの香りや火との触れ合い等を楽しむことができ、デザイン性にもこだわったアイテムとして開発されました。
使い方はシンプルで、使い捨てマッチと同じようにボディのマグネシウムにスティックの先端を擦ることで火をつけます。
使い捨てのマッチと同じように擦って着火させますが、オイルマッチは仕組みが異なり、マグネシウムに焼入鋼のくぼみを合わせた状態で擦って火花を出し、綿芯に染み込んだオイルに引火させています。そのためマグネシウムや綿芯が消耗して無くならない限り、ライターオイルの補充をすることで繰り返し使用することもできます。
真鍮製オイルマッチは、着火部から握っている指先までの距離が長く、火傷もしづらい構造で、灯油ランタンの着火孔やロウソクなど特定のポイントに対し引火させるのに優れたアイテムです。
今回のプロジェクトでは第一弾のコンセプトを引き継ぎつつ、常に身に着けたくなる、持っているだけで自身の心に火を灯せるようなものというコンセプトを意識し、改良を施した『FOG oil-match Ⅱ』を完成させました。
常に身に着けたいアイテムにするにはデザインもそうですが、まずは機能性の向上、改良が必要であると我々は考えました。
第一弾の『FOG oil-match』で特に多く頂いたご意見は、消耗パーツ(マグネシウム)の販売を早く販売を求める声でした。
この声の裏には、マグネシウムに対しうまく擦ることが出来ず、力を込めすぎてしまいマグネシウムがすぐ削れて無くなってしまったという報告や、届いてから毎日使用しているためすぐにマグネシウムを消耗してしまうという理由がありました。
真鍮製オイルマッチは擦って火を付けるというシンプルな点火方法であるために、個人の技量によって点火の成功率にかなり差が出てしまうのも事実です。
マグネシウム辺に対しうまく擦ることが出来ないと、火をつけることができないまま、マグネシウムのみ消費が加速してしまったり、ボディ部に傷が入ってしまう原因にもなります。
毎日使用する方がいることを考えると少しでも点火失敗率を下げなければ、あっという間にマグネシウムは無くなってしまうことでしょう。
多くの人の点火成功率を上げ、無駄な消耗をできるだけ減らせるような改良を施すために、我々は六角柱型であったボディの見直しから取りかかることとなりました。
我々は第一弾の『FOG oil-match』を制作する際、六角ボディに深めの溝を掘り、そこにマグネシウムを取り付けることで、擦る際に溝がガイドの役割を果たし擦りやすくなる構造を考えていたのですが、六角ボディの寸法や構造上、深い溝を削り出すことが不可能でした。
ガイドとしても機能する深い溝を作るためにはボディの厚みを増やす必要がありましたが、ただ太くするだけでは六角柱のデザイン性の悪化やグリップ力の低下などの問題が発生。
そこで六角柱型のデザインに囚われない新たな形に挑戦する必要があると我々は考えました。思考錯誤した結果、シンプルなデザイン性の維持と機能性を考慮された手に馴染みやすい円柱状にたどり着き、両端にローレット加工を加えることでグリップ力も確保しつつ、深い溝で擦りやすくなった新たなボディが完成しました。
ボディのデザインに合わせオイルキャップのデザインも変更。
スティックは火傷をしにくいよう、先端の着火部から持ち手まで長い構造をそのまま引き継ぎました。
スティックやキャップのネジは同じ形状のため、第一弾の『FOG oil-match』をお持ちの方は入れ替えてカスタムすることも可能です。
第一弾の『FOG oil-match』との統一感を崩さないデザインであることを意識したため、使用していないときにもコレクションとして管理しやすく、身に着けて持ち運んだり、部屋に人目を引くお洒落なインテリアとして配置できるような、シンプルかつ高級感のあるデザインに仕上がっております。
手にした時の重厚さ、真鍮のなめらかな感触、マグネシウムと焼入鋼の摩擦による反応から生まれる火花と音、立ち上る炎のぬくもりとオイルの香りなど、五感で楽しむことができる真鍮製オイルマッチ。
バーナーやライターでは味わえない、オイルマッチならではの高揚感を手に取ってみませんか。
漂うオイルの香りと共に浮かび上がる黄金色の炎。
アウトドアでも日常でも特別な瞬間を灯せる相棒が出来た喜びをご体感ください。
擦っても火がつきにくいときは、オイルキャップにオイルが足りておらず綿芯まで染み込んでいない、または露出している綿芯部が燃焼しきってしまった、ボディ部のマグネシウムが擦り減ってしまったなどの理由が考えられます。
【綿芯にオイルがしみこんでいない場合】
ライターオイルは揮発しやすいため2、3回擦って付かない際は、ボディに刺しなおし、ライターオイルを再び綿芯に染み込ませると火が付きやすくなります。
(うまく火がつけられない方は公式サイトにてポイントをまとめておりますので、こちらをご確認ください。)
それでも火が付かない際はオイルキャップのオイルが減り綿芯まで染み込まなくなってしまっている可能性があるためライターオイルの補充が必要です。
ライターオイルの補充方法はボディからオイルキャップを外して平らな場所に置き、キャップのくぼみから溢れないように少し注ぎます。こぼさないようボディに戻し、少し置くとスティックの先端にある綿芯にライターオイルが染み込むので、再び着火できるようになります。
※ZIPPO(ジッポー)社製純正のオイルを推奨しております。
※オイルキャップではなくスティックを外し、ボディから直接注ぐと、スティックを差し込む際や、着火のためにボディを傾けた際にライターオイルが漏れ出す可能性があるため、火傷や火事になる危険があります。必ず外したオイルキャップに注ぐように願いします。
【綿芯が燃焼してしまった場合】
何回か点火させるとスティック先端の綿芯が燃えて消耗していき、オイルが染み込みにくく引火もしづらくなるため、ライターオイルを補充してもだんだん火が付きにくくなります。
綿芯と焼入鋼は挟んで引っ張ることで外すことができます。
綿芯に挟んである焼入鋼の位置を調整し、スティックへ刺しなおすことで、燃焼していない綿芯を出すことができ、再び点火しやすくなります。
※綿芯には固定がしやすいよう針金が編み込まれています。針金はかなり細く、素手で触ると指を傷つけたり怪我につながるため、長さが余った分は切って調整や、交換時にスティックから引き抜く際、曲げる際はラジオペンチなどを使用するようにしてください。
また綿芯のすべてが燃焼し補充ができなくなった際は、真鍮製オイルマッチ用の新しい綿芯に取り換えるようにしてください。
【ボディのマグネシウムが擦り減ってしまった場合】
ボディに取り付けられているマグネシウムは接着剤(速乾ボンドG17)を使用し接着しております。
マグネシウムを剥がす際は、火傷に注意し、マグネシウム辺りを熱することで、剥がしやすくなります。(FOG公式マグネシウム剥がし方)
ボディを立てた状態でバーナーで軽く熱したりドライヤーなどで温め、ノミなどをマグネシウムにあてた状態で上から叩くとより剝がしやすいです。
接着の際はボディが完全に冷めてから作業に取り掛かるようにしてください。
接着剤は「速乾ボンドG17推奨」を使用するようにしてください。
【FOG oil-matchⅡ1本】
FOG oil-matchⅡ×1【一般販売予定価格9,790円】+送料600円
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先着25名様 35%OFF《最速早割販売価格6,300円》+送料600円
先着55名様 30%OFF《超々早割販売価格6,800円》+送料600円
先着90名様 20%OFF《超早割販売価格7,800円》+送料600円
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【FOG oil-matchⅡ2本セット】
FOG oil-matchⅡ×2【一般販売予定価格19,580円】+送料600円
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【FOG oil-matchⅡ3本セット】
FOG oil-matchⅡ×3【一般販売予定価格29,370円】+送料600円
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【oil-holder】
税込み・送料込み【 1,800円 】
ライターオイル容量:11ml
ライターオイルを少量だけ携帯できるオイルホルダーとなっております。
oil-matchシリーズと統一感のあるデザインで一緒に持ち運びしやすく、日常的に使用する方にお勧めです。
※配送の関係上ライターオイルは補充されておりません。
【oil-holder+専用レザーケースセット】
税込み・送料込み【 5,700円 】
oil-holder×1+oil-holder用レザーケース×1
oil-holder容量:11ml
レザーケースは柄の有無を選択してください(ペイズリーor無地)
oil-match用レザーケースとの統一感を持たせたデザインで一緒に持ち運びしやすく、日常的に使用する方にお勧めです。
※oil-matchⅡは付属しておりません。
【FOG oil-match用 パラフィンケース】
税込み・送料込み【 2,600円 】
カラーバリエーション:カーキ、ブラック、ベージュ
オイルマッチの雰囲気に合うパラフィン生地(蝋引き)生地を使い、ボタンに革ひもを掛けて留める仕様にしました。
長く使って頂くことで、パラフィン生地にオイルマッチの「アタリ」が付きより味わい深く変化していきます。オイルマッチと同様に長く相棒になる製品です。
オイルマッチだけでなく小物ケースとしてもお使いいただけます。
※oil-matchⅡは付属しておりません。
【FOG oil-match用 ペイズリー柄レザーケース】
税込み・送料込み【 8,900円 】
カラーバリエーション:ブラック、キャメルブラウン、レッド
FOG oil-matchⅡはⅠに比べ厚みが増しておりますので、Ⅰ・Ⅱともに入るようレザーケースのサイズを調整したものとなっております。(第一弾のプロジェクトにて販売したものより、ゆとりを持たせたサイズに変更しております。)
※写真はイメージです。オイルマッチ本体は付属しません。
※真鍮製オイルマッチは使用上、必ず1度で点火できる商品ではございません。
上手く火が付けることが出来ない方は、公式サイトに着火時のポイントをまとめておりますので、こちら(着火ポイントまとめ)をご確認ください。
※オイルマッチの炎は大きく勢いが強いので、火傷や火災の原因になりやすいです。オイルマッチを使うときは周囲に燃えやすいものがないことを確認し、炎に近づきすぎないようにご注意ください。
※ライターオイルは補充されておりません。撮影にはZIPPO(ジッポー)社製純正のオイルを使用しております。ご使用の際はライターオイルをご準備ください。
ライターオイル以外のオイルを想定した設計になっておりませんので、ライターオイル以外のご使用はご遠慮ください。〈ZIPPO(ジッポー)社製純正のオイルを推奨しております。〉
※オイルマッチへのライターオイル補充時に、スティックを外しボディーに直接注いでしまうと、スティックを戻したときにオイルがあふれたり、オイルマッチ全体にオイルが付着してしまい、着火時に全体が燃える可能性があります。必ずオイルキャップをボディから外し、オイルキャップにオイル補充をするようにしてください。万が一、オイルが漏れたり付着してしまった場合は、着火前にしっかり拭いて乾かすようにしてください。
※オイル漏れの原因を防ぐために、オイルキャップを外して注いだ後、つけなおす際はしっかり固定されるまで締めなおしてください。
※オイルマッチのオイルは揮発性が高いため、気化したオイルを吸い込むと気分が悪くなることがあります。オイルマッチを使う際は、換気の良い場所で、オイルマッチにあまり顔を近づけないようにしてください。
※使用後は着火スティック先端及び焼入り鋼が熱くなっておりますので、手で触れないようにしてください。
※お子様の手の届かないところで管理するようにしてください。
※火遊びやケガなどをするの危険性があるため、お子様には使用させないようにしてください。
※お子様やペットがおられる家庭でのご使用は、誤飲・誤食にくれぐれもお気を付け下さい。
※真鍮が肌に合わない方は使用をお控え下さい。
※擦って着火する使用上、六角ボディに傷が入りやすいです。
※鋭いものでひっかくなどをすると傷が付く事があります。
※こちらの商品は防水加工ではありません。使用後は汗や皮脂、水により緑色の錆が出てくることがあります。定期的にお手入れをお願いいたします。
※記載されている警告・注意事項や禁止事項を遵守しなかったり、不当な使い方をしますと、本製品を破損したり、周囲の機械などへの破損、人身事故につながる可能があります。この場合の損害等に関しては責任を負いかねます。
※転売目的の購入はお控え下さい。
※一般販売の価格は物価高騰などの理由により変動することがあります。
2025年1月6日 プロジェクト開始
2025年3月6日 プロジェクト終了
2025年9月末 リターン配送予定
1997年福岡に創業したMAVAZI 。2012年にアメリカのワークウェアを中心としたworkpeoplesinn をオープン。アメリカやヨーロッパの旧き良きスタイルを元にした衣類雑貨など伝統技術を受け継いだプライベートブランドのWORKERS BIGDAYなどを展開。
⇩Instagram⇩
WORKPEOPLES INN(@workpeoples_inn)
WORKERS BIGDAY (@workers_bigday)
メーカーである「高品質」「高精度」を目標にものづくりに取り組む貝原バーナー製作所
長年の構想、試作を重ね、ようやくリリースされたのが『ケロシンストーブ M214-B』
「加圧式石油燃焼機器」は、1892年に開発された歴史ある燃焼方式の機器ではありますが、現代の生活には使いづらく一般家庭からもその姿は消え、製造できる職人もわずかとなりました。
しかしその使いづらさや、アンティーク品の様な外観が現代のアウトドアフリークに再認識され、支持を得ています。
『ケロシンストーブ M214-B』は、アウトドアシーンに特化し、設計、製造、組立までを一貫して行うことにより、品質を維持しながら他に無いコンパクト性を実現させました。
火へのこだわりがあるからこそ、使いやすさだけにこだわらない自慢できる着火ギアを作りたい。
FOG oil-matchシリーズは、代表である貝原氏とFOGがその想いを具現化した逸品です。
彼の代表作であるケロシンストーブに使用される多くのパーツと同様に
許容差0.05mmという繊細な作業だからこそ手作りにこだわり、妥協をしません。
そんな貝原氏のものづくりへのこだわりがあるからこそ、今回のプロジェクトは実行をすることができました。
貝原氏によるハンドメイド製作風景
貝原バーナー製作所のケロシンストーブへの着火の様子
■貝原 壮二
1978年福岡県生まれ。幼少期より釣具の製作などに強い興味を持ち、様々な趣味にハンドクラフトを取り入れる。
2016年ケロシンストーブの設計を開始し、翌年試作機である「XM326-A1」を完成させる。
2020年、現行機である「M214-B」の設計に取り掛かり、2021年に一般販売を開始。
⇩Instagram⇩
貝原バーナー製作所(kaibara_burner.manufacturing)
フジメン株式会社 オリジナルブランド「FOG」を展開する福岡の企業
1954年の創業から現在に至るまで、建設資材、テント事業、鉄鋼・ステンレス製品、建築建物、各分野で培ってきた歴史と経験を新しい発想のギアに集約。
コンセプトは「The FOG Lifts.」【霧を晴らす。】
⇩Instagram⇩
FUJIMEN OUTDOOR GEAR(@fog_lifts) | Instagramプロフィール
もちょちょ
2025.01.20
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